(27ページから29ページ)(PDF文書)

シリーズ
シティプロモーション ❶
企画調整課
いただいた意見の
一部を紹介します
◦度会橋から見る山側の川
「伊勢市」の自治体
名称ロゴを決定
市のブランドイメージを
発信していくツールとして、
広報紙や各種 ポスター・パ
ンフレットなどで使用する
の景色 がすてき。
◦朝熊山、足湯をしながら
このロゴタイプは、市が
企画コンペを開催し、全国
プ)
を決定しました。
自治体名称ロゴ(ロゴタイ
◦音無山から見る朝日と夕
イイ~。
の 絶 景。 チ ョ ー 気 持 ち
二見浦
朝熊山
日がとてもきれい。
のデザイン書道作家から応
募があった 作品から、市
が参加した投票
(延べ 人)
内の団体・大学生・高校生
32
◦尾崎咢堂記念館から見る
初日の出は宮川に映り込
んで最高の景観。
◦早朝の伊勢神宮は空気 が
澄みきっていて気持ち が
いい。
◦内宮、五十鈴川の秋の紅
葉が美しい。
◦横輪の桜とホタルはとて
いきます。
みに活用して
ざまな取り組
ションのさま
ティプロモー
ゴタイプをシ
して、このロ
ことを目的と
どに役立てる
名度の向上な
今後、市の一体感や誇り・
愛着の醸成、国内外での知
のです。
形式の選考会で選 ばれたも
48
「広報いせ」6月1日号では、
伊勢市の「観光地・場所」をお知らせします。
広報いせ 平成28年5月1日号
27
もきれい。
宮川
五十鈴川
夫婦岩
21-5522)
~伊勢市の自然・景観~ (☎ 21-5510 伊勢市シティプロモーション推進計画の策定に当たり、市民・事業所・学生の皆さんを対象に、伊勢
市の自然・観光地・祭り・産品・食などの地域資源に関するアンケート調査(平成27年10月)を実施し、
1,100人以上から回答をいただきました。
今号では、伊勢市の「自然・景観」について、市民の皆さんがアピールしたいと思う自慢のスポットと
して選んだ割合の高い5つを紹介します。
観
自然・景
5522)
ー
管理に要する経費の確保が
の公共施設等の更新や維持
全国的に人口減少・少子
高齢化 が進行する中、将来
計画の対象とする公共施
設は580施設、総延べ床
①公共施設
公共施設等の現状
ている状況です。
たに下水道管の整備を進め
伊勢市の特徴として、下水
5548 課題となっています。伊勢
面積は 万8661㎡です。
共通する傾向です。
(グラ
※
「公共施設等」
とは、市が
たりお伝えします。
老朽化 が進行しています。
代に集中しており、施設の
また、築年別では、昭和
年代半ば以降の昭和の時
上下水道施設 があります。
道普及率が低く、現在も新
1990
情報調査室(☎
市も同様の状況であること
・8%、次いで公営住宅
ました。
フ①参照)
これは、全国の市区町村に
この計画について、今回
から毎月1日号で3回にわ
保有する公共施設(学校な
②インフラ資産
どの 建 築 物 )
、インフラ 資 (グラフ②参照)
産(道路、橋、上下水道施
2014(年度)
2010
2005
2000
1995
(平成2年)
施設、漁港、公園、駐車場、
から、長期的な視点で公共
施設類型別に延べ床面積
を見ると、学校 が最も多く
施設等の総合的かつ計画的
を策定し
(計画期間: 年間)
公共 施設 等総 合管理計画 」 が ・7%となっています。
な管理を行うため、「伊勢市
39
設など)
のことを言います。 インフラ資産には、道路、
橋、 トンネル、 河川・排水
グラフ① 施設類型別の延べ床面積比率
1985
ズ
30
1980
1970
0
44
13
40
1975
(昭和45年)
1965
∼ 1958 1960
概存の公共施設は、
1970 年∼1980 年代に建築されたものが多く、
老朽化が進行しています。
25,000
21
-
1
庁舎など 4.7%
保健医療
施設 1.6%
産業系施設
1.5%
公営住宅
13.7%
消防・防災
施設 2.0%
グラフ② 年度別整備延べ床面積
35,000
(㎡)
21
-
その他 2.0% 集会施設 4.9%
文化施設 4.5%
図書館 1.4%
博物館など 1.1%
病院
スポーツ施設
5.6%
3.8%
レクリエーション施設・
観光施設 0.3%
ごみ・資源処理施設
0.8%
学校 44.8%
障がい福祉
施設 0.7%
高齢福祉施設
1.5%
シ
リ
公
共
施
設
等
の
総
合
的
な
管
理
に
取
り
組
み
ま
す1
幼児・児童施設 0.6%
幼稚園・保育所
(園)
・
認定こども園
4.0%
その他教育施設
0.5%
30,000
20,000
15,000
10,000
5,000
28
広報いせ 平成28年5月1日号
人口の現状と将来展望
ます。
更新などの費用の見通し
今後の課題
費の増加などにより、老朽
化した施設の更新経費や維
持管理経費を確保すること
インフラ資産に対し長寿命
▼現状のままでは…
課題が導き出されます。
方を…
▼将来の公共施設等のあり
が困難になります。
と、総人口は2010年の
化対策などを実施しないと
公共施設をそのまま持ち 公共施設等と人口の現状
続けた場合の更新費用と、 や今後の見通しから、次の
万272人から、2060
仮定した場合の更新等費用
公共施設をこのまま持ち
続けると、大規模改修や建
人口の将来展望は、国立
伊勢市の総人口は198 社会保障・人口問題研究所
5年にピークを迎え、その (社人研)の推計に準拠する
年には6万6213人にな
をそれぞれ試算して合計す
後は減少に転じ、本格的な
ります。
ると予想されますが、市で
人口減少局面に入りつつあ
歳)と生
年少人口(0~
産年齢人口( ~ 歳)は減
年の 年間で約4169億
は、
「 伊 勢 市 人口 ビジョン」 ると、2015~2054
集中的に迎えることにな
て替えといった更新時期を
等のあり方を確立すること
ぼすため、将来の公共施設
ズの変化に大きく影響を及
人口構成の変化は、財政
力や公共施設に対するニー
において、今後さまざまな
歳
り、更新需要に対する財政
少が続き、老年人口(
取 り 組み が 実 現 した場 合、 円(1年当たり約104億
以上)は増加が続いていま
円)
が必要となります。
90,000人
66,213人
表① 2060 年の伊勢市の人口の展望
40
90,000 人
100%
男 性
43,000 人
約 48%
女 性
47,000 人
約 52%
年少人口
13,000 人
約 15%
生産年齢人口
47,000 人
約 52%
老年人口
30,000 人
約 33%
グラフ④ 更新などの費用の見通し
インフラ資産
インフラ
資産充当額
▼財政上の大きな課題…
が必要となります。
9万人が確保されると展望
82
総人口
公共施設等の総合的かつ計
これらの課題を解決する
ためには、長期的な視点で、
公共施設等総合管理
計画の必要性
負担 が懸念されます。
す。その構成比率について
しています。
(グラフ③・表
20
も、生産年齢人口比率と年
120,000
生産年齢人口の減少によ
る市税収入の減少や、老年
40
一方で、直近5年間に更
新などに要した平均額は約
社人研推計準拠
少 人口 比 率 は低下 が続 き、 ①参照)
グラフ③ 伊勢市の人口の将来展望
億円となっています。(グ
80
15
老年人口比率は高まってい
(億円)
画的な管理を行う必要 があ
ります。
次世代に大きな負担を残
さないためにも、本計画の
推進にご協力をお願いしま
す。
次回は、公共施設等の管
理に関する方針についてお
知らせします。
広報いせ 平成28年5月1日号
29
2050 2054(年)
2045
2040
2035
公共施設充当額
140
2030
公共施設
40年間の更新等費用
約 4,169 億円
(1年当たり約104億円)
160
人口の増加に伴う社会保障
100
64 14
総人口は
2060 年に
90,000人
100,000
ラフ④参照)
120
65
13
伊勢市の将来展望
80,000
2025
2020
2015
0
2010
直近 5 年間の平均額
(1年当たり約82億円)
60
2010 2015 2020 2025 2030 2035 2040 2045 2050 2055 2060(年)
0
130,272人
総人口(人)
140,000