◆ ステファニ・レナト賞制定の趣旨 ステファニ・レナト氏(イタリア出身、1937-2003) は、1964年に来日して以来、神父としての教会活動のかた わら、日本国内で40年間近くにわたり、一貫して社会的弱者 の立場にたち、人間の尊厳を守る活動を続けてこられました。 特定非営利活動法人名古屋NGOセンターの初代理事長として、 東海地方におけるNGO活動の発展、市民レベルでの他者理解 および国際協力の推進のため、多大な貢献をしてこられたこと は広く知られています。 2003年10月、レナト氏は東ティモールの地で活動中に 不慮の交通事故で亡くなりました。その知らせは、東海地方だ けでなく、全国、さらに海外のNGO関係者にも大きな衝撃と 悲しみを与えました。 しかしながら、同氏が関わってこられた数々の活動によって 救われ、勇気づけられてきた多くの人々を想う時、レナト氏の 遺志を引継ぎ、その精神を後世に伝えていくことが、私たちの 責任であると考えるに至りました。 そこで、レナト氏の精神を伝えるに相応しい活動を地道に実 践している個人や団体を表彰することを通じて、活動を側面か ら応援するため、2004年「ステファニ・レナト賞」が制定 されました。開始から10年目の2013年、財政難などから 表彰事業の終了を一旦は決定しましたが、賞の継続を願う個人 の方からご寄付を頂戴し、以降も続けることが可能となりました。 ひきつづき本賞の実施のため、広くご寄付を募り、賞の基金に あてさせていただきたいと存じます。 何卒ご賛同とご協力をよろしくお願い申し上げます。 ステファニ・レナト賞実行委員会 募 金 に ご 協 力 く だ さ い ●ステファニ・レナト賞後援団体 特定非営利活動法人アルシュ(自立を支援する会) ステファニ記念・東ティモール子ども募金 特定非営利活動法人 ACHAN JAPAN 募金は下記の郵便振替口座・銀行口座にて、常時受け付けております。 振込先 「 ス テ フ ァ ニ ・ レ ナ ト 賞 」 基 金 へ の <郵便振替口座> 口座番号 00850-6-78908 口座名 ステファニ・レナト賞実行委員会 (ゆうちょ銀行 店名〇八九(ゼロハチキュウ店) 当座 0078908) <銀行口座> 口座番号 三菱東京 UFJ 銀行 柳橋支店 普通預金 4703013 口座名 ステファニ・レナト賞実行委員会 *銀行振込の場合、領収書が必要な方は事務局までご連絡ください 「ステファニ・レナト賞」概要 ◆候補者、候補団体の公募期間 毎年4月~8月頃 ◆受賞者(団体)発表 毎年10月6日(ステファニ・レナト氏命日) ◆表彰式 毎年10月下旬 ◆この賞は、国の内外を問わず、弱者の側に立ち、人間としての尊厳を守るための活動を している個人や団体を表彰し、ステファニ・レナトさんの精神に基づく活動の裾野を広げ ることを目的としています。 ◆1年に1回自薦他薦を問わず公募し、有識者からなる選考委員会を設け、1人ないし1 団体を選考し、表彰盾および副賞30万円を贈呈します。 <故ステファニ・レナト氏> ステファニ・レナト氏(イタリア出身、 1937-2003)は、1964年 に来日して以来、神父としての教会活 動のかたわら、日本国内で40年間近 くにわたり、一貫して社会的弱者の立 場にたち、人間の尊厳を守る活動を続 けてこられました。特定非営利活動法 人名古屋NGOセンターの初代理事長 として、東海地方におけるNGO活動 の発展、市民レベルでの他者理解およ び国際協力の推進のため、多大な貢献 をしてこられたことは広く知られてい ます。 2003年10月、レナト氏は東ティ モールの地で活動中に不慮の交通事故 で亡くなりました。その知らせは、東 海地方だけでなく全国、さらに海外の NGO関係者にも大きな衝撃と深い悲 しみを与えました。 ■第 1 回(2004 年度)受賞者:国際子ども学校(愛知県尾張旭市) 。無国籍状態に ある在日フィリピン人の子どもたちに対する、献身的な教育支援活動を行う。 ■第2回(2005 年度)受賞者:ネパールの子ども基金(岐阜県中津川市)。ネパー ルの貧しい人たちへの教育、生活改善支援活動を行う。 ■第3回(2006 年度)受賞者:特定非営利活動法人チェルノブイリ救援・中部 (名 古屋市昭和区)。チェルノブイリ原発事故の被害者に対する長年にわたる支援と 交流活動を行う。 ■第4回(2007 年度)受賞者:津山直子さん(日本国際ボランティアセンター(J VC)南アフリカ現地代表)。南アフリカでの女性の収入向上、職業訓練、障が い児施設支援など長年に渡り支援活動を行う。 ■第5回(2008 年度)受賞者:特定非営利活動法人外国人医療センター(名古屋 市)。弱い立場にある在日外国人の健康と命を守る活動を継続。 ■第6回(2009 年度)受賞者:Dr.Moazzem Hossain(ダッカ(バングラデシュ) アイチホスピタル院長)。15年以上に渡り、貧しく病気に苦しむ子ども達に無 料診療活動を行う。 ■第7回(2010 年度)受賞者は:ACF JAPAN アジアこども基金(岐阜県多治見市)。 ネパールの農山村開発活動にマイクロ・クレジットを導入し、新しい循環型社 会づくりに貢献している。 ■第8回(2011 年度)受賞者:中村葉子さん(東ティモール・ディリ修道院長) 。 長年にわたる東ティモールでの人権擁護活動や、名古屋の NGO 活動の現地サポ ートに貢献している。 ■第 9 回(2012 年度)受賞者:ティンサンウー医師(ビルマの開業医)。貧しい人 の治療費や薬代を無料にし、辺境地の無医村に出かけ治療活動を行ってきた、 軍事独裁政権下でも献身的に弱者への支援を継続。 ■第 10 回(2013 年度)受賞者:特定非営利活動法人スーダン障害者教育支援の会 (茨城県つくば市) 。長年の紛争や経済制裁の中で障害者自ら行動を起こし、教 育環境の改善を行ってきた、当事者の主体性によって運営している。 ■第 11 回(2014 年度)受賞者:石原バージさん(フィリピン人移住者センター代 表) 。当事者として団体を立ち上げ、日本人地域社会や地元行政との協働を通じ て多文化共生社会の推進に貢献、15 年以上に渡りフィリピン人が多く集まる名 古屋栄で活動を継続している。 ■第 12 回(2015 年度)受賞者:松本雅美さん(学校法人ムンド・デ・アレグリア 学校校長・創設者)。2003 年浜松市で日系人出稼ぎ労働者の子どもたちのための 学校を設立、多数の地元企業からの協力を得て次世代の育成を継続している。 名古屋 NGO センター・ステファニ・レナト賞実行委員会 実行委員長 小池康弘(愛知県立大学教授、(特活)名古屋 NGO センター理事) 副実行委員長 市川隆之( (特活)名古屋 NGO センター理事) 実行委員 有泉道子/加藤克也/原田篤実/吉川典子/門田一美(事務局) 監事 倉地茂雄(税理士、 (特活)名古屋NGOセンター監事) 【連絡先・事務局】 〒460-0004 愛知県名古屋市中区新栄町 2 丁目 3 番地 YWCA ビル 7 階 Tel & Fax:052-228-8109(火~土:13 時~17 時) e-mail:[email protected]
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