1 職務内容書 1. 機関名:公益財団法人核物質管理センター (法人の業務

職務内容書
公益財団法人核物質管理センター
理事(業務執行理事・事業運営部門担当)
【公募対象ポストのミッション、求められる人材のイメージ】
当センターは、原子力の平和利用に貢献するとともに、わが国の核物質管理の円滑な
実施のための中核的役割を担っている。
公募対象の理事は、理事長を補佐し、法人の重要な経営方針の立案に参画し、法人運
営に関する重要事項を審議決定するとともに、事業運営部門の業務を統括する。
また、法人の総括情報管理責任者(CIO)として、法人全体の情報システムを統括す
る役割を担う。
これらの業務について高度な知識・経験を有し、もって、業務の適正な執行の監督、
指導を行い、リスク管理、コンプライアンス強化等組織の内部統制に関する経験及び知
見を活かしつつ、組織全体の適正な運営の任にあたり、法人の総括情報管理責任者
(CIO)として、法人全体の情報セキュリティを統括する能力を有するとともに、事業
運営部門長の業務を執行する能力を有する人材が求められる。
1.
機関名:公益財団法人核物質管理センター
(法人の業務概要)
当センターは、昭和 47 年 4 月に財団法人として設立され(平成 24 年 4 月に公益財団法
人に移行)、原子力の平和利用に貢献することを目的とする。また、原子炉等規制法に基づ
く指定保障措置検査等実施機関及び指定情報処理機関として、国の保障措置の実施におい
て重要な役割を持つ。主な業務内容は以下のとおり。
(1) 核物質管理に関する調査研究及び技術開発
(2) 核物質管理に関する指導、技術者の養成及び広報
(3) 核物質管理に関する内外諸機関との連絡協調及び核物質管理技術に関する国際協力
の推進
(4) 核物質管理に関する情報処理業務
(5) 核物質管理に関する保障措置検査等業務
(6) その他この法人の目的を達成するために必要な事業
2.
ポスト:理事(業務執行理事(事業運営部門担当)) 1ポスト1名
任期は平成 28 年 6 月開催予定の定時評議員会終結後から 2 年後の定時評議員会終結の時
まで
3.
職務内容
理事長を補佐し、法人の重要な経営方針の立案に参画、法人運営に関する重要事項を審
議決定するとともに、円滑な法人運営に努め、原子炉等規制法に基づく指定保障措置検査
等実施機関及び指定情報処理機関としての業務を適確に遂行する。また、事業運営部門を
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統括する部門長を兼ねた責任者として、以下の業務を分掌、統括する。さらに、法人の総
括情報管理責任者(CIO)として、法人全体の情報システムを統括する役割を担う。なお、
任期中に担当業務の変更をする場合がある。
(1) 事業運営に関する業務の統括
職員等の人事、労務・給与、理事会及び評議員会事務、収支予算、決算、資産管理、
契約等に関する業務、核物質管理(保障措置及び核物質防護)に係る調査及び技術開
発、指導及び技術者の養成等に関する業務及び、国際規制物資情報等の整理、計量管
理、国際規制物資情報に係る解析に関する業務の実施について統括管理する。
(2) 情報システムに関する業務の統括
機密情報を取り扱う指定保障措置検査等実施機関及び指定情報処理機関として、情
報の機密性・完全性・可用性を確保すべく、総括情報管理責任者(CIO)は、法人全体
の情報セキュリティに係るリスク管理、情報システムの改善、コンプライアンスの強
化等に関する業務を統括する。
(3) 事業運営部門長の業務
事業運営部門長として、上記(1)に係る業務、その他部門の業務を統括する。
4.
必要な資格・経験等:
(1)
中立性・公平性を担保して業務を遂行でき、理事在任中は周囲の誤解を招くような
利害関係者との接触を慎むことができる人格高潔で高い倫理観を有すること。また、
心身共に健康であること。
(2)
原子炉等規制法に基づく指定保障措置検査等実施機関及び指定情報処理機関であ
る当センターの理事としての職責を果たす熱意と責任感を有すること。また、柔軟な
発想や企画力に富み、優れたリーダーシップと法人運営の実行力を有すること。
(3)
民間企業、公益法人、独立行政法人、大学、国又は地方公共団体等において、総務、
経理、契約分野の実務経験及び上級管理職としての経験を有し、担当業務を行うに足
る能力を有していること。
(4)
事業推進部及び情報管理部の行う業務に関し、適切な指導等を行う知識・能力を備
えていること。
(5)
情報セキュリティに関するリーダーシップと管理・判断能力、総括情報管理責任者
(CIO)として必要な知識と経験を有していること。
(6)
原則として理事(業務執行理事)の在任は、任期満了時に 65 歳未満であることと
する。ただし、65 歳以上となる場合においても、本人の経歴及び業績等を勘案し特に
優れている場合は、応募が認められる。
5.
勤務条件等
(1) 勤務条件

勤務形態:常勤
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
勤務地:東京本部(東京都台東区)

給与:年収 1,300 万円程度(税込)、通勤手当
役員及び評議員の報酬等及び費用に関する規程に基づく(規程改正により変動
の場合あり)

福利厚生:健康保険、厚生年金

危機管理:地震等災害時、情報セキュリティにおけるインシデント事案発生時には、
24 時間体制で勤務、緊急招集の場合あり
(2) 選考方法
役員候補選考委員会により、以下のとおり選考します。
① 選考委員会による一次選考:書類審査(履歴書、職務経歴書、自己アピール文書)
② 選考委員会による二次選考:面接審査
なお、選考委員会による選考の後、評議員会での選任、原子力規制委員会の認可が
必要です。また、理事長及び業務執行理事の選定は、別途理事会の決議が必要です。
(3) 応募書類

履歴書(当センター指定様式)

職務経歴書(当センター指定様式)
履歴書及び職務経歴書には、職務内容書の「必要な資格・経験等」の有無が確認でき
るよう内容を記載のこと。

自己アピール文書(以下について A4 版 2 枚程度で記述)
① 自身の知識・経験、能力・実績等を踏まえ、今回の公募に応募した動機・理由
② 今回応募する職務に関連した提言、抱負
③ 自分自身について、職務に関し優れていると考えられる点 など
6. 欠格事項
①
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第 177 条により準用する同法第 65 条の
規定に抵触する場合。
②
公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律第 6 条第 1 号の規定に抵触す
る場合。
③
核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律(以下、「原子炉等規制法」
という。)の第 61 条の 23 の 5 第 3 号の規定に抵触する場合。
④
理事(業務執行理事)に就任するまでの 2 年間に、当センターが原子力規制委員会
から原子炉等規制法に基づく指定を受けて行う事務・事業の利害関係者(例えば、当セ
ンターが行う保障措置検査の対象機関の役職員)であったという経歴を有する場合。
以上
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