中小企業法律支援ゼネラリスト養成講座【前期】

研修
2016(平成28)年度
中小企業法律支援ゼネラリスト養成講座【前期】
中小企業法律支援センターでは、2015年度より中小企業支援に積極的に取り組む弁護士を養成
するための講座を開設しております。2016年度は、中小企業に関わる分野の中から、年間8コマ
(【前期】4コマ、【後期】4コマ)の大テーマを選び、1テーマにつき特に関心が高いと思われる2つの小
テーマに分けて解説します(1コマ60分×2=120分)。
これから中小企業支援を始めようと考えている弁護士を主な対象として、当該分野の勘所を伝える
ことを目的とします。興味のある分野を選んで受講してください(研修自体は単発の扱いになります)。
それぞれDVD研修も実施する予定です。
中小企業法律支援センターでは、2017年度の「中小センター紹介名簿」を作成する際、本講座2
分野以上の研修受講を登録要件とする予定です。
なお、本講座は、ネット研修でも視聴可能となる予定ですが、ネット研修での視聴は、名簿登録要件
の対象外となりますのでご注意ください。
◆本講座への申込方法
東京弁護士会ホームページ会員専用ページ内の「マイページ」にてお申込ください。
【お申込み手順】
① 「会員専用ページ」から「マイページ」へ進み、「研修をさがす」ボタンをクリックし、
「研修検索」画面を表示させる。
② 検索画面のタイトル欄へ、『中小企業法律支援』と入力し、検索する。
もしくは、「開催期間」へ希望の講座の日程の日付を入力し(例:5月10日の講座であれば、
2016/05/10と入力)、検索する。
③ 画面の 「研修情報一覧」に講座が表示されたら、ご希望の講座を選択の上、「詳細/申込」ボタン
をクリック。
④ 続けて「研修申込画面へ」ボタンをクリックして、申込画面を開く。
⑤ 申込画面へ受講票の送付先となるメールアドレスを入力し、申込確定ボタンをクリック。
※お申込みが完了すると、「受講票」がメールで送付されます。
受講票を印刷の上、研修会当日ご持参ください。
※キャンセルされる場合は、必ず担当事務局(業務課)までご連絡をいただき、受講票は破棄
してください。
**本講座の実施日、各テーマ等の詳細は次頁以降をご覧ください。**
担当委員会
問い合わせ先
東京弁護士会 中小企業法律支援センター/弁護士研修センター
東京弁護士会 業務課 TEL:03-3581-3332
- 19 -
◆中小企業法律支援ゼネラリスト養成講座【前期】
実施時間:18:00~20:00に実施(17:40より受付開始)
場
所:弁護士会館2階講堂クレオABC (6月21日開催分のみクレオBC)
受 講 料:各1,000円(当日支払)
※事前にお申込みいただいていない方は、受講できませんのでご注意ください。
※小テーマの解説順序は変更になることがあります。
回
日 程
テーマ
講 師
定 員
【融資と増資に関する実務】
①中小企業の融資制度
②増資による公的機関の支援制度
<概要>
①中小企業の代表的な資金調達方法である融資制度について
1
2016 年
5 月 10 日(火)
解説します。具体的には、中小企業が利用できる様々な融資
①稲垣 桃子 氏
(中小企業診断
士)
制度や、融資申込の際の金融機関の審査ポイント、中小企業
が資金調達の際に気をつけるべきポイントなどについて学び
ます。
②中野 威人 氏
(東京中小企業投
資育成株式会社)
500
名
②資本面から中小企業を支える公的機関の支援策について解
説します。具体的には、公的機関と民間ファンドとの違い、
投資を受ける際の手続の流れ、審査ポイント、具体的な支援
策などについて学びます。
【M&A(事業承継)に関する実務】
①株式譲渡の方法によるM&Aの流れ
②最終契約作成の留意点
<概要>
①中小企業のM&Aの方法として、株式譲渡、事業譲渡、会社
分割、吸収合併、株式交換・株式移転等が挙げられます。このう
2
2016 年
6 月 2 日(木)
ち、最も中心的な方法が株式譲渡です。そこで、株式譲渡の方
①内藤 良祐 氏
(東京弁護士会会
員)
法によるM&Aの流れを実務上の留意点(メリット、デメリット、手
続、税務上の注意点等)を踏まえて解説いたします。
②M&Aの重要なプロセスに、最終契約書の作成があります。最
終契約に達しなければ、従前のプロセスが白紙になることもあり
えます。そこで、最終契約書には一般的にどのような項目を盛り
込むべきなのか、最終契約の交渉にあたりどのような点に留意
するべきなのかについて最終契約書のサンプルを基に解説いた
します。
- 20 -
②本井 克樹 氏
(東京弁護士会会
員)
500
名
【損害賠償に関する実務】
①製造物責任問題発生時のダメージコントロール
②介護保険施設における賠償責任とリスクマネジメント
<概要>
①製造物責任(PL)法によって、販売した製品に欠陥があ
りそれによって人身傷害 または財物損壊が発生した場
3
2016 年
6 月 21 日(火)
合、その製品の製造業者または輸入業者はその責任を負
わなければなりません。そこで、製造物責任に関する問題
が発生したときの対応と注意点について解説いたします。
②近時、介護保険制度の普及で介護サービスの利用が急
①升田 純 氏
(第一東京弁護士会会
員)
250名
②赤沼 康弘 氏
(東京弁護士会会員)
増する一方、介護事故も見過ごせない状況となりつつあり
ます。損害賠償を請求されたり、中には訴訟が提起される
ケースも散見されます。そこで、介護保険施設の賠償責任
に関連して、事故発生時の対処方法や事故防止策につい
て解説いたします。
【中小企業のための会社法・株式実務】
①上場会社ではない会社からみた会社法制度の運用全
般
②中小企業に係る事件を受任する際の会社法上のチェッ
クポイントと対応方法
4
2016 年
7 月 11 日(月)
<概要>
①上場会社ではない会社の立場からみて必要・重要となる
であろう会社法制度の全体について網羅的に見渡して解
説いたします。
②中小企業に関する事件を受任する際の会社法上のチェ
ックポイントと対応方法(機関設計、株券発行会社か否か
の確認、株主名簿が見当たらない場合などイレギュラーな
ケースにおける対応など)について解説いたします。
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①松嶋 隆弘 氏
(日本大学法学部教
授、東京弁護士会会
員)
②植松 勉 氏
(東京弁護士会会員)
500名
◆中小企業法律支援ゼネラリスト養成講座【DVD講座】
実施時間:11:00~13:00に実施(10:40より受付開始)
場
所:弁護士会館3階301会議室
受 講 料:各1,000円(当日支払)
※事前にお申込みいただいていない方は、ご受講できませんのでご注意ください。
回
日 程
テーマ
講 師
定 員
【2015年】
中小企業法律支援ゼネラリスト養成講座
前期第2回
1
2016 年 4 月 25 日(月)
「法的債権回収の基礎」
①金銭債権の差押え一般
②詐害行為取消権
③動産売買先取特権
①黒嵜 隆 氏
(東京弁護士会会員)
②山宮 慎一郎 氏
(東京弁護士会会員)
150
名
③奥 国範 氏
(東京弁護士会会員)
(2015 年 4 月 21 日当初実施分)
【2015年】
中小企業法律支援ゼネラリスト養成講座
前期第3回
2
2016 年 6 月 6 日(月)
「中小企業の契約書作成・チェックの基礎」
①ビジネス契約において注意すべき条項
①植松 勉 氏
(東京弁護士会会員)
②滝川 宜信 氏
(明治学院大学法科大学院
教授)
②取引基本契約書の留意点
③フランチャイズ契約書の留意点
(2015 年 5 月 11 日当初実施分)
- 22 -
③神田 孝 氏
(東京弁護士会会員)
150
名