設立総会議事概要 - 日本表面科学会

公益社団法人日本表面科学会
九州支部設立総会
開催日時;平成 28 年 4 月 9 日(土)14:15~15:15
開催場所;
「九州八重洲」(JR 博多駅前)11 階ホール B
議
案
1.九州支部設立に関する件
2.九州支部規程に関する件
3.平成 28 年度事業計画及び予算に関する件
4.九州支部役員に関する件
5.その他
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公益社団法人日本表面科学会
九州支部
設立趣意書(案)
表面科学は、物理、化学、生命科学、応用物理、応用化学、機械、材料など、様々な科学
技術に共通する基礎科学であり、ナノテクノロジーやバイオテクノロジーなどの学際的新技
術の出発点に位置する。日本表面科学会は、我が国の表面科学に関わる研究者と産業界とを
結集し、従来の学問体系を横断する学術組織として 1979 年(昭和 54 年)に設立された。現在
まで日本の表面科学の発展に中心的な役割を果たし、本分野で世界を先導する組織として海
外の学会との連携も深めてきた。2008 年には社団法人日本表面科学会として、さらに 2011
年には公益社団法人日本表面科学会として組織のミッションを拡大し、表面科学の成果を広
く社会へ普及させ産業への貢献を推進してきた。
日本表面科学会は、そのような発展の中で様々な事業へと活動範囲を拡大した。現在では、
(1) 毎年開催する表面科学学術講演会、各種研究会、産業界と連携したセミナー、3 年ごと
に開催する国際シンポジウム(International Symposium on Surface Science and Nanotechnology)、
および研究部会活動等の学術事業、(2) 基礎講座や市民講座等の育成事業、 (3) 会誌、英文
電子ジャーナルおよび表面科学に関する図書の出版などの成果公開事業、(4) 表面科学技術
資格認定試験、(5) 国内および国際的な表彰事業、などを含む広範囲な活動を展開している。
このような事業のいくつかは学会として一元的に実施する必要があるものの、各地域の自主
性に委ね、地域の特徴を生かして活性化を図る方が好ましい事業も多くある。このようなこ
とから、地域活動組織として、1991 年に関西支部、1992 年に中部支部、1993 年に東北・北
海道支部、2015 年には関東支部を発足させた。各支部では、各地域における特徴のある研究
会の開催、地域に拠点をもつ産業界との連携強化、市民講座の開催による表面科学の啓蒙活
動、本部企画事業の現地実行支援などを担ってきており、学会活動に大きく貢献している。
しかし、九州地区については、これまで関西支部内での活動しか行われていなかった。
そこでこの度、九州地区においても会員一人一人および産業界とより密着した関係を築き、
九州地区の特性を生かした事業を展開して会員のメリットを最大化するため、九州支部を創
設することとした。本設立は、会員増強、学会の発展につながるものと確信する。これによ
り、九州地区の特性にあったよりきめ細やかな学会運営が可能となる。九州支部区域には、
大学、国立研究所、産業界のいずれにおいても表面科学に関係する多くの研究者・技術者が
在籍している。支部レベルの独自性発揮・活動活性化により、地域の学生・若手研究者の学
会活動への参加を促進し、日本の将来の科学技術を担う人材を育成し、産業界とは研究開発・
生産レベルでの連携を強化できることが期待される。また、九州地区に事業拠点をもつ企業
と連携し、新規事業の創造へ向けた科学技術を提供することは、日本の産業界全体への波及
効果も大きい。さらに、九州地区を中心とする市民・学生・生徒へ向け表面科学の魅力と役
割を発信し、本会の公益性というミッションに応えることができる。
以上、より地域に密着した活動を通して本会の会員増を図り、日本の科学技術と産業の発
展に資することを目的として、ここに九州支部を発足する。
平成 28 年 4 月 9 日
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公益社団法人日本表面科学会九州支部規程(案)
第1章
総則
(名称)
第 1 条 本支部は、公益社団法人日本表面科学会九州支部と称する。
(運営)
第 2 条 本支部の構成及び運営については、公益社団法人日本表面科学会支部規程およびこの公
益社団法人日本表面科学会九州支部規程による。
(構成員)
第 3 条 本支部は公益社団法人日本表面科学会支部規程第 3 条(4)の地域内に在住または在職す
る日本表面科学会会員をもって構成員とする。
第2章
目的及び事業
(目的)
第 4 条本支部は公益社団法人日本表面科学会定款に定める目的に沿って、本支部会員を中心に、
表面科学に関する学理及びその応用についての研究発表、知識の交換を行い、表面科学
の進歩と一般社会への普及・利用促進を図り、もって我が国の学術及び社会の発展と公
益の増進に貢献する事を目的とする。
(事業)
第 5 条 本支部は第 4 条の目的を達成するために、学術講演会、研究会、講習会、セミナー等、
その他必要な事業を行う。
第 3 章 支部役員
(支部役員)
第 6 条 第 4 条の目的を実行するために、本支部に支部長 1 名、副支部長 1 名、支部幹事および
支部監査 1 名からなる支部役員を置く。
(支部役員の選任)
第 7 条 支部役員は支部会員の中から支部役員会がこれを推薦し、支部総会において議決する。
(支部役員の任期)
第 8 条 支部役員の任期は 1 年とする。ただしその再任を妨げない。支部役員に欠員が生じたと
きは、支部長は必要に応じて支部役員会にはかり補充する。補充による支部役員の任期
は、前任者の残任期間とする。
第4章
会議
(会議)
第 9 条 会議は支部総会および支部役員会とする。
(支部役員会の招集)
第 10 条 支部役員会は支部長が随時招集する。支部役員会には支部役員のほか、支部長が必要と
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認めた者を招集することができる。
(支部役員会の議決事項)
第 11 条 支部役員会は、総会に提出する議案、及びその他本支部の会務運営に関する事項を議決
する。
(支部役員会の定足数等)
第 12 条支部役員会は、支部役員の半数以上が出席しなければ議決することができない。ただし、
あらかじめ意見を表明した者、又は議決を委任した者は、出席者とみなす。支部役員会
の議事は出席役員の過半数をもって決し、賛否同数のときは、支部長が決定する。
(支部総会の構成)
第 13 条 支部総会は支部正会員をもって組織する。
(支部総会の開催)
第 14 条 支部総会は毎年度 1 回開催する。
(支部総会の招集)
第 15 条 支部総会は支部長が招集する。支部長が必要と認めたときには、支部役員会の議決を経
て臨時支部総会を招集することができる。支部正会員総数の 10 分の 1 以上から支部総会
に付議すべき事項及び理由を記載した書面により、支部総会の招集を提案された場合、
支部長は速やかに臨時支部総会を招集しなければならない。支部総会の開催日及び議事
は支部役員会の議決を経て支部長が決定し、支部正会員に通知する。
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支部長は、書面による招集通知の発出に代えて、支部役員会の承諾を得て、電磁的方法
により通知を発出することができる。
(支部総会の議決事項)
第 16 条 次の事項は、支部総会において報告、承認を得るものとする。
(1) 支部事業報告および支部収支決算
(2) その他支部役員会において必要と認めた事項
(議決権)
第 17 条 支部総会における議決権は、支部正会員1名につき1個とする。
(支部総会の議決)
第 18 条 支部総会の議決は議決権を有する支部正会員の 20 分の 1 以上が出席し、出席した支部正
会員の過半数をもって行う。賛否同数のときは、議長の議決するところとする。ただし、
委任状提出者は出席したと認める。
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本支部会員は、委任状を書面もしくは電磁的方法により提出することができる。
第5章
会計
(会計)
第 19 条 本支部の会計は本部から配分される支部運営費、支部独自の事業費、支部特定資産、そ
の他で賄う。
第6章
支部規程の変更
(支部規程の変更)
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第 20 条 本支部規程を変更する時は、支部役員会の議決及び支部総会の議決を得なければならな
い。
第7章
その他
(細則)
第 21 条 この規程の執行については、支部役員会の決議を得て別に運営細則をもうける。
附則
本規程は平成 28 年 4 月 9 日から施行し、平成 28 年 4 月 9 日から適用する。
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公益社団法人日本表面科学会九州支部
平成 28 年度事業計画(案)
○役員会 年間2回を予定
○九州支部企画事業
1.
九州表面・真空研究会
九州大学(福岡県)
2.
参加人数
〜80 名
1月
参加人数
〜40 名
11 月
参加人数
〜30 名
第1回九州支部市民講座
会場未定(佐賀県)
3.
6月
九州支部セミナー
九州大学(福岡県)
本部企画と支部企画のタイムスケジュール
4月
5月
(本部)
総会
6月
7月
8月
9月
10 月
11 月
12 月
講演会
表面科学
表面科学
基礎講座(関東) 基礎講座(関西)
ベーシック講座
(九州支部)
設立総会
九州表面・真空
研究会
セミナー
◎支部学術講演会等、支部独自の企画との関係で開催時期を見直す
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1月
2月
研究会
(中部・真空)
市民講座
3月
公益社団法人日本表面科学会九州支部
*1 本部からの補助金のみで実施する
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平成 28 年度予算(案)
公益社団法人日本表面科学会九州支部
支部長
副支部長
支部監査
玉田
嘉数
白石
薫
誠
正治
平成 28 年度役員(案)
(九州大学)
(佐賀大学)
(九州大学)
支部幹事
(◎は責任者、○は本年度の主担当者、△は副担当者)
碇 智徳
(国立宇部高専)
△企画
石津 範子
(沖縄科学技術大学院大学)
和泉 亮
(九州工業大学)
△会計
久保田 純
(福岡大学)
栗田 一成
(株式会社 SUMCO)
小林 英一
(佐賀県立九州シンクロトロン光研究センター)△企画
坂口 幸一
(佐賀大学)
○企画
篠原 正典
(長崎大学)
◎○会計
鈴木 秀俊
(宮崎大学)
高橋 和敏
(佐賀大学)
○企画
高原 淳
(九州大学)
田中 悟
(九州大学)
田中 徹
(佐賀大学)
△広報
田中 宏樹
(株式会社 安川電機) △企画
田中 啓文
(九州工業大学)
谷口 秀樹
(大分県産業科学技術センター)
内藤 正路
(九州工業大学)
◎○企画
永松 秀一
(九州工業大学)
◎○庶務
新留 康郎
(鹿児島大学)
藤川 茂典
(九州大学)
◎○広報
細川 伸也
(熊本大学)
前田 文彦
(福岡工業大学)
△庶務
三浦 佳子
(九州大学)
○企画
水野 清義
(九州大学)
△企画
吉本 惣一郎
(熊本大学)
△企画
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