伊勢志摩サミットに向けた イオンの取り組みについて

三重県の魅力を全国へ、世界へ
伊勢志摩サミットに向けた
イオンの取り組みについて
◆Contents
伊勢志摩サミット開催にあたって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
鈴木三重県知事からのメッセージ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
◆第 1 章
伊勢志摩サミットに向けたイオングループの取り組み・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-6
◆第 2 章
2-1 イオングループの歴史 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2-2 イオンと三重県 地域の皆さまとともに
Ⅰ地域経済の活性化を後押し、三重の魅力を国内外に発信 ・・・・・・・・・・・・・・・・
Ⅱ郷里の三重県への想い、岡田卓也・イオングループの文化・産業振興 ・・・・・
Ⅲ地域の皆さまを、地域密着型で支えるために ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Ⅳ原点は四日市、地域に根ざした環境活動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7-8
9
10
11
11
◆第 3 章
伊勢志摩サミットに向けたイオングループの取り組み実施概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・13-17
◆第 4 章
伊勢志摩サミット 開催概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18
会社概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19
イオン株式会社
伊勢志摩サミット開催にあたって
イオンは、前身のひとつである岡田屋が1758 年に三重県四日市で創業、今日まで約260年
にわたり地域の皆さまから温かいご支援をいただきながら成長してきました。当社は「お客さまを
原点に平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献する」基本理念のもと、「絶えず革新し続け
る企業集団」として「お客さま第一」の実践に努めてまいりました。
岡田卓也 現イオン(株)名誉会長相談役の「小売業を通じて生まれ育った郷里に貢献をした
い」という、岡田屋時代からの想いから、三重県の豊かな文化の振興、伝統産業の継承に尽力し、
さらに植樹活動を始め、地域のお客さまと店が一緒になって取り組む、地域に根ざした環境・社
会貢献活動を、三重県をはじめ全国で推進してきました。
イオンは、サミットという世界でも有数の国際会議の成功を支援するとともに、開催地三重県な
らではの美しい自然や豊かな文化・伝統産業の継承、先端技術などの発信などを通して地域経
済の発展や豊かなくらしづくりの 一助となるべく努めてまいります。
伊勢志摩サミット開催を記念した取り組みでは、イオン、イオンスタイル約 400 店舗をキャラ
バン形式で展開する「みえ伊勢志摩フェア」、グループ 25 社、約 4,000 店舗で販売を行う 2016 年
夏ギフト「三重特集」、電子マネー「伊勢志摩 WAON 2016」等を中心に、三重県との連携を強化し、
全国へ向けて三重の魅力を発信します。
また、(公財)イオン環境財団、(公財)イオンワンパーセントクラブ、(公財)岡田文化財団が
「ジュニア・サミット」をサポートします。
イオンは、伊勢志摩サミットの成功を願い、三重県の美しい自然、豊かな文化や伝統、先端
技術などの発信に取り組む三重県民会議の活動を、グループを挙げて支援するとともに、サミッ
ト開催後も地域の皆さまと一緒に、様々な活動を通じて三重県の発展を応援してまいります。
イオン株式会社
1
鈴木三重県知事からのメッセージ
~伊勢志摩サミット 三重県民会議に対する寄贈金贈呈式のお言葉から~
伊勢志摩サミット三重県民会議の取組に対する深いご理解のもと、
多額のご寄附をいただき、改めて感謝を申し上げます。
三重県で創業し、今や日本を代表する企業となられたイオングル
ープさまには、日頃から、海外で展開する県産品フェアや三重の
観光業の後押しなど、さまざまなご尽力をいただいております。
先日のイオンストアーズ香港イオンコーンヒル店でのフェアも大盛
況だったと伺っており、今度の改装で日本のブースもできると聞き、
とても楽しみです。
このサミットにおきましても、県民会議事務局や県営業本部への
人的なご協力のほか、200 日前イベントへのご協力、公式ポスター
の協賛、カウントダウンボードの設置、サミット応援フェアの実施な
どのご協力をいただいております。
今回の三重県民会議に対する多額のご寄附、サミットを記念した
「伊勢志摩 WAON 2016」の発行、「みえ伊勢志摩フェア」、「2016 年
夏ギフトカタログ」での県産品の発信など、さらに協賛を加速してい
ただけることにおいても、改めて感謝申し上げる次第です。
皆さまからいただきましたご支援をしっかりと重く受け止め、伊勢
志摩サミットの成功に向け、ALL三重県で一丸となって頑張ってま
いりたいと思うとともに、三重県の知名度が上がる千載一遇のチャ
ンスを活用して、海外での展開などもご協力を賜れるかと思います。
是非とも宜しくお願いいたします。
鈴木 英敬 三重県知事 プロフィール
昭和 49 年 8 月 15 日生まれ(41 歳)。
本籍地は三重郡菰野町。 東京大学経済学
部卒業。平成 10 年通商産業省に入省。
第 1 次安倍政権時には官邸スタッフとして、
教育再生や地球環境問題に取り組む。平成
20 年退職。
家族は、妻シンクロナイズドスイミング五輪メ
ダリスト武田美保。息子 1 人。
三重県に関する情報は、以下のウェブサイト・SNSへ
◆三重県公式ウェブサイト
http://www.PRef.mie.lg.jp/
◆三重県知事 鈴木英敬フェイスブック
https://ja-jp.facebook.com/suzukieikei
三重県の伊勢志摩サミットに向けた取り組みに関する情報は、以下のサイトへ
◆伊勢志摩サミット三重県民会議
http://mie.summit-net.jp/
◆伊勢志摩サミット特設サイト「ゲンキ 3 ネット」
http://genki3.net/iseshimasummit/
2
◆第 1 章
伊勢志摩サミットに向けたイオングループの取り組み
11/8 三重県内マックスバリュ店頭に
カウントダウンボード設置
ご来店いただくお客さまに、サミット開催をお知らせするカウントダウンボー
ドを 44 店舗の店頭に設置。カウントダウンボードには各店の従業員が工夫を
凝らした装飾を施し、開催日までの日数を表示しました。
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連
11/8 イオンモール東員「200 日前イベント」
鈴木知事、吉田沙保里選手による除幕式
伊勢志摩サミット開催まで 200 日にあたり、三重県東員(とうい
ん)町のイオンモール東員で「200 日前」PRイベントを開催。
鈴木三重県知事、津市出身で女子レスリングの吉田沙保里選手
らにより、カウントダウンボードの除幕式が行われました。
8/27-31
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「三重うまいもの市」開催
(マックスバリュ中部)
開催 200 日前
(11/8)
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共
催
10/13 伊勢志摩サミット
三重県民会議シンボルマーク発表
3
12/4-13
『松阪肉牛共進会』出品
特産松阪牛の限定予約販売
(マックスバリュ中部)
12/7-8
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2/5-7 「三重うまいもの市」開催
(マックスバリュ中部)
サミット開催を約 100 日後に控え、三重県下に店舗や事業所
を展開するグループ企業 8 社は、伊勢志摩サミット運営等関連
事業にお役立ていただけるよう、伊勢志摩サミット三重県民会議
に計 5,000 万円を寄附しました。
三重県の海と山の幸を詰込んだ「伊勢志摩弁当(さわら)」、
旬の三重県産ぶりをはじめ、三重県で養殖された本まぐろや伊
勢まだいのお刺身を盛り合わせた、「お刺身盛合せ(三重盛
り)」、尾鷲の干物などを提供しました。
3/13 イオンモール東員
「平和の折り鶴をみんなでつくろう」
1/18 イオンストアーズ香港イオン
コーンヒル店「三重県観光物産展」開催
イオンストアーズ香港イオンコーンヒル店にて「三重県
観光物産展」を開催。オープニングセレモニーに鈴木三
重県知事、松阪市の竹上市長が出席されました。
開催 150 日前
(12/28)
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伊勢志摩サミット三重県民会議
寄付金贈呈式
イオンモール東員では、サミットの応援と安全を祈り、
いなべ市放課後児童クラブの子どもたちと、イオンモール
東員の来店者たちがサミットにちなんだ 3,310 羽の折り鶴
を作り、鈴木知事と桑名市の伊藤市長に寄贈しました。
2/5-7
2/11 2/12 2/14
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4
◆第 1 章
伊勢志摩サミットに向けたイオングループの取り組み
4/7~ 「みえ伊勢志摩フェア」 スタート
4 月 7 日から 6 月末まで、全国 9 エリアの店舗をキャ
ラバン形式で「みえ伊勢志摩フェア」を展開します。
特別催事店舗では、三重特産品の販売や伊勢志摩
サミット体感ゾーン、みえ伊勢志摩ステージ等を展開す
る特別催事を実施します。また、フェア開催を記念し、
4/10 にはイオンレイクタウン(埼玉)でセレモニーを開催
します。
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組
み
4/12~ ミニストップ
伊勢志摩サミット開催応援
商品発売
4 月 18 日の「三重県民の日」を前に、
三重県産の食材を使用した惣菜など、
三重県産の商品を取り揃え、ご提供。
⇒p.13
4 月中 プレスセンター内
外貨両替対応ATM設置
(予定)
4/7~
「伊勢志摩 WAON 2016」
発売
4/15~17
「三重うまいもの市」開催
⇒p.17
4/8 イオン合同クリーン活動 in 鵜方
「おもてなし大作戦」への協賛の一環として
「イオン合同クリーン活動 in 鵜方」を実施します。
イオン阿児店、マックスバリュ鵜方店を結ぶ幹線
道路のごみ収集や植樹帯の清掃を、従業員と地域
の皆さま、計約 400 人で実施します。
4/22-28 ジュニア・サミット in 三重期間中
各種体験イベントの開催
(公財)イオン環境財団は、サミット会場や各店頭で
折り紙、動植物クイズ、エコバック作りのワークショップ
等を開催します。
(公財)イオンワンパーセントクラブは、唯一のスポ
ンサー企業として東京プログラムを支援します。
⇒p.15
開催 50 日前
(4/6)
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2016/4/22-28
ジュニア・サミット in 三重開催
4/22~26 三重県桑名市
4/27、28 東京都内
桑名市主会場:ナガシマリゾート
4/29-30
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「2016 年夏ギフトカタログ」取扱開始
「2016 年夏ギフト」カタログでは、巻頭に「三重特集」を
設け、三重の海の幸や松阪牛などの畜産品、地酒、スイ
ーツ、伝統工芸品などを全国の皆さまへご紹介します。
同特集では三重県が誇る「ジャパンクオリティー」や「旅
ギフト」もご紹介します。
⇒p.16
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開催10 日前
(5/16)
2016/5/22
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三重大学情報自然科学館
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◆第 2 章
2-1. イオングループの歴史
三重県・四日市に創業した岡田屋
イオングループの歴史 (1758-1988)
国内外の情勢
イオンの源流のひとつである岡田屋は、1758 年に
三重県四日市で創業しました。天秤棒を担いでお客
さまのご要望に応える商売から、「お客さまを原点に」
というイオンの基本理念は始まりました。
1887 年、お客さまの変化に合わせて大黒柱を動か
せという家訓「大黒柱に車をつけよ」が生まれました。
“革新”の企業姿勢は、ここに受け継がれています。
1758
初代岡田惣左衛門が太物・小間物商を四日市で創業
屋号は篠原屋
1887- 岡田屋、五代目惣右衛門が四日市久六町にあった店舗を四日市辻へ移転
屋号を岡田屋と改称「大黒柱に車をつけよ」の家訓が生まれる
1920- 岡田屋、第一次世界大戦後の大暴落時に
家訓「下げにもうけよ、上げでもうけるな」に従って「暴落大売り出し」を実施
1926.9 岡田屋、六代目惣右衛門が株式会社に改組、(株)岡田屋呉服店を設立
1937.11 二木一一、姫路市にフタギ洋品店を創業
1945
第二次世界大戦終結
1924 年頃の四日市市内の繁華街
「小売業は平和産業」
四日市とともに復興
四日市への空襲で店舗を焼失した岡田屋は、終
戦の翌年(1946 年)に営業を再開。7 月には、戦後初
の大売り出しを実施しました。
「焦土に開く」というチラシを握りしめて「やっと平和
になりましたね」と涙ぐむお客さまの姿に、当時社長
であった岡田卓也は、「小売業は平和産業」であると
実感しました。
1946.3
IMF(世界通貨基金)設立
1946.6
世界銀行設立
1946.6 岡田屋呉服店、七代目岡田卓也が代表取締役社長就任
二木一一が代表取締役社長就任
1951.9
サンフランシスコ講話平和
条約調印
1952
日本が IMF に加盟
1955.8 井上次郎が豊中市に飯田(のちの(株)シロ)を設立
1956.11 (株)岡田屋呉服店が(株)岡田屋に社名変更
岡田屋時代から続く四日市への貢献
1959.9 (株)岡田屋呉服店、伊勢湾台風による被災者へ毛布二千枚を寄付
1960
国民所得倍増計画
1964.10
東京オリンピック開催
1964
オカダヤ マネジメントカレッジ創業
1968.5 (株)岡田屋とフタギ(株)が合併前提に業務提携
1968.6 (株)岡田屋とフタギ(株)提携にシロも参画
1969.2 (株)岡田屋、フタギ(株)、(株)シロの 3 社共同出資で共同仕入機構「ジャスコ株式会
社」を設立
1969.3 三菱商事と折半出資でディベロッパー会社の(株)ダイヤモンドシティ設立
「心と心の合併」で岡田屋からジャスコへ
1969 年、岡田屋(三重県)、フタギ(兵庫県)、シロ
(大阪府)が合併し、ジャスコ株式会社が誕生します。
岡田卓也が、四日市の企業、東洋紡績や伊勢電気
鉄道(近畿鉄道)などが、合併で業容を拡大したとい
う歴史に学び、岡田屋を捨てる決断をして成立させ
た合併でした。
人と人の融和を重視した合併手法は「心と心の合
併」として、ジャスコ、イオンの拡大にも受け継がれて
います。
1946.3 戦後初の大売り出しを実施
基本理念の「小売業は平和産業」が生まれる
1949
物価、物資統制の廃止。
1949.7 フタギ、株式会社に改組、フタギ(株)を設立
統制経済から自由経済へ
「小売業は地域産業」
1950 年頃、モータリゼーションの進行で交通事情
が悪くなってきた状況をとらえ、交通遺児を支援する
奨学金制度「風樹会」を立ち上げました。自分も父母
を早くに亡くしたという、岡田卓也の想いからでした。
花壇づくりで道路沿いに花を植える活動、伊勢湾
台風(1959 年)の際には被災者へ毛布 2 千枚を寄付
するなど、地域に貢献するという理念は、岡田屋時
代から実践されてきました。
「焦土に開く」
のチラシ
1970.3 第 1 次合併
(株)岡田屋が(株)フタギ、(株)オカダヤチェーン、(株)カワムラ、ジャスコ(株)を合
併、翌 4 月ジャスコ(株)に社名変更
1973
第 1 次オイルショック
1973.2
円変動相場制へ移行
1972.8 第 2 次合併
やまてや(株)、やまてや産業(株)、京阪ジャスコ(株)(旧シロ)を合併
1974.9 ジャスコ(株)、東証・大証・名証各第 2 部に株式上場
1975
プライベートブランド「ジェーカップ」販売
1976.8 ジャスコ(株)、東証・大証・明証各第 2 部から第 1 部に指定
1979
第 2 次オイルショック
1980
ミニストップ(株)設立
1980.9 ジャスコカードを発行
1984.10 英国ローラアシュレイ社と業務提携
1985.6 マレーシアに海外 1 号店ジャヤ・ジャスコストアーズ ダヤブミ店オープン
(左から)合併に向け提携した二木一一、
井上次郎、岡田卓也
7
1985.9
プラザ合意
1986.2 英国ローラアシュレイ社と共同出資でローラアシュレイジャパン(株)設立
1987.10
ニューヨーク市場株価大暴
1988.6 米国婦人服専門店チェーンのタルボット社がグループ入り
落
ジャスコからイオンへ
1989 年 9 月、「ジャスコグループ」はグループ名
を変更、「イオングループ」が発足。21 世紀を迎え
た 2001 年 8 月には、「ジャスコ株式会社」から
「イオン株式会社」に社名を変更しました。
これを機に、基本理念を具現化するための行動
指針「イオン宣言」を策定。
イオンは「お客さま第一」を実践するために
絶えず革新への挑戦を続けています。
国内外の情勢
1989.4
消費税 3%導入
1989.11
ベルリンの壁崩壊
1989.12
日経平均株価、史上最高値
「万里の長城植樹」
(写真は2007年)
地域のお客さまとともに行う
植樹活動~国内では三重県から
故郷である三重県・四日市のコンビナート周辺
で公害被害が問題となっていた経験から 1991 年、
「イオン ふるさとの森づくり」による植樹活動を
開始。「ふるさとの木」による環境づくりは 1991 年
にイオンマレーシアのマラッカ店から始まり、国内
では 1992 年 4 月にジャスコ新久居店(三重県)で
最初に実施しました。
以来、イオンは新店舗、万里の長城の他、国内
外で地域のお客さまと共に植樹を行っており、そ
の数は 2013 年に累計 1,000 万本を超えました。
イオングル―プの歴史 (1989-2015)
1989.9 イオングループが発足。同時に「イオングループ 1%クラブ(現 (公財)イオンワンパ
ーセントクラブ)」が 発足
1990.4 英国ザ・ボディショップ社と業務提携
1990.6 ザ・ボディショップを国内展開する(株)イオンフォレスト設立
1991.1 財団法人 イオングループ環境財団を設立
1991.10 ジャヤ・ジャスコストアーズ マラッカ店において「イオン ふるさとの森づくり」による
植樹開始
1992.4 「イオン ふるさとの森づくり」国内 1 号店の新久居店で 2 万本の苗木を植樹
1992.6
リオデジャネイロ地球サミット 1994.9 PB 「トップバリュ」を販売開始
1995.1
阪神・淡路大震災
1997
消費税、5%に引上げ
1997.12
京都議定書採択
1998.7 イオングループ環境財団「万里の長城・森の再生プロジェクト」第 1 回目の植樹実施
2000
大規模小売店舗立地法施行 2000.3 新生「トップバリュ」を発表
2000.7
沖縄サミット開催
2001.7 「カンボジア学校建設」第 1 回支援募金を(財)日本ユニセフ協会に贈呈
2001.8 ジャスコ(株)がイオン(株)へ社名変更。グループ名もイオングループからイオンへ。
2001.9
国内初の BSE 確認
2004.9 「トップバリュ」10 周年を機にリニュ−アル
2004.9 ジャヤ・ジャスコストア−ズが設立 20 周年記念事業として「マレ−シア植樹活動」を実
施。社名をイオンマレ−シアへ変更
2005.3
愛知万博開催
2005.11 イオンマレーシア、スーパーマーケット 1 号店「ジェイ・ワン・ダマンサラダマイ店」をオ
ープン
1992 年 4 月 ジャスコ新久居店での植樹
「アジア No.1 リージョナルリテイラー」
を目指して
1984 年 9 月、マレーシアの現地企業との合弁で、
現イオンマレーシア社を設立。翌年に記念すべき
海外 1 号店をオープンしました。
現在までに、イオンの海外店舗の展開は中国
やアセアン諸国など合計 12 カ国にのぼります。
経済成長の著しい中国・アセアン地域でも安全・
安心な商品を提供し、地域との共存共栄をはか
っています。
2007
食品会社の偽装事件相次ぐ
2008.7
洞爺湖サミット開催
2008.9
米国リーマンブラザーズ経営
破綻
2010.4
宮崎で口蹄疫発生
2011.3
東日本大震災
2012.5
東京スカイツリー開業
2007.4
2007.11
イオンの電子マネー「WAON(ワオン)」の利用開始
イオンワンパーセントクラブ、ベトナムより「小さな大使」として高校生 20 名を日本に
招待
2008.3
2008.8
2008.10
CO2 排出削減目標を国内小売業初「イオン温暖化防止宣言」策定
イオングループ、純粋持株会社体制へ移行
国内最大級“エコ・ショッピングセンター”「イオンレイクタウン」オープン
2009.6
(公財)イオン環境財団、環境省と共催で「生物多様性 日本アワード」創設
2010.10
イオン(株)と三重県が包括提携協定締結
2011.4
東日本大震災からの復旧・復興に向けて、イオンから第 1 次贈呈として災害復興支
援金、災害復興支援募金など総額 40 億円超を寄贈
2012.8 (公財)イオン環境財団が第1回「アジア学生交流環境フォーラム」開催
2012.11 「イオングループアセアン本社」始動
2013
銀行持株会社 イオンフィナンシャルサービス(株)誕生
2013.11 台風 30 号で被災されたフィリピンの皆さまへ緊急災害復興支援金 1,000 万円贈呈
2013.12 「イオンモール幕張新都心」オープン
インドネシア第 1 号店
「イオンモール BSD CITY」
」
2014.4
消費税 8%に引き上げ
2014.1 ホーチミンにベトナム 1 号店「イオンモールタンフーセラドン」オープン
2014.2 イオンモール東員がショッピングモール初、生物多様性に配慮した施設評価
「いきもの共生事業所 R 認証(都市・SC版)」 取得
2014.3 イオン(株)、プライベートブランド誕生から 40 周年を迎え「トップバリュ」を刷新
2014.5 イオン(株)、三重県「森つなぎプロジェクト」始動
2014.6 イオン(株)、カンボジア 1 号店「イオンモールプノンペン」オープン
2015.5 インドネシア 1 号店「イオンモールBSD CITY」オープン
8
◆第 2 章
2-2. イオンと三重県 地域の皆さまとともに
Ⅰ. 地域経済の活性化を後押し、三重の魅力を国内外に発信
イオンは、三重県の地域の特産品をお客さまに提供することで、「地産地消」「地産域消」「地産全消」の取り組みを
続けてきました。お客さまにご満足いただける「おいしく」「鮮度が良く」「安全・安心」な三重県の特産品の品ぞろえ
拡充を通じて三重県ブランドの発信と地域生産者の皆さまの販売支援につなげています。
◆三重を応援
「三重うまいもの市」 開催
イオン、ダイエー、マックスバリュ等、全国約2,000店舗で毎月開催している「じものの日」キャンペーン。その前身と
なる「地産地消」コーナーを、2009年6月から三重県のイオン松阪店に設置し、「みえ地物一番の日」などで三重県産の
食材・商品にクローズアップして販売、三重県産の優れた商品を数多く紹介してまいりました。
伊勢志摩サミット応援企画では、マックスバリュ中部で2015年11月、今年2月に「三重うまいもの市」を開催しました。
◆三重の特産品を全国へ
~「三重特集」、サミット記念特別商品~
イオンでは、店頭の他、全国の店舗ネットワークを活かして県産品を全国規模で展開し、地域
産品のPRと販路拡大につなげる「地産全消」に取り組んでまいりました。5月中旬から展開する
「2016 年夏ギフトカタログ」では、巻頭の「三重特集」で伊勢海老やあわび、松阪牛をはじめ、イ
オンが厳選した三重の上質な食材などを全国の皆さまへご紹介します。
マックスバリュ中部では昨年 12 月、「第 66 回松阪肉牛共進会」に出品された特産松阪牛の限
定予約販売を行いました。伊勢志摩サミット記念特別商品として、三重県の自然豊かな山海の食
材を詰め合せた「松阪牛と松阪牛しぐれ煮お茶漬けセット」を販売し、伊勢茶だけでなく、おろし本
わさび・刻み海苔も三重県産にこだわり、全国からご好評の声をいただいています。
◆三重の魅力を世界へ
~三重県観光物産展、ENJOY 三重×AEON~
イオンは、中国、マレーシア、タイ、ベトナム、カンボジア、インドネシア等、アジアの
各地域で現在約 310 店舗を展開しています。国内の店舗同様、海外店舗でも地元の
食材を中心にした品揃えをしているなか、近年の和食ブームや日本のお米や果物、
日本酒人気の高まりを受け、日本各地の特産品や産地を紹介する物産展も数多く
開催しています。
2016年1月18日~24日には、香港の旗艦店であるイオンコーンヒル店で三重県観
イオンストアーズ香港コーンヒル店
三重県フェア
光物産展を行い、松阪牛や牡蠣、米、紀伊のみかんなど三重県の特産物を販売しま
した。この物産展をきっかけに、香港のお客さまに三重県の食材の魅力を伝え、物産
販売ルートの開拓に繋げることができました。
また、店舗では、三重県の名所とイオンの店舗でのお買い物を一層楽しんでいただ
ける「ENJOY 三重×AEON」パンフレット(英語・中国語対応)を配布しました。
「ENJOY 三重×AEON」
三重の名所・県内イオン店舗
紹介マップ
9
◆第 2 章
2-2.イオンと三重県 地域の皆さまとともに
Ⅱ. 郷里の三重県への想い、イオングループの文化・産業振興
創業者・岡田卓也は、生まれ育った郷里の三重県に貢献したいという想いから、
1980 年 2 月に(公財)岡田文化財団を設立しました。
1981 年の三重県立美術館開館にあたっては、シャガールの「枝」を始め、約 400 点
以上の作品を寄贈しています。また、同財団は三重県出身の音楽家や陶芸家、三重
県交響楽団のコンサートを支援し、三重県で活動する NPO への助成も行っています。
イオングループは、これまでも、そして伊勢志摩サミット開催後も、三重県の芸術文化
振興、伝統産業継承の支援に努めてまいります。
三重県立美術館への寄贈
◆ 三重県の伝統産業、美術文化の文化、継承に尽力
三重県には、全国伝統的工芸品に指定された四日市萬古焼、鈴鹿墨、伊賀くみ
紐、伊賀焼、伊勢形紙など地域に根付いた多くの伝統産業があります。これらの魅
力を見直そうと、(公財)岡田文化財団は、江戸中期の古萬古を所蔵する古河家に
譲っていただいた約 100 点の「古萬古焼」を展示する展覧会を、県内外で開催して
います。2003 年に建設され、岡田卓也の姉・小嶋千鶴子が譲り受けた「パラミタミュ
ージアム」では、世界的巨匠、池田満寿夫氏の「般若心経シリーズ」1,300 点の全作
と、古萬古焼のコレクションを常設展示しています。
パラミタミュージアム所蔵 古萬古焼
江戸中期に伊勢桑名の豪商の沼波弄山が広めた
赤絵に施した異国情緒豊かな紋様が特色の陶器
◆ 三重で活躍するアーティストの力を全国へ発信
イオンでは、伊勢志摩サミット開催に際し、「伊勢志摩 WAON 2016」や「2016 年夏ギ
フトカタログ」の三重特集の表紙に、三重県在住の銅版画家、吉田賢治氏の「海女」
のデザインを起用しています。また、「みえ伊勢志摩フェア」のタイトルヴィジュアルに
は、三重県で活躍する書道家、榮田清峰氏にご賛同いただき、全国でプロモーション
を展開しています。
伊勢志摩 WAON 2016
みえ伊勢志摩フェア
◆吉田 賢治(よしだ けんじ)氏 プロフィール◆
海女を描き続ける銅版画家・吉田賢治氏は、奥さま自身も志摩の海女で、1987 年、奥
さまの実家である志摩に居を構えて以来、志摩の象徴である「海女」をモチーフにした作
品を中心に銅版画の創作活動を続けています。
1990~1997 年 <海外展>トルコ、スペイン、韓国、タイ等
1977~2009 年 <グループ展>磯田皓と 10 人の作家達展/現代版画 IN NAGOYA など
1975~2011 年 <個展>東京銀座松屋、松坂屋本店、ミキモトなど
10
2-2. イオンと三重県 地域の皆さまとともに
Ⅲ. 地域に密着したイオンの取り組み
イオンの地域貢献のかたちは、店舗を起点としたものです。イオン店舗周辺では、「イオン ふるさとの森」植樹祭を
はじめとし、健康づくりフェスタ、こども歌舞伎など様々なイベントの場を通して地域の活性化に努めてまいりました。
2010 年 10 月、三重県との包括提携協定締結から今日までの約 5 年間で、「熊野古道伊勢路 WAON カード」を活用し
た地域への還元、「みえ地元一番の日」キャンペーンの展開で地産地消・農商工の連携推進、県産品オリジナル商品
の開発・販売、観光振興、地域防災、地域の安全・安心への取り組み、健康増進・食育の取り組み、高齢者・障がい
者支援、子ども・青少年育成、環境対策・リサイクルの取り組み、「美(うま)し国おこし・三重」との連携、県政情報の
PR・発信その他で協力を行ってまいりました。
伊勢志摩サミット後も引き続き、三重の魅力を発信し続けることが出来るよう努めてまいります。
◆店舗を拠点に、まちづくり
~東員では 1,800 人の地元の方々を採用~
イオンは“店舗が暮らしの拠点”という考えのもと、地域に新しく出店する際、警備、誘導、
清掃、メンテナンスも含め、周辺の地元住民を中心に従業員の採用を行い、地域の皆さま
とともに店舗づくり・まちづくりを行っています。
2013 年、三重県内で最大規模のイオンモール東員(とういん)は「地域のお客さまの暮
らしをより便利に、快適に、楽しくできるお店」をコンセプトに、採用した 1,800 人以上の地
元の方々とともにオープンしました。
イオンモール東員
◆地域のライフラインとして
イオンでは、万が一災害が発生した際にライフラインとして地域の皆さまのお役に立てる
よう、地方自治体と協力支援を約束する「防災協力協定」の締結を全国で進めています。
三重県でも、三重県防災対策部との連携により、「総合防災訓練」の共同実施を始め、店
舗を起点とした災害時の救援物資の供給、避難場所として駐車場の提供など、地域の
防災活動に協力しています。
三重県での総合防災訓練
Ⅳ. 原点は四日市、地域に根ざした環境活動
岡田卓也の故郷、四日市コンビナート周辺では、公害被害が問題となっていた歴史があり
ます。この時の岡田自身の体験が原点となり、イオングループ環境財団(現 (公財)イオン
環境財団)が設立されました。同財団は、環境保全に取り組む個人や団体の助成を行う
一方、国内外で植樹活動を行っています。
また、「ふるさとの木」による環境づくりは、1992 年、三重県内のジャスコ新久居店(現イ
三重県紀北町での植樹
オン久居店)で国内では初めて行われました。「イオン ふるさとの森づくり」植樹祭は、
ショッピングモールが緑に包まれ地域社会に溶け込んだ場所になること、その緑を育む
こころが世界へと広がっていくことを願い、その地域に自生する「ふるさとの木」の苗木を、
地域のお客さまとともに植えて大切に育てていく地域密着型の環境活動です。
※イオン環境財団と「イオン ふるさとの森づくり」植樹祭の累計植樹本数は 2015 年 2 月 28 日現在で
10,867,710 本に到達しました。
11
イオンタウンでの植樹の様子
【MEMO】
12
◆第 3 章
伊勢志摩サミットに向けたイオングループの取り組み実施概要
■みえ伊勢志摩フェア
イオングループは、伊勢志摩サミット開催に向け、4 月 7 日から 6 月 26
日までの期間、全国のイオン 400 店舗を 9 エリアに分けてキャラバン形
式で三重県の魅力を紹介する「みえ伊勢志摩フェア」を展開します。
うち、特別催事店舗では、伊勢志摩サミットとその舞台となる三重県の
歴史・伝統などを紹介するパネル展や伊勢の茶屋、伊賀流忍者の体験
ができるイベントなどを開催します。
◆オープニング記念セレモニーの開催
「みえ伊勢志摩フェア」の全国キャラバン展開のスタートとなるオープニング記念セレモニーを 4 月 10 日(日)に
「イオンレイクタウン mori」(埼玉県越谷市)で開催します。
日時: 4 月10 日(日) 15:05~ 15:30 予定 (14:00 受付開始 14:30 会場)
場所: イオンレイクタウン mori (木の広場ステージ)
登壇者: 三重県 鈴木英敬知事、足立梨花さん(女優・みえ伊勢志摩フェア PR 大使)
吉田沙保里さん(アスリート・みえの国観光大使)、中川静香さん(三重県の現役海女)
伊勢志摩のご当地キャラクター
イオンリテール(株) 代表取締役社長 岡崎 双一
◆特別催事店舗一覧
特別催事は、4 月 7 日からイオンモール幕張新都心(千葉)を皮切りに、以下の特別催事店舗で実施します。
※店舗により、催事の内容が異なりますのでご注意ください。
店舗名
(所在)
実施
日程
イオンス
タイル幕
張新都心
(千葉)
イオン
スタイル
レイクタウン
(埼玉)
イオン
東員店
(三重)
イオン
伊勢店
(三重)
イオン
スタイル
伊丹
(兵庫)
イオン
スタイル
かほく
(石川)
イオン
盛岡店
(岩手)
イオン
スタイル
御所野
(秋田)
イオン
阿児店
(三重)
イオン
スタイル
ライカム
(沖縄)
イオン
スタイル
岡山
(岡山)
イオン
福岡店
(福岡)
イオン
札幌平岡
(北海道)
4/7
(木)
-4/10
(日)
4/8
(金)
-4/10
(日)
4/15
(金)
-4/18
(月)
4/15
(金)
-4/18
(月)
4/20
(金)
-4/24
(日)
4/20
(金)
-4/24
(日)
4/22
(金)
-4/24
(日)
4/22
(金)
-4/24
(日)
4/29
(金)
-5/1
(日)
5/13
(金)
-5/16
(月)
5/20
(金)
-5/23
(月)
5/27
(金)
-5/29
(日)
6/24
(金)
-6/26
(日)
◆催事物販
特別催事店舗では、ふるさとの魅力にあふれたグルメを取りそろえた
催事物販を行います。三重で定番の商品、ご当地メニュー、イオン限定
商品などでフェアを盛り上げます。
(物販の一部)
13
◆知る、見る、作る! 伊勢志摩サミット体感ゾーン
特別催事店舗では、伊勢志摩サミット開催を記念した特別コーナーを設け、
サミットのテーマを分かりやすく紹介するパネル展やアート展、親子で参加い
ただけるパッケージクラフト体験のワークショップなどを開催します。
■伊勢志摩サミット紹介パネル展
伊勢志摩サミット開催期間中、伊勢志摩サミットに関する紹介パネル展を常設で展示します。
■世界パッケージクラフトサミット特別展
パッケージクラフトアーティストによる、サミットのテーマを発信するアート展示です。G7 参加の
7 カ国のお菓子の箱を使って作る、各国のシンボルやオブジェを展示します。
■パッケージクラフト体験 ワークショップ
伊勢志摩サミットのテーマや伊勢志摩の魅力を体感できる親子向けエコクラフト体験会です。
◆お伊勢参りゾーン
三重県で開催される「お伊勢さん菓子博 2017」(2017 年 4 月 21 日~5 月 14 日)を PR。
特別展示、伊勢餅・伊勢茶を楽しんでいただける茶屋「伊勢餅街道」などを実施します。
■伊勢パール神宮 特別展
まちかど博物館・ウラケイパールの特別協力で、パール製の「伊勢神宮内宮正殿」を特別
展示します。
■伊勢餅街道(茶屋イートインコーナー)
伊勢餅と伊勢茶をセットで楽しめる茶屋が、期間限定出店します。
■お伊勢さん菓子博 2017 PR コーナー
お伊勢さん菓子博 2017 のチラシ配布や公式グッズの販売を行います。
◆伊勢志摩 WAON 2016 (伊勢志摩国立公園 70 周年)ゾーン
伊勢志摩国立公園は 2016 年 11 月 20 日に指定 70 周年を迎えます。このゾーンでは「伊勢志摩
WAON 2016」の特別販売とともに、国立公園を紹介するパネル展、作品展を実施します。
■「ぱるく伊勢志摩」PR コーナー
伊勢文化舎の「ぱるく伊勢志摩」を通して、伊勢志摩国立公園を紹介するパネル展です。
■「伊勢志摩 WAON 2016」発売記念 銅版画家・吉田賢治 作品パネル展
「伊勢志摩 WAON 2016」のデザインに起用された銅版家・吉田賢治さんの作品展です。
その他、家族で楽しんで頂けるイベントやステージを以下、予定しています。
◆みえ伊勢志摩体験イベントゾーン
■親子で体験!みえ伊勢志摩ワークショップ
伊勢うどんやパールアクセサリー作りなどを、親子で体験できるワークショップです。
■写真家・宮沢正明が選ぶ 撮っておきの伊勢志摩コンテスト受賞作品展
三重県観光キャンペーン×伊勢志摩キャンペーンコラボ企画で応募された優秀作品を展示します。
■みえ伊勢志摩フェア ご当地キャラスタンプラリー
三重県のご当地キャラスタンプを集めると、記念品がもらえるスタンプラリーです。
◆みえ伊勢志摩ステージ
■みえ伊勢志摩フェア PR 大使/ゆかりの著名人トークショー
PR 大使の足立梨花さん、三重県ゆかりの著名人が「みえ伊勢志摩のイチオシ!」を紹介します。
■伊賀流忍者 阿修羅ショー
クールジャパン忍者「阿修羅」の本格派アクションによる、演舞ステージです。
■みえ伊勢志摩サミット検定ショー
伊勢志摩サミットや三重県に関するクイズショーを行います。
■みえ伊勢志摩うまいもん クッキングショー/大試食会
三重県で活躍する人気シェフやパティシエが三重食材を使って料理を実演するクッキング
ショー、伊勢うどん大使の石原壮一郎さんをゲストに、フェア出品商品の試食会を行います。
14
◆第 3 章
伊勢志摩サミットに向けたイオングループの取り組み実施概要
■「伊勢志摩 WAON 2016」発行
伊勢志摩サミット応援事業のイオンの取り組みの一貫として「伊勢志摩
WAON 2016」を数量限定で発行します。
カードのデザインには、三重県志摩市在住の銅版画家・吉田賢治さん
の「海の宙」を起用し、「地球との共存の中で、現在そしてこれからの輝く
女性を応援する」というメッセージが込められています。
「伊勢志摩WAON 2016」は、全国のイオングループ店舗をはじめとする
全国約24万6,000箇所のWAON加盟店でお支払いされた金額の一部を、
イオンが社団法人伊勢志摩観光コンベンション機構瀬に寄付し、伊勢志
摩の観光振興を目的とした「杜の文化」と「海の文化」の情報発信にお役
立ていただきます。
◆「伊勢志摩WAON 2016」概要
「伊勢志摩 WAON 2016」
のデザイン
発売期間: 4月7日(木)~12月31日(土)
販売場所: イオンリテール㈱、イオン北海道㈱、イオンスーパーセンター㈱ イオン九州㈱、イオン琉球㈱、
㈱ボンベルタ、㈱ダイエ―、マックスバリュ東海㈱、マックスバリュ中部㈱、イオンビッグ㈱、ミニストップ㈱
発行部数: 5万枚
発行手数料: 300円(税込)
チャージ可能金額: 上限5万円 (1回あたりのチャージ金額は上限2万9千円)
◆全国の「ご当地WAON」について
「ご当地WAON」は、全国どこでご利用いただいても、ご利用金額の
0.1%をイオンが自治体などに寄付し、地域経済活性化や地域の環境
保全、観光振興など、各地域の取り組みに役立てられる、WAONカード
です。
発行券種は109種類となり、累計寄付額は6億6,528万円になりました。
(2016年2月末時点)
◆伊勢志摩 WAON 2016 限定チャージして応募しよう!キャンペーン
実施期間: 4 月 7 日(金)~6 月 26 日(日)
受付場所: 全国のイオン、マックスバリュ各店舗
「伊勢志摩 WAON 2016」発行を記念して、期間中に 5,000 円以上チャージしていただいた方の中から、
三重関連の景品があたります。
景品【旅コース】
景品【特産品コース】
A 絶景の賢島と海女小屋グルメツアー (全国合計ペア 10 組 20 名)
A 伊勢園 銘茶詰合せ (全国合計 100 名)
B おススメ女子旅宿泊券 エステ券&食事付 (全国合計ペア 10 組 20 名)
B あこや 真珠ペンダント (全国合計 100 名)
15
伊勢志摩サミットに向けたイオングループの取り組み実施概要
■2016 年夏ギフトカタログ 「三重特集」
承り期間: 5 月中旬~
2016 年夏ギフトカタログでは、巻頭の「三重特集」で、三重県産商品を提案します。
伊勢海老やあわび、松阪牛だけでなく地酒、スイーツ、伝統工芸品など、イオンが厳
選した三重の上質な食材、三重県が誇る「ジャパンクオリティー」などをご紹介し、全国
の皆さまへお届けします。
◆掲載誌面の一部
サミット開催地・イオン創業地
三重県特産の海産物特集ページ
◆「旅ギフト」 (主催:イオンコンパス)
2016 年夏ギフトカタログ「三重特集」では、伊勢志摩サミットの会場となる
志摩観光ホテルに宿泊出来る、選べる観光コース付きのパッケージ旅行や
体験プランもご用意します。
■イオンカードご利用キャンペーン (カード会員さま限定)
実施期間: 5 月中旬~
期間中、夏ギフトカタログを 5,000 円(税込)以上、イオンカードで購入いただいた方の中
から、抽選で 900 名さまに、三重の特産品をプレゼント。さらに、外れた方の中から 9,100 名
さまに、ときめきポイント 500 ポイントをプレゼントします。
■伊勢志摩サミット開催記念 定期預金 特別金利キャンペーン
実施期間: 5 月 27 日(金)まで
受付場所: 愛知・三重・岐阜県のイオン銀行店舗
サミット開催に合わせ、イオンカードセレクト会員さま、もしくはイオンカード
セレクトを新規でお申込みいただいた方を対象に、預入期間 3 カ月の定期預
金金利を年 0.3310%にする特別金利キャンペーンを実施します。
さらに、50 万円以上お預入れいただいた方の中から抽選で、「志摩観光ホ
テル クラシック」の宿泊券、食事券等をプレゼントします。
■伊勢志摩サミット開催記念 イオンカードご利用キャンペーン
実施期間: 5 月 31 日(火)まで
受付場所: 全国のイオン、マックスバリュの各直営店舗
期間中、イオンカードを 1 万円(税込)以上、ご利用いただいた方から抽選で、
伊勢志摩の高級ホテルへ泊まれる「旅コース」、松阪牛、伊勢海老、真珠ネック
レスなどの「特産品コース」のいずれかが当たります。
16
◆第 3 章
伊勢志摩サミットに向けたイオングループの取り組み実施概要
■県営アリーナ プレスセンターにATM、外貨両替機を設置
主 催: イオンフィナンシャルサービス
対応外貨種類: アメリカドル、中国元、ユーロ、香港ドル、台湾ドル、韓国ウォン、
タイバーツ
イオンフィナンシャルサービスは、伊勢志摩サミットのプレスセンター内にATM、
外貨両替機を設置します。
海外からのお客さま向けに、海外クレジットカード、銀聯カードへの対応も予定
しています。
■サミット開催応援「伊勢志摩産食材使用」商品の展開
発売日: 4 月 12 日(火)~ 順次
商 品: おにぎり、麺、スイーツ、菓子パン 等
販 売 エリア: ミニストップ東海地区(愛知・三重・岐阜・静岡県の一部)
ミニストップは、伊勢志摩産の食材を使用したおにぎり、麺、菓子パン等を
販売し、サミット開催地、三重県を応援します。
◆商品の一例 (価格)◆
味むすび 焼きおにぎり(伊勢醤油使用)」(110 円) (税込)
手巻 伊勢志摩産海苔のわさびのり佃煮」 (140 円) (税込)
■真珠の恵みシリーズ「真珠パウダーエキスコスメ」
発売日: 4 月(予定) (一部取扱いのない店舗があります)
真珠エキスパウダーを配合したコスメ「真珠の恵みシリーズ」を全国で発売
します。真珠パウダーは、保湿効果、皮膚細胞の活性効果があるとされ肌荒れや
乾燥を防ぐ化粧品や加齢を防ぐ化粧品に使用することで、真珠から摘出したタン
パク質が秦野シミやソバカスを原因となるメラミン色素の定着を阻止することが
わかっています。
◆発売アイテム (価格) ◆
真珠の恵み保湿ジェル(1,800 円)、真珠の恵み化粧水(500 円)(税抜)
真珠の恵みボディソープ(750 円)、真珠の恵み化粧石鹸(270 円)(税抜)
■まごころスキンケアシリーズ(三重県内店舗限定)
発売日: 4 月(予定)
三重県立相可高等学校の生徒のプロデュースによる「まごころスキンケアシリーズ」を三重県店舗限定で
発売します。
17
◆第 4 章
伊勢志摩サミット 開催概要
■伊勢志摩サミット(第 42 回主要国首脳会議)について
開催日程:2016 年 5 月 26 日(木)、5 月 27 日(金)
2008 年の北海道・洞爺湖での開催以来、日本が 8 年ぶり、6 回目の議長国となる今サミットでは、国際社会が
直面する様々な課題を各首脳が非公式かつ自由闊達な意見交換を通じてコンセンサスを形成し、その成果が
宣言としてまとめられます。サミットの舞台となる伊勢志摩には、悠久の歴史を紡いできた伊勢神宮、そして豊か
な海や大小の島々など、美しい自然があります。サミットを通し、日本の文化や伝統、「おもてなし」の心、世界に
誇る「和食」、更には、ハイテクやイノベーションといった、日本ならではの魅力を世界に向けて発信していきま
す。
■サミット会場と周辺マップ
伊勢志摩サミットの会場は志摩市の英虞湾(あご
わん)に浮かぶ、周囲約 7.3 キロメートルにわたる
賢島(かしこじま)に位置する志摩観光ホテルです。
賢島は、近代までは無人島でしたが、1929 年の
志摩電気鉄道の開通に合わせて賢島港が整備さ
れ、1946 年に伊勢志摩国立公園に指定されてから、
英虞湾の観光拠点として発展してきました。
また、真珠養殖事業の急速な進展とともに、資材
基地としての役割も果たしてきました。
■ジュニア・サミット in 三重
■ユース・サミット
開催日程:2016 年 4 月 22 日~4 月 28 日
開催日程:2016 年 5 月 22 日(予定)
主会場:ナガシマリゾート(三重県桑名市)
4 月 22~26 日 三重県 4 月 27、28 日
会場 :三重大学情報自然科学館
東京都内
ユース・サミット は、G7 首脳会議の公式付属会議とし
ジュニア・サミット in 三重は、主要国首脳会議の公式ユ
て開催国政府のバックアップのもと、年に一度開催される、
ースプログラムで、サミット参加国の 15~18 歳の高校生な
各国を代表する 30 歳以下のユースのリーダーによる国際
ど世界から若者が集まり、地球的規模の課題を子どもたち
会議です。
の視点で議論する、子ども版サミットです。
2016 年ジュニア・サミット in 三重は、伊勢志摩サミットの
公式関連行事として、三重県桑名市のナガシマリゾートを
今年は研究者や官僚、学生など多様なバッググラウンド
をもつユースが G7 首脳会議に先立ち、協議した成果を共
同宣言文として G7 に提出する形で政策提言を行います。
主会場に「次世代につなぐ地球~環境と持続可能な社会」
サミット活動を通じて、ユースの視点から現在の国際社
をテーマに議論します。参加者は県内 4 エリア(北勢、中南
会が抱える諸問題への解決策を提示することを目的として
勢、伊賀、伊勢志摩)を訪問し、三重県の自然や伝統文化
います。
の体験を通して、県民との交流を深める予定です。
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会社概要
イオン株式会社
◆ 設立:1926 年(大正 15 年)9 月
◆ 本社:〒261-8515 千葉県千葉市美浜区中瀬 1-5-1
◆ 代表:取締役兼代表執行役社長 グループ CEO 岡田 元也
◆ 資本金:2,200 億 700 万円
◆ 事業内容:小売、ディベロッパー、金融、サービス、およびそれに関連する事業を営む会社の株式または持分
を保有することによる当該会社の事業活動の管理
◆ 本社代表 TEL:043-212-6000
イオンの基本理念
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