全国学力・学習状況調査から(1) 2~3P(PDF:242 KB)

大川っ子の育成を目指して
志・感謝・誇りをもち、
キラリ輝く
平成
年度﹁全国学力・学習状況調査﹂
から
大川市教育委員会
学習の方向性
大川市では、
教育振興プログラムを策定し、確かな学力をはぐ
くみ、生涯にわたって自ら学び、自らを高め、未来を切り開いてい
く﹁生きる力﹂を育成していくことをめざし、様々な教育施策を
推進しています。
その一つとして、本年度も全国学力・学習状況調
査の結果を分析し、必要な施策の検討を行っています。
平成 年度全国学力・学習
状況調査は、昨年同様に全員
ることなどが大切です。
と 、根 拠 を 明 確にして発 言す
体 物・図・数 直 線・グラフなど
を伴って理解できるように、具
に、他 教 科 な ど においても 学
習する意義を理解できるよう
を設定するなどの工夫が求め
習 内 容 を 実 際 に 活 用 する 場
学 的 活 動を 取り 入れること 、
られます。
を 用いて表 すなどの算 数・数
て調べる習慣を身に付けるた
また、学 習 内 容を 深めたり 学
○国語辞典や漢和辞典を使っ
めに、調べたいときにいつでも
使 える よ う な 環 境 を 整 え た
り、生活の中で、
これらの辞典
を用いる経験の積み重ねが重
要です。
算数・数学の学習の充実
○ 算 数・数 学 的なものの見 方
や考え方 を 伸 ばすには、自 力
解決するだけで終わるのでは
な く 、他 者のいろいろ な 考 え
方 や 解 決 方 法 を 解 釈 する こ
○教科に関する調査
︻調査内容︼
中学校3年生︵ 名︶
小学校6年生︵ 名︶
市内全8小学校4中学校
活 動 、学 習のまとめや振 り 返
れをもとに話し合ったりする
動、自分の考えを書いたり、そ
章 を しっか り 読 み 深 め る 活
力 を 身に付 けるためには、文
○日々の授業の中で確かな学
国語科の学習の充実
葉 や 記 号 、定 理 や 法 則 な ど
○ 算 数・数 学で既に学んだ言
場をつくることも一方法です。
の子どもが代わって説 明する
に、子どもが書いた解答を、別
習 活 動 が 重 要です。そのため
方法を考えたりするなどの学
り、見 方 を 変えて新しい解 決
とで、表 現のよさに 気 付いた
国語・算数︵中学校は数学︶
りを書く活動などを子ども一
は 、それらを 用いる 能 力 を 伸
∼調査結果からの課題∼
A= 主として
﹁ 知 識・技 能 ﹂
に
人ひとりに保障することが必
ばすために、書 く 活 動や話し
参加方式で実施されました。
関する問題
要です。
習や基本的な生活習慣がたい
も、授業で分からなかったこと
し 合い活 動 に 参 加 す る 子 ど
と もに全 国に比べて少 ないよ
家庭学習時間が小・中学校
︵2︶
家庭学習習慣の確立
小学校
中学校
教科の平均正答率 ︵0が全国平均正答率︶
1.3 ‐3.6 ‐3.2 ‐3.9 ‐1.9
︻調査対象︼
B = 主 と して 活 用 に 必 要 な
合いな ど の 表 現 す る 機 会 毎
へん重要です。学校での学習で
やでき なかったこと を そのま
うです。自 分で計 画 立てて勉
し合い、宿題や復習、予習など
たりしながらの
﹁ながら勉強﹂
ます。中学校では、部活動など
がけてください。
をし ないで、学 習 に 集 中でき
家庭学習の時間をしっかり確
家 庭 学 習 の 習 慣 が 身 につ
る環境をつくりましょう。
を 終 えて、帰 宅してからの 学
き 、より 効 果 を 上 げるために
○子どもが決めた通りにでき
保してください。
は、家庭の協力が不可欠です。
た と き 、しっか り ほ め ましょ
習時間をしっかり確保して早
家庭で過ごす時間の使い方に
う。
○テレビや音 楽を 見たり 聴い
ついてお 子 さ んとしっか り 話
めに学習に取り掛かるよう心
20
○ 立 場 や 根 拠 を 明 確 にし た
は 、授 業 中のめあてやまと め
まにせず、先 生や友 達に質 問
強 し ている 児 童 生 徒 の 割 合
20
﹁ 思 考 力・判 断 力・表 現 力 ﹂に
をしっかり 確 認し た り、自 分
した り する 子 ど も、できる ま
は 、小 学 校では 増 加していま
意欲も向上していきます。
の 考 え を 書いて 発 表 し た り
であきらめずに繰り返し練習
40
数学B ‐2.3 ‐3.5 ‐7.7 ‐3.6 ‐5.6
40
国語B
60
平成24年 平成25年 平成26年
0
平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年
平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年
-2
-4
-6
-8
-10
60
全国
中学生
H22 H23 H24 H25 H26
数学A ‐4.8 ‐3.4 ‐8.0 ‐4.6 ‐3.1
平成24年 平成25年 平成26年
0
大川市
大川市
%
80
全国
小学生
%
80
に、子 ど もがそれらを 適 切に
の仕方を身に付けることが大
切です。
ノートの書き方を工夫したり
算数、
数学の勉強が好きな割合
H22 H23 H24 H25 H26
国語A 0.4 ‐0.5 ‐3.7 ‐4.3 ‐2.0
0
数学B
数学A
2
0
-2
-4
-6
-8
-10
国語B
国語A
2
4.4
2.6
1.9
4.0
2.3
算数B
4.9 ‐2.2 ‐0.5 ‐3.5
0.9
国語B
H22 H23 H24 H25 H26
1.0
4.7 2.1 1.9 4.3
算数A
H22 H23 H24 H25 H26
1.4
4.8
0.6 1.5 3.8
国語A
平成24年 平成25年 平成26年
0
平成24年 平成25年 平成26年
0
大川市
中学生
%
80
全国
小学生
%
80
0
平成24年 平成25年 平成26年
0
すが、中学校では伸び悩んでい
20
話し合いについては、まず根拠
20
する子どもは学習することが
20
ていく必要があります。
20
全国
と 、発 言 を する 際 には 、根 拠
40
また、授業中は積極的に話
国語の勉強が好きな割合
○ 学 習 内 容 については 、実 感
40
平成24年 平成25年 平成26年
を 意 識し一定の立 場に立つこ
60
好きになり、学力も伸び、学習
60
算数B
算数A
平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年
40
関する問題
学力が向上するためには、
80
%
全国
しながら、教 科に応じた 学 習
学 校での学 習と 共に、家 庭 学
授業の中で話し合い活動を行っている割合
国語B
国語A
平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年
40
用いるように繰り返し確認し
20
6
4
2
0
-2
-4
-6
60
の 内 容 を 正 し く 理 解 する こ
20
大川市
%
80
大川市
中学生
全国
小学生
60
6
4
2
0
-2
-4
-6
60
○ 学 習 意 欲・環 境 、生 活 習 慣
40
などに関する質問紙調査
40
平成24年 平成25年 平成26年
0
平成24年 平成25年 平成26年
0
300 272
大川市
大川市
60
大川市
26
26
全国
中学生
%
80
全国
小学生
%
80
︵1︶学習意欲について
◇
「1時間以上
(小学生)
・2時間以上
(中学生)
学習する」
と答えた割合
2015. 1. 15 ❷
❸ 2015. 1. 15
学校の授業以外の普段
(月∼金曜日)
、
1日当たりの勉強時間