群馬県男女共同参画基本計画 (第4次) 概要版

主な成果目標
基準値
成果目標項目
目標値
年度
数値(単位)
年度※1
数値(単位)
県の審議会等への女性の参画率
26
36.5%
32
40.0%以上※2
県内の管理的職業従事者に占める女性の割合
24
11.8%
31
15.0%
男性従業員の育児休業取得実績があった事業所割合
26
5.1%
32
10.0%
夫婦が同じくらい育児を分担する家庭の割合
26
23.5%
32
44.5%
女性の有業率(生産年齢人口(15∼64歳))
24
66.3%
31
73.0%
自治会長に占める女性の割合
26
0.3%
32
2.0%以上
DV等の被害者支援相談窓口を「いずれも知らない」
人の割合
26
20.5%
32
0%
男女の地位の平等感(社会全体)
26
14.1%
32
50.0%
「男は仕事、女は家庭」という考え方に賛同しない県
民の割合
26
65.7%
32
80.0%
「男女共同参画社会」の認知度
26
41.3%
32
100.0%
女性のいない市町村防災会議の割合
26
57.1%
32
0%
群馬県男女共同参画基本計画 (第4次)
概要版
基本的な考え方
計画策定の趣旨
第4次計画のポイント
急激な少子高齢化の進行に伴う人口減少社会に突
入した我が国において、男女共同参画社会の形成は
最重要課題として位置付けられています。
平成23年度から「群馬県男女共同参画基本計画
(第3次)」により、男女共同参画社会の形成に向け
て施策を推進してきましたが、平成27年度をもって計
画期間が終了することから、本県における男女共同参
画の実情を踏まえ、今後5年間、県が取り組むべき施
策の大綱とするとともに、施策を総合的かつ計画的
に推進することを目的として計画を策定しました。
横断的視点
女性の活躍を推進するだけでなく、男女が共
に暮らしやすい社会を実現するために「長時間
労働等を前提とした労働慣行の変革」と「男性
にとっての男女共同参画」を計画全体にわたる
横断的視点として位置付けています。
基本方針
本計画における政策目的を明確化するため、
3つの基本方針を設定しています。
計画期間
平成28年度から平成32年度までの5年間
※1 他の計画等に基づく目標の場合は、その計画等における目標年度を記載しており、各計画等の改定時に目標値及び目標年度を見直す
※2 構成員の男女比については均衡を要する
計画の体系
前橋公園
さちの池
●裁判所
群馬
県庁
17
●群馬会館
国道
50号
●
前橋市役所
●
│
│
線
ロイヤルホテル
至高崎
群馬中央病院 JR前橋駅
JR両毛線
9:00∼21:00
9:00∼17:00
休館日
月曜日(祝日の場合は直後の平日)
年末年始
問合せ
TEL : 027-224-221
主な事業 講座・セミナー等の開催
研修室等の貸出し
図書・資料の貸出し
群馬県 生活文化スポーツ部 人権男女・多文化共生課
ぐんま男女共同
参画センター
県民駐車場
会館日時 火∼金曜日
土・日・祝
至桐生・伊勢崎
●
至桐生・伊勢崎
至高崎
群馬大橋
至赤城山
国道 号線
ぐんま男女共同
参画センター
至渋川・沼田
群馬県庁
議会庁舎
県政
会館
*横断歩道をご利用ください
〒371-8570 群馬県前橋市大手町一丁目1番1号 TEL:027-226-2902 FAX:027-220-4424
ホームページ:http://www.pref.gunma.lg.jp
横断的視点
男女共同参画社会の実現に向けた総合的な拠点施設
男女が性別にかかわらず、
一人ひとりの考え方や生き方が尊重される社会、
あらゆる分野への参画の機会が保障され、
その個性と能力を十分に発揮できる社会の実現
ぐんま男女共同参画センター(とらいあんぐるん)
基本理念
男女共同参画社会の実現のため、県の推進体制を整備するほか、
ぐんま男女共同参画センターを拠点と
して、市町村、事業者及びNPO・ボランティア団体等、様々な主体と連携・協働し、取組を推進します。
﹁長時間労働等を前提とした労働慣行の変革﹂、﹁男性にとっての男女共同参画﹂
計画の推進体制
基本方針Ⅰ
あらゆる分野における
女性の活躍推進
基本方針Ⅱ
生涯を通じた安全・
安心の確保
基本方針Ⅲ
男女共同参画社会の
実現に向けた
社会システムの整備
基本目標1
政策・方針決定過程への女性の参画拡大
基本目標2
男性中心型労働慣行等の変革と女性の活躍推進
基本目標3
ものづくり分野等への職域拡大、チャレンジ支援
基本目標4
地域、農山村における男女共同参画の推進
基本目標5
女性等に対するあらゆる暴力の根絶
基本目標6
生涯を通じた健康づくりの推進
基本目標7
様々な人々が安心して暮らせる環境整備、
生活困難者への対応
基本目標8
制度・慣行、意識の変革、支援体制の整備
基本目標9
子育て環境の整備
基本目標10 教育・学習の充実
基本目標11
防災分野における取組の推進
基本方針Ⅰ あらゆる分野における女性の活躍推進
基本方針Ⅱ 生涯を通じた安全・安心の確保
基本目標5 女性等に対するあらゆる暴力の根絶を目指します
基本目標1 政策・方針決定過程への女性の参画を拡大します
県や市町村、事業者、団体等、様々な場において、政策・方
針決定課程への女性の参画を拡大します。
暴力を許さない社会を実現するため、女性等に対する暴
施策の基本的方向
力の根絶と被害者支援の充実を図ります。
(1)各分野における指導的地位に占める女性の割合の増加
(3)性暴力・ストーカー行為・人身取引等への対策の推進
基本目標6 生涯を通じた健康づくりを推進します
基本目標2 男性中心型労働慣行等の変革と女性の活躍を推進します
活での性別役割分担意識などを解消し、男女共に活躍で
きる社会の実現を目指します。
男女が互いの身体性差を理解し、生涯にわたり健康で豊
施策の基本的方向
(1)男性中心型の働き方等の改革の推進
(2)働く場における女性の活躍(男女共同参画)の推進
(3)仕事と生活の調和の実現
かに暮らすため、男女のライフステージの特性に応じた支
援を行う体制づくりを推進します。
高齢者、障害者、外国人、偏見や固定観念等により困難な
状況に置かれた人々など、様々な境遇にある人々が安心し
て暮らせるよう、社会のあらゆる分野における男女共同参
育 児
理想
20%
0.0
現実
0.2
40%
60%
71.2
80%
100%
25.1
23.5
73.7
画の視点を踏まえた取組を推進します。
1.9
1.8
施策の基本的方向
(1)生涯を通じた健康支援
(2)性に関する適切な知識の普及及び啓発活動の充実
基本目標7 様々な人々が安心して暮らせる環境整備、生活困難者への対応を強化します
家庭内での家事等の担い方 (理想と現実)
0%
(1)暴力の予防と根絶するための環境づくり
(2)配偶者等からの暴力被害者支援の充実
(2)女性の人材育成と情報の提供
長時間労働等を前提とした男性中心型労働慣行や家庭生
施策の基本的方向
施策の基本的方向
(1)ひとり親家庭等の自立支援
(2)高齢者、障害者、外国人等が安心して暮らせる環境整備
の促進
主として男性が担う
2.6
基本方針Ⅲ 男女共同参画社会の実現に向けた社会システムの整備
看護・介護
男女が共に担う
0%
理想
20%
40%
0.2
60%
80%
84.3
100%
10.3
3.2
基本目標8 制度・慣行の見直しと意識の改革を図り、支援体制を整備します
2.0
主として女性が担う
現実
1.3
28.2
65.8
4.7
意識の改革を進めるとともに、企業や団体等で構成される
その他
家 事
0%
理想
20%
0.1
40%
60%
65.4
80%
30.1
「ぐんま女性活躍大応援団」などにより意識の変革に向け
た支援体制を構築します。
100%
2.5 1.9
家庭・職場・学校・地域等における固定的性別役割分担
施策の基本的方向
(1)社会や家庭における制度・慣行の見直し
(2)広報の推進、情報の収集・整備・提供
(3)多様な主体の連携による支援体制の整備
不明
基本目標9 子育て環境の整備を推進します
現実
2.1
20.0
77.1
0.8
多様なライフスタイルや家族の形態に対応した子育て環
境の整備を推進するとともに、児童虐待防止施策や子ど
もの犯罪等被害防止対策の充実を図ります。
施策の基本的方向
(1)多様なライフスタイルに対応した子育て支援策の充実
(2)児童虐待防止施策の充実
(3)子どもの安全の確保
基本目標3 ものづくり分野等への職域を拡大し、チャレンジを支援します
ものづくり分野等、これまで女性の活躍が少なかった分野
において女性の力が発揮されるような就業支援等に取り
組みます。
施策の基本的方向
(1)職域拡大の推進
(2)起業等への支援
基本目標10 教育・学習の充実を図ります
男女共同参画社会づくりを持続的に推進するため、学校、
地域、家庭における若年層への学習の充実を図るととも
に、理工系分野やものづくり分野への女子学生の進路選
択促進を行います。
施策の基本的方向
(1)学校教育における男女平等・人権教育の充実
(2)地域、家庭における教育・学習の推進
(3)科学技術や製造分野における取組の推進
基本目標4 地域、農山村における男女共同参画を推進します
地域の様々な分野で女性の多様な視点や発想を活かすとと
もに、女性農業者の主体的な経営参画を推進し、地域や農
山村の活性化を図ります。
施策の基本的方向
(1)地域活性化の取組、県民との協働の推進
(2)農業・農村活性化と農村女性の経済的地位の向上、環境
の整備
基本目標11 防災分野における取組を推進します
災害時における男女のニーズの違い等、男女双方の視点に
配慮した防災対策を推進するとともに、防災の担い手とし
ての女性が力を発揮できる環境づくりに取り組みます。
施策の基本的方向
(1)男女共同参画の視点を踏まえた防災対策