森林のCO2吸収量 日本の森林が 1 年間に蓄える二酸化炭素の量は約 8,300 万トン程度とされていますが(林野庁より)、 木が吸収するCO2量は、木の種類や木の年齢によって一本一本違います。 例えば、スギとヒノキでは、スギの方が比較的吸収量は多くなりますが、 木が年をとると、吸収する力が弱くなって減っていきます。 だいたい、成長して 10 年∼20年くらいの木が最もCO2の吸収量が多くなるといわれています。 参考:(独)森林研究所 http://www.ffpri.affrc.go.jp/research/dept/22climate/kyuushuuryou/documents/page1-4-per-year.pdf 例えば、80 年生のスギ人工林の 1 本が 1 年間に吸収するCO2の量は約 14kg。 自家用乗用車 1 台から1年間に排出されるCO2(約 2,300kg)は、 80 年生のスギ人工林約 160 本(約 0.3ha)の年間吸収量と同じくらいです。
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