平成28年度給食指導計画

平成28年度給食指導計画
1.指導目標
①
②
③
④
日常生活における食事について、正しい理解と望ましい習慣を養う。
学校生活を豊かにし、明るい社会性を養う。
栄養の知識及び健康との関係を理解できるようにする。
食料の生産から消費までに関わる人や、食べ物について理解し、感謝の気持ちを持つように
する。
⑤ 栄養価豊かな食事をし、健康な体を作ることができるようにする。
2.ねらい
①安全で衛生的な望ましい食生活の習慣形成に努める。
・ 手洗い指導の徹底、清潔な身なり。
・ 給食環境への衛生的配慮、給食時の衛生的運営。
②楽しい給食時間を通して、豊かな心情と好ましい人間関係を作る。
・ 配膳時の協力、環境の整備、グループでの会食、教師のグループ訪問。
・ 給食を取りに行ったとき、返しに行ったときのあいさつ。
③健康的な身体の育成に努め、偏食をなくすように努める。
・ 家庭への献立表配付。正しい食生活、栄養に関する理解を深める。
3.学校給食の位置づけ
特別活動
児童会活動
学級や学校生活の充実と向上に関すること
各教科
学級活動
日常生活や学習への適応及び健康や安全に
関すること。
道徳
学校行事
総合学習
食に関する指導
4.努力事項
①手際よく配膳や後片付けができる。
②決められた時間内に食べることができる。
③食事マナーを守ることができる。
④明るく清潔な雰囲気で会食することができる。
平成28年度
月
給食指導
年間目標
給食目標
栄養目標
4月
5月
準備や後かたづけの仕方を覚えよう
給食のマナーを身につけよう
6月
衛生に気をつけよう
7月
8、9
月
10 月
11 月
12 月
1月
2月
3月
夏の食事について考えよう
給食をすすんで食べよう
食べ物の働きを知ろう
健康な「歯」や「骨」を作る食品を、すすんで食
べよう
暑さに負けない食事について考えよう
じょうぶな体を作ろう
体を作る食べ物について知ろう
季節の食べ物について知ろう
すすんで仕事をしよう
冬の食事について考えよう
給食について知ろう
自分の健康を守ろう
給食の反省をしよう
野菜をすすんで食べよう
米・魚・大豆をもっと食べよう
牛乳を飲もう
風邪と食生活について考えよう
塩・砂糖・油のとりすぎに注意しよう
一年間を振り返り、食生活について見直そう
給食指導学年別目標
第1学年
・給食の基本的な仕方を身に付けることができる。
・みんなと仲良く楽しく食べることができる。
・好き嫌いをしなしで、何でも食べるようにする。
第2学年
・正しい食事の作法を身に付けることができる。
・みんなで協力して準備し、静かに食べることができる。
・好き嫌いしないで、何でも食べることができる。
第3学年
・友達に迷惑をかけないように、静かに楽しく食事をすることができる。
・食品の働きを知り、何でも食べることによって、丈夫な体になることを理解することができる。
第4学年
・食事が楽しくできる場を工夫し、良い食事の仕方を身に付けることができる。
・当番活動や係活動がうまくできるように、考えて実行する。
・栄養を考えて、何でも食べることが強い体を作ることを理解することができる。
第5学年
・配膳の仕方を能率的・衛生的に工夫することができる。
・静かに楽しく、話題に気を付けて食事をすることができる。
・栄養を考えて、何でも食べることが体によいことを理解することができる。
第6学年
・学校生活を豊かにするために、給食が楽しくできる場を積極的に工夫できる。
・食品の組み合わせや選択ができるようにし、合理的な食生活に関心を持つことができる。
平成28年度
月
4月
5月
6月
7月
8、9
月
10
月
11 月
12
月
1月
年間指導計画
具体目標
低学年
中学年
高学年
・食器の置き方を覚えよう
・当番の仕事を覚えよう
・当番の仕事をしっかりしよう ・当番の仕事をきちんとしよう
・食事の前に手をきれいに洗お
・食事の準備や後かたづけが早 ・楽しく食事ができるように工
う
くできるよう力を合わせよ
夫しよう
・食器の置き方を覚えよう
う
・音をたてないで食べ、食事が
・みんなと同じ速さで食べよう
・かわるがわる食べよう
そろって終わるようにしよ
・食べ物を口に入れたまま、し
・よい姿勢で食べよう
う
ゃべらないようにしよう
・食器を持って食べよう
・話題を考えて楽しく食べよう
・食器を持って食べよう
・食器を持って食べよう
・教室をきれいにしよう
・教室をきれいにしよう
・教室をきれいにしよう
・手を清潔にしよう
・手を清潔にしよう
・手を清潔にしよう
・正しい身なりで、食事の準備 ・正しい身なりで、食事の準備 ・正しい身なりで、食事の準備
をしよう
をしよう
をしよう
・偏食によっておこるいろいろ
・きらいなものでも、少しずつ ・きらいな物でもがんばって食
な病気について、考えよう
食べてみよう
べよう
・きらいな物でも、食べる努力
をしよう
・食事の時間の過ごし方につい
・食事の後は静かに過ごそう
・みんなで楽しく食べよう
て話し合おう
・落ち着いてよくかんで食べよ
・食事の後は静かに過ごそう
・3つの食品群を考えながら食
う
べよう
・食器の渡し方、受け取りを正
・安全な運搬の仕方を工夫しよ
しくしよう
・食器や食かんの持ち運びをて
う
・食器やスプーン、はしを大切
いねいにしよう
・食器や食かんを清潔にていね
に使おう
いに取り扱おう
・身支度をすばやくきちんとし
・全員協力して、準備や後かた
よう
・身支度をきちんとしよう
づけを安全に能率よくしよ
・当番の人はそろってとりに行
・当番の人は並んで取りに行こ
う
こう
う
・仕事は公平に分担して、すす
・食卓をととのえ、静かに配膳
んでしよう
しよう
・熱い物や重い物は、特に気を
・責任を持って当番の仕事をし
・準備は手早くしよう
つけて運ぼう
よう
・上手な配膳の仕方を考えよう
・静かに上手に配ろう
・能率的な配膳の工夫をしよう
・後かたづけをていねいにしよ
・後かたづけは上手に早くしよ
・後かたづけをていねいにしよ
う
う
う
・調理員さん、当番さん、あり
・調理員さん、当番さん、あり
がとう
・調理員さん、当番さん、あり
がとう
・食前・食後のあいさつは、心
がとう
・食前・食後のあいさつは、心
をこめてしよう
・食べ物を大切にしよう
をこめてしよう
・食べ物を大切にしよう
・食べ物を大切にしよう
2月
3月
・手早く準備して、温かいうち ・手早く準備して、温かいうち
・能率的な運搬と配膳を工夫し
に食べよう
に食べよう
よう
・当番の人に協力しよう
・当番の人に協力しよう
◎給食の反省をしよう
◎給食の反省をしよう
◎給食の反省をしよう
・能率的に配膳できましたか
・手はきれいに洗いましたか
・手はきれいに洗いましたか
・正しいマナーで食べましたか
・給食の準備や後かたづけは上 ・何でもすききらいなく食べま
・手はきれいに洗いましたか
手にできましたか
したか
・食品の栄養をその働きがわか
・何でもすききらいなく食べま ・当番の仕事は上手になりまし
りましたか
したか
たか
・偏食しないで何でも食べまし
たか
平成28年度
項
目
給食基本的指導事項
内
容
・給食当番は、できるだけ各係二人ずつに決める。
・給食当番の健康衛生は担任がチェックを行う。
(体調・服装・手洗い・つめのチェック)
・出来ていない児童がいた場合、交代させる。
備
考
・必ず担任が行う。
・給食室前のボックスに毎
①給食当番
日記入して入れる。(忘
チェック
れた場合は夕方までに
係まで。
)
・当番児童も、そうでない児童も、必ず用便を済ませた後、 ・手洗いの後、清潔なハン
②手洗い
石けんをつけて、しっかりと手を洗う。
カチで拭き、消毒する。
・白衣はボタンを全部つめてきちんと着る。 ・
・衛生的配膳に心がける。
・当番は必ずマスクをつける。
・担任の先生もエプロン・
③白衣の
・髪の毛は帽子の中に入れる。
(長い子は結んで。
)
マスクを着用する。
着用
・配膳が済んだら、白衣を脱ぎ、決められた場所に保管する。 ・配膳が終わるまで白衣を
・白衣は週末に持ち帰り、洗濯・アイロンがけをして週の始
脱がない。
めに学校へ持ってくる。
・給食室へ給食を取りに行くときは学級ごとにまとまって1 ・取りに行くときも、返却
列に並んで行く。
する時も、必ず担任が付
並び方→牛乳・食缶・ご飯(パン)
・ボウル・おぼん・食器
き添い、調理員さんへの
・食器・食缶・牛乳などを運ぶときは必ず二人で持つ。
あいさつ指導等を行う。
・右側歩行を徹底させる。
(決して走らないよう指導する。
)
↓
④運搬
・こぼした時は後片付けをさせる。
※耳障りな大声、叫び声を
・給食を取りに行く時、返す時は必ずあいさつをする。
出させない。
「○年○組です。おいしい給食いただきます。」
「○年○組です。おいしい給食ごちそうさまでした。」
・牛乳とパンのケースはすぐに給食室に返す。
・配膳台や机はきれいにふきんで拭く。
(毎月2枚配布)
・食缶や食器かご等は、床
・待つ者は静かに自分の席で待つ。立ち回らない。
の上に直接置かない。
・配膳が終わった後は、食器かごや食缶等を配膳台の決めら ・食事の前に、児童の実態
⑤配膳
れた場所に置く。
に応じて、「時間に間に
・当番は無言で配膳する。
合うような量を決めて、
・おかずは児童の食事の量に気をつけて、量の調整を行う。
減らす・増やす」等の量
の調整を行う。
⑥食事
牛乳
⑥
⑦
後
片
付
け
ゴミ
残菜
その他
⑧欠席者
・食事は静かに落ち着いて出来るように、和やかな雰囲気作
りに努める。
(大声でしゃべったり、立ち回ったりしない。)
・給食時間:12:25~13:05
(基本的に、13:00になったら、食事を終了し、その後、
歯みがき、後片付けをする。)
・飲み終わった牛乳パックは、口を開いて中を見て、飲み残
しがないかよく確認する。牛乳パックを開いて箱状にし、
その中に、折りたたんだ牛乳パックをできるだけ、5~6
個詰めて入れる。
(ストローとその袋は、2つ折にしてパッ
クの中に入れ込んでしまう。)
・牛乳パックは青い返却箱に入れて給食室まで持ち運び、ま
とめた牛乳パックを、給食室備え付けの青いポリバケツに
返す。(決して投げ入れない。
)
・パンの袋は結んで捨てるなど散らかさない工夫をする。
・パンの袋は、給食室に持っていかず、教室のごみ箱に捨て
る。
・ジャム・ソースなどの袋は、入っていた袋に入れ、給食室
に戻す。
・柑橘類の皮は、給食室備え付けのバケツに入れる。
・ヨーグルトやゼリーのケースがある時は、重ねてビニール
袋に入れて戻す。
・おぼんの間にゴミが挟まっていないか確認する。
・食べきれなかったパンは家に持ち帰らない。口をつけてい
ないものは、そのまま給食室へ返却。食べ残したパンは、
給食室備え付けのポリバケツに横のビニール袋に入れる。
・残したおかずは、それぞれの食缶に入れて戻す。
・ご飯の食缶には、茶碗1杯ほどの水を回しかけ、食缶にこ
びり付いたご飯粒をきれいにして戻す。
・返却は学級まとまって、教師が引率して行う。
・欠席児童・出席児童へは何も届けない。
・長期欠席(7日以上)の場合は、保護者から届けがあり次
第、担当に連絡。
・お昼の校内放送は、おし
ゃべりを止めて、静かに
聞く。
・食べた後の後片付けは、
担任が付いてきちんと
させる。
・給食室へ食缶等を返す時
刻を、遅くとも13:2
0までとする。
・牛乳の飲み残しは、給食
室横(外)の流しに流す。
食缶には入れない。
給食のルール
★全校で統一して行う給食準備について
○並び方
①牛乳 ②食缶 ③ご飯・パン ④ボウル ⑤おぼん
※牛乳当番の子どもは、1階の給食室に取りに行く。
⑥食器
○給食を取りに行く時、返す時は、必ず調理員さんに心をこめてあいさつをする。
「○年○組です。おいしい給食いただきます。」
「○年○組です。おいしい給食ごちそうさまでした。」 等
○牛乳とパンのケースは、すぐに給食室に返す。
★給食後の歯みがきについて
○食べ終わった児童は、必ずブラッシングを3分以上行う。
※着席して行うか、流し場で行うかは、担任に任せるが、どの子もしっかりとみがいて
いるか、チェックできるようにする。
★給食指導時間が終了するまでは、(13:05までは)昼休みの遊び等に移動させない
ように、各学級で徹底する。
★ゴミや食べ残しの処理について
○牛乳パック
・飲み終わった牛乳パックは、各自開いて箱型にし、飲み残しがないかよく確認する。
・一つの牛乳パックの箱に、折りたたんだパックを5~6個詰めて入れる。
(ストローとその袋は、二つ折りにしてパックの中に入れ込んでしまう。)
・まとめた牛乳パックは「返却箱」に入れて、給食室に持っていく。
・牛乳の飲み残しは、給食室付近の流しに流す。(食缶には入れない。)
○パン
・パンの袋は結んでまとめて、教室で処分する。
・食べ残したパンは、給食室のボウルの缶にまとめて返す。
○ジャム・ソースなどの袋
・ジャムやソースなどが入っていた袋に入れて給食室に返す。
○残菜
・食べきれなかったパンは家に持ち帰らない。
・口をつけていないものは、そのまま給食室へ返す。
・残したおかずはそれぞれの食缶に入れて給食室に返す。(混ぜない)
・ご飯の食缶には、茶碗1杯ほどの水を回しかけ、食缶の内側のご飯粒をきれいにして返す。
★給食時に嘔吐した場合
○吐瀉物は担任が嘔吐セットを用いて処理する。
○汚れた食器は、養護教諭の協力を得て、しっかりと消毒した後、給食室に返す。