製造業成長力基礎調査事業委託仕様書 1 委託業務名 製造業成長力基礎調査事業 2 業務の目的及び概要 本県産業の持続的な発展のためには、県内産業を支える製造業の業種や個々の企業の実態を 分析し、県において、どのような産業が育ち、企業がどのような形に成長していけば、県内経 済への波及効果が最も高まるのかを調査した上で、県の施策を検討する必要がある。 このため、これまで県内産業を支えてきた中核企業の実態と成長過程を調査分析し、今後、 中核企業となりえる候補企業を選定するとともに、必要とされる支援内容についても調査する。 併せて、調査結果を踏まえた本県が今後重点的に取り組むべき戦略的推進分野を調査する。 3 事業の内容 (1)製造業が県内経済に及ぼす影響を調査(製造業を支援する根拠) (2)地域中核企業の育成が県内経済に及ぼす影響を調査(地域中核企業を育成する根拠) (3)既に県内産業の中核を担っている企業について、これまでの成長してきた経緯を、次の 要素を中心に調査し、パターン化して整理する。 ・岡山県において中核企業となった理由 ・外部環境(産業構造)による影響、対応状況 ・内部環境(企業内の人材育成等)への対策 (4) 「地域中核企業(候補) 」の選定 ①調査対象企業の抽出 ②①で抽出した企業について、民間データバンク等から、財務データを収集する。 ③①で抽出した企業について、候補企業の判断に必要な情報、及び、企業が必要とする支 援内容等についてアンケート調査を行う。 ④分析・ヒアリング ⑤①~④の結果等を基に、 「地域中核企業(候補) 」を50社程度選定する。 (5)調査報告書の作成 (1)~(4)の結果、及び、県が今後重点的に取組むべき戦略的推進分野の提言を報告 書に取りまとめ、報告書100部及び電子媒体で県に提出する。また、7月29日(金) までに中間報告書を提出すること。 4 業務に係る留意事項 ・業務実施にあたっては県の指示に従うこと。 ・成果品の著作権は岡山県に帰属するものとする。 ・委託業務の実施に際して知り得た事実又は個人情報を県を除く第三者へみだりに漏らしては ならない。委託業務の実施が終了した後においても、同様とする。 5 実績報告書等の提出 委託業務終了後、速やかに実績報告書を県へ提出する。 6 委託期間 契約締結日から平成28年9月30日までとする。 7 委託限度額 10,862,376円(消費税及び地方消費税の額を含む。 ) 8 その他 本仕様書に明示のない事項又は業務上疑義が生じた場合は、産業振興課と協議の上で業務を 行うこととする。
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