記者会見資料

2016年4月20日
記者会見資料
●中野区の熊本地震災害に対する支援について
●大学との相互協力に関する基本協定の締結について
●中野サンプラザレストランでの「中野の森プロジェクト」寄付金付き
メニューの提供について
平成28年4月20日
区長記者会見資料
中野区の熊本地震災害に対する支援について
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2
概要
本日より、中野区役所本庁舎及び区内5か所の地域事務所で、義援金の受付けを開始
しました。
また、4月15日特別区長会総会の申し合わせに基づき、熊本市が支援を要請してい
る防災用備蓄品を提供します。
中野区から熊本市への支援物資
No.
物
品 名
数
量
1
アルファ化米
6,400食
2
おかゆ
3
クラッカー
84缶
4
粉ミルク
20缶
5
飲料水(ペットボトル)
15,774食
500ml入り 7,008本
2リットル入り 2,292本
3 支援物資の輸送について
(1)輸送トラックは10tトラック車1台、4tトラック車2台の計3台
(2)輸送協力団体:船山株式会社東京支店(4tトラック)
社会福祉法人東京コロニー東京都葛飾福祉工場
(10tトラック)
(3)トラックの出発時刻:4月19日夕刻
(4)支援物資のトラック別内訳
物
車種
10t
品 名
数
量
アルファ化米
6,400食
おかゆ
6,372食
クラッカー
84缶
粉ミルク
20缶
飲料水(ペットボトル)
4t(A)
おかゆ
4t(B)
飲料水(ペットボトル)
500ml入り
7,008本
9,372食
2リットル入り
(5)到着予定時刻:10tトラック 4月20日夕方
4tトラック2台 21日午前
2,292本
(6)熊本市内の輸送先:調整中
4月19日に熊本市が、支援物資は物資集積所ではなく避難所へ直送するよう方針を
変更しました。どの避難所へ輸送するか、派遣した区職員が先行して調整します。
4 職員の派遣
(1)管理職1名、主任主事2名、主事1名の4名を熊本市へ派遣
(内訳:経営室2名(管理職1名、主任1名)、都市基盤部2名(主任1名、主事1名))
(2)派遣期間:4月19日~4月21日の3日間を予定
(4tトラックの到着が4月21日になるため、帰庁は22日になる可能性あり)
(3)4名は4月19日の12時半に区役所を出発
福岡県まで新幹線で移動し博多に宿泊、20日にレンタカーで熊本市へ向かいます。
(4)主な任務:①支援物資の輸送先の調整、②輸送先での支援物資の荷卸し等、
③追加支援に資する現地の状況調査
(5)バックアップ体制:都市基盤部 防災・都市安全分野が24時間体制で派遣者と連絡
が取れる状態にしており、必要なサポートを行います。
平成28年4月20日
区長記者会見資料
大学との相互協力に関する基本協定の締結について
区は平成28年3月、国際短期大学、こども教育宝仙大学及び新渡戸文化短期大学
との間に、それぞれ包括的な相互協力に関する基本協定を締結しました。今後、継続
的に連携事業等を展開していきます。
1
協定の目的・意義
包括的な連携によって、区と大学が相互の人的、知的及び物的資源の交流・活用
を図り、まちづくり、人材育成、教育、文化、産業育成等の分野で相互に協力し、
地域社会の発展と人材の育成に寄与することを目的としています。
区はこれまで東京工芸大学(平成20年8月)、明治大学及び帝京平成大学(平
成26年3月)との間にそれぞれ同様の協定を締結し、様々な分野で連携事業を進
め、一定の成果を上げてきました。
このことから、これまでも連携の取組を行ってきた3大学(国際短期大学、こど
も教育宝仙大学及び新渡戸文化短期大学)と新たに協定を締結することとしました。
協定の締結により、今後は総合的な連携が可能になり、より多くの分野での連携が
期待できます。
2
相互協力事項
協定書に掲げる相互協力事項(相互協力の内容)は次のとおりです。
(1)地域の活性化、まちづくりに関すること
(2)人材育成に関すること
(3)教育・学術・文化振興に関すること
(4)産業の育成支援に関すること
(5)その他、両者が必要と認める事項
3 各大学の学部・学科
(1)国際短期大学
■国際コミュニケーション学科(英語キャリア・国際観光・総合ビジネスコース)
(2)こども教育宝仙大学
■こども教育学部幼児教育学科
(3)新渡戸文化短期大学
■生活学科(食物栄養専攻、児童生活専攻)、臨床検査学科
4 これまでの主な連携の取組(現在も継続中)
(1)国際短期大学
■小学校での児童英語モデルティーチング(小学校での外国語活動の支援)
■中学校生徒の職場体験受入れ(大学職員の仕事を体験)
(2)こども教育宝仙大学
■保育関係者を対象とした保育実務研修(障がい児研修、保育技術研修など)
■保育実践研究における支援アドバイザー
(3)新渡戸文化短期大学
■がん検診の普及啓発及び受診率向上に向けた取組(パネル展・講座の実施など)
■中野区ファミリー・サポート事業協力会員養成講座への講師派遣
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今後、連携が期待される分野(連携事業の想定イメージ)
※今後、事業の実現に向けて、大学と協議を行っていきます。
(1)国際短期大学
■区の都市観光振興への協力(学生による観光ガイドなど)
■なかの里・まち連携事業への協力(学生による新たな事業提案など)
(2)こども教育宝仙大学
■区内保育施設における支援(学生ボランティアの派遣など)
■子育てに関する公開講座の実施
(3)新渡戸文化短期大学
■『食』に関する学びの支援(保育園や幼稚園で使用する食育教材の作成支援、
美味しく健康的に食べられる料理講座の実施など)
■区内保育施設における支援(保育者に対する研修の実施など)
■区民の健康づくりに関する支援(各種検診の普及啓発、公開講座の実施など)
<協定締結式>
国際短期大学(3/23)
(左:田中区長、右:高木学長)
こども教育宝仙大学(3/31)
(左:田中区長、右:山本学長)
問合せ先
政策室副参事(企画担当)海老沢
新渡戸文化短期大学(3/31)
(左:田中区長、右:関谷学長)
電話 03-3228- 8039
平成28年4月20日
区長記者会見資料
中野サンプラザレストランでの
「中野の森プロジェクト」寄付金付きメニューの提供について
区は、森林資源を保有するなかの里・まち連携(※1)自治体と連携して、現地の森林整
備(植林・間伐支援)を行い、この活動で得られるCO2 の吸収量によってカーボン・オフ
セット(※2)を着実に進める「中野の森プロジェクト」(以下「プロジェクト」といいま
す。)に取り組んでいます。このプロジェクトでは、地球温暖化の防止に貢献していただく
「4つのコース」をご用意し、みなさまより中野区環境基金への寄付を募集しています。
このたび中野サンプラザがそのコースのひとつ「中野の森づくり貢献協賛店」として区と
覚書を締結し、中野区環境基金への寄付金付き商品として、なかの里・まち連携自治体の産
品を使ったランチメニューを下記の通り提供されることとなりました。
記
【寄付金付きランチ(中野の森づくり貢献協賛商品)の概要】
中野の森づくり御膳、中野の森づくりランチ(各食2,300円〈税
込〉)の売上の一部(一食につき50円)が「中野の森プロジェクト」
への森林整備(群馬県みなかみ町の植林及び福島県喜多方市の間伐
支援)の費用として寄付されます。
1 販売期間
平成28年5月1日(日)~5月31日(火)
2 場所
中野サンプラザ(中野区中野4-1-1)20階
日本料理「なかの」/レストラン「121ダイニング」
中野の森づくり御膳
中野の森づくりランチ
※福島県喜多方産のアスパラガスを使用しています。
※1なかの里・まち連携とは
地方の都市と大都市(中野区)の両者が、お互いの強みを生かして弱みを補うことによって、
課題の解決をめざし、豊かで持続可能な地域社会をつくるため、これまでの自治体間交流の枠を
超え、民間活用を利用した様々な連携事業を行います。
※2カーボン・オフセットとは
区内での日常生活や事業活動に伴い排出し、削減努力をしても減らせない CO2 を、区外での植
林や間伐などによる CO2 吸収量で埋め合わせることです。
問合せ先
環境部副参事(地球温暖化対策担当)鳥井
電話 03-3228-5695