Mr Brown used to work in London, but then he changed his job

解
答
Sect. 1
《READING COMPREHENSION》
解答
1.発音上の誤り
2.子ネズミたちに危険に対する対処の仕方を実体験させる意図から。
3.危険な動物がたくさんいるから。
4.驚きのあまり一瞬身動きが取れなくなった状態。
5.犬の鳴き真似をしたら猫が怖がって逃げ出したこと。
6.犬の鳴き真似(犬の鳴き声)
7.全訳の下線部(A)(B)を参照。
8.(c)
設問の解説
1.corrected itは「それ(it)を訂正した」という意味なので,itは前のa mistake in
pronunciation「発音上の誤り」を受けていることがわかる。
2.母ネズミが子ネズミに何を教えたいのかを考える。「母ネズミは日頃から犬の鳴き
真似を子供たちに練習させていた」→「子供たちを散歩に連れ出した」→「猫に出く
わしたときに母ネズミは実際に犬の鳴き真似をして猫を追い払った」という話の展開
から,母ネズミは日頃練習をしていることが実際どれほど大切なことなのかというこ
とを子供たちに体験させるために散歩に連れ出したのだとわかる。
3.下線部(3)の直前にあるsoは「だから~」という意味を表す。文のつながりは,...,
so ~で「…,だから~」となるので,下線部(3)の理由はsoの前の部分,すなわちthere
are many dangerous animals だとわかる。
4.frozenは,「(ショックや恐怖のために)からだがすくんで動けない」という意味。
5.what happened「起こったこと」とは,下線部(B)を中心に,母ネズミが猫を追い
払ったてんまつをまとめればよい。
6.ネズミにとっての「外国語」とは?
7.(A) so ~ that ...「とても~なので…」の構文。it = The cat
(B) ここもit = The cat。as ~ as A can「できる限り~」(= as ~ as possible)
8.(a)「母ネズミは子ネズミたちに犬になってほしいと思っていた。」 母ネズミが子
ネズミたちに犬の鳴き真似をさせていた理由とは異なる。
(b)「母ネズミが練習をさせるときはいつも子ネズミたちは完璧に発音をした。」 ll. 3-4
に「子ネズミが発音を間違ったときは母ネズミは辛抱強くその間違いを直した」とあ
る。
(c)「母ネズミは子ネズミたちにそばから離れないようにと言った。」 l.8 の母ネズミ
のせりふ be sure to stay close to me と一致。選択肢のorder ~ not to doは「~に…
しないようにと命令する」という意味。
(d)「母ネズミはどこからともなく現れた猫を見てひどくおびえた。」 ll.9-12にある
ように,母ネズミは猫に向かって「ワンワン」とほえ,猫の方がおびえて逃げた。選
択肢の appear from nowhereは「(突然)どこからともなく現れる」という意味。
(e)「外はとても寒かったので猫はほとんど凍え死にそうだった。」 l.11のfrozenは実
際に寒くて「凍えている」という意味ではなく,ショックが強すぎてからだが動かな
い状態を表している。設問4の解説を参照。
本文解説
l.1 once「昔,かつて」
l.1 mouse「ネズミ」(単数形) 複数形はmice。
l.8 be sure to do「必ず~する」
l.8 close「近くに」 副詞。 cf.動詞のcloseは「~を閉じる,閉まる」の意味で副詞
とは発音が異なる。
l.11 for a moment「一瞬」
l.13 That's why~「そういうわけで~」 <理由>を述べる表現。 ex. I had a slight
cold yesterday. That is why I was absent from work.「昨日は風邪気味だったんで
す。そういうわけで仕事を休みました。」
l. 13 it's important to study
it ~ to do「…することは~だ」の構文。itは形式
主語でto study以下が真の主語。
全訳
昔,多くの子ネズミをかかえた1匹の母ネズミがいました。毎日,母ネズミは子ネ
ズミたちに話す訓練をしていました。彼女は「ワンワン! ワンワン! さあ,あとに
ついて言ってごらん」と言っていました。子ネズミたちはあとについて言うのですが
発音を間違えました。すると,彼女は辛抱強くその間違いを直しました。子ネズミた
ちは「ワンワン」を大声で繰り返しました。「ワンワン! ワンワン!」
ある日のこと,母ネズミは子ネズミたちに「こんなにいい天気だから散歩に出かけ
ましょう」と言いました。「いいかい,外には危険な動物がたくさんいるんだからね。
お母さんのそばを離れてはいけませんよ。」しばらく歩くと突然1匹の大きな猫が現
れました。母ネズミは猫を見上げて「ワンワン!」とほえました。(A)猫はひどくショッ
クを受けて動けませんでした。猫は一瞬からだが固まって動けなくなりました。そし
て,(B)猫はひどくおびえて一目散に逃げていきました。すると母ネズミは子ネズミた
ちの方を振り返って言いました。「お前たち,今の一部始終がわかっただろう。お母
さんがいつも外国語を勉強することが大切だと言っているのはこういうことなのよ。」
《GRAMMAR USAGE COMPOSITION》
解答
A 1.(d) 2.(c) 3.(c) 4.(d) 5.(a) 6.(c) 7.(b)
B 1.both 2.keep 3.from 4.belong 5.cook
C 1.he would 2.to have been 3.my[me] staying 4.enough to
5.for us 6.Not knowing
D 1.I think it wrong to waste money.
2.What is the new principal like?
3.I saw somebody enter the room.
4.It takes an hour from here to the station.
5.He is said to be a great man.
6.I wonder if he is at home.
7.I wish I could fly to you.
E What[Which] club do you belong to at school? / What club are you in at school?
解説
A 1.「だんだん暗くなってきました。」darker and darkerは比較級 + and + 比較級
の構文で「だんだん~」の意味を表す。
2.「彼はいわばヒーローのようなものになりました。」 as it were「いわば」(= so to
speak) a kind of~「~のようなもの,一種の~」
3.「彼は3月4日の朝に東京を出発しました。」 特定の日や時にはonを用いる。「朝
に」はin the morningだが,「3月4日の」が加わるとonとなる。類例:at night 「夜
に」, on a windy night「風の強い夜に」
4.「おもしろければどんな本でも結構です。」 as long as~「~であれば」は<条
件>を表す。as long as~には<時の範囲>を示して「~する間は」という意味を表す
用法もある。 ex. I love you as long as I live.「私は生涯あなたを愛します。」Any book
will do.も頻出。この do は「役に立つ,間に合う」という意味。Sect.16,B-5 の解
説を参照。
5.
「私はだれもが読めるようにはっきりと書きました。」 so that A can[will / may]...
「Aが~できる[する]ように」は<目的>を表す構文。Sect. 7,EとSect.8,C-4の
解説も参照。
6.「私は人が正直であることは当然のことだと考えています。」 take it for granted
(that)~「~を当然だと考える」
7.「彼女は仕事で大阪へ行きます。」on business「商用で」⇔ for pleasure「遊び
で」
B 1.both A and B「AもBも両方」
2.keep a[one's]promise「約束を守る」⇔ break a[one's]promise「約束を破る」
3.be made from~「~から作られる」原材料が製品の中に形をとどめていない場合
はfromを用いる。原材料が形をとどめている場合はofを用いる。 ex. This pan is made
of iron.「このなべは鉄製です。」次の表現にも注意しよう。Milk can be made into
butter.「牛乳からバターが作れる。」 cf. Sect. 9,B-5
4.belong to~「~に所有されている,~に所属している」 belong toは進行形にで
きないということにも注意しよう。 ex. He belongs to the drama club.(×He is
belonging to the drama club.)「彼は演劇部に所属しています。」
5.名詞を使って表す。「料理が上手だ」→「すぐれた料理人」と考える。 = My mother
cooks well. / My mother is good at cooking. 類例:He is a fluent speaker of English.
「彼は英語を話すのがうまい。〔←彼は流暢(りゅうちょう)な英語の話者だ。〕」=
He speaks English fluently.
C 1.「スミスさんは金曜日は東京にいますと言いました。」a) 直接話法 → b) 間
接話法の書き換え。a)の文の伝達部(“ ”内)の I はMr. Smithのことなので,b)
の文では he とする。will be は時制の一致でwould beとなる。
2.
「彼はとても有名なピアニストだったと言われています。」 They say that A ...
の受動態は,b)のA is said to doとIt is said that A ...の2通りが可能。 = It is said that
he was a very famous pianist. cf. D-5 また,本問では a)の文の2つの動詞sayと
wasの間に時制のずれが生じているので,b)の書き換え文のto doの部分が完了形の不
定詞 (to have +過去分詞) になることにも注意しよう。 cf. They say that Andy
studies hard. → Andy is said to study hard.「アンディはよく勉強すると言われてい
ます。 / They say that Andy studied hard. → Andy is said to have studied hard.「ア
ンディはよく勉強したと言われています。」
3.「父は私に家にいるようにと強く言いました。」 a) insist that S + V → b)
insist on -ingの書き換え。a)で「文の主語 My father」≠「that節の主語 I」なので,
b)の書き換え文では動名詞stayingの前に意味上の主語 my[me]を置く必要がある
ことに注意しよう。Sect.17,C-2の解説も参照。
4.「彼は親切にも私にいくらかお金を貸してくれました。」「親切にも~する」は頻
出表現。a)のso kind that ...や b)のkind enough to doの他に次のような表現を覚え
ておこう。 = It was very kind of him to lend me some money. / He was so kind as to
lend me some money. / He had the kindness to lend me some money.
5.
「私たちは全力を尽くす必要があります。」 a) It is necessary (that) A (should)
do → b) It is necessary for A to do の書き換え。
6.「どうすればいいのかわからなかったので,私は黙っていました。」否定形の分詞
構文Not + 分詞を用いて書き換える。
D 1.think(V) it(O) wrong(C) to waste moneyは形式目的語構文。it(形
式目的語)= to waste money(真の目的語)cf. I found it difficult to finish the job in a
week.「その仕事を1週間で終えるのはむずかしいということに気づきました。」Sect.7,
A-4の解説を参照。
2.What is S like?「Sはどのようなものですか,どんなふうですか」 だいたいの様
子・状況をたずねる表現。 ex. What is your new job like?「新しい仕事はどうだい?」
3.see + O + do「Oが~するのを見る」 知覚動詞 + O + do「Oが~するのを見る[聞
く,感じる,など]」 cf. 使役動詞 (make / let / have)+ O + do「Oに~させる」
4.It takes + 時間 + from A to B「AからBへ行くのに~時間がかかる」cf.It takes (+
人)+ 時間 + to do「(人が)~するのに…時間がかかる」 ex. It took her five days to
finish the report.「彼女がその報告書を仕上げるのに5日かかりました。」(= It took
five days for her to finish the report.) Sect. 6,EとSect. 12,D-1の解説も参照。
類例:It costs(+ 人)+ お金 + to do「(人が)~するのに…お金がかかる」ex. It cost
me 5,000 yen to fix my bike.「自転車を修理するのに5,000円かかりました。」
5.=They say that he is a great man. この場合はsayとisの間に時制のずれがないの
で,He is said to be a great man.と単純形のto-不定詞が用いられる。C-2の解説を参
照。
6.I wonder if~「~だろうか」
7.I wish + 仮定法過去「(今)~であればいいのに」
E 「(クラブ)に入っている,所属している」はbelong to~を用いる。B-4の解説を
参照。