I M A G I N G S O L U T I O N Thermo Scientific Mass Spectrometry Imaging Solution MALDI LTQ XL 使いやすさを手に入れよう すべての人が思いのままに Ⓒ 2015 Thermo Fisher Scientifi c K.K. 無断複写・転載を禁じます。 ここに記載されている会社名、製品名は各社の商標、登録商標です。 ここに記載されている内容は、予告なく変更することがあります。 ここに記載されている製品は研究用機器であり、医療機器ではありません。 サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社 分析機器に関するお問い合わせはこちら TEL 0120-753-670 FAX 0120-753 -671 〒221-0022 横浜市神奈川区守屋町3 -9 E-mail : [email protected] www.thermoscientific.jp LCMS051_A1511CE Thermo Scientific Mass Spectrometry Imaging Solution MALDI LTQ XL 使いやすさを追求したMSイメージング MALDI LTQ XL MSイメージングシステム 初めての方でも簡単に作成できる イメージング画像 近年、生体組織内の薬物やその代謝物、内因性物質などの分布情報を把握できる質量分析イメージング( MSI )が注目されており、 MALDI LTQ XLによって得られたデータから、ImageQuest 病理学やがんの診断、代謝経路の研究など、多くの研究分野で応用されています。また、化合物を組織からダイレクトに分析するため、 ソフトウェアを使ってカラーのイメージング 画像を作成でき 組織をホモジナイズして抽出する標準的な技法と比べて、迅速かつ効率的な分析を可能にします。しかしながら、MSIシステムは ます。ImageQuest ソフトウェアは、鮮明な MSイメージング MALDI LTQ XL 質量 画像を誰でも作成できるよう、操作性を徹 底的に追求しまし 一 般的に非常に高額であり、かつ操作が煩雑であるため、広範な普及に至っていません。Thermo Scientific TM TM た。マトリックスイオンを除去するためのしきい値の設 定や、 分析計は「価格」 「 、性能」 「 、使いやすさ」を追求した MSIシステムです。 対数あるいは均等目盛による強度軸などをユーザーがすべて 直 感的に設 定できます。また、複 数の分析データを重ね合わ MSIのルーチン分析を実現 ● せたイメージ ング 画 像の 表 示や 光 学 画 像とリンクさせたレ 組織切片の光学画像作成やレーザー照射の条件設定も容 ビューも可能で、ターゲット化合物の MSイメージング画像を 易で、すぐに測定を開始できます。 鮮明に表示させ、詳細な局在を確認することができます。 高品質かつ再現性のある MSIデータを提供 ImageQuestのレビュー画面 ● 上段左:2 D イメージ、上段中央:光学画像、上段右:3 D マップ、中段:スキャン No. 、 下段:スペクトル画面 高感度なリニアイオントラップ技術により多段階 MSスペク トルを取得でき、複雑な組織試料から目的化合物を選択的 確かな信頼性でターゲットの 組織内分布を確認 に検出できます。 ターゲット化合物の組織内分布を容易に確認 ● Thermo Scientific ImageQuestTMソフトウェアを用いれ 組織切片をダイレクトに分析する MSIでは、サンプルが複雑な ば、直感的な操作でスペクトルデータを解析でき、簡単に鮮 明なイメージング画像を作成できます。 Thermo Scientific MALDI LTQ XL お求めになりやすい価格で MSIシステムを提供 ため、ターゲットとなる薬物やその代謝物、内因性代謝物など を確信を持って同定するために、高い選択性が求められます。 MALDI LTQ XLによる MSIでは、MS、MS/MSスペクトルだ ● スタンダードタイプの LC-MS/MSシステムと変わらない投 けでなく、多段階 MSデータを取得できるため、高い選択性で 資額で MSIを始められます。 ターゲット化合物を特定でき、化合物同定の確からしさが 向 上します。さらに装置の高い堅牢性により、再現性良くデータ を取得できるため、薬物やその代謝物など一連の化合物の組 織内分布を確かな信頼性で明らかにすることができます。 すべてのラボでルーチン分析を可能に イリノテカンの代謝経路 一般的に MSIでは、分析する組織切片の光学画 像を撮影し、レーザー照射の条件設定や位置調 整などを行う必要があります。しかし、その操作 A B FaDu tissue 1 FaDu tissue 2 FaDu Tissue1 FaDu Tissue2 FaDu tissue 3 FaDu tissue 4 は非常に煩雑で、高度なテクニックが要求され る場合もあります。 1 1 MALDI LTQ XL 質 量 分析計では、光学スキャ ナーでプレート全体を撮影し、組織切片の光学 2 2 FaDu tissue 3 3 画像ファイルを作成することができます。また、 FaDu tissue 4 3 FaDu tissue 5 4 5 その光学画像を使った ROI(関心ある組織の領 FaDu tissue 5 4 5 域)の指定やレーザー照射の開始・終了位置の 設定などは自由度が高く、直感的に行うことが できます。レーザーのステップサイズやレーザー パワーなどの条件設 定も分かりやすく、直ちに 測定を開始できるため、MSIの画像解析におけ る煩わしさが大幅に軽減されます。 測定条件の設定画面と組織切片の光学画像 設定した条件は「.MALDIpos 」ファイルとして保存可能 代謝物 SN-38の MS/MSフラグメント イオン(m/z 349)の分布 代謝物 SN-38 Gの MS3フラグメント イオン(m/z 349)の分布 代謝物 SN-38の MS/MSフラグメント イオン(m/z 349)の分布 代謝物 SN-38 Gの MS3フラグメント イオン(m/z 349)の分布 マウスの腫瘍組織(FaDu腫瘍) における代謝物のイメージング画像 イリノテカン単独 A 、およびイリノテカンと MSC( Methylselenocystein )B を投与したもの。 代謝物 SN-38 Gの MS3フラグメントイオン( m/z 349 )の 分布では、五つの連続切片においてすべて同じ感度スケールでマッピングでき、高い再現性が示された。 出典 ISSX 2009 technical poster : Imaging Mass Spectrometry of Irinotecan and its Metabolites Directly off Tissue, Appliction Note 422 : Distribution of Irinotecan in Liver and a HumanTumor Xenograft Model by Tissue Imaging Mass Spectrometry.
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