湯沢雄勝エリアプロモーション業務委託仕様書 本仕様書は、当該業務に関して基本的事項を提示したものであり、この仕様書に示 すもののほか本事業の目的を達成するために必要と考えられるものについては適宜提 案すること。 1.委託業務名 湯沢雄勝エリアプロモーション業務委託 2.目的 湯 沢 市 、羽 後 町 及 び 東 成 瀬 村( 以 下「 市 町 村 」と い う 。)は 、秋 田 県 の 南 東 部 に 位 置 し 、 湯 沢 雄 勝 広 域 市 町 村 圏 組 合 を 設 立 ( 昭 和 45年 ) し て い る ほ か 、 湯 沢 雄 勝 定 住 自 立 圏 協 定 を 締 結 ( 平 成 23年 ) し 、 産 業 経 済 や 医 療 ・ 福 祉 、 教 育 、 文 化 等 の 面 か ら も 広 域 連 携 し て い る 。 同 圏 域 の 面 積 は 1,225k㎡ で あ り 、 そ の 全 て が 特 別 豪 雪 地 帯 に 指 定 さ れ て い る 。 一 方 、 平 成 2 年 時 点 で 約 8 万 7 千 人 で あ っ た 圏 域 の 人 口 は 平 成 27 年 に は 約 6 万 5 千 人 ま で 減 少 し て お り 、 さ ら に 高 齢 化 率 が 約 35%に 至 っ て い る た め 、 地域経済の縮小が進んでいることから、地域の魅力を向上させ、域外へのPR力を 高めて積極的に移住を促進する必要がある。 当地域では、地方創生加速化交付金を活用した「ようこそミライへ~ゆざわおが ちの住民サービス改革&エリアプロモーション業務~」において、市町村の連携の 下、ICT等の先進的技術を活用した行政サービスの提供を行うことで、人口減少 社会においても高質かつ持続可能な行政の形を実現することとしている。 本業務では、当地域における上記の取り組みを圏域の魅力として発信し、移住・ 定住を促進するためのエリアプロモーションを展開することを目的とする。 3.履行場所及び履行期間 ⑴ 履行場所 湯沢市及び湯沢市指定の場所 ⑵ 履 行 期 間 契 約 締 結 日 か ら 平 成 29年 3 月 31日 ま で 4.組織体制等 ⑴ 本業務は、専門性の高いプロモーションのノウハウが重要となる。また、仕掛 けづくりについては豊富なアイデアが必要となるため、プロモーションの実務経 験を5年以上有する者を3名以上配置すること。ただし、1名を除き兼任を可と する。 ⑵ 主に首都圏及び全国のメディアとの関係構築を目指しているため、首都圏にお いても活動拠点を設けていること。 ⑶ 本業務の効率的運営のため、業務総括責任者を置き、総括責任者を筆頭に指示 命令系統を明確にすること。 ⑷ 適時に連絡が取れるよう、Web会議システムやファイル共有などの通信体制 が取れるようにすること。 5.業務の実効性確保 ⑴ 本業務に関して、市の指示に誠意をもって適正に対応するとともに、業務の円 滑な実施に努めること。 ⑵ 受注者は、市が承認したプロジェクト計画書に基づいて本業務を進めることと し、進捗に応じてその都度必要な情報提供を行うなど、当該業務を適正に執行す ること。 ⑶ 受 注 者 は 、本 業 務 の 実 施 に あ た り 、適 宜 受 注 し た 業 務 で あ る 旨 を 明 示 す る こ と 。 6.業務内容 業務内容は、次のとおりとする。 ⑴ エリアプロモーション戦略策定 ・各地域の魅力の発見と整理 ・各種メデイア掲載確度の向上 ・各種媒体を活用した戦略的な情報発信力の構築 ・マスメディアとの関係構築 ⑵ プロモーション力強化 ・プレスリリース等報道関係者向け資料の整備 ・職員等に対する広報研修、ワークショップ等の実施 ・組織における情報収集体制の構築 ⑶ 上記による広報力向上の成果を披露する機会の創出 ・首都圏等におけるプロモーションの実施 ⑷ 成果物の納入 7.成果物 成果物は、次のとおりとする。 ⑴ 業務実施報告書 ⑵ エリアプロモーション戦略書 ⑶ その他継続的なプロモーションの実施にあたり必要と考えられる資料 ⑷ 上記の報告に係る電子データ 8.電子データの仕様 ⑴ 7‐⑷に記載する電子データの仕様は以下のとおりとする。ただし、事前に市 の承認を得た場合はこの限りでない。 ア Microsoft社 Windows7 SP1上 で 表 示 可 能 な も の と す る 。 イ 使用するアプリケーションソフトについては、以下のとおりとする。 (ア) 文 章 ワ ー プ ロ ソ フ ト Microsoft社 Word( フ ァ イ ル 形 式 は Word2010以 下 ) (イ) 計 算 表 表 計 算 ソ フ ト Microsoft社 Excel( フ ァ イ ル 形 式 は Excel2010以 下 ) (ウ) 画 像 P N G 形 式 又 は J P E G 形 式 ⑵ ⑴による成果物に加え、PDFファイル形式による成果物を作成すること。た だし、素材として使用した画像等については、単独のファイルも併せて作成する こと。 ⑶ 以上の成果物の格納媒体はCD-RまたはDVD-Rとする。なお、業務年度 及び業務名称、受託者名称等を収納ケース及びディスクに必ずラベルにより付記 すること。 9.成果物の帰属 本業務により得られた成果物は、すべて市に帰属するものとし、承認なく他に貸 与、公表又は使用してはならない。 10. 資 料 の 貸 与 市町村は、業務の遂行上必要で提供可能な資料について貸与する。この場合、受 託者は、これらの資料を業務終了後に速やかに返却しなければならない。また、貸 与された資料等は、本業務を除き公表・使用できないものとする。 なお、市町村から提供できない資料については、受託者がその責任をもとにこれ を収集するものとする。 11. 受 託 者 の 遵 守 事 項 受託者は、次の事項を遵守しなければならない。 ⑴ 受託者は、業務の実施にあたって関連する法令等を遵守しなければならない。 ⑵ 受託者は、業務について知り得た情報を第三者に漏えいしてはならない。 ⑶ 受託者は、業務の実施にあたって十分な打ち合わせを行い、その意図や目的を 理解した上で、適切な人員配置を行い進めなければならない。 ⑷ 受託者は、市に対して業務の進捗を定期的に報告しなければならない。 ⑸ 受託者は、業務の実施に関して疑義が生じた場合には、速やかに市と協議し、 指示に従わなければならない。
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