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平成27年度
むつ市希望のまちづくり補助金
事例集
事業を実施した団体
1p~
むつ健康
アロマテラピー教室
3p~
介護予防運動
講習会
5p~
平成27年度第64回
むつ市子どもネブタ
合同運行
7p~
第3回
下北杯野球大会
むつ健康アロマテラピー教室
むつ健康アロマテラピー教室実行委員会
事業の内容
■ 目 的
アロマオイルを使用したハンドマッサージ等の技術を学んでもらい、心身のリラゼーション
及びストレスの解消を図っていただくとともに、学んだ手法を 家族・友人等に広めることに
よって、市民の健康の増進を図る。
■ 実施概要
平成27年6月から10月まで、計3回、市内会場において講話「身体をおびやかすストレスか
ら身を守る」と実技「心にも優しく触れる癒やしのハンドマッサージ」の2部構成で、アロマ
オイルを使用したハンドマッサージ等の技術を学んでいただき、参加者のリラックス及びスト
レス解消を図った。
■ 日 時 ・第1回 平成27年 6月10日
■ 場 所
於:下北文化会館
■ 参加者
参加者:21人
■ 補助金額 195,000円
(総事業費 246,161円)
■ 補助金の主な使い道
・第2回 平成27年 9月24日
・講師謝礼
於:むつ来さまい館
・ポスター印刷
参加者:29人
・会場借上料
・オイル等
20,000円
127,440円
4,970円
22,253円 ほか
・第3回 平成27年10月 8日
於:安渡館
参加者:20人
■
…3回 計70人
1
製作したチラシ
事業を実施して
平成27年6月から10月に渡り、計3回・延べ70
名に参加していただくことができました。教室は講
義と実技の2部構成とし、講義では、食事・生活・
温浴の効果・睡眠・笑いとガンの関係など、日常
生活におけるストレスの対処法や、自律神経のバ
ランスと白血球のはたらき・病気と免疫力につい
寸劇を交えての講義
ては寸劇を交えて、参加者に分かりやすい内容と
なるよう工夫しました。
実技では、植物の香りの力を利用したアロマテ
ラピーのリラクゼーション効果とともに、ハンド
マッサージで触れることによって心の安定が得られ
るという癒やしの効果も伝えることができたと考え
ています。
参加者が会場で学んだことを家族や友人にも広
め、市民の心身の健康を向上させる輪がさらに広
ペアでお互いを
マッサージ
がっていくことを期待しています。
補助金を活用してみて
補助金なしでは成し得なかった事業ですが、特
に2回目・3回目開催の告知ポスター・チラシを
製作したことで事業がより多くの方に周知され、
会場はなんともいい香り♪
円滑に事業を進めることができたと考えています。
今後の抱負
諸事情により、実行委員会は今年度で解散とし、
今後は代表個人で同様の活動を行っていく方針です
が、今年度の経験を活かし、市民のみなさんが生き
生きと輝かしい「心身の健康づくり」を叶えるため
の取組をすすめていきたいと考えています。
2
みなさんとても熱心
介護予防運動講習会
むつ市生活介護サポーター連絡協議会(りんどうの会)
事業の内容
■ 目 的
少子高齢化が急速に進み、人口減少にも歯止めがかからず、年々増大する社会福祉関係費
が自治体の財政をじわじわと圧迫し始めていることを鑑み、これを抑制するため、高齢者に
元気を維持してらい、要介護状態になるのを阻止もしくは少しでも先延ばしするために、介護
予防運動の講習会を開催する。
■ 実施概要
4月中旬より準備を始め、開催当日はむつ市ウェルネスパーク・インストラクターを講師と
した「簡単エクササイズ」、みちのくリハビリテーションセンタースタッフ(理学療法士)を
講師とした「あおもりロコトレ」、そして当団体による「なる前運動・ふまねっと」を会場内
で参加者が実際に身体を動かし、日常、無理なく実践できる介護予防に効果的な運動の方法
を学んだ。
■製作したチラシ
■ 日 時
平成27年7月25日
午後1時~4時
■ 場 所
下北文化会館 展示ホール
■ 参加者
103人
■ 補助金額 200,000円
(総事業費 253,640円)
■配布したテキスト
■ 補助金の主な使い道
・講師謝礼
・チラシ印刷
・ポスター印刷
・会場借上料
16,000円
105,000円
78,000円
9,840円 ほか
3
事業を実施して
・「参加者100人確保!」が当初の目標であり、また悲願でもあっ
たが、結果的に103人の当日参加(事前申込者は124人)を達成!
「介護予防運動」に関する市民意識の高まりを痛感しました。
・当日の参加者にアンケートを配布し、満足度調査を実施した(配
布枚数87件/回答件数72件/回収率82.8%)が、参加者の約96%
から「満足」および「とても満足」の回答がありました。また当該
事業の再開催を期待する声が多数寄せられました。
簡単エクササイズ♪
・参加者が目標の100名を超え数字上では一定の成果があったも
のの、プロジェクト・メンバーの事業認識に温度差があり、全員
一丸の取組みになっていなかったところがありました。
・事前の準備不足(確認、チェック、「報・連・相」の欠如)が
当日の受付作業に影響し、名札配布等の作業に手こずる場面があ
ありました。また、会場内での確認事項が多くなり、「私語が多
い」との指摘を受ける場面もありました。当日はアイコンタクト
だけで行動できる体制づくりを目指したいと考えています。
・体調異変者は出なかったのは幸いでしたが、救護体制が必ずし
も十分でありませんでした。救護コーナーの設置(救急用品の配
備)、AED設置個所の確認等々、事故対策の必要性を認識しまし
た。
あおもりロコトレ♪
・スタッフが参加者の送迎に時間をとられてしまったので、今後は
「福祉バス」の利用等を検討したいと考えています。
補助金を活用してみて
「審査会で選ばれての事業」、「血税を使わせて頂いての事
業」、「期待されている事業」と思うと、完結するまで気が抜
けず、スタッフに相当なプレッシャーがあったのは事実。しかし
一方で、その認識の強弱が事業の成否を分けるのだということ
を強く感じる事業でもありました。
ふまねっと登場!
今後の抱負
止まらない急速な高齢化。止まらない少子化。止まらない人口
減。そして止まらない介護給付費の増大。 となると自治体の財
政が圧迫されるのは当然の帰結。
要介護者が564万人(H26.11.29 NHK)に達し、増大し続ける医
療費および高齢者福祉関係費考えると、意識の転換は不可欠です。
つまり従来の「高齢者を介護する」から、「高齢者の自立を促す
介護(自立支援介護)」へシフトすべき時代になっています。
そういった中で、認知症や寝たきりになるのを阻止するこの
「介護予防運動」の取組みは時代の要請と考えており、今後一層
その普及に努めていきたいと考えています。
4
みなさんとても熱心
みんなで実践!!
平成27年度 第64回 むつ市子どもネブタ合同運行
むつ市子どもネブタ運行委員会
事業の内容
■ 目 的
昨今の少子化により市内子ども会の数が減少し、活動規模も縮小しているが、むつ市の夏
の定例行事として定着し市民に親しまれている「子どもネブタ」の合同運行を実施することで、
夏休みの子どもたちの仲間づくりの場を提供するとともに、ネブタ製作や運行を通じて創造
力や自主性を養い、子どもたちの心身の健全な育成を目指す。
■ 実施概要
合同運行に先立ち、7月26日には、子どもネブタ囃子の統一を図るため、ネブタ囃子講習
会を実施し、子どもたちとともに本番に備えた。
8月1日の合同運行当日は、イベント広場で全9団体が参加し出発式を行った。出発式では
この子どもネブタに縁の深いよさこいソーランダンスチーム「五十丸祭組」による「ネブタ
ソーラン」が披露された後、盛大な打ち上げ花火の終了を合図に運行をスタートし、田名部
駅前通り・本町を経由して小川町の解散地点まで安全に運行を実施した。
■ 日 時
・ネブタ囃子講習会
■ 場 所
平成27年7月26日
■ 補助金額 120,000円
(総事業費 214,000円)
むつ市 イベント広場
■ 補助金の主な使い道
・合同運行
・ネブタ囃子講習会
平成27年8月1日
講師謝礼
むつ市 イベント広場 ~小川町
・花火打上げ
・会場使用料
■参加者
およそ1,000人(合同運行)
5
6,000円
100,000円
10,060円 ほか
事業を実施して
この子どもネブタの合同運行は今回で64回を数
える伝統ある事業ですが、現在の参加台数は最盛
期の1/4以下となってしまっています。
このような状況ではあるものの、今年度も例年
通り開催することができ、夏休みの子どもたちの
仲間づくりやふるさとの思い出づくりの機会を提
ネブタ囃子講習会
供することができました。
また、むつ市の8月の定例行事として楽しみにし
てくださっている方も多く、まちの賑わいにも貢献
できたと考えています。
補助金を活用してみて
参加団体の減少により、団体が負担する運営費
も少額となり事業規模の縮小を余儀なくされてい
出発式
ましたが、補助金を活用することで、ネブタ囃子
講習会の開催や出発式を盛り上げる打ち上げ花火
を実施することができました。
今後の抱負
この事業は、ある程度の規模で子どもネブタを製
作し合同運行に参加する団体数があってこそ開催が
よさこいソーランの演舞
可能な行事であり、少子化による子ども会の数の激
減、それに相まった合同運行参加団体の減少による
影響は大きく既に実施が危ぶまれる状況まできてい
ます。しかしこの合同運行を続けていってほしいと
いう強い要望も届いているため、子ども会活動の活
性化にはやはり行政の支援が必要であり、また、今
後もご協力をお願いしながら事業を継続していかな
ければならないと考えております。
運行の様子
6
第3回 下北杯 野球大会
下北ベースボールクラブ
事業の内容
■ 目 的
学童の野球大会を開催し下北地域で行われる野球の大会数を増やすことで、子どもたちに1試
合でも多く経験を積んでもらい下北地域の学童野球のレベル向上を目指す。
また、大会には県内他地域のチームも招聘し、子どもたちはもちろん、チーム関係者や保護者
も含めて、野球を通じた交流を図るとともに、下北地域の産業や観光を紹介することで青森県内
でも遠方であることを理由に敬遠されがちなむつ市を、この野球大会をきっかけに知ってもらう。
■ 実施概要
平成27年9月21日・22日両日、むつ運動公園野球場で 第3回 下北杯 野球大会 を開催した。
大会は下北地域から10チーム(参加要望11チーム中)、県内他地域から6チーム(参加要望10
チーム中)計16チーム・総勢285名の選手が出場した。
大会中は、およそ600名の来場者に恵まれ、会場内の下北地域の特産品等の露店・飲食ブースや、
クイズ大会等、試合以外に設けた様々なイベントも好評を得た。
さらに、大会1日目終了後には、県内他地域から参加したチームとの交流として、釜臥山展望台
からの夜景観賞ツアーも行い、野球を通じて下北を存分にPRすることができた。
■ 日
時
平成27年9月21日・22日
■ 場
所
むつ運動公園野球場
■ 参加者
■
大会ポスター
出場選手 285人
来場者数 およそ600人
■ 補助金額 200,000円
(総事業費 898,852円)
■ 補助金の主な使い道
・会場使用料
36,690円
・ポスター印刷
12,582円
・プログラム印刷
43,200円
・貸切バス
21,000円 ほか
■
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会場看板
事業を実施して
事前のイベント告知の効果により県内広範囲か
ら多くのチーム・選手に参加してもらうことがで
きました。会場内に設けた物販ブースで、少しで
はあるが「下北の食」も紹介することができまし
た。
参加チーム・選手同士の交流を目的に第1日目
白熱!!
終了後に開催したレセプション・釜臥山展望台か
らの夜景観賞も好評で、次もぜひ参加したいとい
う声をたくさんいただくことができました。
補助金を活用してみて
補助金を活用したことで、大会に「野球を通じ
て下北をPRする」という新たな意義づけが生まれ、
真剣なまなざし
それに伴い事業の幅も広がったと感じています。
今後の抱負
今後も事業を拡大しながら継続して大会を開催し、
より多くの方々に下北を紹介していくとともに、
我々クラブ、そしてこの大会が目指すところである、
より多くの「子どもたちの笑顔」が溢れる事業にし
ていきたいと考えています。
恒例のアトラクション
エリアスポーツ
応援マガジン
【yell
sports】
2015.11ー12月 Vol.4
勝利の喜び
大会の模様が9ページに
渡って掲載されました!!
8
平成27年度
むつ市希望のまちづくり補助金
事例集
発行日 平成 28 年 3 月 26 日
発行者 むつ市 総務政策部 市民連携課