イノベーション創発塾の 学生への説明 講義編 東北大学 高度教養教育・学生支援機構 キャリア支援センター 高度イノベーション博士人財育成ユニット ユニット長 Prof. T.若林 Prof. S. 加藤 Prof. Y. 田中 4月12日M Innovative Leaders Platform http://www.ilp.tohoku.ac.jp 1 Renewal ! イノベーション創発塾 & キャリア支援 & インターンシップ 2016年度 新しく生まれ変わった 「高度イノベーション博士人材育成ユニット」 何が変わった? 1. 高度教養教育・学生支援機構、キャリア支援センターと協力 2.ユニット全体の組織体系、新しい構成人員 3. 「イノベーション創発塾」は、新しい講義内容 4. 気持ち, Motivation 2 イノベーション創発塾の講義について 4つの大きなテーマ/分野 A. イノベーション・スキル: 「イノベーションを考え出すための科学的方法論」、「PBL実践」 B. マネジメント・スキル: 「R&D マネジメント」、「知的財産」 C. 社会人基礎力: 「人間理解とコミュニケーション」、「組織マネジメント」 合宿 D. 国際性: 「International communication」 3 イノベーションとマネジメントの関係 2つの柱 1つ目の柱 2つ目の柱 個人の思考 組織目標/組織を動かす アイデアを考え出す/創出する。 組織の管理=マネジメント この2つが結びついて、イノベーションを起こすことが可能になる! イノベーション 理論、知識、手順、方法、考え 専門家 マネジメント 理論、知識、手順、方法、考え 専門家 4 イノベーションを考え出すための科学的方法論 昔ながらのブレインストーミング Traditional Brainstorming Process 白紙状態 Clean Sheet 試行錯誤 Trial & Error 世界中の300万超の特許 網羅的な解法テクニック 3+ million Patents Exhaustive Solution Techniques 低速で貧弱なアイデア創造 Low-speed Poor Idea Generation 創造的思考の科学的方法論 “Ideation-TRIZ (I-TRIZ)” Scientific Methodology for Creative Thinking 解法テクニックの知識ベース Solution Technique Knowledgebase 高速で網羅的なアイデア創造 High-speed Exhaustive Idea Generation 課題の情報収集と分析 Problem Data Capture & Analysis 5 マネジメント・スキル 「R&D マネジメント」 リーン製品開発 本質思考道場 構想設計段階に本質的な 問題を発見し解決する セットベース開発 開発ゲーム 因果関係マップ A3報告書 問題の構造を可視化する 知識を再利用可能にする ものごとの本質を追究す る深く、速い思考の訓練 抽象化思考: →因果関係マップ アナロジー思考: →遠くからアイデアを借りる → → 因果関係マップ A3報告書 6 知的財産(特許)と技術に関する法 コース カリキュラム • 特許法:特許法は情報技術、工業製品などの産業における技術革新のために知的 財産を保護します。特許法を中心に、技術と法に関する講義を行います。 • 特許明細書のドラフティング: 特許の特許検索の方法、明細書、特許請求の範囲 の演習を行い、特許出願手続きについて学びます。 •ビジネスと特許: 発明者とビジネスの視点から、特許に焦点を当てて学び、議論し ます。 エイブラハム・リンカーン Abraham Lincoln第16代 米国大統領の講演 「特許という制度は、燃え 盛る天才の火の海に、興 味という燃料を注ぎ込み、 新規で有益なものを発明 発見し、作り出す。」 講 師 山口大学 知的財産センター 副センター長 教授 木村 友久 アイディエーション・ジャパン株式 会社 代業取締役社長CEO, 特許 業務法人 ウィルフォート国際特 許事務所 所長・パートナー 上村 輝之 東北大学 産学連携機構 知的財 産部 特任教授 青柳 忠穂 人間理解とコミュニケーション 体験にこそ「本当の学び」がある 単なる「伝える」「聴く」のスキル習得だけでなく、対人関係における適応力を高め、 どんな 相手でも対応できるようになる演習主体の学習。 楽しみながら学ぶことで、「知っている」から「できる」に変わり、自信が生まれる。 人間理解を通じて、真のリーダーとしての心得を身につけることができる。 <参加者の声> 学んだことすべてが、初めて聞いたことばかりで新鮮でした。今までコミュニケーションをとるのが苦手でしたが、なぜ苦手なのか、どうすれば改善 されるのか、ということは考えていなかったので、とても勉強になった。 傾聴するスキルは知っているものがほとんどだったが、その効果の大きさを実感した。自分がしているつもりでも、実際は出来ていなかったことが フィードバックで露呈した。 <合宿形式>全体講義⇒個人・ペア・グループでの演習⇒ふり返り⇒共有 実施期間: 2016年6月10日~12日(2泊3日) 8 組織マネジメント 自分が変われば、組織が変わる 「個」を活かし、組織としての協働力や動機づけなど、「本音とタテマエ」に迫りながら、組織の シナジー効果を高める演習主体の学習。 組織マネジメントに必要な知識と「わかる」「できる」「うごける」真のリーダーのエッセンス を身につけ、組織活性化を促すことができるようになる。 <参加者の声> 人と会話や議論することが元来好きだったが、今回の講義で得た技術や知識、経験を組み合わせることで、さらに深い議論を 行うことができた。 チームワークを向上させるためのコミュニケーションも非常に勉強になり、この考え方を研究室内で広めていきたいと感じた。 <合宿形式>全体講義⇒個人・ペア・グループでの演習⇒ふり返り⇒共有 実施期間: 2016年10月14日~15日(1泊2日) 9 International communication 英語力 国際力 異文化理解 異文化コミュニケーション 英語で自分の研究を分かりやすく説明する。 英語で質問を受け、答える。 質疑応答をしよう。 英語で質問する。 英語で議論する。 分かり合おう! 理解しよう! どこまで、できるようになるでしょう? 10 PBL実践 テーマ毎にチームを結成し、各チームはメンバーの協力で課題設定して 情報収集/仮定設定/議論を通して実際に論理的に解決策を導き、発表 (2017年1月17日TUE)を行う。 可能な限り実践的/実社会のプロジェクトに近い形で行う。 チームワーク、協調/協力、他の専門分野の考え方など総合力の一端に 触れることができる。 テーマにより適切な教員、企業の第一人者、アドバイザーなどサポートを 受けるようにする。 実施期間: 2016年6月~2017年1月予定 本年度のイノベーション創発塾の講義内容は実際に応用できるので、 講義の内容をPBL実践の活動に実際に活用する。 11 PBL実践 交流 イノベーション・スキル イノベーションを考え出すための科学的方法論 学び 気づき PBL実践 チームが自主性に、皆さんが主役で行う。 現場検証・特別講義 活用/実践 応用 楽しく・有効に マネジメント・スキル 「R&D マネジメント」 コミュニケーション 組織マネジメント 俯瞰力 異文化・多分野の理解 組織マネジメント など 12 講師と協力者 羽田貴史 高度教養教育・学生支援機構 キャリア支援センター長 教授 若林利男 キャリア支援センター 高度イノベーション博士人材育成ユニット長 名誉教授 加藤修三 キャリア支援センター 高度イノベーション博士人材育成ユニット 特任(客員)教授 田中泰光 キャリア支援センター 高度イノベーション博士人材育成ユニット 特任教授 松井 康 産学連携機構 総合連携推進部 部長 特任教授 青柳忠穂 産学連携機構 知的財産部 特任教授 佐藤 準 研究推進本部 URAセンター 特任教授 上村輝之 アイディエーション・ジャパン(株) 代表取締役 西原 隆 ゴール・システム・コンサルティング(株) 取締役 稲垣公夫 ゴール・システム・コンサルティング(株) 顧問 藤崎ひろみ (株)ユニバーサル・コミュ ニケーションズ 代表取締役 他 13 大切なこと 交流が広がる。 博士人財の友人ができる。 視野が広くなる。 講義を少しでも理解し役に立て、一歩でも成長する。 14
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