会 報

2015-2016 稚内ロータリークラブ
■今週のプログラム■
ロータリーの行動規範
会報
家庭集会
2015-16
年度 RI 会長 K.R.“ラビ”ラビンドラン会長
ロータリアンとして、私は以下のように行動する。
し
クラブ会長指針『地域を識り、地域への貢献を』
会長:山本泰照 ・ 幹事:田辺 浩 ・ 会報委員長:杉川 毅
第
35 回 4 月 14 日(木)
稚内サンホテル B1
1)個人として、また事業において、高潔さ
事務局 TEL 22-2030
通算 2867 回
と高い倫理基準をもって行動する。
司 会
吉川 勝プログラム委員長
奉仕の理想
2)取引のすべてにおいて公正に努め、相手
誕 生 祝 武部 正芳会員
とその職業に対して尊重の念をもって接
夫人誕
生 祝 伊戸川蓉子夫人、森ツヤ子夫人、木村裕子夫人、
杉川敦子夫人、佐藤ユカリ夫人、山本好恵夫人、
する。
小山内真智子夫人
結 婚 祝 藤田幸洋会員・準子夫人、高橋光俊会員・敏子夫人、
3)自分の職業スキルを生かして、若い人び
茶野下好春会員・冨子夫人、山本泰照会員・好恵夫人、
田辺 浩会員・さなえ夫人、小野悦義会員・淳子夫人
とを導き、特別なニーズを抱える人びと
ニコニコボックス たくさんのニコニコボックスありがとうございました。
を助け、地域社会や世界中の人びとの生
山本泰照会員、山崎雅史会員
活の質を高める。 計 15,000 円 累計 298,000 円
出 席 報 告 会 員 総 数
42 名
出席規定除外者数
1名
前回出席率 78.94%
前回メーキャップ 12 名
4)ロータリーやほかのロータリアンの評判
前回出席修正率 100%
本 日 出 席 会 員 数 27 名
本日出席率 65.85%
ロータリーソング
を落とすような言動は避ける。
会 長 挨 拶
山本泰照会長
今日は、新年度になり転任される人、新たに当地に赴任され
る方とおられます中で、当クラブの会員として損保ジャパン日
本興亜支社長様・稚内信用金庫業務推進部長の二名の方が今回
入会されました。
今月は、母子の健康月間という事になっております。国際ロー
タリーのロータリー重点分野として、ロータリー会員は、世界
で最も支援が必要とされる人道的に必要なものは何かと考え、
長期的な変化をもたらすために、特に六つの分野に重点を置い
て活動をしているそうであります。1 つは平和と紛争予防及び
紛争の解決、2 つは疾病予防と治療、3 つは水と衛生、4 つは
母子の健康、5 つは基本的教育と識字率向上、6 つめは経済と
地域社会の発展となっておりまして、奉仕プロジェクトを立案
する際に、これらの分野を意識して行うことが奨励されていま
す。ロータリークラブのポリオ撲滅活動は、ポリオウイルスが
人の口の中に入って、腸の中で増えることで感染します。増え
たポリオウイルスは、再び便の中に排泄され、この便を介して
さらに他の人に感染します。成人が感染することもありますが、
乳幼児がかかることが多い病気です。
私は、ポリオと小児麻痺は一緒の物だと思っておりましたが、
別なものだそうです。疾病・栄養失調・医療の不備などで毎年
5 歳未満の子供が 630 万人以上亡くなっているそうです。また
避妊を望む女性のうち 2 億 2200 万人が安全な避妊法を利用す
ることができないと言われております。又、サハラ砂漠以南の
アフリカでは、39 人に1人の女性が妊娠・出産の合併症で亡
くなっているそうです。
2500 地区でも、アジアの下水や上水道等の衛生設備の改善
に寄与しているクラブもございますが、我々も小さいところか
ら出来る範囲で、協力して行けるところは協力してゆけるよう
になればと思っております。
-今 週 の プ ロ グ ラ ム-
会員スピーチ
山崎雅史会員
先月、吉川委員長からスピーチを頼まれま
した。私は次年度プログラム委員長をやりま
すので、吉川会員にもスピーチをお願いする
手前、快く引き受けました。
稚内には、石川県、宮城県、新潟県を始め
多くの県人会がありますが、昨年会長を引き
受けました稚内秋田県人会についてお話をさせていただきたい
と思います。
私の祖父は、山崎留五郎と云いまして、秋田県能代市の近く
の八峰町で生まれ、大正元年ころ稚内に移住して来たようです。
稚内市史第 2 巻によりますと「大正元年に能代市の秋田木材
㈱が声問に木工場を新築、操業を開始しました。木材の輸送は
全て海路、川は流木・貯木であふれ、従業員が多数移住してき
て戸数が 370 戸に膨れ上がった。大正 2 年 ( 今から 103 年前 )
には 35 馬力のタービン発電機を設置し、社内はもとより声問
全域に、大正 3 年には、稚内市街にも電気を供給しました。」
と書いてあります。国道 238 号から大沼公園へ行く途中に残っ
ております赤レンガの建物が、当時の火力発電所の一部です。
昨年、稚内秋田県人会の会長を私が引き受けまして、過去の
資料を譲り受けました。その中に元会長の故桜田嘉助氏の回顧
録がありましたのでご紹介いたします。
秋田木材㈱電気所は、大正 2 年に今の中央 3 丁目に事務所
を開設しております。初代所長は、松本成寿氏で、町の公職も
多く務めた名士でした。
秋田県人会は、秋田木材の電気部の所長さんが会長となり、
その職員を主軸とした在野県人の多くを数えた会合が始まりと
思います。大正 2 年より昭和 8 年までは、松本成寿氏が会長で、
昭和 8 年、第 2 期会長に同じく電気部所長の松木策雄氏がな
りました。
大正 11 年鉄道の北見線が先に開通して稚泊連絡船も始まり、
益々県人会の人士も各様に亘り、昭和 9 年に料亭 栄楽家に於
ける新年会の写真を見ると、会長 松木策雄、弁護士 伊藤忠蔵、
洗場主 荒木源五郎、支庁産業課長 済藤氏、漁業 天野末吉氏、
表見店 代々原氏 (?)、菓子店 中井氏、写真業 新田定吉氏、石
炭会社員 桜田嘉助、食肉店 関氏、電気部の山崎留五郎、小野
長太郎、福原隆蔵外の方々が判然として稚内郷土資料館に現存
しております。
昭和 17 年に秋田木材の電気部は、北海道配電会社に併合さ
れ、解散となり、伊藤忠蔵氏が第 3 期会長となりました。そ
して昭和 43 年正月、料亭おつなに於きまして、稚内秋田県人
会が開催され、第 4 期会長に桜田嘉助、副会長に大山岩蔵氏、
事務局長に高橋作太郎氏が選出されました。と書かれてありま
す。
昭和 53 年 1 月、れんげ堂造花㈱社長 渡辺初蔵氏が第 5 期
会長に選任され、平成 3 年 11 月渡辺氏が亡くなられ、牧野武
太郎氏が第 6 期会長、副会長に松岡勇氏、事務局長に竹村海
一氏が就任しました。そして昨年平成 27 年 10 月牧野会長に
替わり私が会長を引き受けましたが、私の祖父も秋田木材の電
気部に勤めており、第一期、第二期の会長が電気所の所長と云
う事で、何か因縁めいた物を感じております。
祖父は昭和 18 年 6 月北海道配電㈱名寄支店稚内営業所に勤
務、現在で云う配電課長をしていたそうです。昭和 21 年定年
退職、昭和 22 年 4 月に啓電舎を創立しました。今年で創業 69
年になります。
なお、北海道配電㈱は、昭和 26 年 5 月に日本発送電札幌支
店と統合され、北海道電力㈱になりました。昭和 27 年に士別・
名寄・稚内地区の電気工事業者で名寄地区電気施設工業組合を
創立、稚内からは、啓電舎・三浦電機・品田電気・山口電気・
布施電気さんが加盟、初代稚内支部長に、祖父の山崎留五郎が
就任しております。昭和 35 年には二代目支部長として、父の
山崎正一が就任しております。昭和 41 年に、電気組合の名称を、
北部電気工事業協同組合と改称しております。
平成 3 年に私が支部長になった時の北電さんの所長は城川
さんといいまして、ロータリークラブ例会の後、会社に寄って
くれて、「今日のスピーチは、佐賀さんのウニについてのお話
でした。」とか「今日のスピーチは、だれだれのどういう話で
した。」というように教えて頂いたのを覚えております。
これは余談となりますが、私の祖父は、北電の株を持ってお
りましたが、名義変更をしておりませんでしたので、七年前に
秋田の役場から戸籍謄本を取り寄せまして、変更手続きをいた
しました。おかげ様で、ファミリーヒストリーではありません
が、祖父の前の前の先祖までわかりました。その先祖の名前は
山崎勘右ヱ門と云いまして、天保元年 (1830 年 ) 生まれでした。
坂本龍馬の生まれたのが天保 6 年ですから、龍馬より 5 年早
く生まれております。
役場の戸籍で調べられるのは江戸末期までとの事で、それ以
前は、菩提寺の過去帳を調べないと解らないようで、秋田へ一
度行ってみようと思っております。
秋田県人会北海道連合会は、現在札幌・函館・帯広・釧路・
岩見沢・千歳・苫小牧・小樽・芦別・旭川・稚内・恵庭の 12
地区で構成しておりましたが、先月恵庭地区は解散しましたの
で、現在 11 地区となっております。どこも高齢化で会員減少
となっているみたいで、秋田県人会だけでは集まらないので、
東北県人会という形で、合同で懇親会を開催しているところも
あるようです。
なお、札幌市大通西 1 丁目 14 桂和大通ビル 50 には、“あき
た情報プラザ”を出店しており、秋田県の観光パンフレットの
配布や県産品の販売・紹介などを行っております。
稚内秋田県人会の役員は、副会長に佐々木勝四郎氏、小川文
三氏、武藤雅史氏、幹事長に畠山清一氏、理事に高橋孝介氏が
なっており、会員には、坂野泰雄氏、三浦正貴氏、村松久美子
氏、門間松美氏を始め数十名おりますが、二世・三世の方も歓
迎しておりますので、秋田出身の方がいらっしゃいましたら紹
介して頂きたいと思います。
今年は、10 月ころ“きりたんぽを食べる会”を開催する予
定でおります。
最後に、私も知らなかったワインボトルの話をします。
3 月 5 日付の北海道新聞に出ていましたが、日本がEUとの
EPA交渉で、EUへ輸出するワイン瓶のサイズについて、国
産で一般的な 720ml も容認するよう求めているようです。E
Uには主に 750ml などとする規格があり、特例は認めないと
反発しています。
日本で生産され、各地の酒屋やスーパーで売られるワインの
瓶の多くは 4 合に当たる 720ml。日本の業者がEU加盟国へ
輸出するには、規格に合う瓶に詰め替える必要があります。日
本政府は「国内業者の多くは小規模で負担が大きい」「日本は
EU産ワインの瓶を差別なく扱っている」とし、720ml での
輸出の容認を訴えています。
EUはこれに対し「EU規格は世界の主要ワイン市場でも標
準的なサイズ。日本の瓶は競合する 750ml より小さく、その
分だけ安くできる」と反発し、米国やカナダでも 750ml が一
般的で、日本の業者が国際標準に合わせるべきだと主張してい
ます。
-要旨抜粋- (今週の会報担当: 田辺 浩会員)
ロータリーの行動規範
ロータリアンとして、私は以下のように行動する。
1)個人として、また事業において、高潔さ
と高い倫理基準をもって行動する。
2)取引のすべてにおいて公正に努め、相手
とその職業に対して尊重の念をもって接
する。
3)自分の職業スキルを生かして、若い人び
とを導き、特別なニーズを抱える人びと
を助け、地域社会や世界中の人びとの生
活の質を高める。
4)ロータリーやほかのロータリアンの評判
を落とすような言動は避ける。
稚内ロータリークラブ TEL 0162-22-2030 FAX 0162-23-5380
稚内市中央3丁目7-16 稚内サンホテル B1