平成 28 年度「鳥取市地域エネルギービジネス支援事業補助金」募集要領 Ⅰ 補助金の概要 1 補助金の目的 本市が策定した「鳥取市スマートエネルギータウン構想(※1)」に盛り込んだエネル ギービジネス活動の取り組みにあたっての実証、調査及び設備導入事業等に係る経費 を支援することにより、再生可能エネルギーを活用したエネルギーの地産地消の推 進、地域エネルギー産業・地域資金循環の活性化、雇用の創出等を図ります。 ※1:鳥取市スマートエネルギータウン構想 http://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1440497917138/activesqr/common/other/55dc4cd1002 .pdf 2 補助金の交付対象者 (1)鳥取市内に本社、営業所等を有する中小企業者(※2) (2)次に掲げる市税等の滞納していない者であること。 ①市税、②国民健康保険料、③後期高齢者医療保険料、④介護保険料、⑤保育所保育料 ⑥下水道使用料、⑦下水道受益者負担金 ※2:中小企業基本法(昭和38年法律第154号)第2条に規定する者 3 補助金の対象となる事業 (1)「鳥取市スマートエネルギータウン構想」の取組内容(※3)で、ビジネス活動を行 うための実証、調査及び設備導入を行う事業であること。 ※3:本構想取組内容は以下のとおり ①バイオマス、コージェネレーション等による熱電供給事業の展開 ②地域の再生可能エネルギー導入促進 ③快適な住環境の構築(蓄電池・スマートグリッドを導入した省エネ・省コスト事業、 EVを活用した新交通システム) ④農業を融合させた事業モデルの構築 【地域エネルギービジネス事業事例】 ●バイオマス等再生可能エネルギーを活用した地域への電熱供給事業(工場、農 業施設等への電気・熱及びシステム等販売) ●再生可能エネルギーを活用した市民ファンド事業 ●再生可能エネルギー設備の製造、販売事業 ●次世代型蓄電池、HEMS(家庭用エネルギーマネジメントシステム)開発、 導入事業 ●ESCO(※4)事業 ●EV(電気自動車)を活用したカーシェアリング等新交通サービス事業 ●木質バイオマス燃料を供給するための自伐型林業(※5)ビジネス創業 ※4:Energy Service Company 事業の略。顧客の光熱水費等の経費削減を行い、削減実績から対 価を得るビジネス形態のこと。 ※5:山林所有の有無、あるいは所有規模にこだわらずに、森林の経営や管理、施業を自ら(山 林所有者や地域)が行う、自立・自営型の林業であり、限られた森林が所在する地域で暮らし、 その森林を永続管理し、持続的に収入を得ていく林業 (2)発電を行う場合は、「株式会社とっとり市民電力」への調達電源とする導入可能 性調査・検討を実施する事業であること。 - 1 - (3)新たに実施する事業又は既に実施している事業を拡大する事業(当該拡大する部 分に限る。)であること。 (4)補助事業の開始後5年以上継続して当該補助事業を実施する計画があること。 (5)以下各号いずれかが該当しない事業であること。 ①国又は地方公共団体等の補助金等の交付を受けた事業 ②法令に違反する事業 ③宗教的又は政治的活動に関する事業 ④収入が発電による売電収入のみの事業 4 補助対象経費及び補助金額等 ○補助対象経費: (1)人件費:事業の遂行に必要な調査・設計・企画・調整等を行う職員等に係る経費 (2)委託費:調査・設計・分析の委託に係る経費 (3)謝金又は旅費:調査・設計・分析に係る外部の専門家に対する謝金又は旅費 (4)機械装置等使用料・購入費:事業に必要な機械装置等の購入・製造・改修・据付 け等に要する経費(建物及び用地の取得に係る経費を除く。) ○補 助 率:事業費の2分の1以内 ○補助金額:総額で200万円以内 Ⅱ 応募の手続き 1 応募書類(別紙のとおり) (1)鳥取市地域エネルギービジネス支援事業補助金応募申込書 (2)Ⅰ.補助対象設備・補助対象経費の内訳 (3)Ⅱ.事業計画書 (4)Ⅲ.損益計画書(5カ年計画) (5)添付書類 ①市税等を完納している証明書 ②事業や法人を紹介するパンフレット等 ③定款又は会則 ④法人の予算書・決算書・事業計画書 ※提出書類は返却しません。 2 提出部数 1部(片面印刷、クリップ止め)、電子データ一式 3 受付期間 平成28年4月14日(木)~平成28年5月13日(金)午後5時15分まで なお、提出受付時間は、鳥取市役所の閉庁日を除く各日午前8時30日から午後5時 15分までとします。 ※提出された応募書類に不備がある場合は、再提出していただくことがありますの で、余裕をもって提出してください。 - 2 - 4 提出・問合せ先 おおすみ 鳥取市経済観光部経済・雇用戦略課 担当 大角 (鳥取市役所 第二庁舎1階(鳥取市上魚町39)) 電話:0857-20-3249 ファクシミリ:0857-20-3046 電子メール:[email protected] ※事業内容や申込書記載事項のチェックを行いますので、郵送等の応募はできませ ん。必ず事業内容等の分かる方が持参してください。なお、お越しになる際は、 お手数ですが予めご予約をお願いします。 Ⅲ 審 査 鳥取市地域エネルギービジネス支援事業補助金審査会による審査を行います。 審査は、申請者によるプレゼンテーション(面接審査)となっています。なお、 プレゼンテーションは非公開で行います(申請者には別途通知します。)。 (1)プレゼンテーションの開催時期 5月下旬実施予定(詳細は別途通知します。) (2)実施方法 発表の時間は1団体 15 分以内とし、その後 15 分間の予定で質疑応答を行います。 (3)審査基準 ア 実現可能性:事業計画や費用が実現可能で妥当な事業であること。 イ 発展性:波及効果や確実な事業展開が期待できる事業であること。 ウ 継続性:本補助金終了後も継続して展開できる事業であること。 エ 独創性:新しい工夫やアイデアによる事業であること。 (4)審査方法 ・審査委員は、審査基準に対し評価を行います。 ・獲得得点の高いものから、推薦順位を決定します。 ・同点の場合は、審査委員の多数決で決定します。 (5)交付事業の決定 ・市長は、委員会の審査の結果を尊重し、予算の範囲内で採択する事業を決定しま す。 ・審査結果(採択または不採択)については、郵送により通知します。 (6)注意事項 次の場合は採択後でも取り消すことがあります。 ・申請書類の記載内容に虚偽があった場合 ・プレゼンテーションの説明内容と著しく状況が異なる場合 ・補助金交付要綱、交付要領等に定める事項に抵触した場合 ・採択後、3カ月以内に補助金の交付申請が提出されない場合 Ⅳ 補助金の交付に関する手続き 1 補助金の交付申請 採択された事業者が鳥取市地域エネルギービジネス支援事業補助金の交付を受けるた めには、補助金交付申請書の提出が必要になります。 - 3 - 2 補助金の支払い 補助金の支払い方法については、「精算払い」と「概算払い」があります。 (1)精算払い 事業終了後に実績を確認し、最終的な補助金額を確定し、支払います。 (2)概算払い 交付決定後、補助金額を支払います。 3 交付決定後の留意事項 (1)交付決定を受けた事業については、事業者名、事業の概要等を市のホームページ 等で公表します。 (2)交付決定を受けた事業は、同一年度に市、国又は県など他の補助金を受けること はできません。 (3)交付決定後、交付対象経費が増額、または 20%以上減額する場合、事業の実施 箇所等事業の主要な内容に変更が生じた場合、若しくは補助事業を中止又は廃止し ようとする場合は、事前に市長の承認を得る必要があります。 Ⅴ 補助事業後の遵守事項 1 事業終了後の状況報告等について 補助事業終了後5年間、毎会計年度の終了後 15 日以内に、補助事業にかかる過去1 年間の活動状況について、事業総括書を提出することとします。 2 補助金の返還について 補助事業終了後5年以内に、事業を廃止(終了)した場合は補助金の返還をしていた だきます。ただし、やむを得ない理由がある場合は除きます。 3 財産の管理及び処分 補助事業によって取得した機械等の財産又は効用が増加した財産(不動産、機械、設 備等)については、補助事業の終了後も責任を持って管理し、補助金交付の目的に従っ て効果的な運用を図るものとします。 4 帳簿等の整備 補助事業に関する帳簿及び書類を保管しておく必要があります。なお、関係書類の保 存は補助年度終了後5年間とします。 5 その他 本補助金の運用については、別紙補助金要綱を参照してください。 - 4 -
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