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○逗子市福祉配食サービス事業実施要綱
平成24年12月1日
逗子市要綱
改正
平成27年4月1日
逗子市福祉給食サービス事業実施要綱(平成3年4月1日施行)の全部を改正する。
(目的)
第1条
この要綱は、低栄養状態の予防・改善のための食事の確保と日常の安否確認に
ついて支援が必要なひとり暮らしの高齢者等に対し、訪問による食事の提供と安否確
認を行うこと(以下「配食サービス」という。)により、自立した在宅生活を支援す
ることを目的とする。
(実施主体)
第2条
この事業の実施主体は、逗子市とする。ただし、事業の実施は、配食サービス
を適切かつ円滑に事業運営ができると認められる民間事業者等(以下「事業者」とい
う。)に委託して行うものとする。
(対象者)
第3条
事業の対象となる者は、市内に居住する者 で心身の状況等により食事の確保が
困難なものとし、近隣に扶養義務者が居住していない、又は、居住していても食事の
提供が受けられない状況にあり、かつ、次の各号に掲げるいずれかの世帯に属するも
のをいう。
(1)
65歳以上の高齢者のみの世帯
(2)
重度の心身障がい者のみの世帯
(3)
重度の心身障がい者と65歳以上の高齢者が同居する世帯
(4)
その他市長が特に必要があると認めた世帯
(事業の実施)
第4条
配食サービスの内容は、次に掲げるものとする。
訪問による栄養バランスの取れた食事の提供
(2)
配食時における安否確認
(3)
関係機関等への連絡その他配食時における緊急時等の対応
(4)
その他必要な連絡調整
2
(1)
市長は、利用者の必要に応じて、1日1回、昼食の配食を行う。ただし、 12月29日
から翌年1月3日までの日は、実施しないことができる。
(アセスメント及びサービスの利用調整)
第5条
事業を利用しようとする者(以 下「申請者」という。)は、居宅介護支援事業
所又は地域包括支援センター(以下「アセスメント実施機関」という。)において、
総合的な状況把握及び評価(以下「アセスメント」という。)並びに介護保険サービ
ス等との利用調整を受けるものとする。
2
アセスメント実施機関は、前項の利用調整の結果を居宅サービス計画、介護予防サ
ービス計画等に反映させるよう努めるものとする。
(平成27年4月1日・一部改正)
(利用の申請等)
第6条
申請者は、アセスメント実施機関に対して、逗子市福祉配食サービス利用者状
況調書(第1号様式。以下 「調書」という。)の作成を依頼するものとする。
2
申請者は、逗子市福祉配食サービス利用申請書(第2号様式。以下「申請書」とい
う。)に、前項の調書を添付し、市長に提出しなければならない。
(決定及び通知)
第7条
市長は、前条第2項の規定による申請を受けたときは、速やかにその内容を審
査し、配食サービスの利用の可否及び利用回数を決定しなければならない。この場合
において、申請書等の内容に疑義があるときは、申請者等に照会し、その内容を確認
するものとする。
2
市長は、前項の規定により、配食サービスの利用の可否を決 定したときは、逗子市
福祉配食サービス利用決定通知書(第3号様式)により申請者に通知するものとする。
3
市長は、前項の規定により、配食サービスの利用を決定したときは、逗子市福祉配
食サービス利用開始通知書(第4号様式)により事業者に通知するものとする。
(利用の変更等)
第8条
配食サービスの利用の決定を受けた者(以下「利用者」という。)は、前条第
1項の規定により決定を受けた内容を変更し、又は、廃止しようとするときは、逗子
市福祉配食サービス利用変更(廃止)申請書(第5号様式)をその変更又は廃止しよ
うとする日の7日前までに市長に提出するものとする。
2
市長は、前項の規定による申請を受けたときは、速やかにその内容を審査した上で
配食サービスの利用の変更又は廃止の決定をし、逗子市福祉配食サービス利用変更(廃
止)決定通知書(第6号様式。以下「変更(廃止)決定通知書」という。)により利
用者及び事業者に通知するものとする。
3
配食サービスの利用の変更又は廃止の決定をするときは、アセスメント実施機関と
連携し、利用者の総合的な状況把握を行うものとする。
(利用の廃止等)
第9条
市長は、利用者が次の各号のいずれかに該当すると きは、事業の利用を廃止す
るものとする。
第3条に掲げる要件に該当しなくなったとき。
(2)
死亡又は市外に転出したとき。
(3)
3月以上継続して利用しなかったとき。
(4)
偽りその他不正の手段により事業の利用の決定を受けたとき。
(5)
その他市長が必要があると認めたとき。
2
(1)
市長は、前項の規定により配食サービスの利用を廃止したときは、変更(廃止)決
定通知書により利用者及び事業者に通知するものとする。
(費用の負担)
第10条
配食サービスに伴う利用者負担の額(以下「負担額」という。)は、調理 費及
び食材料費相当分の一部を負担するものとし、社会経済情勢を考慮して市長が決定す
るものとする。
2
負担額は、配食1回当たり 500円とする。ただし、利用者の属する世帯の構成員全員
が市町村民税が非課税であるときは、 100円を減額する。
3
前項の負担額を決定するに当たっては、当該年度の市町村民税の課税状況により決
定するものとする。ただし、4月から6月までの配食サービス利用分については、前
年度の市町村民税の課税状況によるものとする。
4
配食サービスに伴う利用者負担の方法は、利用者が直接事業者に支払うことにより
行うものとする。
5
市長は、第2項の負担額を変更したときは、変更(廃止)決定通知書により利用者
及び事業者に通知するものとする。
(委任)
第11条
この要綱に定めるもののほか、事業の実施について必要な事項は、市長が別に
定める。
附
則
この要綱は、平成 25年2月1日から施行する。ただし、第5条から第7条までの規定
については、平成 24年12月1日から施行する。
附
則(平成27年4月1日)
この要綱は、平成 27年4月1日から施行する。
第1号様式(第6条関係)
第2号様式(第6条関係)
第3号様式(第7条関係)
第4号様式(第7条関係)
第5号様式(第8条関係)
第6号様式(第8条関係)