こちら - 日本パブリックリレーションズ協会

日本パブリックリレーションズ協会会員誌
2016 年 4 月
NO.273
T
O
P
I
C
S
「素直になれる時」
(公社)日本パブリックリレーションズ協会 理事 伴 一郎
MESSAGE P3
「「広報PRアカデミー2016」を 4 月開講」
ATTENTION
P4
「広報PRアカデミー2016
「広報・PRスタートアップ講座」開講迫る!」
ATTENTION
公益社団法人日本パブリックリレーションズ協会
〒106-0032 東京都港区六本木 6 丁目 2 番 31 号
六本木ヒルズノースタワー5F
電話(03)5413-6760 ファックス(03)5413-2147
URL http://www.prsj.or.jp/
関西支部 〒530-0003 大阪市北区堂島 2-1-27 桜橋千代田ビル 3F
電話(06)6344-3002 ファックス(06)6344-3005
発行人:近見 竹彦
P8
4月~5月のスケジュール
1
MESSAGE(メッセージ)
「素直になれる時」
3
ATTENTION((お知らせ)
「「広報PRアカデミー2016」を4月開講」
4
〃
「「広報PRアカデミー2016」の概要」
5
〃
「広報PRアカデミー2016 「広報・PRスタートアップ講座」開講迫る」
8
「広報PRアカデミー2015 「PRSJ特別シンポジウム」を3月9日に開催」
10
〃
「広報PRアカデミー2015 「ソーシャル・コミュニケーション講座」を開講」
11
〃
「第18回PRプランナー資格認定検定試験1次試験を3月6日、東京・大阪・福岡で実施」
12
〃
「第14回企業部会フォーラム を2月23日に開催」
13
〃
「第4回PR経営者懇談会 PRの経営者が率直な意見を交換」
13
〃
「第36回「PRスキル研究会」開催報告」
14
BULLETIN(活動報告)
VOICE of PR Planner
15
Report(講演レポート)
「第172回定例研究会 中国社会におけるメディアと広報・PRの最新事情」
17
PR TREND(PRトレンド(関西)
「関西の風:インバウンドや日本食ブームへの期待」
18
協会掲載記事
「PRSJ in Media 3月」
20
掲示板
「伊勢志摩サミット等開催に伴う警備協力について(経済産業省からの要請)」
21
広報PRアカデミー2016
「広報・PRスタートアップ講座」
日 時 : 4 月 13 日(水)、14 日(木)、15 日(金)
会 場 : 富士ソフト アキバプラザ
PRプランナー資格認定検定 2 次試験
日 時 : 5 月 15 日(日) 9:30~16:00
会 場 : 東京富士大学(東京)
毎日インテシオ(大阪)
AQUA博多(福岡)
第174回定例研究会
日 時 : 5 月 24 日(火) 12:00~14:00
会 場 : AP浜松町「B+Cルーム」
講 師 : ㈱テレビ東京 WBSプロデューサー 名倉幸治氏
予
告
通 常 総 会 開 催
日
時 : 2016 年 6 月 3 日(金)
通常総会 17:00~(予定)/ 懇親パーティ 18:30~(予定)
会
場 : グランドハイアット東京
2F
通常総会
「アニス」
懇親パーティ 「バジル」
-1-
定例理事会
教育委員会
資格委員会
国際・交流委員会
広報委員会
顕彰委員会
企業部会幹事会
PR業部会幹事会
(4月度)
(5月度)
(4月度)
(5月度)
(4月度)
(5月度)
(4月度)
(5月度)
(4月度)
(5月度)
(4月度)
(5月度)
(4月度)
(5月度)
(4月度)
(5月度)
PRプランナー部会 (4月度)
幹事会
(5月度)
日
時
:
会
場
4月 14 日 (木)
12:00~14:00
5月 10 日 (火)
12:00~14:00
: 一般財団法人 産業人材研修センター 霞会館 大会議室
日
時
:
12:00~13:30
会
場
4月 21 日 (木)
未定
: 協会会議室
日
時
:
16:00~17:30
会
場
4月 21 日 (木)
未定
: 協会会議室
日
時
:
16:30~18:00
12:00~13:30
会
場
4月 20 日 (水)
5月 19 日 (木)
: 協会会議室
日
時
:
12:00~14:00
12:00~14:00
会
場
4日 (月)
4月
2日 (月)
5月
: 協会会議室
日
時
:
12:00~14:00
12:00~14:00
会
場
4月 20 日 (水)
5月 18 日 (水)
: 協会会議室
日
時
:
17:00~18:00
会
場
4月
5日 (火)
未定
: 協会会議室
日
時
:
16:00~18:00
16:00~18:00
会
場
4月 19 日 (火)
5月 17 日 (火)
: 協会会議室
日
時
:
会
場
4月 18 日 (月)
19:00~21:00
未定
: ㈱電通パブリックリレーションズ 会議室
-2-
素直になれる時
公益社団法人 日本パブリックリレーションズ協会
理事
伴
一郎
私たちの周りには、日々、うれしいこと、悲しいこと、時には憎しみさえ覚えるような事柄に
出会うことがある。世界各地で頻発する悲惨なテロや事件、紛争のニュースを見聞するたび、そ
の痛ましさに、私は思わず「助かってほしい」
、と心で手を合わすことも多い。オリンピック、パ
ラリンピックなどで、「感動と勇気をもらいました」「皆さんの支えのおかげです」といった喜び
や感謝の言葉を耳にすると、こちらまでうれしくなる。
私たちは、無心に働く人や、何かをやり遂げようと努力する姿を見ると、心から感動を覚える。
災害復旧ボランティアをはじめ、人が助かるためにと、一心に行動する姿にも心を打たれる。
私は 21 年前に阪神淡路大震災を経験した。地震発生の直後から、多くのボランティアが昼夜を
問わず現地へ入り、物資を届けていた。時には、暴走族の若者もバイクを連ね、水が入った多く
のポリタンクを運ぶ姿も目にした。そこには、人の喜ぶことをしよう、人の役に立てればという、
相手を思いやる心が湧き出ていた。そしてさらに、そうした若者たちに手を合わせてお礼を述べ
る被災者にも出会った。私はその時、その場にいた全ての人に、まじりけのない心のスイッチが
素直に入っていたのだと感じ、うれしい気持ちになったのを覚えている。
少し前の話だが、今は亡き名優・森繁久彌さんの言葉が印象に残る。
1967 年から 900 回にわたり、「屋根の上のバイオリン弾き」を全国公演した中でのこと。ある
日、満員の客席で、最前列の若い女性が下を向いたまま寝ていた。腹立たしさを覚えた出演者達
は、代わる代わる彼女の近くへ行き、舞台を強く踏んで大きな音を立てるなど、何とか起こそう
としたがずっと下を向いている。そうこうしている間に芝居は終わった。そして、アンコールで
再び幕が上がり、森繁さんがあいさつを始めると、それまで下を向いていた女性がスッと顔を上
げた。見ると、彼女は目を閉じたままの全盲であり、白いきれいな手をたたいて、懸命に拍手を
送っている。森繁さんは、自分の思い込みと申し訳なさに、ただ涙ぐむだけだったという。
私たちは毎日、あらゆる場面で、心のスイッチが入ることもあれば、切れることもあるだろう。
だからこそ、どんな時にも心が目覚めるよう、自分の心の向きを整え、改まり、変えていく生き
方を大切にしたいと思う。
人との関わりの中から、互いに良いところや喜びを探していく。あたり前のことだが、そこに
世の中に役に立つという生き方が生まれてくる。そうした在り方が、もっと素直な生き方につな
がるのだと私は信じる。人の心に大きな明かりがともり続けるような PR をさらに心掛けてゆきた
いと思っている。
-3-
広報PRアカデミー2016
「広報PRアカデミー2016」を4月開講
--広報・PR実務に資する 3 コース 9 講座 20 プログラム-教 育 委 員 会
協会では、企業・団体等における広報・PR実
務者の専門能力の育成を目的として、専門研修
「広報PRアカデミー2016」(3 コース 9 講座 20
プログラム)を本年 4 月より開講いたします。
近年におけるグローバル化やIT化の進展を
背景にテレビや新聞が支配的な影響力を誇った
メディア環境は急速な変化を遂げており、メディ
アリレーションズを中心とした従来の広報・PR
の考え方や手法は新たな変革が求められていま
す。「広報PRアカデミー2016」の開発にあたっ
てはこの時代的変化を踏まえ、より広報・PR実
務者のニーズに資することを念頭に前年度までの内容の全面的な見直しをはかり、新たに開発し
たプログラムを導入するなど大きな刷新をはかりました。
「広報PRアカデミー2016」は、広報・PRに関する基本的な知識・スキルの習得をめざす「ベ
ーシックPRコース」、実務者の専門的な知識・スキルの向上に役立つ「アプリケーションPRコ
ース」、そしてPRプランナー試験に合格する実力の養成をはかる「PRプランナー試験対応講座」
の3つのコースにより構成されています。
「ベーシックPRコース」では、プレゼンテーション、ドキュメンテーションなど広報・PR
業務お基本として身に付けておくべきスキルを習得する「広報・PRブラッシュアップ講座」4
プログラムを新たに設定し、経験の浅い受講者を対象に基礎的な実務能力の向上をはかります。
また、
「アプリケーションPRコース」には、非常時における緊急記者会見への対応など、通常
はあまり触れる機会のないテーマについて講義と演習を通じて実践的に習得をはかる「プラクテ
ィカル・トレーニング」2 プログラム、戦略マーケティングや効果測定など注目度の高い 5 つの
実務領域において広報・PR事例に基づくケーススタディを中心として学ぶ「コミュニケーショ
ン・ケーススタディ」5 プログラムを導入、それぞれの分野における専門的な知識や技法を効果
的に身に付けられるよう考慮し講座を設定しました。
各講座・プログラムの詳細案内と受講受付は、開講 1~2 か月前に下記Webサイトで行います。
日本PR協会 広報PRアカデミーWebサイト
URL
http://event.prsj.or.jp/
なお、
「広報PRアカデミー2016」開講の第一弾として、4 月 13 日から 15 日までの 3 日間にわ
たり東京・秋葉原の「富士ソフト アキバプラザ」にて、広報・PR業務の新任者を主な対象とす
る「広報・PRスタートアップ講座」を開講します。
-4-
●お知らせ
「広報PRアカデミー2016」 の概要
「広報PRアカデミー2016」は、3 コース 9 講座 20 プログラムで構成されます。各プログラム
の概要は以下をご参照ください。
■ベーシックPRコース
●広報・PRスタートアップ講座
講座名
広報・PRスタート
アップ講座
講座概要
開催時期
講座期間
定員
全日/3 日
60 名
開催時期
講座時間
定員
2016 年
午後
各
10 月
240 分
40 名
開催時期
講座時間
定員
2016 年 7 月
午後 240 分
各 40 名
企業、PR会社等における比較的経験の浅い広
2016 年
報・PR実務者を対象に、業務に必要となる基本
4 月 13 日
的な知識、スキルを 3 日間で習得する。
~15 日
●広報・PRブラッシュアップ講座
講座名
ベーシック・
プレゼンテーション
講座概要
広報・PRパーソンが身に付けるべきプレゼンテー
ションについて、その基本を講義と演習を通じて
習得する。
メディアの種別や特性、メディア関係者の考え方
ベーシック・メディア
や対応法などメディアリレーションズに関する基本
リレーションズ
的な知識とスキルを講義と演習を通じて身に付け
る。
ベーシック・
PRプランニング
戦略的な広報・PR活動を推進する基本となるプラ
ンニングについて、その基本的な知識とスキルを
講義と演習を通じて習得する。
広報・PRパーソンにとって不可欠なスキルである
ベーシック・
企画書作成等のドキュメンテーションに関し、その
ドキュメンテーション
基本的な知識とスキルを講義と演習を通じて習得
する。
■アプリケーションPRコース
●プラクティカル・トレーニング
講座名
講座概要
緊急記者会見
企業等における緊急事態発生時に際し広報・部門
トレーニング
にとって不可欠となる危機管理について、その考え
方や心構え、対応法などの基本について、講義と
演習を通じて習得する。
-5-
●お知らせ
コンテンツ活用
デジタル時代の進展とともに有効性を失う従来の
PR
広告やパブリシティに代わり、成果を上げるPR手
トレーニング
法として注目されるコンテンツ・マーケティングを活
2017 年 3 月
用するPR手法について、講義と演習を通じて習得
する。
●コミュニケーション・ケーススタディ
講座名
企業広報スタディ
講座概要
開催時期
講座時間
定員
企業広報の基本となるコーポレート・コミュニケーシ
ョンについて、企業のケーススタディを交えて学び、
2016 年
経営における広報・PRの位置付けや広報戦略や
11 月
計画の立案のポイントについて習得する。
危機管理広報
不祥事や事故、ネットにおける炎上や情報漏洩な
・スタディ
ど、組織体における危機の原因、対応における成
功や失敗について具体的なケーススタディを通じて
2016 年
解説し、広報・PR担当者が備えるべき心構えや対
12 月
応のポイントを習得する。
戦略マーケティン
従来のマーケティングPRを超えて、より大きな成果
グ・スタディ
を生み出す手法として関心を集める「戦略マーケテ
夜間
ィング」について、その手法を用いた取組みや考え
2017 年
方、計画立案等について、具体的なケーススタディ
1月
120 分
各 40 名
の解説をとおしてそのポイントを習得する。
広報効果測定
広報・PR活動がどのような成果をあげたかその効
・スタディ
果を測定する手法や考え方等について、企業の先
進事例に関するケーススタディを通じて学ぶ。
2017 年
2月
デジタルメディア
企業の広報・PR活動において、デジタルメディアを
・スタディ
効果的に活用している企業のケーススタディを通じ
2017 年
て、これからのデジタルメディアの活用術について
3月
考える。
●事例セミナー
講座名
講座概要
開催時期
講座時間
定員
2016 年度「PRアワードグランプリ」におけるグラン
プリ受賞プロジェクト、ならびにコーポレート、マー
広報・PRプロジェクト
ケティング、ソーシャル、イノベーション/スキルの
2017 年
夜間
優秀事例セミナー
4 部門の最優秀賞プロジェクトを紹介し、広報・PR
1月
150 分
における企画立案の考え方や工夫等のポイントに
ついて学ぶ。
-6-
120 名
●お知らせ
●オープンセミナー
講座名
特別シンポジウム
講座概要
開催時期
広報・PRに関する最新動向をテーマとして取り上
げ、各界の第一人者の登壇のもとにディスカッショ
ンを行い、これからの広報・PRの方向性を探る。協
定員
2016 年
9月
夜間
会会員のみでなく、広く一般よりも聴講者を集め
2017 年
る。
講座時間
150 分
150 名
3 月
■PRプランナー試験対応講座
講座名
講座概要
開催時期
講座時間
/回数
定員
2016 年
試験の対象となる広報・PRの各領域に関する解説を通
1 次試験対応講座
7月
夜間
2017 年
全4回
150 分
じて、広報・PRの基本知識を身に付ける試験対策の実
践講座。
40 名
2月
2 次試験対応講座
2次試験の合格に向けて受験に必要な科目のポイント
1 講座
について履修する。インターネットを活用したオンデマン
通期
ドの試験対策のWeb講座。
20~40
--
分
3 次試験対応講座
3次試験の合格を目的に、ニュースリリース、広報・PR
2016 年
計画の立案作成(マーケティング及びコーポレート)につ
6~7 月
いて、講義と演習を通じて知識とスキルを習得する試験
対策の実践講座。
夜間
2016 年
150 分
12 月~
全6回
2017 年
1月
-7-
40 名
●お知らせ
広報PRアカデミー2016
「広報・PRスタートアップ講座」 開講迫る!
~3 日にわたる全 11 講座の講師が決定~
教 育 委 員 会
来る 4 月 13 日(水)、14 日(木)、15 日(金)の 3 日間、当協会では、
「広報PRアカデミー2016」
の第一弾として「広報・PRスタートアップ講座」を東京・秋葉原の「富士ソフト アキバプラザ」
にて開講いたします。
「広報・PRスタートアップ講座」は、新入
社、異動による新任など広報・PRの業務につ
く入門者あるいは比較的経験の浅い広報・PR
実務者を対象として、わかりやすい講義と演習
を通じて実務に必要な知識やスキルを習得する
研修講座です。講座では経験の深いベテラン講
師の洗練された指導により、パブリックリレー
ションズの概念からニュースリリースやメディ
アリレーション実務の基礎まで、受講者は広
報・PRの基本を 3 日間で集中的に習得するこ
とができます。
今年度、新たに設けられたIR(投資家向け
広報・PR)をテーマとする講座では、講師に
埼玉学園大学 大学院経営学研究科/経済経営
学部経済経営学科 特任教授の米山徹幸氏の登
壇が決定しました。米山氏は大和証券、大和イ
ンベスター・リレーションズ等の証券業界を経
験され、現在は埼玉学園大学において、企 業 の
市 場 向 け 情 報( I R )を 、規 制 当 局 や 取 引
所 を は じ め 、投 資 家 な ど 証 券 市 場 の 参 加 者
の 視 点 で 考 え 、ま た 印 刷 や ウ ェ ブ サ イ ト な
ど メ デ ィ ア の 動 向 を 追 っ て 、そ の 展 開 を 具
体的に考察することをテーマとした研究
活 動 を 行 っ て お ら れ ま す 。近 々 、I R の 入
門 者 向 け 書 籍 の 刊 行 も 予 定 さ れ て お り 、本 講 座 で は 今 ま で の ご 経 験 を 凝 縮 し た 貴 重 な
講義が行われるものと期待されます。
本講座の受講申込みの締切は 4 月 8 日です。詳細ならびに受講申込みは、広報PRアカデミー
のWebサイト(以下URL)をご参照ください。
http://event.prsj.or.jp/pr-academy-2015/startup
-8-
●お知らせ
■プログラム
日
時 間
程
8:50
~ 9:00
4月
13 日
(水)
4月
14 日
(木)
容
担当講師
ご挨拶/オリエンテーション
教育委員会
9:00
~10:30
「パブリックリレーションズとは?
花上憲司氏
(㈱電通パブリックリレーションズ)
10:40
~12:10
「経営を支えるコーポレート・コミュニケーション
13:20
~14:50
「やさしいIR (投資家向け広報・PR活動)
15:00
~16:30
「緊急対応!企業を守るクライシス・コミュニケーション
16:40
~17:40
「法とコンプライアンスの観点から見た広報・PR
9:00
~10:30
「生活者を動かすマーケティングPRの進め方
10:40
~12:10
「世界一魅力的な広報・PRパーソンになるには?
13:20
~17:50
9:00
~10:30
4月
15 日
(金)
内
10:40
~12:10
13:20
~17:50
~パブリックリレーションズの基本を学ぶ」
~これからの企業広報とその役割」
~広報・PRパーソンのためのIRの基本」
~クライシス・コミュニケーションの基本と実務」
~平時・有事の広報業務で留意すべき法的ポイント」
~マーケティング+PRの基本と実務」
広報・PR パーソンはコミュニケーションのプロフェッショナル」
「これだけは絶対マスター! ニュースリリースの基本
と活用~ニュースリリースは広報・PRの必修科目」
(講義と演習)
「マスメディアを知り尽くそう!
~テレビ・新聞・雑誌・ラジオの特性をつかむ」
「デジタル・コミュニケーションが開く広報・PR新時代
~ソーシャルメディア、Webメディアをどう活用する
か?」
「やっぱり大事なメディアリレーションズ
~記者・編集者の考え方と付合い方を知る」
(講義と演習)
■受講費用
野村武司氏
(㈱野村総合研究所)
米山徹幸氏
(埼玉学園大学 教授)
畑山 純氏
(㈱エイレックス)
中村勝彦氏
(TMI総合法律事務所)
芹澤愛有⼦⽒
(㈱インテグレート)
石橋真知子氏
(エ―トゥーゼットネットワーク)
青田浩治氏
(㈱電通パブリックリレーションズ )
田代 順氏
(㈱スペインクラブ)
細川一成氏
(㈱電通パブリックリレーションズ)
五十嵐 寛氏
(㈱ハーバーコミュニケーションズ)
(単位:円、消費税込み)
3 日間一括受講
一日受講
日本PR協会会員
54,000
21,600
PRプランナー(准・補)
70,200
28,080
81,000
32,400
一
般
-9-
広報PRアカデミー2015
広報PRアカデミー2015
「PRSJ特別シンポジウム」を 3 月 9 日に開催
~テレビメディア・映像ジャーナリズムの未来と広報・PR~
教 育 委 員 会
さる 3 月 9 日(水)、東京・港区の「泉ガーデンコンファレンスセンター」において、約 130 人
に及ぶ聴講者の参加のもとに、PRSJ特別シンポジウム「映像ジャーナリズムの未来と広報・
PR」を開催しました。
PRSJ特別シンポジウムは、各界の第一人者に登壇を要請し、広報・PRにかかわる最新の
話題をテーマとしてディスカッションを深めることにより、その将来を探ります。月例の定例研
究会の規模を拡大し、会員に限定することなく一般にも聴講を募り実施する大規模セミナーであ
り、今回で第 3 回目の開催を迎えました。
今回のシンポジウムでは、デジタル社会の進展にともなう新たな情報受発信のスタイルに対応
したテレビメディアと映像ジャーナリズムのあり方、また広報・PRにおいても重要な役割を担
うと目される映像・動画コンテンツの可能性について、2 部構成のパネルディスカッションを通
じて議論を行いました。
第1部のパネルディスカッションでは、上智大学文学部教授の碓井広義氏がモデレーターを担
当、次世代メディア研究所代表の鈴木祐司氏、株式会社フジテレビジョンの報道局メディア担当
局長 福原伸治氏がパネリストとして登壇、テレビ放送や映像ジャーナリズムの行方について、
それぞれの立場から意見が交わされました。
また、第 2 部ではエデルマン・ジャパン代表取締役社長のロス・ローブリー氏をモデレーター
に迎え、碓井広義氏に加え、日産自動車グローバルメディアセンター部長のダニエル・スローン
氏、株式会社テレビ東京 WBSプロデューサーの野口雄史氏がパネリストとして登壇しました。
第1部におけるディスカッションを踏まえ、企業がどのように映像や動画を広報に活用していく
のか、またそのための人材をどのように発掘、育成するのか、次世代を見据えた広報・RPに関
する活発な議論が展開され、会場を埋めた聴衆の多くが最後まで聴き入る姿が印象的でした。
協会では、2016 年度、2 回の特別シンポジウムを開催する計画しています。日時やテーマ、登
壇者の検討を進め、9 月に第 1 回を行う予定となっています。詳細については、決定次第、広報・
PRアカデミーのWebサイトでご案内いたします。
- 10 -
●活動報告
広報PRアカデミー2015
「ソーシャル・コミュニケーション講座」を開講
~2015 年度「プロフェッショナル広報・PR実務シリーズ」をすべて終了~
教 育 委 員 会
さる 3 月 23 日、「プロフェッショナル広報・PR実務シリーズ」の第 6 回「ソーシャル・コミ
ュニケーション講座 『社会の共感を得るソーシャル・コミュニケーションのデザインと進め方~
これからの時代に求められるパブリックリレーションズ~』」を 3 月 23 日に六本木アカデミーヒ
ルズにて開講し、20 名の聴講者の参加のもとに滞りなく終了いたしました。
本講座をもって、今期 6 回計画した「プロフェッショナル広報・PR実務シリーズ」の全日程
を完了したことになります。
当日は、講師に(株)電通パブリックリレ
ーションズ コミュニケーションデザイン
局長の井口 理氏、同社シニアコンサルタ
ントの大川陽子氏を迎えました。
講座では、まず井口氏が登壇、「世界の
PRトレンド」をテーマとして、「カンヌ
国際クリエイティビティフェスティバル
(カンヌライオンズ)」で受賞したPR事
例を映像で紹介しながら世界のソーシャ
ル・コミュニケーションの現状を解説しま
した。
続いてマイクを握った大川氏により、日
本においてのソーシャル・コミュニケーション事例を紹介、ソーシャル・コミュニケーションの
計画における社会的課題の設定やステークホルダーとの共創、さらにストーリー作りの重要性が
語られました。
休憩をはさんで両講師の指導によりワ
ークショップを実施。受講者は 4 つのグル
ープに分かれ、社会的課題の設定とその解
決をはかるための活動の構想作りの演習
が進められました。ワークショップの最後
には各グループからそれぞれの検討結果
を発表、独自性に満ちた提案が示され会場
を沸かせました。グループの発表内容につ
いて井口氏、大川氏がそれぞれ講評、発表
者に新たなヒントを与えました。
社会的課題の解決を自身の事業として
担い、それが市場における競争力の強化に
つながるというアプローチ、そしてその内
容が拡散し社会の共感を得ていくというソーシャル・コミュニケーションの考え方には、参加し
た多くの受講者に新鮮な感動を与えたかのようでした。
- 11 -
●活動報告
第 18 回PRプランナー資格認定検定試験
1 次試験を 3 月 6 日(日)東京・大阪・福岡で実施
419 名の受験者が挑戦!
資 格 委 員 会
3 月 6 日(日)に(東京:東京富士大学、大阪:毎
日インテシオ、福岡:AQUA博多)で行われた第 15
回PRプランナー資格認定検定試験 1 次試験では、462
名の受験申込があり、そのうち 419 名(出席率 90.7%)
が受験、合格者は 208 名(合格率 49.6%)となりまし
た。
2007 年より実施しているPRプランナー資格認定
検定試験では、今回の第 18 回 1 次試験までの累計で、
受験申込者は 8,462 名、受験者は 7,759 名、1 次試験
合格者は 5,761 名となりました。
ご協力いただきました関係者の皆様、大変ありがと
東京富士大学 5号館
うございました。
なお、今回の受験者はおよび合格者の受験者プロフィールは次の通りです。
<第 18 回 1 次試験 業種別/年代別合格率>
PR業/
PR関連
業
男性
女性
全体
一般企業
一般企業
(広報PR関連)
(その他)
学生
その他
全体
52 名
51 名
21 名
6名
2名
5名
25 名
14 名
34 名
39 名
10 名
3名
1名
3名
3名
6名
99 名
受験者
61 名
84 名
25 名
3名
5名
7名
41 名
17 名
243 名
176 名
109 名
合格者
24 名
51 名
13 名
2名
3名
3名
8名
5名
受験者
113 名
135 名
46 名
9名
7名
12 名
66 名
31 名
419 名
(全体比)
(27.0%)
(32.2%)
(11.0%)
(2.1%)
(1.7%)
(2.8%)
(15.8%)
(7.4%)
(100.0%)
58 名
90 名
23 名
5名
4名
6名
11 名
11 名
208 名
(27.9%)
(43.3%)
(11.1%)
(2.4%)
(1.9%)
(2.9%)
(5.3%)
(5.3%)
(100.0%)
51.3%
66.7%
50.0%
55.6%
57.1%
50.0%
16.7%
35.5%
49.6%
合格者
20 代
全体
自治体
受験者
合格率
女性
教育機関
合格者
(全体比)
男性
各種団体
30 代
40 代以上
全体
受験者
75 名
59 名
42 名
合格者
29 名
46 名
24 名
176 名
99 名
受験者
130 名
74 名
39 名
243 名
合格者
48 名
38 名
23 名
109 名
受験者
205 名
133 名
81 名
419 名
(全体比)
(48.9%)
(31.7%)
(19.3%)
(100.0%)
77 名
84 名
47 名
208 名
(37.0%)
(40.4%)
(22.6%)
(100.0%)
37.6%
63.2%
58.0%
49.6%
合格者
(全体比)
合格率
受験者
合格者
合格率
419 名
208 名
49.6%
※第 1 回~18 回の累計については、資格制度Webサイトより、
資格認定制度について>過去の合格率(1 次試験)
(http://pr-shikaku.prsj.or.jp/about/pass_1st_exam)をご参照ください。
- 12 -
●活動報告
会 員 限 定
第 14 回「企業部会フォーラム」を 2 月 23 日に開催
東洋経済オンライン編集長 山田俊浩氏による
「デジタルジャーナリズムの現状と今後の展望」
企 業 部 会
企業部会では、会員企業の広報責任者・実務者の方を対象に、お話をお聞きしたいマスコミ関
係者をお招きして講演をお願いする「企業部会フォーラム」を開催しています。
第 14 回目となる「企業部会フォーラム」は、2 月 23 日(火)に中央区八重洲にある近畿大学
東京オフィスに場所をおかりして、東洋経済オンライン編集長 山田俊浩氏をお招きし、「デジ
タルジャーナリズムの現状と今後の展望」と題してご講演をいただきました。
当該フォーラムは、企業部会会員を主対象としていますが、枠を広げて他の部会の皆さまにも
ご案内しており、今回は企業部会 25 名、他部会から 8 名の総勢 33 名のご参加を頂き、盛況な開
催となりました。
第4回PR経営者懇談会
PR会社の経営者が率直な意見を交換
P R 業 部 会
. 今年度 2 回目の開催となる第 4 回PR経営者懇談会が開催されました。当懇談会は昨年度か
ら実施しており 1 回目は株式会社オズマピーアール 名誉会長の柳 勲氏、第 2 回はウェーバー・
シャンドウィック 会長の西谷武夫氏、3 回目は株式会社サニー サイドアップ 代表取締役社長の
次原悦子氏をお迎えし、ご講演の後には参加された経営者も交えて活発な議論を交わしてきまし
た。
今回は株式会社博報堂 PR戦略局局長 岩本 晃氏をお迎えしました。同社は機能を異にする
PR会社を傘下に持ちPR事業を展開されています。
『広告会社から見たPRビジネスの現状と今
後』と題してお話を伺いました。
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●活動報告
会 員 限 定
第 36 回「PRスキル研究会」開催報告
「コンテンツマーケティングとPR」
P R 業 部 会
.
PR業部会では、広報PR業務のスキル向上を目指した研修・意見交換の場として「PRスキ
ル研究会」を開催しています。
第 36 回PRスキル研究会は、2016 年 3 月 17 日(木)、㈱オズマピーアール プレゼンテーシ
ョンルームにおいて「コンテンツマーケティングとPR~基礎知識から最新潮流まで」をテーマ
に開催されました。
世界最大級のコンテンツレコメンデーションプラットフォーム、Outbrain の日本法人 アウト
ブレインジャパン株式会社 社長 嶋瀬宏氏を講師にお迎えし、コンテンツマーケティング普及の
背景やオウンドメディアを利用した成功事例などわかりやすくご紹介いただきました。
企業部会、PRプランナー部会からもご応募いただき、参加者は 38 名でした。
- 14 -
株式会社アゲハスプリングス
高田朋子
株式会社アゲハスプリングスで全社のPR・広報を担当しております、高田朋子と申します。
今私は妊娠 8 か月で、妊娠後期に突入しました。先日は終日MV撮影で、大風が吹く三浦半島で
灯台めぐりのシーンを撮影してきました。妊婦です。
今回の妊娠がわかったのは昨年 11 月のジャカルタ出張前で、酷いつわりもまぎれてよいだろう
とウキウキしながら現地に入ったものの、ジャカルタの渋滞にやられ、まったく生きた心地がせ
ぬまま、PRを担当しているアーティストの現地でのケアや取材対応、初めての海外現場で右往
左往する若いスタッフの指導・育成と、あっという間に帰国しました。
上長にのみ報告をしておりましたが、日々の業務と子育て、1 年前にTOKYO FMを退社し
起業した夫の広報サポートに追われ、言うタイミングを逃しに逃し、きちんと会社に報告をした
のが先月 3 月下旬。5 月中旬には産前休業に入り、順調にいけば 6 月末に第 2 子をもうけます。
そして 2 度目の産休。
クリエイターのスターを作りたい、音楽プロデューサーの価値をもっと世の中に伝えたい、と
いう強い思いを持ってアゲハスプリングスに転職したのが 2010 年 5 月。レコチョクとソニーミュ
ージックとアゲハスプリングスがタッグを組んだオーディション企画が大々的に実施された年で、
全社のPRを担って欲しいということで採用されました。
前職はホリプロでタレントのマネジメントに携わっておりました。マネジメントに関しては経
験とそれなりの自信があったものの、PRとプロモーションを混同してしまうレベルの 26 歳。そ
んな私にアゲハスプリングスはたくさんの機会と出会いと学びを与えてくれました。PRに関し
てお恥ずかしながら全くというほど知識はありませんでしたが、マネジメント経験で培ったデザ
イン思考、ブランディング、下ネタにオヤジギャグを武器に、今ではPR本部の部長、チーフプ
ランナーとなりました。
「部長になった。」と報告すると、前職でお世話になった方々はみな大笑
いで喜んでくれています。
(実際、いわゆる【部長】という貫禄はなく、そんな【部長】ビジュア
ルでもありません。)とにかく、何もできなかった 22 歳の私を完璧にプロデュースし仕上げ、転
職の際には背中を押してくれた前職の上司には感謝してもしきれません。
さて、私がPRプランナーの資格を獲得したのは 2014 年。そのときもちょうど妊娠から出産、
そして育休期間でした。安定期に入っていた 1 次試験は余裕だったものの、2 次試験の日の明け
方に急性胃腸炎になり日赤へ。大事をとって試験は見送りに。出産後、産休中に 2 次試験、3 次
試験を受けました。その当時は授乳をしていたので、試験中、とにかく胸がぱんぱんに張り、帰
りたい、一刻も早く自宅に帰りたい一心で解き続けました。そんな受験者も、中にはいるんです
ね。
- 15 -
●Voice of PR Planner
資格を取得しての復帰でした。幸いにも長女は第 4 希望の保育園に入園することができ、さら
には会社や家族からの大きな理解と厚いサポートを得て、自分自身の意識の変化はもちろんなの
ですが、PRプランナーの資格試験の勉強を通して確かになったPR領域の知識にこれまでの経
験が相まって、復帰してからのほうが仕事の量も質もスピードも、そしてその成果も格段に変わ
りました。
クリエイターのスターを作りたい、音楽プロデューサーの価値を世の中にもっと広めたい、ア
ゲハスプリングスの音楽、エンタテインメントをたくさんの人々に届けたいというシンプルな思
いは今も変わらず、それが私のアゲハスプリングスにおけるPRのテーマです。
もうまもなく産休に入りますが、それまでにオウンドメディアをまたひとつ立ち上げます。
デザインから構築、リソースの確保にスタッフ育成、私不在でも濃いコンテンツが更新され続け
るようなフローを確立させます。そして、2017 年 4 月からはまた復帰できるよう、お休みの間は
子育てを通してクリエイティブ思考を活性化させ、そして世界の素晴らしいアイディアやアート
に触れる機会を、たくさん持ちたいと思っています。
- 16 -
会 員 限 定
第172回定例研究会
中国社会における
メディアと広報・PRの最新事情
~中国における広報・PR活動の進め方を探る~
講師: 人民網日本株式会社 企画部長
李 潤沢氏
第 172 回(2 月度)定例研究会は 2 月 17 日(水)六本木アカデミーヒルズ 49「カンファレンス
ルーム」で開催しました。
講師は人民網日本支社、李 潤沢氏。テーマは「中国社会におけるメディアと広報・PRの最
新事情~中国における広報・PR活動の進め方を探る~」
。
参加者は 44 名でした。
- 17 -
<コラム関西の風>
インバウンドや日本食ブームへの期待
橋本総合法律事務所
弁護士
橋本 真爾
日本を訪れる外国人の数が急激に増え、
報道によると、昨年は 2,000 万人に達する
勢いだったとのこと。従来の欧米からの旅
行者に加え、アジアからの旅行者の数が大
幅に増えたようです。
大阪・淀屋橋のオフィス街にある私の事
務所の近くでも、朝の通勤時間帯に、駅か
ら会社に向かうスーツ姿の人々の流れとは
逆に、大きなスーツケースを引いて駅の方
へ向かう外国人の姿が目に付くようになり
ました。周辺のホテルから、観光やショッ
ピングに出かけるアジアの人々が多いよう
です。
桜を見るために来日する外国人旅行者も多い
日本への旅行といえば、東京から入り、
富士山、京都を見て、大阪から帰国する、いわゆる「ゴールデンルート」が有名です。これまで
アジアの旅行者たちは、団体で観光バスに乗って、このルートを移動することが多かったようで
すが、最近は個人旅行が増え、少人数で何度も来日し、好きな所を自由に旅する人も増えている
ようです。
このように、日本に来る外国人旅行者が増え、しかも個人旅行が増えると、今まで外国人が来
なかったような地方の観光地や、珍しい場所にも、外国人が訪れるようになります。このことは、
日本の良さを外国の人に知ってもらう絶好の機会になるとともに、過疎化や東京一極集中で活力
を失いつつある地方の町にも新たな風を送り込むことになるでしょう。
また、昨今の海外での日本食ブームには目をみはるものがあり、今まで生魚を食べなかった人
たちが、みんな、美味しそうにマグロやイクラを頬張っている姿が報道されています。このこと
は、日本の食文化を海外に知ってもらい、円安と相まって、日本の農水産物を海外に売り込むチ
ャンスになるでしょう。
ただ、その一方で、これらは、困った問題も引き起こしています。今まで予約がすぐに取れた
大都市のビジネスホテルが、外国人で埋まってしまい、出張族の方々が困っているという話も聞
きます。今はまだ、東京・大阪など大都市に見られる現象かもしれませんが、外国人旅行者がさ
らに増え、リピーターが続々と地方へと足を伸ばすようになれば、地方のホテルや旅館も一杯に
なってしまう可能性があります。そうなると、日本人の出張者・旅行者と外国人旅行者との競合
やトラブルも増えるかもしれません。
- 18 -
●PRトレンド(関西)
外国の人々が和食の美味しさを知ってくれるのは嬉しいことですが、今後は、グローバルな舞
台で、和食向きの食材の取り合いが起きる可能性もあるでしょう。気付いたら、もう、最高の食
材は日本人の口には入らなくなっていた、という事態もありえます。
それはさておき、今の日本旅行ブームや和食ブームは、私たち日本人が、海外とどのようにう
まく付き合っていけるかを見る 1 つのテストケースとも言えるでしょう。10 年後、20 年後の日本
が楽しみです。
- 19 -
●協会掲載記事
PRSJ in Media
● 3 月 1 日(火)
『月刊広報会議』4月号
『月刊広報会議』4 月号における当協会の連載コラムに、
「2015 年度PR大賞」の贈賞について
掲載されました。
コラムでは、
「日本PR大賞 パーソン・オブ・ザ・イヤー」と「日本PR大賞 シチズン・オ
ブ・ザ・イヤー」それぞれの選定趣旨から始まり、2015 年度「パーソン・オブ・ザ・イヤー」を
受賞したリーチ・マイケル氏、
「シチズン・オブ・ザ・イヤー」を受賞したいすみ鉄道が写真と贈
賞理由とともに紹介されています。
●3 月 15 日(火) 『産経新聞』
朴 槿恵大統領の名誉を傷つけたと
して韓国で在宅起訴され裁判の結果、
昨年 12 月に無罪が確定し帰国した
産経新聞社・加藤達也前ソウル支局
長が、3 月 14 日に当協会関西支部が
主催した定例会において講演を行っ
たことが産経新聞で報道されました。
本記事では定例会に 130 名が参加
し、2014 年 8 月から 2015 年 12 月の
無罪確定までの流れについて講演が
行われたことが紹介されています。
※本記事は、権利者の了解に基づき掲載しています。
(事務局・真部)
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●掲示板
経済産業省より会員各位に下記の要請がございましたので、お知らせいたします。
伊勢志摩サミット等開催に伴う警備協力について(要請)
2016 年 5 月 26 日から 27 日に伊勢志摩サミットが開催されることに伴い、会員の皆様に警備協
力の要請が経済産業省からありました。
下記を踏まえた必要な措置を講ずるようお願い申し上げます。
記
1. 自主警備体制の強化
2. 緊急時における警察棟の関係機関への連絡体制の確立
3. 不審者、不審物および不信事象の兆候を発見した場合の警察への通報連絡の徹底
4. 各国首脳、閣僚等の来日期間中は、首脳会議・関係閣僚会合等開催場所周辺における大規模
行事、公共工事、業務車両利用およびドローン等小型無人機の使用の自粛
5. 業務用車両。身分証明書、制服等の管理及び盗難・紛失時の警察への連絡の徹底
6. 安全に関する情報漏洩防止対策及びサイバーセキュリティ対策の強化
以上
詳しい情報は以下よりご参照ください。
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/iseshima_keibi.html
編集担当より
会員のみなさんの情報をお寄せください!!
本誌では会員の動向・消息や、会員から会員へのお知らせなどを積極的に掲載いたします。
ビジネスに直結する情報に限らず、会員交流に関するものでも結構ですので是非ご一報くだ
さい。
- 21 -
編集担当より
本誌の内容に関するご意見・ご希望をお寄せください。
中身の濃い会員誌に育てていきたいと思いますので、
よろしくお願い致します。
広報委員会
Eメール
FAX
[email protected]
03-5413-2147
※
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