平成 28 年度地域健康力アップ推進事業 企画提案仕様書 1 事業名 平成 28 年度地域健康力アップ推進事業 2 事業期間 契約締結の日から平成29年3月31日 3 事業の目的 沖縄県では、県民がスポーツに親しみ健康の維持・増進が図られる生涯スポーツの推進や競技スポーツに おけるトップアスリートの育成、県民がスポーツに触れる機会の創出を図るとともに、地域振興にも寄与す るスポーツコンベンションを推進することにより、スポーツアイランド沖縄を実現することとしている。 都市化や生活の利便性向上等に伴う運動不足による体力低下や生活習慣病等が懸念される中、沖縄県の平 均寿命は、男性 30 位、女性3位に転落、「330ショック」と呼ばれ、各方面に危機感が広がっている。 健康長寿沖縄復活に向けたさまざまな取り組みが展開される中、地域密着型の総合型地域スポーツクラブ (以下「総合型クラブ」という。)を活用した運動実践やスポーツイベント等の開催を通して、地域住民が 自らスポーツに参加し、健康意識を高める機会の創出を図ることで生涯スポーツ社会づくりを推進し、地域 健康力の向上を目指す。 4 委託業務の概要 (1) 地域健康力アップモデル事業の過年度実施クラブによる報告会の開催及び資料配付 (2) 地域健康力アップモデル事業実施クラブの公募 (3) 地域健康力アップモデル事業実施委員会の設置・運営 (4) 地域健康力アップモデル事業に対する支援業務等 (5) 地域健康力アップモデル事業の効果検証及び定着化に向けた提言 (6) 地域健康力アップ推進事業の2年間の実績及び効果の取りまとめ (7) 地域健康力アップ推進事業に係る精算及び完了報告の取りまとめ 5 委託業務内容 (1) 地域健康力アップモデル事業の過年度実施クラブによる報告会の開催及び資料配付 総合型地域スポーツクラブを活用したモデル事業の内容を、平成 26 年度、平成 27 年度において実施し たクラブから報告してもらうことにより、更に多くのクラブが当該事業に参加する機会を創出することを 目的として、県内クラブを対象に報告会を開催し、資料を配付する。 (2) 地域健康力アップモデル事業実施のクラブ公募 ア 県内の総合型クラブが実施する健康運動教室のプログラム作成 健康運動教室においては、スポーツを取り込んだ健康運動教室とし、2種以上のプログラムを作成す ること。また、必ず定期的な体力測定を実施すること。 イ クラブ公募に係る応募要領等の作成 健康運動教室の開催及びイベント交流に係る提案公募にあたって、応募要領の作成、広報・周知及び 提案受付等の一切の業務を実施する。 (3) 地域健康力アップ事業実施委員会の設置・運営 1 ア 地域健康力アップ事業実施委員会の開催 平成 28 年度地域健康力アップ推進事業における地域健康力アップ事業実施委員会の設置・運営にあ たって委員選定・就任手続き等の委員会設置及び委員との調整、会場手配、委員会開催、委員会進行、 資料説明及び議事録作成等の一切の業務を実施する。 (ア) 委員会委員 委員は、有識者、スポーツ関係団体及び行政関係者等から5名程度を選定する。 (イ) 開催回数及び場所 那覇市内で3回程度の開催とする。 イ 地域健康力アップモデル事業の実施クラブ選定業務 地域健康力アップ事業実施委員会における選定にあたって、応募者へのヒアリング、選定基準、審査 方法の検討、応募提案の整理・分析、審査資料作成等の一切の業務を実施する。 (4) 地域健康力アップモデル事業に対する支援業務等 ア 地域健康力アップモデル事業を行うにあたって、プログラム実施の促進として、受注クラブに対し研 修会を開催する。 (ア) 事業計画やプログラムの組み方等 (イ) 他クラブおける人材の活用方法等 イ 地域健康力アップモデル事業に対する支援 選定されたモデル事業を実施する総合型クラブに対する経費を支援するため、委託業務受付、 事業の進捗・実績確認及び委託業務の支払い等の一切の支援業務を実施する。 (ア) 再委託費 支援内容及び上限額は下記のとおりとする。 ① クラブの健康運動教室実施に対する支援 6,000 千円程度(6クラブ程度) ② 県内クラブのイベント交流実施に対する支援 3,000 千円程度(3クラブ程度) ③ 県内複数クラブが連携し行う全国規模のイベント交流実施に対する支援 6,000 千円 程度 ※ 金額及び件数については、県と調整の上、決定するものとする。 (イ) アドバイザー業務 事業実施する上で発生した課題に対し、解決方法の提案や、基本的な事業の進め方等、会計処理を含 めアドバイスを行う。 ウ 調整会議 事業実施状況を確認し、課題の把握等の情報共有を図る。 (ア) クラブについては現地訪問等により月2回程度 (イ) 県については月1回程度 エ 広報宣伝等 選定された地域健康力アップモデル事業の広報について効果的な広報宣伝等を行い、事業終了後にお いて報告会を開催する。 (5) 地域健康力アップモデル事業の効果検証及び定着化に向けた提言 ア 地域健康力アップモデル事業の課題整理 イ 地域健康力アップモデル事業の効果検証 ウ 上記ア及びイを踏まえた地域健康力アップ事業の定着化に向けた提言等 (6) 地域健康力アップモデル事業の2年間の実績、効果の取りまとめ及び報告書の作成 平成 26 年度及び平成 27 年度の地域健康力アップモデル事業の実績、効果、モデル事業実施クラブの 2 紹介等を取りまとめ、報告書を作成し、県内クラブ、市町村、その他スポーツ関係団体及び健康関連団 体へ周知を行う。 ※ 取りまとめた結果は、沖縄県が行う県内の体力・スポーツに関する調査と合わせて印刷、製本す るものとする。 (7) 地域健康力アップ事業に係る精算及び完了報告の取りまとめ ア 上記(1)~(5)に係る実施計画書の作成(1部) イ 上記(1)~(5)に係る事業実施報告書の作成(30 部) ウ 上記(1)~(5)に係る実績報告書の作成(1部) エ 上記(1)~(5)に係る経費の支払関係証拠書類の整理・保管 ※ ウ及びエは、月毎に管理しそれぞれが符合するように整理すること。 なお、県において、中間検査を年数回程度実施する。 6 提案総額の上限額 提案にあたっては、25,855 千円(消費税込み)の範囲内で見積もること。 ただし、この金額は企画提案のために設定した金額であり、実際の契約金額とは異なる。 7 業務の再委託について (1) 一括再委託の禁止 本業務委託契約の全部の履行を一括又は分割して第三者に委任し、又は請負わせることができない。 また、以下の業務(以下「契約の主たる部分」という。)については、その履行を第三者に委任し、又は 請負わせることができない。 ただし、これにより難い特別な事情があるものとしてあらかじめ県が書面で認める場合は、これと異なる 取扱をすることがある。 (2) 契約の主たる部分 上記(1)に定める「契約の主たる部分」は以下のとおりとする。 ア 契約額の50%以上を超える業務(但し、業務から「モデル事業者への委託」を除く) イ 企画判断、管理運営、指導監督、確認検査などの統括的かつ根幹的な業務 (3) 再委託の相手方の制限 本契約の企画提案参加者であった者に契約の履行を委任し、又は請負わせることはできない。また、指名 停止措置を受けている者、暴力団員又は暴力団と密接な関係を有する者に契約の履行を委任し、又は請負わ せることはできない。 (4)再委託の範囲 本委託契約の履行に当たり、委託先が第三者に委任し、又は請負わせることのできる業務等の範囲は以 下のとおりとする。 ア イ ウ エ 効果検証業務 ツール作成業務 下記(5)再委託の承認に定める「その他、簡易な業務」 その他、県と事前協議の上、再委託が必要と認められるもの。 (5)再委託の承認 3 契約の一部を第三者に委任し、又は請負わせようとするときは、あらかじめ書面による県の承認を得な ければならない。 ただし、以下に定める「その他、簡易な業務」を第三社に委任し、又は請け負わせるときはこの限りで はない。 ア 資料の収集、整理 イ 資料の複写、印刷、正本 ウ 原稿・データの入力及び集計 8 提案にあたっての留意事項 (1) 本仕様書に記載の委託業務の内容は、企画提案のために設定したものであり、実際の委託契約の仕様書 と異なる場合がある。 (2) 企画提案書が入選した場合においても、提案のあった内容をすべて実施することを保証するものではな い。 (3) 本仕様書に記載の委託業務の内容は、実施段階において、予算や諸事情によって変更することがある。 (4) 本事業は国の補助等を活用して実施するものであり、受託者は経理管理に当たっては、補助金等に係る 予算の執行の適正化に関する法律(昭和 30 年法第 179 号)に基づき、適正に執行する必要がある。 4
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