北海道大学大学院医学研究科 公衆衛生学分野 特別セミナー 出生コホート研究の実践 講師:山梨大学大学院総合研究部医学域社会医学講座 教授 山縣 然太朗 先生 胎児期からの出生コホート研究はDOHaDの研究基盤であると同時に、ライフ コース・ヘルスケアの科学的根拠を作り出す政策基盤としても重要である。 行政と共に28年間行っている母子保健情報を活用した地域出生コホート研究 の実践を紹介する。 日時:平成28年4月26日(火)17:30~19:00 場所:医学部管理棟2階 大会議室 山縣 然太朗(やまがた ぜんたろう) 1958年山口県生まれ。 専門:公衆衛生学、疫学、人類遺伝学 28年にわたって妊娠期からの母子保健縦断調査を地域と連携し て行っている他、母子保健、生活習慣病予防、介護予防まで幅 広 く 疫 学 研 究 を 実 施 し、地 域 保 健 を 実 践 し て い る。JST RISTEXの「日本における子供の認知・行動発達に影響を与え る要因の解明(すくすくコホート)」研究統括(2005年から 2011年)。現在、環境省の「子どもの健康と環境に関する全 国調査(エコチル調査)」の甲信ユニットセンター長、運営委 員会委員を務めている。先端医学(ゲノム、脳科学、生殖医 学)と社会との接点も研究テーマ。 社会活動:厚生労働省の健やか親子21、健康日本21の策定に 関する委員、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会検討部 会委員など国、自治体の各種委員。環境省の「エコチル調査」 甲信ユニットセンター長。 その他:遺伝医療はライフワーク。「研究は住民にはじま り住民に終わる」がモットー。 連絡先:医学研究科 公衆衛生学分野 *下記連絡先まで事前にお申し込みください。 メール:[email protected] 電話:(011)706-5068 担当:スチュアート
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