現地メディア向け国際協力プレスツアー

「現地メディア向けプレスツアーを行いました(第1回)」
2月24日から25日にかけて、現地メディア向けプレスツアーを実施し、Daily Sun の
新聞記者2名が参加しました。このプレスツアーは、日本の開発協力が現地メディアで取
り上げられる機会を増やすとともに、南アの政府関係者、知識層および南ア国民への情報
発信を強化するためのものです。
プレス一行は、ムプマランガ州を訪れ、数学・科学・技術教育センター(Osizweni Education
& Development Centre)(セクンダ)、小学校(Schoemansdal Combine)(スクマンズダル)、
公立職業訓練校(Ehlanzeni TVET College)(カニャマザネ)における青年海外協力隊および
シニア海外ボランティアの活動視察を行いました。
「数学・科学・技術教育センター(Osizweni Education & Development Centre)
」(ムプマ
ランガ州セクンダ)
当該シニア海外ボランティアが配属先の教育センターにおいて地域の学生を対象に行っ
ている物理の授業を視察しました。同シニア海外ボランティアは、地域の教員への指導技
術指導も行っています。
<物理の授業の様子>
<道具を使った分かりやすい説明>
「小学校(Schoemansdal Combine)
」(ムプマランガ州スクマンズダル)
当該隊員が巡回授業を行っている小学校の内の 1 校を訪れ、グレード4の算数の授業を
視察しました。同隊員は、日本の NGO と連携し、算数セットの普及活動も行っています。
<算数の授業の様子>
<順番に先生に報告>
「公立職業訓練校(Ehlanzeni TVET College, Kanyamazane Campus)
」
(ムプマランガ州カ
ニャマザネ)
当該隊員が配属先の公立の職業訓練校の金属加工学科で行っている実習授業を視察しま
した。同隊員は、技術指導の他、実習場の環境整備も行っています。
<技術指導の様子>
<技術指導の様子>
今回プレスツアーには、大使館員に加え、JICA南ア事務所員が同行し、参加者に各
事業の詳細を説明しました。この結果、参加者からは、
「日本人が地方においてこのような
良い取組みを行っていることを知らなかった。今後日本についての情報をもっと入手した
い」など肯定的な評価をいただきました。ツアー終了後、現地新聞等に本ツアーに関する
報道が掲載されました。
「現地メディア向けプレスツアーを行いました(第2回)」
2月29日から3月1日にかけて、現地メディア向けプレスツアーを実施し、新聞記者 1
名(Daily Sun 紙、Limpopo Mirror 紙、Capricon News 紙など複数のメデイアに記事を書い
ている記者)が参加しました。このプレスツアーは、日本の開発協力が現地メディアで取
り上げられる機会を増やすとともに、南アの政府関係者、知識層および南ア国民への情報
発信を強化するためのものです。
同記者は、リンポポ州を訪れ、公立職業訓練校(Waterberg TVET College, Business Study
Centre)(マフィレレング)
、州立農業センター(Hlanganani Service Centre)
(リブングワ
ニ)における青年海外協力隊員の活動視察を行いました。
「公立職業訓練校(Waterberg TVET College, Business Study Centre)」
(リンポポ州マフィレ
レング)
当該隊員が所属する職業訓練校で行っている数学の授業を視察しました。同隊員は、同
僚教員と協働で工夫を凝らした授業を行っています。
<OHPを活用した授業の様子>
<授業終了後に記念撮影>
「州立農業センター(Hlanganani Service Centre)
」
(リンポポ州リブングワニ)
当該隊員が所属するセンターの他、同隊員が直接指導を行っている農家を視察しました。
同隊員は、帳簿付けや市場への販売方法の改善等を通じた農家の収入向上を支援していま
す。
<記者によるインタビューの様子>
<栽培作物:カラシナの一種>
今回プレスツアーには、大使館員に加え、JICA南ア事務所員が同行し、参加者に各
事業の詳細を説明しました。この結果、参加者からは、
「本ツアーは非常に有意義であった。
これまで、日本人によるこのような取組については全く知らなかった。この機会を捉え、
もっと日本について学んでみたいと感じた。
」など肯定的な評価をいただきました。ツアー
終了後、現地新聞等に本ツアーに関する報道が掲載されました。