平成28年度 体力・運動能力調査実施要項 1.調査の目的 (1)県内小学校・中学校及び高等学校児童生徒の体力・運動能力の実態を明らかにし、これを基礎資料にし て今後の体育指導、体力づくりの指針とする。 (2)各学校が自校の児童生徒の体力・運動能力の実態を的確に把握し、実態を踏まえた体育・健康に関する 指導の改善に役立てる。 2.調査の方法 全児童・全生徒が全項目を実施することを原則とする。 ・事情により一部の学年・種目のみ実施となる場合でも、各教育事務所より指定された学年以外の児童生徒に ついては、以下の項目を実施すること。 ①50m走 ②ボール投げ 左記2項目は必ず実施し、加えて学校の課題に応じた 2項目 をできる限り 実施すること。(合計4項目を実施すること) ※上記4項目以外の項目は、各学校の必要に応じ、なるべく実施すること。 (1)小学校・中学校 ①調査対象 調査対象校は県内小学校・中学校全校とする。 ・小学校第1学年~第6学年( 6歳~11歳)の男女児童 ・中学校第1学年~第3学年(12歳~14歳)の男女生徒 ②標本指定の手順 各教育事務所: 一定の標本数を確保するため、管内各小学校・中学校の中から、調査人数に見合う学 校・学年を指定する。なお、指定した学校・学年・人数を県スポーツ保健課に報告する。 各 学 校: 体力・運動能力調査を実施し、実施した項目の全てについて調査結果を報告する。 (2)高等学校 ①調 査 対 象: 県立高等学校(全日制)第1学年~第3学年(15歳~17歳)の男女生徒 ②各学校の報告: 体力・運動能力調査を実施し、調査結果を全て報告する。 3.調査実施期間 平成27年5月~7月 4.調査事項 (1)小学校は「新体力テスト実施要項(6歳~11歳対象)」により実施する。 (2)中学校・高等学校は「新体力テスト実施要項(12歳~19歳対象)」により実施する。ただし、持久 走と20mシャトルランについては、どちらかを選択するものとする。 5.実施状況の調査 小学校・中学校・高等学校に対して、8月中旬を目処に「体力・運動能力調査の実施状況調査」を行う。 6.調査後の活用 新体力テストを用いて、各学校の体力の状況を把握分析したうえで、子どもの体力向上のための継続的 なPDCA(計画→実行→評価→改善)サイクルを確立し、体育・健康に関する指導に役立てること。 (1)Plan(計画):前年度の評価結果や意見・要望等を踏まえ、学校における教育課程の編成等に基づく 目標を設定し、体力向上に関する取組み等の実施計画を作成する。 (2)Do(実行):計画を踏まえた教育活動や取組みを実施する。 (3)Check(評価):計画された目標の達成状況や、達成に向けた取組みの状況を把握・整理し、これま での取組みが適切かどうか評価する。 (4)Action(改善):取組みの達成状況についての評価結果を基に、学校における取組み全体について、 修正や変更を行うなど、向上に必要な改善を行う。 7.記録の提出について 山形県体力・運動能力調査システム(Web入力)による。 各学校は9月9日(金)までに入力を完了させること。
© Copyright 2024 ExpyDoc