過去10年間(平成18年~27年)の事故統計 1.整備機器別の事故件数 220 211 200 180 160 件 数 140 120 100 80 60 40 20 53 42 18 10 4 0 1 4 3 2 2.リフトの事故 2-1. 事故件数及び人身事故件数の推移 事故 うち人身事故(負傷) うち人身事故(死亡) 30 30 28 25 25 25 21 20 件 数 18 19 18 15 15 12 9 10 7 6 5 4 5 2 5 5 5 3 2 1 0 1 1 1 0 0 0 1 0 (2) 事故原因 18年 19年 20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 2-2. 事故原因の推移 取扱不良 点検不履行 リフト不良 設置不良 20 18 19 17 16 16 15 14 13 11 9 13 11 11 9 9 8 8 7 7 6 6 6 4 4 3 2 2 0 15 12 12 件 10 数 その他 1 000 18年 1 00 19年 3 2 2 1 0 20年 21年 1 00 00 22年 23年 ※1件の事故に複数の原因がある場合は、重複して計上した。 2 0 0 24年 1 111 1 0 0 25年 26年 27年 00 2-3. リフトの事故の傾向 リフトの事故は、他の整備機器の事故と比較して件数が多く発生しており、死亡事故など大きな 事故に繋がるケースが見られます。事故原因としては、取扱不良と点検不履行によるものが多い 状況にあります。 2-4.リフトの事故を防止するために 取扱不良と点検不履行による事故が多いことから、正しい使い方の啓発、リフトの日常点検及び 点検資格者による定期点検と整備により事故防止対策を推進していくことが必要です。 【参考】点検資格者による点検実施台数の推移 25,000 20,162 20,000 18,789 18,626 26年度 27年度 16,744 点 15,000 検 実 施 10,000 台 数 5,000 13,325 9,610 4,563 0 21年度 22年度 23年度 24年度 3 25年度 3.門型洗車機の事故 3-1.事故件数及び人身事故件数の推移 事故 うち人身事故(負傷) うち人身事故(死亡) 15 13 12 10 件 数 7 7 7 5 3 2 2 1 1 00 00 000 000 00 0 18年 19年 20年 21年 22年 23年 0 00 00 00 25年 26年 27年 0 24年 3-2.門型洗車機の事故の傾向 門型洗車機を設置する整備工場が増えており、それに伴い事故件数も増加しています。事故原 因としては、車種・形状等の選択ミスと点検不履行によるものが多く発生しています。 4 4.タイヤチェンジャー 4-1.事故件数及び人身事故件数の推移 事故 うち人身事故(負傷) 15 件 数 10 5 5 3 2 2 1 1 1 1 3 1 0 0 0 0 1 2 1 1 1 26年 27年 0 0 18年 19年 20年 21年 22年 23年 24年 25年 4-2.タイヤチェンジャーの事故の傾向 タイヤチェンジャーによる事故は、取り扱い方法の誤りにより指を負傷するなどの事故が多く発生 しています。 5 5.塗装ブース 5-1.事故件数及び人身事故件数の推移 事故 うち人身事故(負傷) 15 件 数 10 5 3 3 1 0 0 0 0 0 0 0 0 18年 19年 20年 21年 22年 1 0 0 23年 1 1 0 0 0 0 24年 25年 26年 27年 0 5-2.塗装ブースの事故の傾向 塗装ブースによる事故は、堆積したミストやフィルターへの引火による火災が多く発生しています。 6.事故を防止するために 各機器とも、正しい使い方の啓発と点検により事故防止対策を推進していくことが必要です。 6
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