業務委託仕様書 - 山形県ホームページ

やまがたワーク・ライフ・バランス リーディングカンパニー
育成事業実施業務
業務委託
委託仕様書
仕様書(企画提案用)
育成事業実施
業務
委託
仕様書
(企画提案用)
1
業務名
やまがたワーク・ライフ・バランス
2
期
3
事業の目的
リーディングカンパニー育成事業実施業務
間
契約の日から平成 29 年3月 31 日まで
人口や生産年齢人口が減少する中、活力ある社会を維持・発展させるためには、女性も
男性も共に働きやすい職場環境づくりが求められる。
このため、企業等における長時間労働の抑制や休暇の取得促進など働き方を見直し、仕
事と生活が両立できる職場環境の整備を図るため、企業等におけるワーク・ライフ・バラ
ンスの取組みを促進することを目的とする。
なお、当事業においてコンサルティングを受ける企業は、今後、本県における「働き
方見直しコンサルティングモデル事例」として県内他企業を先導するリーディングカ
ンパニーとなることを期待するものであり、併せて今後、リーディングカンパニーの
取組み事例を県内他企業に幅広く紹介することで、県内全域へ効果を波及させる。
4
業務内容
(1)業務運営体制の確保
① 運営管理担当者の配置
本業務を総括し、次の業務を担当する運営管理担当者を1名以上配置すること。
・本業務の運営管理、進捗状況管理及び県との連絡調整
・その他本業務の運営上必要と認められる事項
・企業における働き方の見直しなどに精通したコンサルタントの確保
(2)意識改革セミナーの開催
企業の経営者、管理職や労務管理者等を対象に、企業の発展のためのワーク・ラ
イフ・バランスの必要性やその効果などを伝え、現在の働き方を見直す意識改革を図
るセミナーを開催する。
① 対象者
県内企業の経営者、管理職及び労務管理者等
② 開催場所・回数
県内1箇所
③ 規模等
100 人程度の参加者と想定し、県内企業等に対し広く周知して参加者を募る。
④ 内容(以下内容を網羅し、県と協議のうえ決定すること)
・ワーク・ライフ・バランスとは、ワーク(仕事)とライフ(生活)の二者一択
の関係ではなく、相互に相乗効果をもたらし合う考え方であること、福利厚
生施策ではなく企業の発展に繋がる経営戦略であること等の企業トップ等の
意識の醸成に繋がるものであること。
・セミナー参加者に対し、
「働き方見直し企業コンサルティングモデル事業」の
⑤
参加を広く募ること。
講師
講師は以下の要件を満たす者を選定する。
・働き方改革に対して、深い知見を有していること。
・過去に働き方改革に関するセミナーや研修の講師経験が多数あり、評価が良
好であり、リピート率が高いこと。
⑥
広報
企業等の参加を促すため、積極的な広報を実施すること。また、周知広報用資
料を作成し、以下のとおり発送を行うこと。
⑦
作成部数
送付先(予定)
周 知 用 チ ラ シ(A4)
3,000 部
500 箇所
周知用ポスター(A2)
200 部
120 箇所
その他
平成 27 年 11 月に設立した「やまがたイクボス同盟」の加盟企業と連携したセ
ミナー等を企画いただく場合は、下記URLを参考にしてください。
(県HP)
http://www.pref.yamagata.jp/purpose/join/others/7010001iku-boss-doumei.html
(3)コンサルティングの実施
長時間労働の抑制や休暇の取得促進など、企業等における働き方を見直しのため
のコンサルティングを行い、生産性向上や働きやすい職場環境の整備に繋げる。
① 対象企業等
県内企業等3社程度 ※対象企業等の選定は、受託者と協議のうえ県が行う。
② 実施時期
契約締結の日から平成 29 年3月 31 日まで
③ 実施回数・場所
回数は、1社あたり6回程度の実施とし、実施場所はコンサルティング対象企
業または県が指示する場所(山形県内)とする。
④ 内容
下記事例等の企業課題に対する現状を分析し、課題を解決するための手法の提
案、助言等のコンサルティングを行う。なお、コンサルティング終了後も、企業
がワーク・ライフ・バランスの取組みを継続できる仕組みづくりに配慮する。
<課題となる事項>
ア.社内におけるワーク・ライフ・バランスに関する機運醸成
イ.働き方の見直し
ウ.女性の継続就業を支援する仕組みづくり
⑤
エ.従業員のモチベーションの向上
コンサルタントの派遣
等
派遣するコンサルタントは、以下の要件を満たす者を選定する。
・働き方改革に対して、深い知見を有していること。
・実際に企業内の働き方見直しを5社以上実施し、総労働時間の削減や従業員
のモチベージョン向上等に高い効果を発揮した経験があること。
⑥
アンケート調査の実施
事業効果を測定するためのアンケート調査を実施する。
⑦
最終報告会の実施及び成果報告書の作成
コンサルティングの過程、結果及び結果分析をコンサルティングを行った企業
と共有するため、振り返りのための最終報告会を実施する。併せて、成果報告書
を作成し、県に対して提出する。
・成果報告書については、平成 29 年3月 31 日(金)までにデータ(ワード
形式)で提出する。
・成果報告書は、コンサルティングを行った各企業の現状・課題、取組み、指
導の内容とその過程、結果及び結果分析を含むものする。
・成果報告書の著作権は県に帰属するものとする。
⑧ 広報
企業等の参加を促すため、積極的な広報を実施すること。また、周知広報用資
料を作成し、以下のとおり発送を行うこと。
周 知 用 チ ラ シ(A4)
作成部数
送付先(予定)
3,000 部
500 箇所
5 受託にあたっての留意事項
(1)発注者である山形県子育て推進部若者支援・男女共同参画課担当者と業務内容に
関する具体的な打合せ協議を行い、業務を実施すること。
(2)委託業務の実施にあたっては、労働基準法、労働関係調整法、最低賃金法、その
他関係法令を遵守すること。
(3)個人情報の取扱いについては、各種法令遵守を徹底するとともに、別記「個人情
報取扱特記事項」を遵守すること。
(4)事業実施により得た情報(個人情報を含む)等については、すべて県に帰属する
ものとする。
(5)本仕様書に記載の業務内容は、企画提案のために設定したものであり、実際の委
託契約の仕様書とは異なる場合がある。
(6)本仕様書記載の委託業務の内容については、実施段階において、予算や諸事情に
よって変更することがある。
(7)本事業は、
「地域女性活躍推進交付金」を活用した事業であるため、当該委託事業
についての帳簿を備え、他の経理を区分して委託事業の収入及び支出を記載し、委
託料の使途を明らかにしておくこと。
(8)本委託業務の一部を第三者に委託する場合は、再委託先ごとに業務の内容、再委
託先の概要及びその体制について、事前に県に協議し承認を得なければならない。
(9)委託事業に係る関係書類は委託事業終了後5年間保存すること。
別記
個人情報取扱特記事項
(基本的事項)
第1 受注者は、個人情報(個人に関する情報であって、特定の個人が識別され、又は識別され
得るものをいう。以下同じ。)の保護の重要性を認識し、この契約による事務を行うに当たって
は、個人の権利利益を侵害することのないよう、個人情報の取扱いを適正に行わなければならな
い。
(秘密の保持)
第2 受注者は、この契約による事務に関して知り得た個人情報を他に漏らしてはならない。こ
の契約が終了し、又は解除された後においても同様とする。
(収集の制限)
第3 受注者は、この契約による事務を行うために個人情報を収集するときは、その目的を明確
にし、目的を達成するために必要な範囲内で、適法かつ公正な手段により行わなければならない。
2 受注者は、この契約による事務を行うために個人情報を収集するときは、本人から収集し、
本人以外から収集するときは、本人の同意を得た上で収集しなければならない。ただし、発注者
の承諾があるときは、この限りでない。
(漏えい、滅失及びき損の防止)
第4 受注者は、この契約による事務に関して知り得た個人情報について、漏えい、滅失及びき
損の防止その他の個人情報の適正な管理のために必要な措置を講じなければならない。
(目的外利用・提供の禁止)
第5 受注者は、この契約による事務に関して知り得た個人情報を当該事務の目的以外の目的に
利用し、又は第三者に提供してはならない。
(複写又は複製の禁止)
第6 受注者は、発注者の承諾があるときを除き、この契約による事務を行うために発注者から
提供された個人情報が記録された資料等を複写し、又は複製してはならない。
(事務従事者への周知)
第7 受注者は、この契約による事務に従事している者に対し、在職中及び退職後においても当
該事務に関して知り得た個人情報を正当な理由なく他人に知らせ、又は当該事務の目的以外の目
的に使用してはならないこと、山形県個人情報保護条例により罰則が適用される場合があること
など、個人情報の保護に必要な事項を周知させるものとする。
(再委託の禁止)
第8 受注者は、発注者の承諾があるときを除き、この契約による事務を第三者に委託してはな
らない。
(資料等の返還等)
第9 受注者は、この契約による事務を行うために、発注者から提供を受け、又は受注者自らが
収集し、若しくは作成した個人情報が記録された資料等は、この契約の終了後直ちに発注者に返
還し、又は引き渡すものとする。ただし、発注者が別に指示したときは当該方法によるものとす
る。
(調査)
第 10 発注者は、受注者がこの契約による事務を行うに当たり取り扱っている個人情報の状況に
ついて、 随時調査することができる。
(事故発生時における報告)
第 11 受注者は、この契約に違反する事態が生じ、又は生じるおそれのあることを知ったときは、
速やかに発注者に報告し、発注者の指示に従うものとする。
(注)1 発注者は知事、受注者は受託者をいう。