基本情報 - 消費者庁

別紙様式(Ⅳ)
商品名:アスタキサンチンプラス
健康被害の情報収集体制
健康被害の情報の対応
窓口部署名等
電話番号
クミアイ家庭薬相談窓口
0238-46-2013
ファックス番号
電子メール
その他
連絡対応日時
(曜日、時間等)
受付時間
9:00~17:00(土・日・祝日を除く)
その他必要な事項
(組織図及び連絡フローチャートを添付すること)
別紙様式(Ⅵ)-2
商品名:アスタキサンチンプラス
届出食品に関する表示の内容
科学的根拠を有する機能
性関与成分名及び当該成
分又は当該成分を含有す
る食品が有する機能性
本品にはアスタキサンチンが含まれます。アス
タキサンチンは、正常な目のピント調節機能を
維持することで、日常的なパソコンなどの VDT
作業による疲労感を軽減することが報告され
ています。
一日当たりの摂取目安量
2粒
一日当たりの摂取目安量
機能性関与成分名:アスタキサンチン
当たりの機能性関与成分
含有量:6mg
の含有量
保存の方法
高温・高湿及び直射日光を避けて保管してくだ
さい。
摂取の方法
1日2粒を目安に、かまずに水またはお湯でお
召し上がりください。
摂取する上での注意事項
●原材料をご参照の上、食物アレルギーのある
方はお召し上がりにならないでください。●賞
味期限の過ぎた製品はお召し上がりにならな
いでください。
調理又は保存の方法に関
し特に注意を必要とする
もにあっては当該注意事
項
(○
有 ・無)
●開封後はなるべく早くお召し上がりくださ
い。●吸湿性がありますので、密栓して保管し
てください。携帯のため小分けするときは、密
栓容器を利用してください。●お子様の手の届
かない所に保管してください。
※内容量等により表示事項が異なる場合、その内容を全て記入する。
(表示見本を添付すること)
別紙様式(Ⅶ)-1
商品名:アスタキサンチンプラス
食品関連事業者に関する基本情報
届出者の氏名
(法人にあっては名称及
び代表者)
協同薬品工業株式会社
代表取締役社長 川村
届出者の住所
(法人にあっては主たる
事務所所在地)
〒993-8611
山形県長井市本町 2-10-6
0238-84-1181
隆彦
製造者名:中日本カプセル株式会社
(製造)
所在地:〒503-0034
本社工場
製造者の氏名(製造所又は 岐阜県大垣市荒尾町 229-2
加工所の名称)及び所在地
※複数ある場合、全てを記 加工者:協同薬品工業株式会社 山形工場
載
(包装)
所在地:〒992-0601
山形県東置賜郡川西町大字西大塚 930
消費者対応部局(お客様相
談室等)の連絡先
クミアイ家庭薬相談窓口
(電話番号等)
情報開示するウェブサイ
トのURL
消費者庁 URL
届出事項及び開示情報に
ついての問合せ担当部局
部
電
電話:0238-46-2013
http://www.
caa.go.j
p/foods/
index23.
html
局:研究開発部
話:0238-46-2001
別紙様式(Ⅶ)-2
届出食品に関する基本情報
商品名
アスタキサンチンプラス
名称
ヘマトコッカス藻色素含有食品
食品の区分
þ加工食品(þサプリメント形状、☐その他)
、
☐生鮮食品
錠剤、粉末剤、液剤で
あって、その他加工食
品として扱う場合は
その理由
当該製品が想定する
主な対象者(疾病に罹 パソコン、スマートフォンなどを日常的に使用する
患している者、妊産婦
成人健康男女
(妊娠を計画してい
る者を含む。)及び授
乳婦を除く。)
健康増進法施行規則
第 11条第2項で定め
る栄養素の過剰な摂
取につながらないと
する理由
脂質、飽和脂肪酸、コレステロール、糖類、及びナ
トリウムの食事摂取基準量に対する本製品に含ま
れるこれらの栄養素の割合はごくわずかであり、栄
養素の過剰摂取には繋がらないと考えられる。
販売開始予定日
2016年 6月 1日
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別紙様式(Ⅶ)-3
作用機序に関する説明資料
1.製品概要
商品名
アスタキサンチンプラス
機能性関与成分名
アスタキサンチン
表示しようとする
機能性
本品にはアスタキサンチンが含まれます。アスタキサン
チンは、正常な目のピント調節機能を維持することで、
日常的なパソコンなどの VDT 作業による疲労感を軽減
することが報告されています。
2.作用機序
アスタキサンチンは細胞膜で抗過酸化脂質作用を有することから 1,2)、酸化的
障害による赤血球膜の破壊を抑制し、その結果赤血球の変形能が保持され末梢
で血流改善作用を示すと考えられる。健常成人がアスタキサンチンを 10日間摂
取した試験では血液流動性の改善が認められている 3)。また、invitroの実験
でアスタキサンチンが血管拡張作用を有することが報告されており 4)、臨床的に
は網膜毛細血管血流量をレーザードップラー網膜血流計で測定した試験で有意
に網膜毛細血管血流量が増加することが明らかにされている 5)。網膜と毛様体は
同じ血管支配下にあることと家兎に経口投与したアスタキサンチンが毛様体に
も分布することにより、アスタキサンチンが毛様体の血流を増加させる可能性
が考えられる。また毛様体においてシグナル伝達系を介して TNF‐αの作用を抑
制することが明らかにされており 6)、アスタキサンチンは TNF‐αによる毛様体
の損傷を抑制することにより調節力の改善効果を示したと考えられる。
以上のことから、アスタキサンチンは赤血球変形能改善作用と血管拡張作用
による毛様体の血流改善と、NF‐κBシグナル伝達系を介する炎症性サイトカイ
ンの抑制作用により、長時間の VDT作業などにより低下した毛様体の機能を回
復させ、その結果調節力が改善すると考えられる。
VDT作業に長時間従事した場合近くを見ている時間が長いため、水晶体の厚み
を調節する毛様体筋の緊張状態が続き、毛様体筋の機能低下を引き起こし調節
力の低下に繋がる。VDT作業者の眼精疲労の原因の一つとして副交感神経系の異
常興奮が報告されており 7)、このことが疲れ眼に繋がる可能性も考えられる。調
節力の低下が疲れ眼の原因の一つであると考えられ、疲れ眼と調節力の関連に
ついては以下の報告がなされている。
① 疲れ眼を訴える VDT作業者の調節力は非 VDT作業者に比較して有意に低い 8)。
② 眼刺激を与えたヒト試験において、調節機能が低下した群で「目が疲れる」、
「目が重い」などの自覚症状の訴えが多く、調節の緊張緩和は眼精疲労を回
復させた 9)。
③VDT作業の後や眼精疲労様症状を訴える人では調節力が低下している 10)。
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別紙様式(Ⅶ)-3
④調節力を測定することにより VDT作業者の疲れ眼を評価できる 11)。
⑤ ビタミン B12 点眼液の眼精疲労に対する効果を調節力で評価している 12)。
⑥ 厚労省「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」では作業者
の健康障害を防止するための検査として、自覚症状の他に調節機能検査を含
む眼科的検査をあげている。このガイドラインの中で「調節機能は加齢によ
り低下するが、著しい低下は眼精疲労の原因となるので、配置前に調節機能
の測定を行う」と記載されている 13)。
以上のことより、アスタキサンチンは毛様体の血流改善と、NF‐κBシグナル
伝達系を介する炎症性サイトカインの抑制作用により、長時間の VDT作業など
により低下した毛様体の機能が回復し、その結果疲れ眼が改善する可能性が考
えられた。
【参考文献】
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.:Inhibitionofoxidativeinjury
ofbiologicalmembranesbyastaxanthin.Physiol.Chem.Phys.&Med.
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2)Goto,S.,Kogure,K.,Abe,K.,etal.:Efficientradicaltrappingatthe
surfaceandinsidethephospholipidsmemb
raneisresponsibleforhighly
potentantiperoxidativeactivityofthecarotenoid
astaxanthin.Biochem.Biophys.Asta,1512,251-258,2001.
3)宮脇寛海,高橋二郎,塚原寛樹,他:アスタキサンチンの血液流動性に与え
る影響,臨床医薬,21,421-429,2005.
4)Hussein,G.,Nakamura,M.,Zhao,Q.,etal.:Antihypertensiveand
neuroprotectiveeffectsofastaxanthininexperimental
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5)長木康典,三原美晴,高橋二郎、他:アスタキサンチンの網膜血管血流量に
およぼす影響,臨床医薬,21,537-542,2005.
6)Suzuki,Y.,Ohgami,K.,Shiratori,K.,etal.:Supperssiveeffectsof
astaxanthinagainstratendotoxin-induce
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7)中村芳子,近江源次郎,木下茂:VDT作業者にみられる調節・瞳孔異常につ
いて,日本眼科紀要,42,1273-1278,1991
8)Nagaki,Y.,Hayasaka,S.,Yamada,T.,etal.:Effectsofastaxanthinon
accommodation,criticalflickerfusion,andpatternvisualevoked
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J.Trad.Med.19,170-173,2002
9)岩崎常人,田原昭彦,三宅信行:調節の緊張緩和と眼精疲労,日眼会誌,107,
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別紙様式(Ⅶ)-3
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10)Gur,S.,Ron,S.:DoesworkwithVisualDisplayUnitsimpairvisual
activitiesafterwork?DocumentaOphthalmologica,79,253-259,1992
11)GurS.,Ron.S.,Heicklen-Klein,A.:Objectiveevaluationofvisual
fatigueinVDUworkers.Occup.Med,44,201-204,1994
12)山地良一,山下龍雄,北野周作:眼精疲労に対するビタミン B12点眼液の薬
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他:K-709Qの眼精疲労に対する臨床効果-パララックス・バリア方式 3Dデ
ィスプレイによる視覚負荷法-,診療と新薬,38,617-621,2001
13)厚生労働省「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」
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