二月二十九日 広酪本所会議室 びに理事会の承認のもと、(一社)中央 酪農会議を経て、農林水産省に提出す る旨の通知を受けた。 ▼これを受けて、広酪では一月二十七 日付けで同連から併せて指示のあった 「県連等向けの業務推進計画例」をもと の 事 業 所・ 倉 庫 及 び 各 種 事 業 見 直 し、 機構改革案を加え、以下のとおり計画 案を策定した。 ▼計画案に関しては、前述の生産局長 名による通達文書が広島県知事に対し ても合理化に向けて強力に取り組むよ う周知と指導を指示されており、広酪 者会議での協議を踏まえ、当初は平成 連は一月二十六日開催の会員実務責任 い て 」と 冠 し た 通 知 文 書 に お い て、 同 務等に係る合理化推進計画の提出につ 年一月二十七日付け「生乳受託販売業 ▼中国生乳販連第三二九号平成二十八 し平成二十八年二月二十九日付けで中 議した結果、この業務推進計画を承認 ▼合同委員会での答申結果を踏まえ審 会を開催し、具体的審議を終えた。 二十四日(水)には総務・生産合同委員 整合性を図るための協議を終え、二月 県 酪 農・ 肉 用 牛 生 産 近 代 化 計 画 」と の を審議決定した。なお、審議にあたっ ては、次の事項を総務委員会並びに生 8 2016年 (平成 28年)3月 〔№ 264〕 会議だより 第十回理事会 ①生乳流通体制の合理化に伴う業務推 進計画の策定 (二月二十四日) に計画を立案し、併せて、独自に広酪 ■総務委員・生産合同委員会 ■生乳流通合理化「業務推進計画」策定 ■「生乳増産強化積立金」取崩基準決定 ■第三回生産委員会(一月十三日) (理事会諮問事項) ②生乳増産強化対策積立金の取崩基準 ■協議事項 ①平成二十七年度上期監事監査の指摘 (組合長諮問事項) 事項に対する回答書(案) ③生乳需要期対応酪農経営向上対策事 業(3M事業)の取り組み ④生乳流通の合理化と事業所・倉庫の 在り方 では二月十九日(金)に広島県畜産課へ 二十八年三月末迄の提出を二月末日迄 国生乳販連に対して提出することを決 の計画案の説明を行い、尚且つ「広島 (一月十四日) 理事十名(二名欠席)、監事四名の出 ■第二回総務委員会 席のもと、理事過半数の出席による理 (理事会諮問事項) に繰上げし、五会員の計画提出を受け 定した。 協 議 一 生 乳 流 通 体 制 の 合 理 化 に伴う業務推進計画の策定 ①平成二十七年度上期監事監査の指摘 事項に対する回答書 て必要事項を取りまとめ、三月二日開 ⑤平成 二 十 八 年 度 衛 生 的 乳 質 ペ ナ ル ティ体系と使途(案) ②生乳流通の合理化と事業所・倉庫の 在り方 催予定の同連の生乳受託販売委員会並 ⑥県外導入・預託牛受入検査実施要領 (案) 産委員会での審議を経て、この答申内 ③マイナンバー制度に係る規程整備 事会成立を認め、次の十二の協議事項 容を踏まえて審議を行った。 業務推進計画で平成 32 年度 生産目標を約 57,000 トンに設定 この実現に向かって……!! 広島 譲渡にかかる株式評価の適正を期する ため、専門家を加え検討に入り、平成 協議四 マイナンバー制度に係る 規程整備 とした債権相殺並びに分割支払を認め た。また、既に連帯保証人に係る代位 二 十 七 年 度 上 期 監 査 報 告 書 」が 提 出 さ おいて、監事会から理事会宛に「平成 ▼十二月四日開催の第八回理事会に 議を経て、一月十二日開催の子会社経 手交し、その後の同社取締役会での審 に諮問し、この答申を踏まえて関連する びに方針等の一部改正案、これに準ずる ▼ そ の 後、 同 社 か ら の 求 め に 応 じ、 理事会において、必要な規程等の新設並 整える」との方向性を決定した。 方針及び規程類を平成二十八年三月一日 の対応内容を総務委員会 折に理事会決定内容を書面にまとめて 「安全管理措置」 十一月九日の監事監査・子会社調査の 付けで設定し、軽微な字句補正等におい とを決定した。 は、債務残高を上回る額を返金するこ 保預り金)を図った後、連帯保証人に け て、 債 務 残 高 相 当 額 の 担 保 保 全( 担 協議二 平成二十七年度上期監事 監査の指摘事項に対する回答書 れ、これらの指摘事項に対する回答書 営検討会の場で、同社からの回答書の ては組合長一任と決定した。 ▼元組合員の不良債権処理にあたっ 弁済が行われており、今回の弁済を受 について総務委員会並びに生産委員会 提示を受けた。この回答文には①取締 ▼新設・改定する規程等は次のとおり て、本人の逝去並びに家族の相続放棄 二十八年二月末日には、その具体策を に諮問し審議を深め、これら答申結果 役及び社員持ち株制度の設立、②早期 ①特定個人情報取扱規程、②個人情報 によって求償先が無く、尚且つ担保性 ▼平成二十七年十二月四日開催の第八回 を踏まえ、回答書の監事会への提出を 株価提示、③広酪役職員の持株会制度 保護方針、③個人情報取扱規程、④従 ルクファームハル就業規則、⑧酪農ヘ 及 び 社 員 の 持 ち 株 会 の 設 立 に 賛 同 し、 ⑥みわTMRセンター就業規則、⑦ミ の一部改正 協議七 受精卵移植並びに雌雄判 別精液授精奨励助成事業実施要領 償却 協議六 不良債権処理に伴う貸倒 決定した。 への加入が盛り込まれていた。 ▼昨年九月十一日開催の第六回理事会 株価評価を試算する場合は、企業価値 ルパー職員就業規則、⑨経営管理規程、 協議三 子会社・山陽乳業 (株)の 株式譲渡方針に係る回答取扱い 業 員 個 人 情 報 取 扱 規 程、 ⑤ 就 業 規 則、 が無い購買未収金の償却を決定した。 で は、「 同 社 の 子 会 社 化 か ら 十 年 を 迎 評価の専門企業等に委ね、適正な評価 ⑩賞罰実施規程、⑪文書取扱規程 ▼平成二十七年度受精卵移植奨励助成 広島 ▼この回答に対して、広酪では取締役 える状況にあって、経営及び資金繰り 額を算定し、広酪の役職員の持株会へ ち株会の株式取得計画等の提示等を鑑 事 業 の 奨 励 金 の 交 付 対 象 が 従 来 の「 和 る 移 植 と し て、 平 成 二 十 七 年 四 月 十 七 協議五 不良債権処理に伴う条件 緩和措置 に深く関わり、「株価復元」と「株式配 として、親会社としてのリスク分散も み検討することとした。 当」を果たした成果を「一応の区切り」 の加入は、同社役職員の加入状況や持 考慮に入れ、所有株式の五十%を下回 ▼二名の元組合員に係る不良債権処理 日開催の第一回理事会で決議していた 牛 卵・ 乳 牛 卵 」移 植 か ら「 乳 牛 卵 」に 限 針とし、将来的にも商取引の継続を見 において、相続人一名から債務弁済に る保有割合を基準に親会社から退く方 込む関係から、三分の一を超える程度 な か っ た こ と か ら、 平 成 二 十 七 年 四 月 も の の、 要 領 と の 整 合 性 が 図 ら れ て い 件緩和措置を求める書面提示があっ 一日に遡及し改正することを決定した。 伴う即時一括償還及び利息減免等の条 お、自社株の買い戻しにおいては、広 た。これを受けて、払戻出資金を原資 の所有割合をもって経営を見守る。な 酪が筆頭株主のままで、尚且つ、株式 2016年 (平成 28年)3月 〔№ 264〕 9 増産乳量に乗じて行い「広酪生乳増 産強化奨励金」の名目をもって、平 協議十 乳用牛導入事業・北海道 預託事業に係る牛白血病抗体陽性 牛への見舞措置 ▼ 平 成 二 十 七 年 度 末 を も っ て、「 生 乳 )」並びに全酪連北海道預託事 需 要 期 増 産 酪 農 経 営 向 上 対 策 事 業( 3 M事業 用を認め、契約締結は十二月二十二日 に遡及し行うことを承認した。 協議十二 組合員に及ぶ甚大な家畜 疾病罹患被害に対する再生支援策等 ▼組合員一名の酪農経営において、伝 染病の蔓延等によって淘汰廃用を余儀 なくされ、かつ、出荷乳量が激減する 業に係る牛白血病の抗体陽性牛を確定 し、該当組合員に次の見舞金交付基準 る増産奨励金の計算手法は、 「生乳 奨励金を交付する。この場合におけ る増産乳量部分の受託乳量に対して を比較して、前年同期比百%を超え 二十八年度生乳受託実績」の累計量 生 乳 出 荷 組 合 員 に 及 ぶ「 平 成 二十七年度生乳受託実績」と「平成 【生乳増産強化対策積立金の取崩基準】 定した。 見を踏まえ、次のとおり取崩基準を決 すべきとの意見集約がなされ、この意 難であることから生乳出荷量を基準と 要領案を平成二十八年四月一日に施行 問題は無く実施できたことから、この ▼試行的着地検査の実施結果、特段の 地検査を行った。 ( 案 )」を も っ て、 試 行 的 に 初 妊 牛 の 着 「 県 外 導 入・ 預 託 牛 受 入 検 査 実 施 要 領 査 事 務 推 進 要 領( 案 )」、 広 酪 が 定 め た 「広島県酪農業協同組合県外導入牛検 道初妊牛と預託牛から、広島県が示す 二十七年九月二十九日に帰着した北海 の着地検査に関わる協議を経て、平成 日、広島県畜産課家畜衛生グループと その後の七月二十八日、十月八日の両 益 相 反 取 引 」の 規 定 に 該 当 す る こ と か る事項)に掲げる「理事と組合間の利 営 規 則 第 七 条 一 項 の 別 表( 役 員 に 関 す 事業利用にかかる契約行為が理事会運 いて、理事一名が含まれており、この ▼3M事業 (第三次募集)の申請にお 乳代に加算する。 協議十一 3M事業に係る理事と 組合間の利益相反取引の承認 事が直接見舞に赴き、併せて酪農経営 を決定した。 ■報告事項 ① 子会社「山陽乳業(株)」の経営状況 ②役員改選に向けた取り組み ③組合員の加入及び脱退の状況 ④平成 二 十 七 年 度 生 乳 計 画 生 産 の 進捗状況 ⑤平成 二 十 七 度 補 正 予 算・ 畜 産 ク ラスターの取組 ⑥中国地区B&Wショウの開催 ⑦役員賠償責任保険の加入更新 ⑧事業活動における業務執行状況 ⑨重点 指導対象組合員等の経営状況 広島 2016年 (平成 28年)3月 〔№ 264〕 10 会議だより 協議八 生乳増産強化対策積立金 の取崩基準等 代精算に併せて加算し、これを行う 成二十九年三月受託分の受託販売乳 ▼昨年六月二十六日開催の第二十一回 ものとする。 協議九 県外導入及び預託事業に 係る着地検査と「県外導入・預託 通常総会において、平成二十八年度生 乳 生 産 基 盤 回 復 に 繋 げ る 目 的 と し て、 「生乳増産強化対策積立金」三百八十万 円を内部留保し、この取崩基準は理事 会で決定することとしていた。 事象が発生した。同組合員からは、「酪 農経営の再生にあたり可能な限りの支 をもって交付を決定した。 ▼七月十日開催の第五回理事会で「大 【交付基準単価】 牛受入検査実施要領」の新設 は、この検討を深めるため生産委員会 増産強化対策積立金」三百八十万円 し、導入・預託牛の着地検査に移行す 27 援 を 求 め た い 」と あ り、 早 々 に 代 表 理 に諮問し協議した結果、経産牛頭数の 再生のためのヒアリングにあたること を増産乳量で除した単価をもって、 ることを決定した。(関連記事十八頁) らこの取り扱いを審議し、この事業利 ③交付方法:平成二十八年三月分の受 託販売生乳代金の精算に併せて支払 増産となった生乳出荷組合員に及ぶ 基準では動態の移動等で頭数把握が困 和集畜場における家畜防疫・衛生対策 ①北海道預託牛:買戻価格の十%以内 へ の 備 え に つ い て 」経 過 報 告 を 行 い、 ②3M 導入牛:購買価格の三分の一 以内。上限額は十七万円。 ▼十一月六日開催の第七回理事会で 27 27
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