まちのうごき ス ポーツ活動で功績 ! をカタチに滑川の未来を考える ホ タルイカの豊漁を願い 子 どもの成長を見守って 左から河合利夫さん、小田島唯さん、髙橋昭夫さん 富山県では、スポーツの普及・振興に尽力した方やス ポーツの活動で優れた成績を収めた方に、元気とやまス ポーツ賞を、そのなかでも、優れた功績があった方に元 気とやまスポーツ大賞を授与しています。2月 17 日に 同賞の授与式が富山県庁で行われ、市内からは、滑川市 レスリング協会(会長 河合利夫さん)が団体として大賞 を受賞。滑川市少年野球連絡協議会の会長を務める髙橋 昭夫さんがスポーツ指導者として、滑川市空手道協会に 所属する小田島唯さんがスポーツ活動者としてスポーツ 賞を受賞され、その喜びを市長に報告しました。 健 康寿命の延伸に向けて 市民の健康寿命延伸を図るため、滑川市国民健康保険 の事業主である滑川市と協会けんぽの事業主である全国 健康保険協会富山支部との間で「健康づくり包括協定」 を2月 23 日に締結しました。この協定は市民の約2割が 加入する国民健康保険と約3. 5割が加入する協会けんぽ の事業主が連携することで、市民の健康に関する課題を より明確にし、健康診査の受診率向上を目指すとともに、 健康増進に向けた共同事業や啓発活動を実施していくこ とで、病気の早期発見・早期治療などにつなげようとい うものです。 27 広報 なめりかわ 1月 16 日から 31 日にかけて行われたN + D=!プロ ジェクトの第一弾、夢の種まき。滑川にあったらいいな と思うものを書いていくもので、16 日間で 266 の夢の 種が蒔かれました。この種に新芽を息吹かせるため、2 月 21 日に、パノラマレストラン光彩でワークショップが 開催されました。市内外から集まった参加者らは、市民 が集まる中央公園、東福寺野自然公園にオンリーワンの 場所を作る、滑川の新しいギフトを作るという3つのテ ーマについて、当日講演を行ったデザイナーや建築家ら とアイデアを出しあい、滑川の活性化を考えました。 国 道8号滑川区間の四車線化を祝い 国道8号滑川区間の四車線化完成記念碑が大掛地内に 建てられ、その除幕式が2月 25 日に行われました。 式典には地元関係者や国土交通省富山河川国道事務所 長・松井健一さん、澤谷県議会議員、滑川市議会議員な ど関係者約 50 人が参加し、四車線化の完成を祝いました。 式典の冒頭、上田市長が「四車線化の完成は市民が長く 待ち望んでいたこと。ヒトやモノの流れが活発になるこ とで、市民一人ひとりの生活が豊かになればと思う」と 挨拶。その後、来賓から祝辞が述べられ、完成した記念 碑の除幕が行われました。 富山湾に春の訪れを告げるホタルイカ漁。毎年3月1 日が解禁日となっていますが、今年は荒天のため、漁を 行うことができませんでした。日付が変わって2日未明、 天候も昨日よりも安定したことから、大船3隻、小船3 隻の漁船が沖合の定置網に向け出発しました。この日が ホタルイカ漁の初日となることから、漁師らは、漁の安 全と豊漁を祈って事前に用意していた清めの酒を海に奉 納しました。沖合に設置された5つの定置網から漁船が 漁港に帰港。合わせて 84 キログラムのホタルイカが水揚 げされました。 幻 想的な光となって 日を追うごとに温かさが増し、木々の新芽や花の蕾が膨 らんでいく様子は春の訪れを感じます。春の訪れは、富山 湾も例外ではなく、海水温の上昇とともに、魚の稚魚が元 気に泳いでいます。それらの魚の様子を楽しもうと、富山 市のダイビングショップ主催によるナイトダイビングのイ ベントが3月 18 日から 20 日にかけて滑川漁港そばの海 岸で行われました。このイベントは、水中用ライト 20 ~ 30 基を海底に設置し、光に集まる魚の様子を楽しむもの で、海底から照らされた光は海面をエメラルドグリーンに 染め上げ、幻想的な様子を醸し出していました。 3月3日から6日にかけて、瀬羽町にある旧宮崎酒造 でNPO法人 滑川宿・まちなみ保存と活用の会によるひ な祭り行事が行われました。ひな祭りは、女子のすこや かな成長を祈る節句の年中行事で、旧宮崎酒造では、市 内外の家庭で子どもの成長を見守ってきた大正時代から 現代にかけて作られたひな壇 14 基が屋内を艶やかに彩り ました。5日には人形劇や琴の演奏が行われ、多くの人 が来場しました。会場を訪れた人たちは時代によって表 情の異なるひな人形を愛でながら、春の風情豊かな行事 を楽しんでいました。 感 動を呼ぶ海上観光 毎年全国から多くの人を呼ぶほたるいか海上観光。今 年は観光遊覧船を刷新し、3月 20 日から5月8日までの 50 日間と、例年よりも長い期間で行われます。観光初日 から2日間、天候不良のため欠航となりましたが、22 日 は出航の運びとなりました。午前3時に遊覧船が漁港を 出港し、定置網に着くと、観光客らはホタルイカ漁の様 子を見学しました。漁師が手繰り寄せる網の底が海面に 近づくと、漁船の明かりが消され、暗闇のなか青白く輝 くホタルイカが多くの観光客に感動をもたらしました。 広報 なめりかわ 26
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