IS4 ディジタルシステムA （I/Oポート） 使用教室：11号棟2F（11-202）コンピュータ演習室 担当教員：熊谷（和），力武 資料サイト：熊谷研究室 授業資料 （http://hirose.sendai-nct.ac.jp/~ckuma/class/） IS4ディジタルシステムA Information System Engineering Dept. SNCT ２．主な機能の活用 2.1 I/Oポート 2 • ATmega64Lの入出力回路構成 IS4ディジタルシステムA Information System Engineering Dept. SNCT ◆I/Oポートに関係するレジスタ 3 • PA～PF：8ビット×6，PG：5ビット 計53ビット すべて，内蔵プルアップ抵抗付き双方向入出力ポートで，吐き 出しと吸い込み両方とも高い能力の対称駆動特性を有する． • 関係するレジスタ ①PORTx ：出力，プルアップ設定 ②DDRx ：入出力方向設定 ③PINx ：入力 • 初期化手順 ①入出力方向の設定（DDRｘ） ②入力の場合，プルアップ設定（PORTｘ） IS4ディジタルシステムA Information System Engineering Dept. SNCT ◆プルアップ 4 • 入力ポートがグランドでも電源電圧でもない不安定な入力状態とな るのを防ぐための回路構成のこと IS4ディジタルシステムA Information System Engineering Dept. SNCT ◆サンプルプログラム（simpleio） IS4ディジタルシステムA 5 Information System Engineering Dept. SNCT ◆PORTC出力の内訳 PINE PING PING & 0x1F PINE & 0xC0 (PINE & 0x04)<<3 (PING & 0x1F) | (PINE & 0xC0) | ((PINE & 0x04)<<3) 6 sw7 × 0 sw7 0 sw6 × 0 sw6 0 × × 0 0 sw5 sw7 sw6 sw5 IS4ディジタルシステムA 各値の2進数表示 × × sw4 sw3 sw4 sw3 0 0 0 0 sw4 sw3 sw5 sw2 sw2 0 0 × sw1 sw1 0 0 × sw0 sw0 0 0 sw2 sw1 sw0 Information System Engineering Dept. SNCT ◆サンプルプログラム（countsw） IS4ディジタルシステムA 7 Information System Engineering Dept. SNCT ◆サンプルプログラム（countsw2） IS4ディジタルシステムA 8 Information System Engineering Dept. SNCT ○練習問題2 9 1. 組込みソフトウェアテキスト（AVR編）→4 I/Oポート 講義資料内 のサンプルプログラム（countsw）を打ち込み，実習ボード上で チャタリング動作を確認せよ． 2. 組込みソフトウェアテキスト（AVR編）→4 I/Oポート 講義資料内 のサンプルプログラム（countsw2）を打ち込み，実習ボード上で チャタリングが除去された動作を確認せよ． 3. サンプルプログラム（countsw2）の動作を，フローチャートおよび タイミングチャートを用いて説明せよ．また，このプログラムの チャタリング除去方法の問題点を考えよ． IS4ディジタルシステムA Information System Engineering Dept. SNCT ◆練習問題2-3の解説 10 • countsw2のチャタリング除去方法の問題点を考えよ． ○問題点 1. 一定時間ウェイトを入れているだけなので，それ以上の時間チャ タリングが続いても対処できない． 2. ウェイトの間の入力が無視されてしまう． 3. メインループでウェイトを入れているので，その間他の処理がで きない． １と２は避けるのが難しい（機械的な問題） →対症療法，機械側で対策して貰うのが本筋 ３は割り込みで対処 →後の回で説明 IS4ディジタルシステムA Information System Engineering Dept. SNCT
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