岐阜市社会的居場所づくり事業企画提案仕様書(PDF:263KB)

岐阜市社会的居場所づくり事業企画提案仕様書
平成 28 年4月
岐阜市福祉事務所生活福祉一課
1
1
業務名
岐阜市社会的居場所づくり事業
2
実施期間
平成28年6月15日から平成29年3月31日まで
3
実施場所
岐阜市内に事業場所を設置すること。
4
開設時間
月曜日~金曜日
午前10時~午後4時まで
ただし、祝祭日及び平成28年12月28日から平成29年1月3日までは
業務を要しない。
5
実施体制
(1)活動拠点
岐阜市内に実施場所を開設し、社会的居場所づくり業務を行うこと。
(2)人員配置
最低限以下の人員(以下「支援員」という。)を常時配置すること。なお、
個々の職員等の労働関係(雇用関係、請負関係等)については、関係法令を遵
守しつつ雇用条件等を明確にすること。
人員体制
支援員(業務主任者)
1名
支援員
1名
合
計
2名
(3)備品等
事業実施に必要な事務机、椅子、テーブル、連絡に必要な電話、その他事業
の実施に必要な備品を用意すること。
また、1億円(限度額)以上の賠償責任保険に加入すること。
6
委託する業務の内容
(1)支援対象者
現に経済的に困窮し、生活困窮者自立相談支援事業の支援調整会議で、当事
業の利用が妥当と市に決定され、対象者から当事業の利用同意が得られた者。
2
(2)実施内容
受注者は実施場所に支援員を配置して、以下の業務を実施すること。
なお、実施にあたっては「生活困窮者自立支援法」(平成25年法律第
105号)に基づいた運営を行うこと。
(3)日常生活自立・社会生活自立支援
支援対象者が、再び困窮状態に陥ることなく、最終的に安定的な自立生活を
営めるようになることを目指して、生活困窮者が抱える課題のうち、日常生活
や社会生活自立に関する支援を行う。具体的には、規則正しい生活を送る、公
共交通機関を利用し目的地まで向かう、計画的に行動する、など 本人の状況や
意思を十分に確認しつつ、個々人の状態にあった支援を実施する。
支援対象者が、就労移行支援事業所や就労準備支援事業へ移行していけるよ
う支援する。
①
各種プログラムの実施
・持ち寄り食事会や料理づくり体験
・コミュニケーションタイム
・ソーシャルスキルトレーニング
・マナー講習会
②
など
社会参加体験
・地域自治会などで行われるイベントへの参加
・清掃などボランティア活動への参加
・就労移行支援事業所への見学
・就労準備支援事業への体験
など
(4)関係機関との連携
自立相談支援機関のほか、支援対象者の状況に応じ、福祉事務所と連携し、
必要な支援を行うこと。
(5)支援計画と支援記録の整備
①
各支援対象者に対する支援の実施にあたっては、支援対象者ごとに、支
援計画の期間、支援期間中の各段階における短期目標、目標達成に向けた
支援対象者自身の活動及び支援内容等について支援計画を自立相談支援機
関と協議すること。その際には、支援対象者の抱える問題や状況に応じて、
日常生活自立や社会生活自立を含めた現実的かつ段階的な目標設定を行う
よう留意すること。
3
②
支援員は、支援対象者ごとに支援台帳を作成し、支援対象者の状況、相
談、支援の内容、支援による支援対象者の変化について記録しておくこと。
(6)業務の適正な実施
①
個人情報の保護
受注者は本事業を実施する上で個人情報を取り扱うため、別添個人情報取
扱特記事項に基づき、その取扱いに十分留意し、漏えい、滅失及び毀損の防
止その他個人情報の保護を徹底すること。「岐阜市個人情報保護条例」をは
じめとする関係法令等を遵守し、個人情報の適切な保護と利用を行うこと。
また、事業に携わる者に、個人情報の保護に関する誓約書を提出させるなど
して周知徹底を図ること。
②
守秘義務
受注者及び支援員に配置された者は、本事業を行うにあたり、正当な理由
なしに業務上知りえた秘密を他に漏らし、又は自己の利益のために利用する
ことはできない。また、委託業務終了後も同様とする。
③
業務の一括再委託の禁止
受注者は、受注した業務を一括して第三者に委託し、又は請け負わせるこ
とはできない。ただし、業務を効率的に行う上で必要と思われる業務につい
ては、市と協議の上、業務の一部を委託することができる。
7
組織図、実施計画書並びに実施状況報告書
(1)受注者は、5(2)の「人員配置」の状況及び緊急時の体制について、組
織図、実施体制に関する書類を作成し、業務開始日までに、市に提出するこ
と。
(2)受注者は、6の業務内容について、実施計画書を業務開始日までに、市に
提出すること。
(3)受注者は、月ごとの実施状況に係る報告書を作成し、実施月の翌月10日
(ただし、年度末の3月は月末)までに市に提出すること。
8
業務及び支援対象者の引継
本業務の終了時に業務内容を新たな受注業者に引き継ぐ必要が生じた場合は、
支援対象者の支援計画及び支援記録及び成果品の全てを岐阜市の立会いの下、
新たな受注業者に適切に引き継ぐこと。また、継続支援が必要な対象者につい
ても支援の内容やその経過等を同様に引き継ぐこと。
4
なおこの場合は、業務期間内に引継ぎ期間を設け、新たな受注業者が引き継
ぐための経費は、新業者の負担とする。
9
支払条件
10
月払いとする。(履行確認後、翌月払い)
留意事項
(1)市は、受注者が事業の実施にあたり本仕様書に反した場合は、委託契約額
の一部又は全部を返還させる権利を有するものであること。
(2)本業務で得られたデータ及び成果品は、岐阜市に属するものとし、岐阜市
の許可なく他に使用あるいは公表してはならない。
(3)著作権、肖像権等、他の個人・団体等の権利を侵害しないように十分留意
すること。
(4)本業務の遂行に当たって、支援対象者等からの問い合わせについては、原
則として受注者が対応することとする。また、本業務に関するクレーム等に
は、迅速かつ誠実な対応を行うとともに、速やかに岐阜市に報告すること。
なお、受注者の対応能力を超えるクレームの場合は、迅速に岐阜市と対応を
協議すること。
11
疑義
本仕様書に関して疑義が生じた事項及び本仕様書に定めのない事項について
は、すべて岐阜市と協議の上、これを解決するものとする。
5