! ! 催 年度も開 今 第七回しんとみ読みがたり ★スペシャルゲスト★ 演劇ユニット「おとや」 新田学園小学部 4 年生 富田小学校 2 年生 これまでで最多となる五六〇名ものご来場をいただいた、『第七回し んとみよみがたり』は、七月四日 土 ( に ) 新富町文化会館 大 ( ホール ) で開催されました。 今年も二部構成の内容で、はじめに、手づくり絵本サークル「そら つくどん」と「バンビーノ・ビバーチェ」の皆さんによる演奏を加え た創作民話の発表や町内三小学校の児童の皆さんによる音読、元気い っぱいの踊りや歌声を舞台全体を使って披露し、来場者を楽しませて いました。 さらに、小中学校読書推進委員会主催「手づくり絵本コンクール」 最優秀賞作品四冊のエピソード紹介や読み聞かせボランティアグルー プの皆さんによる音読をしていただき、作品それぞれのユニークさに 心を惹かれました。 最後に今回のスペシャルゲストの演劇ユニット 「おとや」の皆さんによる音楽や本のセリフの部分 に演出を加えた二人芝居を見せていただき、プロ の役者さんの演技力に会場中が引き込まれていま した。 上新田小学校 3・4 年生 しんとみ読書だより 第32号 (平成27年 7月24日発行) 発行元 : 新富町教育委員会生涯学習課 小中学校読書推進委員会 しんとみ 読書だより 「読書の町 新富町」を目指して ま ち 温 知古 『 水との戦い 』 編 平成17年9月、台風14号による浸水被害。 過去の教訓を忘れず、みんなで助け合って減 災につとめましょう。 例年にない長雨続きで、この号が発行される頃には無事に梅 雨が明けているのか心配になります。 生きていく上で欠かすことのできない水ですが、農業用水と しても必要不可欠なものでした。 レンコンで有名な湖水ヶ池のほとりに建つ水沼神社は、江戸 時代以降干ばつがおこると雨乞いの儀式がたびたび行われてき たことが記録されています。時には藩主みずから参加していた ようです。 水の安定確保は人々にとって長年の夢でした。そのためには 何としても一ッ瀬川を利用しようと考えていたようですが、明 治四年の「金丸堰」の完成によってようやく実現しました。 水は時として大きな被害をもたらします。平成一七年九月の 台風一四号による大災害から、はや一〇年。それ以降も毎年の ように台風や集中豪雨による被害があとをたちません。自分と 家族の身を守るため、災害に備えた準備をしっかり行いたいと ころです。 新 図書室には防災に関する本も備えています。 これから台風シーズンです。家族で防災会 議を開いてみては?! 新 刊 情 一般書 【天満明星池】 加藤政広 双葉社 【君の膵臓をたべたい】 住野よる 双葉社 【 クリエイターおすすめの絵本650冊】 玄光社 【キレイをかなえる デトックスウォーター】 【生ドーナツと焼きドーナツ】 Sachi 日東書院本社 一人の子どもを中心に、二人の母親たち 【長くなるのでまたにする。】 の人生を、それぞれの視点でたどる本書に 宮沢章夫 幻冬舎 は『ミステリー作家、辻村深月の社会派小 説』という見出しが躍ります。 「子どもを、返してほしんです」という一 言を境に、作品中では、これまで築いてき た穏やかな日常が一変してゆく様、そこに 児 童 書 至る過程の日々が丹念に描かれ、その丹念 【戦国ベースボール】 さが、登場人物が陥ってゆく負のスパイラ りょくち真太 集英社 【 閉店!メタモル書店 1】 ルな状況を際立たせています。 関田 涙 ポプラ社 それは、二人の母親に少しでも共感して 【ストロボ・エッジ】 咲坂伊織 集英社 しまうと、途端に引きずり込まれてしまい そうな不安を覚えるほど。それでも読み続 けてしまうのは、一人称多視点を成立させ る心理描写の巧みさかもしれません。 読み終えて本を閉じたとき、表紙の装丁 実用書 の良さに改めて気づきます。 報 『 朝が来る 』 著者 / 辻村深月 出版社 / 文藝春秋 わが もっと詳しく知りたい方へ 度 年 6 2 新富町小中学校読書推進委員会 手作り絵本コンクール 最優秀作品紹介 上新田小学校5年 清水 瀬那さん 富田小学校3年 岩本 虎雅さん わたしがこの絵本をつくったのは、小さい子ども たちにもこの本を読んで楽しんでもらえたらいい なと思ったからです。ところどころにとび出す しかけを作りました。 一番気に入っているところは、新聞で作っ たマントです。ひらひらするように切り方 を工夫しました。 ぼくは、生き物が大好きで、夏休みに 昆虫博物館へ行きました。そこで、森の 中を探検した時に、カブトムシが仲良く 木の蜜を飲んでいる姿を見て、この話を 考えました。 上新田小学校4年 大原 和さん この本を作ったのは、すごろくがとても好き だからです。いつでもどこでもサイコロがなく てもできるすごろくを作りました。 工夫したところは、分かれ道と色ぬりです。 分かれ道はどちらに行くか考えられるようにし ました。色ぬりは何色も重ねてたくさんの色で ぬりました。 富田小学校2年 東 咲良さん 一年生のころ、習いたてのひらが なを使い、まっすぐに書くことが難 しかったです。ひらがなで私の名前 を使ってお母さんといろいろ考えら れたことがいい思い出になりました。 ぬり絵は、弟も手伝ってくれました。 今年も皆さんの手作り絵本を募集します!! 夏休み期間を利用して自分だけのオリジナル絵本を作成してみませんか?! これまでの読書経験から想像をふくらませ、物語を創造することを通して、読書活動 への意欲と関心を高め、進んで読書をしましょう!! 募集対象者:新富町の小中学校に在籍する児童生徒 40% 中学校 20% 10% 0% 新富町の小中学校読書推進協 議会で取り組んでいるファミリ ー読書週間の4月から6月まで の集計結果を発表します。 統計グラフから見ますと、全体 的に中学校に比べ、小学校の皆 さんの方が本に触れ合う機会が 多いようですが、小中学校とも に全体の半数以上の児童生徒や 保護者が、読書に積極的に取り 組んでいます。 この結果を継続できるように これからも家族一緒に、より一 層、読書に励みましょう。 編集後記 先日、私が担当する最大のイ 【第2回夢いっぱいひろば】 ベント「第7回しんとみ読みが たり」が盛況のうちに終了し、 絵本の読み聞かせに音楽を加え、 子ども達が楽しい経験をしながら豊 ほっと一安心をしているところ かな心や感情を育てるきかっけづく です。 りの場になることを目標にしていま これからも読書推進事業とし す。また、布おもちゃなどもありま て、ブックスタートや夢いっぱ すので、ご家族みんなで楽しく遊び い広場などさまざまなイベント を予定しております。この機会 ましょう! ●開催日時:平成27年9月12日(土) にぜひ、ご家族そろってご参加 をお願いします。 き [ りやん ] 30% 上新田中学校保護者 小学校 ファミリー読書週間集計結果 50% O さんの紹介 私は、息子が小さい頃は、よく絵本を読んで あげていました。「いないいないばあ」「おおき な木」「バムとケロシリーズ」「もりのへなそう る」「ふたりはともだち」などが記憶に残って います。特に、バムとケロシリーズはお話も絵 もとてもユニークだったので、まだ、息子が4, 5歳だったと思うのですが、2人で暗唱してし まうほど何回も読んで絵本を見ながらたくさん 話をした思い出があります。 77.81% 80% テレビ 保護者 児童 今では、息子も中学生になり、部活や勉強で 60% 実績率 63.08% 70% 忙しく、一緒に本を読む時間を共有する事は なくなりましたが、今は父親が読んで面白かった本を息子が読 96% ●場所:新富町文化会館ホワイエ ※この広報紙は、防衛省の再編交付金事業を適用して発行しています。 み、息子が学校から借りてきた本を私が読んでみたりする事で 『バムとクロのそらたび』 88.33% 87.91% 87% 90% 一緒に家族で読書を楽しんでいます。 本が大好きな父親の影響もあり、私よりもたくさんの本と出 会っている事をうれしく思います。これからもいろんな本の中 でたくさんの経験をしてほしいと思います。そして、他人の事 『バムとケロのおかいもの』 100% ☆ ご家庭で取組まれている読書活動を紹介します。 を考えられるやさしい大人になって欲しいです。 『バムとケロのにちようび』 月間(4~6月)の読書状況 イベント情報 ファミリー読書 我が 家の ★バムとケロ シリーズ
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