平成 28 年度 裾野市第 4 次総合計画後期基本計画策定支援業務 仕様書

(別紙 1)
平成 28 年度 裾野市第 4 次総合計画後期基本計画策定支援業務
仕様書
1.
委託業務名
平成 28 年度 裾野市第 4 次総合計画後期基本計画策定支援業務
2.
委託業務の目的
平成 23 年 4 月からスタートした「第 4 次裾野市総合計画」は、平成 32 年度までの
10 年間を計画期間としている。当市はリーマンショックの影響を受けた税収減、立地企
業の一部機能の市外への移転といった、急激な経済・社会情勢の変化を経験した。そこ
で、平成 24 年度以降、毎年度予算に一定額の予算を将来投資事業枠として確保し、少
子化対策と定住促進の取組みを核に、将来を見据えた行政運営を継続してきた。
国が、平成 26 年 12 月に「まち・ひと・しごと創生長期ビジョン」「まち・ひと・しごと創生
総合戦略」を閣議決定したことを受け、当市はこれまでの少子化対策と定住促進の取組
みを一層推進することを盛込んだ「裾野市人口ビジョン」「裾野市まち・ひと・しごと創生
総合戦略」を、平成 27 年 10 月に策定した。
当事業は、市が行う「第 4 次裾野市総合計画後期基本計画(以下、「後期基本計画」)」
の策定作業に関し、市民意識調査の実施、市民との対話の機会づくりへの提案・支援
等の、技術的な支援を行うものである。
基本計画の計画期間は、前期基本計画が平成 23 年度から平成 27 年度まで、後期
基本計画が平成 28 年度から平成 32 年度までである。後期基本計画は、平成 28 年 12
月の策定を予定している。
【参考】第 4 次裾野市総合計画
http://www.city.susono.shizuoka.jp/ma/plan/dai4sougoukeikaku.php
裾野市まち・ひと・しごと創生
http://www.city.susono.shizuoka.jp/ma/creation/machi-hito-sigotosousei.php
3.
委託業務の概要
(1) 市民意識に係る基礎調査・考察(平成 28 年度市民意識調査の実施)
市民を対象にアンケート調査を実施し、その結果について分析、考察を行う。調
査は、後期基本計画の計画期間(平成 28 年度から平成 32 年度)の間、継続して
行うことを想定しており、施策への満足度、定住意向、出産への希望などを継続的
に調査する内容で実施する。具体的な調査内容(設問設定)は、市と受託者との協
議により決定する。
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(実施要領)
○ 市内の 20 歳以上の男女 1,000 人を対象とした、市施策全般の満足度や今後
のまちづくりに求めるもの等のアンケート調査
○ 対象は、市内地区別、年齢別等の層化抽出法により、市が抽出する。
○ 調査は調査票を郵送配布し、回答は郵送による回答、インターネットでのオン
ライン回答の選択性とする。
○ 調査票の発送にあたり、調査対象者の住所・氏名を印字した宛名タックシー
ルを市が用意する。
○ 調査票、発送用の封筒、返信用封筒の作成、印刷に要する費用は委託費に
含む。
○ 実査期間中に督促はがきを 1 回送付する。督促はがきの作成、印刷に要する
費用は委託費に含む。
○ 調査票の返送先は裾野市役所とし、企画政策課が回収した後、受託者に引き
渡す。
○ 発送(督促含む)と回収に要する費用(郵送費含む)は、委託費に含む。
○ オンライン回答用のウェブサイトは、市の既存のシステムを活用する。作成、
管理は市が行い、回答内容は CSV 形式で受託者に提供する(オンライン回
答は初採用のため、郵送回答・オンライン回答の比率を想定するデータはな
い)。
【参考】統計情報 / 市民意識調査 http://www.city.susono.shizuoka.jp/ma/si/
(2) 市民など地域づくりの当事者及びその関係者(以下、「ステークホルダー」)の対話
の機会の運営支援
市は、まちづくり全般、施策単位など、テーマ・問いを設定した、多様なステーク
ホルダーの対話の機会を企画・運営する。実施にあたって、内容や手法の提案、
当日の会議運営の支援、記録作成を行う。
市は、受託者の企画提案を基に、実施内容を決定、参加者の募集・招待、運営
に必要な筆記用具、付箋等の消耗品の準備、当日の運営を行う。
(3) 総合計画審議会の記録作成
市が開催する総合計画審議会の記録作成を行う。1 回につき 2 時間程度の会
議を 4 回開催予定。会場は市内。会議の録音は市が行い、音声データを提供する。
(4) 市の方向性に係る考察・提案
(1)~(3)を踏まえて市がとりまとめる後期基本計画の施策体系に対し、当市の
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特徴を踏まえ、他地域との事例の比較や、今後の経済・社会情勢など外部環境の
変化を見据え、弱みを克服して強みに変える施策の方向性について、短期的(平
成 32 年度目処)、中長期的(2060 年目処)にとりまとめて報告する。市は報告を
踏まえ、施策の方向性として後期基本計画に盛り込むことを検討する。
4.
業務スケジュール(想定)
時期
内容
平成 28 年 6 月上旬
 委託業務契約締結、業務着手
6 月上旬
 (1):設問調整、実査(~7 月)
 (2):企画、実施に向けた準備、実施(~9 月)
7 月中旬
 (3):第 1 回総合計画審議会開催(諮問、課題の整理)
7 月下旬
 (1):結果のとりまとめ
8 月下旬
 (3):第 2 回総合計画審議会開催(計画骨子案の協議)
10 月上旬
 (2)(4):とりまとめ、報告
10 月下旬
 (3):第 3 回総合計画審議会開催(計画案の協議、答申)
平成 29 年 2 月下旬
3月
5.
 (3):第 4 回総合計画審議会開催
 (1)~(4):報告書のとりまとめ
提出書類
(1) 業務の着手時に提出する書類
業務着手届、業務委託実施計画表、課税事業者届出書、業務代理人等通知書、
経歴書 各 1 部
(2) 業務の完了時に提出する書類
業務完了報告書 1 部
【参考】「業務委託契約書類」
http://www.city.susono.shizuoka.jp/biz/bid/nyusatuzyoho3.php
6.
成果物
(1) 受託者は、次の成果物を納品すること。
①
報告書(A4 版) 15 部
②
報告書電子データ 一式(電子データの形式や納品方法は別途協議)
(2) 業務の瑕疵
受託者は、業務完了後において明らかに受託者の責に伴う業務の瑕疵が発見
された場合、ただちに当該業務の修正を行うこと。
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7.
成果物等の納期及び納入場所
受託者は業務完了時に、あらかじめ成果物について、企画政策課の審査を受けなけ
ればならない。業務の審査に合格後、当仕様書に定める成果物等一式を納品し、裾野
市企画部の検査をもって業務の完了とする。
(1) 納入期限
平成 29 年 3 月 31 日
(2) 納入場所
裾野市企画部企画政策課 担当:服部、山下
〒410-1192 静岡県裾野市佐野 1059 番地
電話:055-995-1804 FAX:055-995-1861
電子メール:[email protected]
8.
その他
(1) 受託者は、業務着手前に作業方針を提示し、当市の承諾を得ること。
(2) 著作権をはじめ、当業務の成果品における一切の権利は、市に帰属する。
(3) 受託者は、業務の遂行に際し文献その他の資料を引用した場合には、その出所を
報告書に明記すること。また、図表やデータ、画像等の著作権・使用権等の権利に
ついては、受託者において、使用許可等を得ること。なお、これらを怠ったことによ
り著作権等の権利を侵害したときは、受託者は、その一切の責任を負うものとする。
(4) 市が有している資料の提供については、市は協力する。なお、受託者は、本業務
の遂行に当たり知り得た情報を市の許可無く他に漏らしてはならない(契約終了後
も同様とする)。
(5) この仕様書に定めのない事項及びこの仕様書について疑義が生じた場合は、別
途協議するものとする。
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