南茅部高等学校・紋別高等学校

別記様式2
ICT 活用教育促進事業実施報告書(平成27年度)
新しい高校づくり推進室
【実践指定校】
(小・中学校)
学校名
立
(高等学校)
学校名 北海道南茅部高等学校
【取組内容】
区
分
取 組 内 容
成果及び課題
【連携校】
学校
学校名
立
学校
普通科
内
容
研究教科(科目)
:数学(数学Ⅱ)
数学的な見方・考え方を深めたり、学習した内容を反復練習する活動等で、タブレットを
効果的に活用
○ グラフの概形や図形などの視覚的な理解
・指数関数や対数関数、三角関数のグラフの特徴を理解
・微分における様々な関数値の増減、極大・極小、グラフの凹凸などを理解
・積分における、区分求積法の考えに基づいた定積分の定義を理解
○ 学習データの保存による、生徒の理解度の把握
・生徒の習熟に応じた練習問題の提供及び解答の即時把握
・タブレットに蓄積した学習情報による、生徒の学習状況のきめ細かな把握及び評価の
充実
○ グループによる協働学習の取組
・個々の生徒の練習問題の解答などを生徒全員で共有
・間違いを発見し、なぜ間違ったのかを考えるとともに、正しい解答に到着するために
主体的・協同的に学ぶ学習の充実
○ グラフの概形や図形などの視覚的な理解
・タブレットPCの活用により、視覚的な理解に効果がある単元等を把握することがで
きた。
・本格的な活用が年度途中からだったため、具体的な効果の検証に至っておらず、今後、
タブレットの活用により、視覚的な理解が有効な単元等の検証を進めていくことが必
要である。
○ 学習データの保存による、生徒の理解度の把握
・タブレットPCのカメラ機能により、撮影した生徒のノートを送信することで、配信
側の教員は、生徒の進度や理解の程度を把握することができた。
・アンケートの結果によると、タブレットPCの活用により、学習内容の理解や学習意
欲の高まりを実感している生徒が 100%となっており、サポート教員の目から見ても、
導入前に比べ、学習への取組状況が明らかに向上した。
・授業支援ソフト“PenPlus”を活用し、問題の配付、解答の提出、カメラ機能によるノ
ートの提出などを行っているが、保存した学習データを授業で活用するなど、活用方
法の充実を図っていくことが必要である。
○ グループによる協働学習の取組
・タブレットPCの活用により、記載した内容を容易に消去して修正できるため、間違
うことを恐れず、問題演習に取り組むことができるなど、学習意欲が向上した。
・個々の生徒が行った問題演習の内容を共有し、グループの話し合いでまとめた考え方
を発表するなど、言語活動が充実した。
到 達 目 標
に対する結果
・タブレットPCの活用のほか、デュアルストリーム機能の活用によるプレゼンテーシ
ョンソフトを用いた資料の提示、手元用ハンディカメラの活用による生徒の学習状況
の把握などを行っており、グループによる協働学習を推進する上で、効果的な活用の
組合せ等を検証していくことが必要である。
<生徒に対するアンケート調査の結果から>
質問1 タブレットは、学習内容を理解するのに役立っている。
100%
質問2 タブレットは、自分で機器を使用できるので、意欲が高まる。
100%
質問3 タブレットは、理解度に応じた問題を提供してもらえるので、効果的である。
100%
質問4 これからも、タブレットを使用して授業を受けたい。
100%