別紙1 迎賓館の施設に係る参観料の徴収に関する内閣府令及び告示(案

別紙1
迎賓館の施設に係る参観料の徴収に関する内閣府令及び告示(案)
に対する意見募集の結果と対応
御意見の概要
回
答
○ 全体に対する御意見
○ 御意見に関する当府の考え方
観光客参観に基本的に反対です。
迎賓館については、魅力ある施設として多くの国民及び外国
人観光客にこれまで以上に広く公開することとしました。また、
このような形で日本の歴史・文化の魅力に接する機会を設けるこ
とは、我が国が目指す「観光立国」の実現にも寄与するものと考
えております。
このため、国賓等の接遇に支障のない範囲で可能な限り公開す
ることとしているものです。
よって、本内閣府令案については、原案のとおりとします。
内閣府令で単に大臣に権限だけを与え、参観料の金額を規定
しないのでは、行政の自由裁量が大きすぎて不透明なので、府
参観料の徴収について、命令及び告示にふさわしい内容を検討
を行い、具体的な参観料の額については、内閣府告示により公示
令本体で参観料を規定するべきである。
することとしたものです。なお、いずれも内閣総理大臣が決定す
るものであり、また、他省庁の事例においても、省令で料金を徴
収することを規定し、その額については告示に規定しておりま
す。
よって、本府令案及び告示案については、原案のとおりとしま
す。
○ 府令案第二条(参観料の徴収)に対する御意見
○ 御意見に関する当府の考え方
拝観料、賛成です。拝観料がメンテナンスやセキュリティに
なるのだったら是非納めたいです。
迎賓館については、迎賓施設として国賓等の接遇に対応するた
めに必要な経費とともに、今回の参観の通年化に対応するために
参観料金を徴収するのは反対です。京都迎賓館は国民の税金
必要な経費を予算措置しております。
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で出来たと伺っています。
迎賓館施設を参観するのに参観料を取るとは如何なものか。
平成28年2月の一般公開に先立ち、特別公開を見学しまし
たが今度の公開は、有料とのことですが、施設管理上致し方な
いと思う。
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このため、参観に対応するために必要な費用については、応益
負担の考えから、参観者から参観料を徴収することとさせていた
だいているものです。
よって、本内閣府令案については、原案のとおりとします。
参観料を徴収する事は、妥当だと思います。
参観料の徴収については、「応益負担の考えから参観者から参
観料を徴収する」とあるが、施設の運営費(整備費も含めて)
は、日本国民の税金で賄われていると思います。応益負担とい
うのであれば、日本国民であれば、運営費を負担しているのだ
から、無料であるべきと思う。すなわち、海外からの参観者に
ついては、参観料の徴収はやむなしと考える。
参観料は徴収してもいいと思います。参観が通年になった場
合、やはり良い状態で保存をするのにもお金はかかるので参観
料を徴収してもいいと思います。
徴収することには賛成。
○ 告示案第一項(参観の対象となる施設)に対する御意見
○ 御意見に関する当府の考え方
対象となるのは赤坂の迎賓館のみに読み取れますが如何でしょ
今回の告示案では、迎賓館の施設のうち東京都港区元赤坂に所
うか。京都の迎賓館はどうなのでしょうか。迎賓館全体を対象
にしているのでしょうか。京都迎賓館は団体(20 人以上)の参観
在する施設を対象としております。
よって、御意見を踏まえ、参観の対象となる施設がより明確に
を認めると、個人の参観が少なくなるように思います。
なるよう、別紙のとおり告示案第一項を修正いたします。
なお、京都迎賓館については、平成 28 年4月上旬から5月下
旬まで試験公開を実施することとしており、その結果も踏まえ、
7月下旬を目途に従来より充実した公開が行えるよう、団体によ
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る参観の取扱いについても検討してまいります。
○ 告示案第二項(参観の認められる年齢)に対する御意見
○ 御意見に関する当府の考え方
年齢制限を設けることを望みます、若年者がいると落ち着い
て参観することが困難になる。
迎賓館については、魅力ある施設として多くの国民及び外国人
年齢制限はつけるべきかと思います。小学生は不可、中学生
観光客にこれまで以上に広く公開することとしました。
また、日本の歴史・文化の魅力に接する機会を設けることは、
以上がいいと思います。家族連れなどで参観されても興味のな
い子供は大はしゃぎして走りまわったり、大声で話したり、あ
我が国が目指す「観光立国」の実現に寄与するものと考えており
ます。
ちこち触って傷をつけてしまう場合もあるし、それで周りの他
の参観者が嫌な思いをする場合もあるので小学生は不可にして
さらに、2月の試験公開の結果も踏まえ、本館及び主庭につい
ては、参観者の年齢制限は設けないこととしておりますが、和風
ほしいです。
別館については施設管理の必要性の観点から、参観の認められる
年齢を12歳以上(小学生及びこれに相当する者を除く。)とし
ております。
なお、参観時には、職員による巡回や警衛官等の配置により、
参観者に快適に参観していただけるよう、環境を整えてまいりま
す。
よって、本告示案については、原案のとおりとします。
○ 告示案第三項(参観料の額)に対する御意見
徴収金額は妥当と考えます。
○ 御意見に関する当府の考え方
参観料については、告示案第3項第3号に該当する方(身体障
害者手帳、療育手帳又は精神障害者保健福祉手帳を提示した場
拝観を許可していくのであれば、拝観料は高くとるべきで
す。最低 5000 円は取るべきでしょう。それでも安いのではない 合、本人及びその付添人(付添人が2人以上あるときは、1人に
かと思います。一人 2 万 5000 円、4 人から、といった縛りで、 限る。))は免除することとしております。
拝観人数を制限する形が望ましいと考えます。
金額的には絵画展などと同じくらいの 1000 円~1500 円くら
いが希望で、関西在住の人以外、外国人の方が来られても負担
が少ないと思うのでこれくらいの金額がいいかと思います。
また、団体料金については、今回、魅力のある施設として多く
の国民及び外国人観光客にこれまで以上に広く迎賓館を公開し、
日本の歴史・文化の魅力に接する機会を設けることは、我が国が
目指す「観光立国」の実現に寄与するものと考えていることか
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金額を大学生以上 500 円程度にすべきである。
今回の徴収金額は適正かと思います。一定程度の基準がない
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ら、国内において参観料を徴収している主な国宝の例等も勘案
し、本告示案のとおり定めることとしたものです。
よって、本告示案については、原案のとおりとします。
と、セキュリティ上の問題が発生するため、金額もこれ位が妥
当と思います。
割引制度は設けたほうが良いのではないか、外国の見学者
参観料の額については、参観の実施に必要な経費、試験公開時
ばかりではないので、日本国内の人には、例 障がい者割引・
高齢者割引など団体割引は適用しないなど。なぜならば前回の
に行った参観者アンケート結果及び国内において参観料を徴収し
ている主な国宝の例等を総合的に勘案した結果、本告示案のとお
特別公開の時の前庭見学者のマナーの悪さには、職員も手をや
いていたので、団体割引は必要なしでよい。
り定めることとしたものです。
よって、本告示案については、原案のとおりとします。
なお、参観者の定員について、本館、主庭及び和風別館におい
ては、試験公開時の参観時の混雑状況及び施設の維持管理の観点
を踏まえ、一定の制限を設けることとし、前庭については、試験
公開時において一定の制限を設けることなく円滑な実施ができた
ため、参観者の定員を定めないこととしております。
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