荒川区立特別養護老人ホーム (在宅高齢者通所サービスセンター併設) (グリーンハイム荒川・サンハイム荒川・花の木ハイム荒川) 指定管理者募集要項 目 次 1 指定管理者制度導入の趣旨 ・・・・・・・・・・ 2 2 施設運営の趣旨 ・・・・・・・・・・ 2 3 施設の概要 ・・・・・・・・・・ 2 4 運営に係る基本事項 ・・・・・・・・・・ 4 5 指定管理者が行う業務の範囲 ・・・・・・・・・・ 5 6 応募の資格 ・・・・・・・・・・ 7 7 管理運営に要する経費 ・・・・・・・・・・ 8 8 応募手続き ・・・・・・・・・・ 9 9 応募期間終了後のスケジュール(予定) ・・・・・・・・・・11 10 指定管理者の選定等 ・・・・・・・・・・12 11 基本的な選考基準 ・・・・・・・・・・12 12 協定の締結 ・・・・・・・・・・14 13 留意事項 ・・・・・・・・・・14 平成28年4月 荒川区福祉部福祉推進課 1 1 指定管理者制度導入の趣旨 区では当該施設の指定管理期間が平成29年3月に満了することから、平成29年 4月から5年間の指定管理者を選考するため、区立特別養護老人ホーム(在宅高齢者 通所サービスセンター併設)3施設に対して公募を行います。 区は、事業者からの提案等を比較することで、当該施設の設置目的を効果的に達成 するとともに、新たなサービス向上が期待できること、また、良質のサービスを低コ ストで実現できる事業者を選定できることを期待して公募を行い、効率的な区民サー ビスの提供に資する提案を募集します。 2 施設運営の趣旨 対象施設は、区立特別養護老人ホーム(在宅高齢者通所サービスセンター併設)で、 介護保険法の規定によるサービスの提供及びその他区が必要と認める事業、指定管理 施設の維持管理に係る業務等を実施していただきます。 当該施設の運営にあたり、特別養護老人ホームについては、介護高齢者に生活の場 を提供し、毎日の生活を心安らかに快適に過ごしていただくこと、また、在宅高齢者 通所サービスセンターについては、居宅において自立した日常生活を営むための支援 及び施設運営等や介護予防の支援など、幅広いニーズに応えるための運営を行う必要 があります。 3 施設の概要 (1) グリーンハイム荒川 東京都荒川区南千住六丁目 36 番 5 号 所 在 地 定 員 敷地面積 建 物 延べ床面積 概 要 構造・規模 開 設 月 最寄駅 ・JR常磐線、東京メトロ日比谷線、つくばエクスプレス 「南千住」駅より徒歩18分 ・東京メトロ日比谷線「三ノ輪」駅より徒歩18分 ・都電荒川線「荒川区役所前」停車場より徒歩10分 特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設) 短期入所生活介護(ショートステイ) 介護予防を含む通所介護(デイサービス) 100名 10名 40名以上 2,283.18㎡ 4,198.50㎡ (内訳) 特別養護老人ホーム 在宅高齢者通所サービスセンター 鉄筋コンクリート造 地下 1 階地上4階 平成元年4月 2 3,501.97 ㎡ 696.53 ㎡ (2) サンハイム荒川 東京都荒川区南千住三丁目14番7号 所 在 地 最寄駅 ・JR 常磐線、東京メトロ日比谷線、つくばエクスプレス 「南千住」駅より徒歩12分 ・東京メトロ日比谷線「三ノ輪」駅より徒歩15分 ・都バス(里22・東42乙) 「清川」停留所より徒歩3分 特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設) 短期入所生活介護(ショートステイ) 介護予防を含む通所介護(デイサービス) 定 員 敷地面積 56名 12名 35名以上 1,706.46㎡ 3,804.66㎡ 建 物 延べ床面積 概 要 構造・規模 開 設 月 (3) (内訳) 特別養護老人ホーム 在宅高齢者通所サービスセンター 地域包括支援センター(公募対象外) 2,931.71 ㎡ 828.74 ㎡ 44.21 ㎡ 鉄筋コンクリート造 地下 1 階地上3階 平成7年2月 花の木ハイム荒川 東京都荒川区荒川五丁目47番2号 所 在 地 定 員 敷地面積 建 物 延べ床面積 概 要 構造・規模 開 設 月 最寄駅 ・京成線「新三河島駅」より徒歩6分 ・東京メトロ千代田線「町屋駅」より徒歩9分 ・都電荒川線「町屋駅前」停車場より徒歩9分 特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設) 短期入所生活介護(ショートステイ) 介護予防を含む通所介護(デイサービス) 50名 6名 40名以上 1,585.62㎡ 3,840.47㎡ (内訳) 特別養護老人ホーム 在宅高齢者通所サービスセンター 地域包括支援センター(公募対象外) 鉄筋コンクリート造 地下 1 階地上4階 平成11年4月 3 2,970.05 ㎡ 783.52 ㎡ 86.90 ㎡ 4 運営に係る基本事項 施設種別による基本事項は(1) (2)のとおりです。 なお、本公募において、特別養護老人ホームまたは在宅高齢者通所サービスセンタ ーどちらか一方のみの応募はできません。 (1) 特別養護老人ホーム(ショートステイ含む) ① 指定の期間 平成29年4月1日から平成34年3月31日まで(5年間) ② 開所日 年中無休とする。 ③ 開所時間 24時間とする。 ④ 職員及び職員数 職員の職種及び規定の人数について、 「特別養護老人ホームの設備及び運 営に関する基準」 (平成 11 年 3 月 31 日号外厚生省令第 46 号)のとおりと する。 ⑤ 管理運営上の条件等 ア 業務について、相当の知識及び経験を有する者を当該業務に従事させること ができること。 イ 安定的な経営基盤を有していること。 ウ 施設の効用を最大限に発揮するとともに、効率的な管理運営ができること。 エ 関係法令及び条例の規定を遵守し、適正な管理運営ができること。 オ 荒川区内の事業者を積極的に活用するなど、区内産業の活性化に努めること。 カ 生計困難者等に対する介護保険サービスに係る利用者負担軽減制度を実施 すること。 (助成費用の一部が指定管理者の負担となります。 ) (2) ① ② ③ 在宅高齢者通所サービスセンター 指定の期間 平成29年4月1日から平成34年3月31日まで(5年間) 開所日 毎週月曜日から土曜日までの6日間(国民の祝日に関する法律に規定する休日 並びに1月2日、同月3日及び12月29日から同月31日までを除く。)を標 準とする。 開所時間 午前9時から午後5時までの8時間を標準とする。 4 ④ 職員及び職員数 職員の職種及び規定の人数について、 「指定居宅サービス等の事業の人員、設 備及び運営に関する基準」 (平成11年3月31日厚生省令第37号)のとおり とする。 ⑤ 管理運営上の条件等 ア 業務について、相当の知識及び経験を有する者を当該業務に従事させること ができること。 イ 安定的な経営基盤を有していること。 ウ 施設の効用を最大限に発揮するとともに、効率的な管理運営ができること。 エ 関係法令及び条例の規定を遵守し、適正な管理運営ができること。 オ 荒川区内の事業者を積極的に活用するなど、区内産業の活性化に努めること。 カ 生計困難者等に対する介護保険サービスに係る利用者負担軽減制度を実施 すること。 (助成費用の一部が指定管理者の負担となります。 ) (3) 公募対象外事業 サンハイム荒川及び花の木ハイム荒川には、それぞれ、地域包括支援センターが 併設されていますが、当該事業については本公募の対象外となります。その運営法 人については、別途審査を行った上で決定し区が直接、委託契約により実施します。 5 指定管理者が行う業務の範囲 指定管理者は、施設を適切な状態で維持管理するとともに、高齢者施設として健全 に運営するため、主として次の業務を行います。 なお、より詳細な業務内容については、別途、区と指定管理者において協議の上、 協定書で定めるものとします。 (1) 特別養護老人ホームの管理運営 ① 介護保険法(平成9年12月17日法律第123号)の規定による介護福祉 施設に係るサービスの提供。 (事業規模については、各施設概要記載の特別養護老人ホームの定員を参照す ること。) ② 介護保険法の規定による短期入所生活介護に係るサービスの提供。 (事業規模については、各施設概要記載の短期入所生活介護の定員を参照する こと。 ) ③ 老人福祉法第 10 条の4第 1 項第 3 号又は第 11 条第 1 項第 2 号の規定に よる入所措置に係る養護の提供。 *入所者の決定にあたっては、荒川区特別養護老人ホーム入所基準の規定に 沿って、入所基準により作成された、入所順位名簿のとおりに入所させる ことを条件とします。 5 ④ ⑤ (2) 公募事業者が提案する介護福祉施設・短期入所生活介護の枠内で行う、提案 併設事業。 ①∼④に掲げるもののほか、区が必要と認める事業。 在宅高齢者通所サービスセンターの管理運営 ① 介護保険法(平成9年12月17日法律第123号)の規定による(予防) 通所介護(デイサービス)に係るサービスの提供。 (事業規模については、各施設概要記載の定員を参照すること。) ② 老人福祉法(昭和38年7月11日法律第133号)の規定による通所措置 にかかる便宜の供与。 ③ 公募事業者が提案する通所介護の枠内で行う、提案併設事業。 ④ ①∼③に掲げるもののほか、区が必要と認める事業。 (3) 施設等の維持管理に関する業務 ① 附帯設備の維持管理のための定期保守点検 ② 施設の清掃及び衛生管理 ③ 施設の警備保安 ④ 施設及び付帯設備等の修繕(大規模工事を除く。 ) (4) その他の業務 ① 消防法(昭和23年法律第186号)に規定する消防計画の作成、その他防 火管理上必要な業務。 ② 施設運営に関する経理及び利用者ケアに関する記録等。 ③ 実績報告書の作成・報告及び区の指示する管理に関する資料の作成・報告。 ④ 備品の適切な管理及びその管理状況の区への報告。 ⑤ 施設設備点検の区への結果報告。 ⑥ 事故や感染症等の発生時の対応と、区への速やかな報告。 ⑦ 福祉サービス第三者評価の実施。 ⑧ 災害発生時における、福祉避難所としての被災者収容業務。 (当該施設は、福祉避難所としての指定施設です。指定管理者となる法人には 別途、「災害発生時における福祉避難所の設置運営に関する協定書」を締結し ていただきます。 ) 6 ⑨ 指定期間満了時の引き継ぎ業務。 ⑩ その他区が必要と認める業務。 (5) 区の委託事業等 上記(1)∼(4)の業務の他、区の委託事業等として、下記の業務を行っていただ きます。 ① ② ③ (6) 介護保険外事業 家族介護者教室の開催や地域交流事業の実施、災害対策用品の取得や管理等 を委託します。 高齢者施設を活用した委託事業 高齢者来食サービス(おげんきランチ)を委託します。 貸室事業 花の木ハイム荒川については、一般の利用に供する施設(多目的ホール)を 設置しているため、貸出に係る業務を委託します。 業務の再委託の制限 原則として業務を再委託することはできません。ただし、やむをえず最低限の 個別業務について、区が認めた場合はこの限りではありません。 また事業に係る業務を一括して第三者に委託することはできません。 6 応募の資格 (1) 法人等の団体であること。 (個人による応募は不可。) (2) 現に、荒川区近郊において特別養護老人ホームの運営実績がある事業者で荒 川区内の高齢者の状況について十分把握していること。 (3) 荒川区の議会の議員、区長、副区長並びに地方自治法(昭和22年法律第6 7号)第180条の5第1項に規定する委員会の委員が、理事若しくは監事又 はこれらに準ずる者となっていないこと。 (4) 指定期間中、事業の管理運営を安定して行う物的能力、人的能力を有してい ること。 当該施設の管理に当たり必要な資格、免許等を有していること。 7 (5) 団体またはその代表者が次の者に該当しないこと。 ① 法律行為を行う能力を有しない者、または破産者で復権を得ない者。 ② 暴力団又はその構成員(暴力団の構成団体の構成員を含む。)若しくは暴力 団の構成員でなくなった日から5年を経過しない者。 ③ 国税及び地方税を滞納している者。 ④ 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4第2項(同 項 を準用する場合を含む。)の規定により、区における一般競争入札等の参加を 制限されている者。 ⑤ 地方自治法第244条の2第11項の規定により指定管理者の指定の取り 消しを受けてから2年を経過しない者。 ⑥ 指定管理者の指定を管理の委託とみなした場合に、地方自治法第92条の2、 第142条(同条を準用する場合を含む。)又は第180条の5第6項の規定 に抵触することとなる者。 ⑦ 本区と現在係争中の者。 ⑧ 本指定管理者の選定を行う審査委員会の構成員が経営及び運営に直接関与 している場合。 7 管理運営に要する経費 (1) 指定管理者の収入 指定管理者が、介護報酬及び利用者負担金の両方を直接収入し、運営経費に充て ることとします。 ただし、収益の 2 分の1を所定の積立金として、施設管理等のために積み立て ていただきます。また、この積立金についての所有権限等は区に帰属します。 (2) 区が負担する費用等 管理運営に係るすべての業務は原則として指定管理者の負担において行うもの としますが、下記の項目については例外として区が費用負担するものとします。 ① 委託料 区が5(4)①∼③に記載した事業等においては、委託料として会計年度(4 月1日から翌年の3月31日)ごとに予算の範囲内で請求に基づき委託料を 支払います。 8 ② 修繕費等 大規模な工事(300万円以上の修繕)については、区の負担において行 うこととします。 300万円未満の修繕については、指定管理者の負担において実施するこ ととなります。 8 応募手続き (1) 募集要項の配布期間 平成28年4月21日(木)∼5月13日(金) 午前9時∼午後5時(土・日・祝日を除く) 荒川区役所2階福祉推進課(窓口⑥)で配布。 または、区ホームページ「トップページ→仕事・産業→入札・契約情報→事業 者向けプロポーザル→区立特別養護老人ホーム等の指定管理者候補者の募集」か らダウンロードが可能です。 (2) (3) 応募受付期間 ① 提出書類1 平成28年4月21日(木)∼5月13日(金) *書類の確認を行いますので、提出に際しては事前に(8)の提出先 に電話予約の上、区が指定した日時に来所願います。 *提出期限を過ぎてからの変更及び追加はできません。 ② 提出書類2 平成28年4月21日(金)∼5月20日(金) *書類の確認を行いますので、提出に際しては事前に(8)の提出先 に電話予約の上、区が指定した日時に来所願います。 *提出書類2を先に提出することはできません。必ず提出書類1 から提出してください。 *提出期限を過ぎてからの変更及び追加はできません。 提出書類 応募書類様式集「提出書類一覧表」を参照の上、提出書類1及び提出書類2を 上記応募受付期間内にご提出ください。 なお、区が必要と認める場合、追加書類の提出を求め、又は説明を求める場合 があります。 (4) 提出方法・提出部数 提出書類は、原則として A4 版(やむを得ない場合は A3 版も可)とし、フラ 9 ットファイル(A4 縦長)に綴り、表紙に「法人名」及び「応募施設名」を明記 の上、提出してください。なお、複数施設を申し込む法人は、重複する書類があ っても各施設ごとに書類を作成してください。 提出部数は、 「正本1部」 、 「副本9部」で副本については法人名の記載がないも の、かつ、法人名が特定できないものを提出してください。 なお、様式集で規定した書類については、電子媒体(CD−R でファイル形式 Word 又は Excel)に入力したものを 1 部提出してください。 * 提出書類は返却しません。 * 提出書類の著作権は応募法人に帰属しますが、区は応募書類について必要に 応じて無償で使用できるものとします。 * 公募における申し込み、資料提出等にかかる費用については、各申込法人の 負担となります。 * 区が提供する資料は、応募に関わる検討以外の目的で使用することを禁じま す。また、この検討の範囲であっても、区の承諾なしに第三者に対して、こ れを提示することを禁じます。 (5) 応募者説明会 ① 日 時 平成28年4月28日(木) ② 場 所 荒川区 3階 305会議室 10:00∼11:00 ③ 申込み方法 (6) 平成28年4月27日(水)15時までに「応募者説明会参加 申込書」にて FAX によりお申込みください。 (1法人2名まで。 ) なお、FAX 送信の際には、必ず電話にて着信確認をお願いいた します。 現地施設見学会 申込み方法 平成28年 5 月9日(月)17時までに「施設見学会参加申込 書」にて FAX によりお申込みください。(1法人2名まで) なお、FAX 送信の際には、必ず電話にて着信確認をお願いいた します。 ※ 現地見学会以外の個別見学はできません。 見学会日時 花の木ハイム荒川 平成28年5月11日(水) 10:00から1時間程度 グリーンハイム荒川 平成28年5月11日(水) 11:30から1時間程度 サンハイム荒川 平成28年5月11日(水) 14:00から1時間程度 ※ 各施設には、駐車スペースがございませんので、お車での ご来場はご遠慮ください。 10 (7) 募集に関する質問の受付等 下記により、2回にわたり募集に関する質問を受け付けます。 第1回の回答は、平成28年5月11日(水)に第2回の回答は、平成28年 5月18日(水)「質疑回答書」を応募者全員にメールにて送付いたします。た だし、やむを得ない事情により回答が遅れる場合は、質問者に対し別途連絡いた します。 〔第 1 回〕 ・期 間 ・方 法 〔第 2 回〕 ・期 間 ・方 法 (8) 平成28年5月9日(月)∼5月10日(火) 質問内容を「指定管理に関する質問書」に記入の上、FAX にて送 信してください。 なお、FAX 送信の際には、必ず電話にて着信確認をお願いいたし ます。 平成28年5月16日(月)∼5月17日(火) 質問内容を「指定管理に関する質問書」に記入の上、FAX にて送 信してください。 なお、FAX 送信の際には、必ず電話にて着信確認をお願いいたし ます。 問合せ・提出先 荒川区荒川二丁目2番3号 荒川区役所2階(窓口⑥) 荒川区福祉部福祉推進課高齢者施設係 T E L : 03(3802)3111 (内線2618) FAX : 03(3802)0202 9 応募期間終了後のスケジュール(予定) 平成28 年 6月 7月 8月 10月 平成29 年 4月 第一次審査 第二次審査 指定管理者候補者決定 議決(指定管理者の決定) 協定書の締結 11 10 指定管理者の選定等 (1) 指定管理者選定の方式 指定管理者の選定は公募型プロポーザル方式によります。指定管理者選定審査 委員会(以下、 「選定委員会」という)を設置し、選定委員会が指定管理者候補者 を選定基準に基づいて審査し、決定します。 審査方法は、第一次審査(書類審査)及び第二次審査(現行運営施設の視察) により選考します。 (2) 第一次審査 応募書類により選考します。第一次審査の結果は、平成28年7月上旬までに 応募者全員にお知らせします。 (3) 第二次審査 第一次審査を通過した応募者には、第二次審査として区が指定する現行運営施 設を視察し、運営状況などについて聞き取りをさせていただきます。 (7月上旬∼ 中旬を予定しています。) 第二次審査後、平成28年8月末までに指定管理者候補者を選定し、結果をお 知らせいたします。 (4) 指定管理者の決定 第二次審査の結果、指定管理者候補者として選定された者は、区議会での議決を 得られたときに、区長が指定管理者として指定します。 (5) 審査結果の通知及び公表 審査結果については、応募書類を提出した応募者全員に対して通知するととも に、選定された指定管理者については、区報、ホームページの掲載などにより公 表いたします。 11 基本的な選考基準 「選定委員会」の審査により、指定管理者候補者を選考します。 基本的な選考の基準及び主な審査項目は次のとおりです。 (1) 基本的選考基準 ① 利用者の安全・安心を確保し、満足度の高いサービスを提供することができ ること。また、通所介護については介護予防の展開ができること。 12 ② ③ 関係法令及び条例の規定を遵守し、適正な管理運営ができること。 業務について相当の知識及び経験を有する者を当該業務に従事させること ができること。 ④ 安定的な経営基盤を有していること。 ⑤ 施設の効用を最大限に発揮するとともに、効率的な管理運営ができること。 ⑥ 指定期間開始時及び満了時に、認知症利用者等に配慮した、円滑な引き継ぎ ができること。 (2) 主な審査項目 ① 運営理念 事業運営についての理念 ② 事業実績 主要事業及び同種類似事業の実績 ③ 事業提案等 事業提案内容、施設運営の継続性の確保、施設運営方針の特 色、利用者からの苦情処理に関する取り組み、サービス向上に 向けた利用者等の声を反映させる取り組み、利用者の権利擁護、 重度化防止・介護予防に視点を置いた取り 組み、認知症利用 者等に配慮した引き継ぎ方針など。 ④ 施設管理 施設管理を適正かつ効率的に行うための工夫。指定予定期間 に属する各年度の収支予算。 ⑤ 人的能力等 ⑥ 財務状況等 職員体制、職員の研修システム 財務状況、事業収支計算、利用者・職員等の個人情報保護体 制、危機管理など。 (3) 応募者の失格要件 次の要件に該当した応募者は、該当した時点において応募者としての資格を失い ます。 ① ② 「6 応募の資格」を満たしていないと判明した場合。 指定管理者候補者の選定に関して、自己の有利になる目的のため、審査委員 会の構成員及び所管局への接触等の働きかけを行った場合。 ③ 他の団体の応募を妨害した場合。 ④ 応募に関して、応募者の不正な行為が明らかになった場合。 13 12 協定書の締結等 (1) 業務内容の確定 事業計画書において提案された内容の可否については、改めて協議するものとし ます。ただし、提案された内容を指定管理者候補者側から変更することはできませ ん。 (2) 指定管理者候補者及び指定管理者の取り消し 指定管理者候補者が協定の締結までに、もしくは、指定管理者が協定の締結後に 事業の履行が確実でないと認めるとき又は著しく社会的信用を損なう等により指 定管理者として相応しくないと認められるときは、区は、その決定を取り消し、協 定等を締結しないもしくは解除することがあります。 (3) 指定の辞退 指定管理者の候補者として選定された者又指定管理者が指定を辞退するとき は、必ず区長あてに辞退届を提出してください。 (4) 指定管理者候補者の交渉優先権 選定委員会において選定された指定管理者候補者は、区との交渉優先権を有して います。しかし協議が成立しない場合においては、区は次点指定管理者候補者と協 議を行うことができることとします。 (5) 協定書の締結 指定管理者候補者は、議会議決を経て協定書を締結することで、正式な指定管理 者となります。 (6) 協定書の解釈 協定書の解釈について疑義が生じた場合又は協定書に定めのない事項が生じた 場合には指定管理者は誠意を持って協議するものとします。 13 留意事項 (1) 指定の取り消し 区が当該指定管理者による管理を継続することが適当でないと認めるときは、指 定を取り消し、又は期間を定めて管理業務の全部若しくは一部の停止を命ずること ができ、この場合、区に生じた損害は、指定管理者が賠償するものとします。 14 (2) (3) 管理運営上の事故等に伴う損害賠償 ① 施設管理上の瑕疵による事故又は指定管理者の責めに帰すべき行為により 利用者に損害を与えた場合は、賠償責任を負います。 ② 騒音、振動、悪臭の発生等施設の管理上において周辺住民等第三者の生活環 境を阻害し損害を与えた場合は、賠償責任を負います。 保険加入について 指定管理者に指定された場合は、想定される事故に適切に対応できる保険に 加入すること。 (4) 事業の継続が困難となった場合 ① 指定管理者の責めに帰すべき事由による場合 指定管理者の責めに帰すべき事由により、業務の継続が困難となった場合は、 区は指定を取り消すことができ、その場合、区に生じた損害は、指定管理者が 賠償するものとします。 なお、指定管理者は施設の運営に支障がないよう、次期指定管理者へ円滑に 業務の引継ぎを行うものとします。 ② 指定管理者の責めに帰すことができない事由による場合 不可抗力等、指定管理者の責めに帰すことができない事由により、業務の継 続が困難となった場合は、事業継続の可否についての協議を行い、その結果、 事業の継続が困難と判断した場合、又は一定期間内に協議が整わない場合には、 区は指定を取り消すことができることとします。 なお、指定管理者は施設の運営に支障がないよう、次期指定管理者へ円滑に 業務の引継ぎを行うものとします。 (5) 指定管理期間開始時の業務引継 法人による運営を円滑に移行するために平成29年1月から3ヶ月間を引継ぎ 期間(予定)とし、事務や事業の引継ぎを順次行います。当該引き継ぎにかかる 費用については、指定管理者候補者の負担とし区からの補助等はありません。 (6) 施設等の変更及び原状回復 指定管理者は、施設等に特別の設備をし、又は変更は加えられません。 (ただし、 あらかじめ区の承認を受けたときは、この限りではありません。) また、指定期間が終了したときは、施設等を原状に回復するものとします。 15
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