調査結果のポイント(PDF:221KB)

★調査結果のポイント
<海外展開>
●現在の海外展開先は、中国、台湾、韓国、北米の順。
アセアン地域は、タイ、シンガポール、ベトナム、インドネシア等となっている。
●今後関心のある国・地域は、ベトナム、タイ、中国、北米の順。
以下、僅差でヨーロッパ、インドネシア、ミャンマー、台湾が続いている。
アセアン地域への関心の高さがうかがえる。
【海外展開中の対象国・地域】
<全体>
<業種別> ※アジア・アセアン抜粋
(n)
250
150
(n=716)
(n=716)
198
200
(n)
125
製造業
108
建設業
卸売業
小売業、飲食店
サービス業
22
24
その他
100
150
93
100
77
55
54
41
41
40
37
28
台
韓
北
タ
シ
香
ベ
国
湾
国
米
イ
ン
港
ト
ポ
ム
ロ
ッ
ナ
イ
そ
ン
の
ド
他
0
2
17
3
2 3
9
12
2
0
6 9
3
7
2
6
10
7
3 6 1 2
2 3 1 4
韓
タ
シ
ベ
イ
そ
国
イ
ン
ト
ン
の
ガ
ナ
ド
他
ポ
ム
ネ
ア
シ
ア
ル
※複数回答設問を実数ベースで図表化
【今後関心のある対象国・地域】
【今後の展開内容】
(n)
※複数回答設問を実数ベースで図表化
(n)
150
200
※複数回答設問を実数ベースで図表化(n=398)
(n=572)
126
120
150
149
141
133
90
100
62
31
30
0
87
50
31
中
北
ト
イ
国
米
26
ヨ
イ
ミ
台
シ
そ
直
間
業
直
情
湾
ン
の
接
接
務
接
報
他
貿
貿
・
投
収
易
易
技
資
集
ロ
※概要版16 頁に掲載
21
ド
ン
ガ
ネ
マ
ポ
シ
ア
ー
パ
ン
ー
ム
26
ッ
ナ
26
ャ
タ
50
27
ー
ベ
12
湾
※概要版 5 頁に掲載
34
24
台
※複数回答設問を実数ベースで図表化
60
8
14
国
シ
ル
13
中
ネ
パ
8
4 7 4 1
34
31
ー
ー
ガ
ヨ
ー
中
28
26
21 21
9
0
49
47
50
52
50
ル
0
術
拠
提
点
携
<留学生>
●留学生の活用(採用)実績は、ある(43.4%)、ない(検討していない)(40.6%)の割合。
●留学生の出身国・地域は、中国が突出。以下韓国、ベトナム、台湾等の順。
アセアン地域では、ベトナム、インドネシア、タイ、マレーシア、シンガポール等の順。
【留学生の活用(採用)実績】
<全体>
(N=724)
無回答
11.9%
ある
30.4%
ない
(検討していない)
検討中
51.5%
5.9%
<海外展開中企業>
断念した
0.3%
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
【留学生の出身国・地域(上位)】
9.0%
中国
韓国
ベトナム
台湾
インドネシア
アメリカ
タイ
マレーシア
ある
ない
90
※海外展開中企業のみ
82
80
ある
76
検討中
40.6%
断念した
0.3%
※複数回答設問を実数ベースで図表化
断念した
ない(検討していない)
無回答
(n=379)
70
60
50
40
31
30
20
23
12
8
10
0
0
10
8
2
0
3
5
0
0
卸
小
設
売
売
業
業
業
業
食
店
1
1
5
0
サ
ー
建
造
、
製
飲
※概要版 22 頁に掲載
10
6
5
0
25
24
20
13
43.4%
(検討していない)
【留学生の活用(採用)実績:業種別)】
(n)
(n=357)
無回答
ビ
ス
業
4
1
そ
の
他
4
検討中
6.7%
<知的財産>
●海外での知的財産権取得状況は、「特許」、「商標」がそれぞれ 5∼6 割程度。
「意匠」、「実用新案」はそれぞれ 1 割程度。該当企業は、製造業が多くを占めている。
●海外展開中の企業の業種別知財権取得比率では、製造業が最も高く、サービス業は海
外展開比率が高い割には取得比率が低い。
●知的財産権出願先、検討先の国・地域は、中国、アメリカ、台湾、韓国、EU、香港の順。
アセアン地域では、シンガポール、タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシア等の順。
●被害内容は、模倣品が多く、冒認商標、情報流出(サンプル、営業資料等)」の順。
被害を受けた国・地域は、中国、韓国、アメリカ等の順。
●海外で知的財産権の出願の際に国内支援機関・弁理士等を利用した企業は多く、満足
度もそれなりに高い状況。デメリットとしては、コスト面と時間が挙げられた。
業種別知財取得比率
【海外展開タイプ別知財の出願状況】
※複数回答設問を実数ベースで図表化
(n)
50
特許
45
40
実用新案
意匠
商標
46
無回答
70.0
60.0
(n=357)
60.0
50.0
39
36
36
36
40.0
35
30
26
26
25
建設業
14.3
21
10.0
その他
12.6
0.0
12
5
サービス業
7.6
卸売業
12
10
10
0
43.0
20.0
30.0
20
15
製造業
33.1
30.0
9
2
1
8
7
4
1
9
15.5
小売業、飲食店
22.5
6
3
1
11
2
67.0
1
直
情
業
直
間
接
報
務
接
接
投
収
・
貿
貿
資
集
技
易
易
拠
術
点
提
34.3
30.0
知財権取得比率
海外展開比率
携
※概要版 25 頁に掲載
【出願先・検討先の国・地域(上位)】
(%)
60.0
56.0
※複数回答設問のため、構成比の合計は100にならない
(n=209)
50.0
40.0
36.4
34.9
<その他>
31.1
26.8
30.0
インド
23.4
19.1
20.0
16.3
12.9
12.4
12.4
10.0
0.0
6.2
カンボジア
2.9
その他
台
韓
E
香
シ
タ
ベ
マ
イ
メ
湾
国
U
港
ン
イ
ト
レ
ン
リ
ガ
ナ
カ
ポ
ム
ル
ー
ア
国
ー
※概要版 28 頁に掲載
7.2
オセアニア
ネパール
中
ド
シ
ネ
ア
シ
ア
10.5
フィリピン
ASEAN地域
0.5
13.4
※成功のポイント:知財権化
事業の形態、事業分野、商品(サービス)分野等でケースバイケースだが、 ① 商標権は必須。
② 知財権として公表した上で、独占権を取得するのか、技術・ノウハウをブラックボックス(秘匿)化するのかは、
事業の形態から見極める。
知財迷子にならない
・相談したいときに対応できる窓口があること、気軽に相談できる体制があること等を幅広く知る。
・自社の知的財産とは何なのかを明確にする。
※「知らなかった」をなくす。
●自社は、「知財と無関係」と思わず、少なくとも<商標>に関しては取得しておきたい
●権利を取ることだけが知的財産ではない
ブラックボックス化するノウハウ(営業機密)も知的財産
※概要版 40 頁、41 頁に掲載
★今後の取組
その他の課題
<主要課題>
①知的財産戦略の立て方(なぜ、いつ、どこで、どのようにして)
②販路拡大(市場規模、継続性)
③各種支援施策や支援機関がわからない。どのような施策があるのかも知らない
④従業員の知的財産に関する知識・意識の低さ
<支援・取組み案/施策方向性>
●初心者向け知的財産セミナーの開催
●展示会・商談会への出展支援
●ビジネスマッチングサイトの紹介
★無理をしない。専門家を使う。無料の派遣事業等のPR。等
知財迷子にならない・つくらない
※概要版 49 頁に掲載