医療費削減をもくろむ 診療報酬改定 購読料 1 部 150 円 会員の購読料は会費に含まれ ています。 協会は三月二十四日から四月診療報酬改定に向けた﹁新点数説明 会﹂を大宮、川越、熊谷、春日部の四会場で、医科五回、歯科四回 の計九回開催した。医科は一五六〇人、歯科は一一九〇人、合わせ て二七五〇人が参加した。説明会会場では、患者負担軽減を求める リーフレットとポケットティッシュも配布、多くの会員に協力を呼 びかけた。説明会に参加されなかった会員には使用したテキストを 四月上旬にお届けする予定である。新点数に関する疑問がある場合 は協会までご連絡いただきたい。︵改定関連3面、5面︶ 2面⋮金子勝氏講演報告 3面⋮医科診療報酬改定 情報 5面⋮歯科のページ・歯 科談話、歯科診療 報酬改定情報 説した。また、歯科訪問 診療料の二〇分ルールの 変更、同一世帯に二人以 上訪問診療を実施した場 合の取扱い等、改善項目 の算定実績が要件になっ 歯科訪問診療1または2 出るには、過去一年間に 療 所︵ か 強 診 ︶﹂ を 届 け 歯科医機能強化型歯科診 た施設基準﹁かかりつけ 末までに届 一七年三月 ては、二〇 大きく改編された在宅 医療につい 意喚起した。 腔内写真検査の要件を注 ては、歯周精密検査や口 安定期治療︵Ⅱ︶につい を解説した。特に歯周病 べき要件を解説した。 練の実施要件等、注意す 歯周病検査や摂食機能訓 口 腔 リ ハ ︶ に つ い て も、 ション指導管理料︵訪問 新設項目である在宅患 者訪問口腔リハビリテー も説明した。 ているため、各会場で講 出をしなけ 陣より算定上の注意事項 師陣より、訪問診療を積 れば、歯科 摘した。①過去二回に続 挨拶では、今回の診療 報酬改定の特徴を三点指 行われていること、レセ の診療科において改定が である。また、ほとんど 的意図を持っていること 護の提供体制再編の政策 の削減目的、③医療・介 込まれ、さらに現場の混 診療患者の考え方が組み 料などに新たに単一建物 て、在宅時医学総合管理 物居住者の考え方に加え は、訪問診療での同一建 く変えられた在宅医療 か強診が算定できるエ ナメル質初期う蝕管理加 する見解を述べた。 合もあることから、評価 包括の方が適している場 は施設基準 や、歯援診 け出ること 慢 性 期 の 患 者 の 管 理 等、 め、必ず届 包括による項目が新設 は算定でき さ れ た こ と に つ い て は、 なくなるた 訪問診療料 き、二〇二五年を視野に コンや電子カルテの自動 乱が見て取れ、詳しく解 けた。 入れた医療費支出を抑え 算定では対応できない算 求が実現し また、一 方で改善要 摘した。 定などを指 績による算 定項目、実 た。 載要領︵3面︶を解説し 日に出されたレセプト記 の 七 〇 枚 制 限、 春 日 部、 投薬では、三十日超処 ︵ Ⅱ ︶ 等 に つ い て、 講 師 方の取り扱いや、湿布薬 説した。 算、 歯 周 病 安 定 期 治 療 こと等を解 出が必要な り、再度届 医療はどうなるか∼ある と に よ り、 開 催 で き な 議事が大幅に延長したこ めた。 学部教授の金子勝氏が務 れたことから、金子氏を その後、協会の主張が 仮処分決定により認めら 講師は慶應義塾大学経済 開催。五三人が参加した。 かった。 べき改革の方向性∼﹂を 講演会を開催 たことも リ ハ ビ リ、 精 神 科 な ど、実績報告の伴うもの 大宮会場では三月二十八 紹介し、改 や、介護保険への移行促 慶應大 教 授 定における 進が行われている点につ 金子勝 不合理改善 いて、問題点を強調しな の変更によ る狙い、②社会保障予算 医科説明会 主な記事 極的に行うことを呼びか 協会の改善要求一部実現 048(824)7547 のために今 個別指導に弁護士が帯同できます 発行人大場敏明 後の協会運 再度招聘し、講演会を開 催する運びとなった。 週間程度かかる場合があります。 048(824)7130 FAX がら解説した。 昨年の第四一回定期総 会において、記念講演の ︵詳細は2面へ︶ 多くの皆様方からのご注文をお待ちしております。 示。裏面が署 今後の負担増計画を例 ずに投函でき 貼ら 手を 、切 紙で 名用 る形式 申込みを受付後、随時お送りします。受付から1∼2 ぜひこの機会に、ご加入・増口のご検討をいただきたくお勧め申し上げます。 電話 講師として金子氏が講演 ◆費用も送料も無料です 4-2-2 アンリツビル 5F 三月六日に浦和ワシン トンホテルにて、講演会 歯科説明会 受託会社とし、各社の一般勘定において運用されており、約束した予定利率が さいたま市浦和区北浦和 するはずだったが、総会 にてご注文ください。 〒 330-0074 今年の改定で新設され ﹁ ア ベ ノ ミ ク ス で 地 域 の サンプルに同封の申込み用紙に記載のうえ、FAX 保険医年金は、三井・明治安田・富国・日本・太陽・第一の生命保険 6 社を 発行所 埼玉県保険医協会 動への協力 を呼びかけ 前回大き た。 有利な制度となるように改善・充実を図り今日まで発展してきました。 保証されているためマイナス運用されることはありません。 14 日にお送りします。 制度です。スケールメリットを生かし、加入者にとって ポケットティッシュやリーフレットのサンプルを4月 て、先生方ご自身が見直しできる自在性・柔軟性のある ◆注文方法 増口・減口など、ライフプランや経営状況の変化に応じ 是非サンプルをご覧のうえ、お申込を 年金でも一時金でも受給可能、掛金払込中断・再開、 いきます。 最高 40 口まで)で積み増しできます。 は1万人の署名が返送されてきました。お寄せいただいた署名は、国会議員に届けて ができ、 さらに余裕資金は一時払掛金 1 口 50 万円 (今回、 す。ティッシュを見て患者さんが郵便ポストに投函してもらう、というものです。前回 月払掛金は 1 口 1 万円、通算 30 口(30 万円)の積立 年実施予定の負担増計画を紹介しました。是非とも患者さんに知らせていきましょう。 す。保険医年金は会員の老後保障を目的に 1968 年に創 を増やせば、必要な受診を控える患者が今以上に増加します。リーフレットには、来 今年も 5 月 1 日より保険医年金の申込受付が始まりま 政府は今後も多くの負担増を計画しています。国の借金が多いとは言え、患者負担 業・活動にご参加、ご協力を賜り感謝申し上げます。 協会では、4月より「患者負担の軽減」を求める取り組みを始めます。 会員の皆様におかれましては日ごろより協会の各種事 ◆患者負担の軽減は必要 共済部長 橋本 英二郎 患者負担軽減の取り組みにご参加ください 未経験の会員も是非お申込を 新規加入・増口の受付期間が始まります 恒例の「ポケットティッシュ署名」を開始します! 「保険医年金」に加入しませんか 第 522 号 (1976 年 1 月 7 日第三種郵便物認可) 埼 玉 保 険 医 新 聞 2016 年 4 月 5 日(毎月 1 回 5 日発行) (1) 設され、現在では、約 5 万 4000 人の加入者数と積立金 ◆ポケットティッシュの配布にご協力ください 総額 1 兆 1000 億円を上回る日本有数の私的年金です。 診療所・病院で配布してもらったポケットティッシュには署名用紙が封入されていま
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