データセンター要件書 項番 大項目 小項目 要件項目 1 立地 隣接建物

データセンター要件書
項番
大項目
小項目
1
立地
2
立地
3
立地
4
立地
立地
5
6
7
8
9
立地
立地
立地
立地
立地
10
地震/免震基準
11
雷対策
12
規格/基準
13
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要件項目
隣接建物から延焼防止のために十分な距離が保たれていること。
地震、風水災害及び落雷等の自然災害による被害の少ない場所に
設置されていること。
データセンターは、日本国内法の適用を受けること。(日本国内
にあること。)。
周辺に消防法に定める指定数量以上の危険物製造施設又は危険物
貯蔵施設が設置されていない場所に設置されていること。
電磁界の被害を受けない場所に設置されていること。
原子力発電所から30km圏内に設置されていないこと。
障害発生時に、保守拠点から180分以内に到着可能であること。
活断層上にないこと。
上空に航空路がないこと。
震度7(400gal)の地震に耐える基礎耐震若しくは基礎免震構造で
あること。
JIS規格に準拠した避雷設備を講じていること。
消防法(昭和23年法律第186号)、建築基準法(昭和25年法律第
201号)の関連国内法令、並びにこれらに基づく規格及び基準に
準拠していること。
通路幅について、十分な避難経路を確保・維持し、提供できるこ
と。
通路
機器搬入に関して十分な通路幅と搬入口及び搬入経路が確保され
建物
ていること。
水害対策
出水被害から建物及び情報システムを保護する構造であること。
耐火建築物
建築基準法に規定する耐火建築物であること。
非常用設備
建築基準法、消防法に規定する非常用設備を有すること。
機器設置室は建築基準法に基づく、独立した防火区画であるこ
防火区画
と。
機器に対し外部からの電磁波の影響を受けにくい環境であるこ
電磁波対策
と。
受電方法
電力会社から2系統以上(本線、予備線)で受電していること。
法定点検や工事等により商用電源を停止する場合でも、機器類に
電源設備二重化
給電を継続する措置として、電源設備の二重化を行うこと。
停電時に自家発電機が起動するまでに、瞬断することなく、サー
バ機器に十分な電力供給が可能な容量を持つ無停電電源装置
無停電電源装置
(UPS)が設置されていること。かつ、UPS冗長化がなされている
こと。
電源設備
停電時にシステムを運用するために十分な電源容量を持つ非常用
非常用発電機
自家発電装置を備えていること。
自家発電装置の燃料容量は24 時間以上継続運転が可能であり、
非常用発電機
その使用中であっても燃料補給にて継続運転が可能であること。
サーバ等と、負荷変動の激しい空調機等の電力系機器等は電源系
電源系統
統を分けてあること。
サーバルームの機器等に対して十分な空調能力を有し、温度湿度
空調能力
を一定に保つこと。
稼働時間
空調設備は24時間365日連続して稼働可能であること。
空調設備
空調設備は故障に備え1台以上の予備機を備え、自動制御されて
空調設備の冗長化
いること。
空調設備及び配水管周りに漏水検知システムを設置しているこ
漏水検知
と。
避雷設備、火災報知設備、消火設備、非常照明設備等の建築設備
災害対策
が設置されていること。
建物及び室の内装は、不燃防炎性能を有する材料を用いるととも
不燃対策
に静電気による影響を防止する措置が講じられていること。
火災検知
火災の予兆を検知できるシステムが設置されていること。
1
データセンター要件書
項番
大項目
32
小項目
消化設備
防火設備
33
消防法の適用
34
排煙設備
35
防火区画
36
水害対策
37
防水設備 防水対策
38
防水対策
39
認定資格①
40
認定資格②
41
認定資格③
42
ビル入館
43
入室ドア
44
サーバルーム
入退室管理
セキュリティ対策
45
サーバルーム
入退室管理
46
サーバルーム
媒体等持出持込
47
ラック施錠
48
ラック施錠
49
監視カメラ
50
監視
51
監視
52
53
ネットワーク
回線引き込み
専用回線
54
その他
バックアップ
要件項目
サーバルームは、設置機器に影響を与えないよう、水を使用しな
い不活性ガス(窒素ガス等)の消火設備を設置していること。
消火設備、消火器等を設置すること。消火設備又は、消火器等は
消防法に適合されたものが設置されていること。また、消防署の
検査を受け、検査済証の発行を受けること。
建築基準法施工令に規定する排煙設備の設置等、排煙の措置がさ
れていること。
サーバ室は、建築基準法に規定する防火区画に準拠すること。
サーバ室及びデータ保管設備は水の被害を受けない場所に設置す
ること。
サーバ室及びデータ保管設備の直上階の床板には防水施工、又は
漏水等の検知措置が講じられていること。
サーバ室及びデータ保管設備には情報システムの運転に必要のな
い水使用設備は設置しないこと。
情報セキュリティマネジメントシステム(ISO/IEC27001)適合性
評価制度の認定を受けていること。又はISMSの承認を取得してい
ること。
総合行政ネットワーク(LGWAN)のASPサービス(ファシリティ
サービス)として登録されていること。
JASA(日本セキュリティ監査協会)が認定するCS(クラウ
ドセキュリティ)マークを取得しているデータセンター基盤であ
ること。
データセンターへの入退管理は、セキュリティ管理システムによ
り、24時間365日実施されていること。
入室ドアは十分な強度を持った防火扉等とし、サーバルームは外
部から内部を見とおせない窓なしとする等の対策を講じられてい
ること。
入退室者を識別・記録できるセキュリティ設備(ICカード等)に
より、許可されたもののみ入退室が可能なこと。さらにサーバ室
への入室はバイオメトリクス認証システムを採用していること。
機器設置室の入退出について、設備の運用に従事する人員とそれ
以外の人員の入退出管理が明確に区分できる入退出管理の設備等
を有していること。また、入退出に関する手順書を有しているこ
と。
入退室者が記録媒体(CD・メモリカード・メモリスティック等)
を不正に所持し、持出持込すること。ができない体制であるこ
と。
サーバルームのラックは、不正アクセスや不正操作防止のための
鍵つきラックを使用すること。
サーバ室、サーバラック等の鍵を定められた場所に保管し、管理
者は特定者によって実施されていること。また、台帳等により、
鍵の貸出、返却が記録されていること。
サーバルーム及び館内、建物外周を監視するための監視カメラを
設置していること。
施設内の電源設備、空調設備、セキュリティ設備等は、常時故障
監視がされているとともに巡回監視がされていること。またサー
バ室は、複数の監視カメラにて目視監視可能であること。
セキュリティ対策の実施状況を確認するために、訪問(データセ
ンター内への立ち入り)が可能なこと。
複数の通信事業者の回線の引き込みが可能であること。
100Mbps以上の帯域の専用回線があること。
重大な災害時にも事業継続のためのバックアップ体制を確保する
こと。
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