九州大学総合研究博物館 メディア研究室 テクニカルスタッフ・学術研究員 公募情報 2016年4月27日 九州大学総合研究博物館では、様々なデジタルメディア技術をミュージアムに活用する研究を行っています。 この研究プロジェクトを遂行するため、スタッフ(テクニカルスタッフまたは学術研究員)を募集します。 このスタッフは、ミュージアムにおいて新しい種類のメディアを活用する際の、契約書や内規等の確認・作 成業務や関係先との連絡調整などを行うと共に、効率的な業務プロセスの構築を行います。 例えば、ミュージアムの収蔵品を用いた作品を制作する際に、プリプロダクション・ポストプロダクショ ンで必要な諸手続きなどの業務をサポートします。また、革新的技術の登場によって随時変化していく法令 等を確認し、それに対応した館内規定の策定や、現場の制作プロセスとのすり合わせを行います。また博物 館のコンテンツマネジメントに関する実践研究報告を博物館の研究者らとともに行います。その他、日常的 に発生するデジタルコンテンツのライセンスの確認・交渉・契約など、ミュージアムの国際的なコンテンツ マネジメント業務を行います。 法務やリサーチアドミニストレーションの専門性・実務経験があり、デザイン・アートや新技術を用いた クリエイティブな活動に理解があり、さらにミュージアムの企画に必要なコミュニケーション力を持ち合わ せた志願者からの応募をお待ちしております。 内容: インタラクティブミュージアムプロジェクト(*1)のコンテンツマネジメントを行う。 また、博物館開示における様々な実践研究及び研究補佐業務を行う。 募集人数: 1名程度(適任者が居ない場合、採用を行わない事があります。) 要件: 次のいずれかのスキルや経験を持つもの。 a) 法務の専門性を持ち、コンテンツ管理・ライセンス業務などの実務経験のあるもの。 b) デザイン・ITの専門性を持ち、リサーチアドミニストレータや技術移転などの高度な 実務経験を持つもの。 資格: テクニカルスタッフ:学士以上の学位を持つこと。修士以上の学位を持つとなお良し。 学術研究員:博士の学位を有するか、修士の学位を持ち顕著な業績・経験があること。 *いずれも専門職学位を含みます。上記を目安としますが、資格等によって考慮します。 *日本語がネイティブレベルであること。 *英語(TOEIC750以上)ができるとなお良し。 勤務場所: 812-8581 福岡市東区箱崎6101 九州大学総合研究博物館 内 (稀に、他キャンパスでの業務や、国内・海外出張が発生する可能性があります。) 職位: 有期契約職員(テクニカルスタッフもしくは学術研究員) 採用者の資格・経験・勤務形態に応じて、テクニカルスタッフもしくは学術研究員の いずれかを決定します。 条件: 給与は、採用者の資格・経験を考慮し、九州大学規定により決定します。 テクニカルスタッフの場合は、1日 7時間45分 週5日勤務 週休2日制とします。 学術研究員の場合は、上記を目安とした裁量労働制とします。 労災適用、社会保険等加入。交通費等諸手当なし、賞与なし。 参考:https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/university/information/rule/rulebook/pdf_list/2 任期: 採用決定後直ちに勤務開始が可能(2016年7月頃開始予定)であること。 期間は、2017年3月31日までとする。 募集締切: 2016年5月20日(金)必着 先着のものから順次選考を開始し、決定次第締め切る場合があります。 問合せ先: 九州大学総合研究博物館 開示研究系 助教 松本 隆史 email:[email protected] 092-642-4175 *ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 必要書類: 下記の書類を、email添付もしくは郵送にてご送付下さい。 1、履歴書・写真貼付・emailアドレス記載(書式自由 日本語・英語可) 2、過去の業務・研究・作品に関する資料(書式自由 日本語・英語可) 例)職務経歴書・論文・記事・作品ポートフォリオなど (前職の守秘事項は含めないように願います) 3、この業務に対する抱負、又は、研究計画書 (書式自由 A4 または USレターサイズ 二枚以内) 書類提出先: 郵送:812-8581 福岡市東区箱崎6101九州大学総合研究博物館事務室 email:offi[email protected] 電話:092-642-4252 *郵送の場合:封筒に「スタッフ応募書類在中」と朱書きすること。 *提出された書類は原則として返却しません。 その他: 後日、面接(電話・Skype等含む)や、追加書類の提出を求めることがあります。 面接のための交通費等は支給しません。 確実に連絡のとれるemailアドレスを履歴書にご記載ください。 メディア研究室について 箱崎キャンパス旧工学部本館の研究室・工作室で、メディアデザインを専門とする松本隆史助教と数名の スタッフ(学生スタッフ含む)で、メディアの技術とデザインの手法を使い、大学博物館に存在する様々な コンテンツと情報を相互に関連付け公開する作業を行っています(*1)。扱う研究・業務は、収蔵品3D データの生成と管理、博物館広報誌の編集・出版、ドローンによる遺跡の撮影、収蔵品の撮影と写真共有、 戦前の備品台帳のデジタルデータ化、工業製品や近代建築のデザイン史研究など多岐に渡ります。 The Kyushu University Museum 3D Data Collection http://museum.kyushu-u.ac.jp/3d/ The Kyushu University Museum News http://museum.kyushu-u.ac.jp/publications/museumnews.html Flickr Photo Albums https://www.flickr.com/photos/kyudaimuseum/albums
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