スマートシティ岐阜推進プラン策定業務委託仕様書

スマートシティ岐阜推進プラン策定業務委託仕様書
第1章
総
則
第1条 (業務の名称)
本業務の名称は「スマートシティ岐阜推進プラン策定業務委託」
(以下「本業務」という。)
とする。
第2条 (業務の目的)
本市では恵まれた太陽光や豊富で良質な地下水などを効率的に利活用するとともに、エ
ネルギーの分散自立化を進めることなどにより、持続可能で、災害に強く、省エネルギー
化が実現した都市である「スマートシティ岐阜」の実現を目指している。
そして、平成 27 年度までに、スマートシティ岐阜を実現するための第一段階として省エ
ネ機器やシステム管理機器等を設置している明郷小学校等において、効率的なエネルギー
マネジメントシステムの運用方法を確立し、その効果検証を行う実証事業を行ってきた。
本業務は、これまでに実証事業等で得られた成果に基づき、市施設及び民間施設の新築
時、改築時にエネルギー利用の効率化を推進するためのスマートシティ岐阜推進プランの
策定等を行うものである。
第3条 (業務場所)
岐阜市長の指示する場所
第4条 (業務期間)
契約締結日 から
平成 29 年 3 月 31 日まで
第5条 (仕様書の適用)
本業務を行うにあたり、受注者は本仕様書に従って執行しなければならない。なお、本
仕様書に明記なき事項であっても本業務の目的の遂行にあたって必要なものについては、
受注者は発注者と協議の上、実施するものとする。
第6条 (関係法令等の遵守)
受注者は、業務の実施にあたり、建築基準法、都市計画法、消防法、水道法、下水道法、
河川法、電気事業法、ガス事業法、電気通信法及び公害関係法、岐阜市各種条例、その他
関係法令を遵守すること。また、必要に応じ電力供給業者・ガス供給業者・水道事業者・
消防署等との打ち合わせを行い記録を作成すること。
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第7条 (疑義の解釈)
本仕様書、記載事項及び業務遂行上疑義が生じた場合は、速やかに発注者と協議し、発
注者の意図を十分に理解し業務を遂行すること。
第8条 (中立性の保持)
受注者は、
常にコンサルタントとしての中立性を保持するように努めなければならない。
第9条 (秘密の保持)
受注者は、本業務において知り得た機密事項を第三者に漏らしてはならない。
第10条
(管理技術者及び担当技術者等)
受注者は、業務の履行にあたり、管理技術者、担当技術者及び照査技術者を定め、あら
かじめ市に届出しなければならない。
なお、管理技術者、担当技術者及び照査技術者は、建築設備(空調・換気、電気等)及
びエネルギーコンサルティングに関する高度な知見・経験を有するものとし、プロポーザ
ル募集の際に提出した書類に記載した者とする。発注者の承諾がない限り、それらの者を
変更してはならない。
第11条
(資料の貸与)
本業務の遂行上必要な資料の収集、調査、検討等は、原則として受注者が行うものであ
るが、現在発注者が所有し、業務に利用できる資料はこれを貸与する。この場合、貸与を
受けた資料については、そのリストを作成の上、発注者に提出し、業務完了とともに返却
すること。
第12条
(議事録)
受注者は、本業務の実施期間中、
発注者と緊密な連絡のもとに業務を遂行するとともに、
打合せ(全 8 回程度)及び協議の都度、その内容を記録した打合せ議事録を発注者に提出
し、承認を受けなければならない。また、業務の進捗状況は逐次電話およびメール等で報
告するとともに、必要に応じて、適宜打合せを行う。
第13条
(提出書類)
受注者は、業務の着手及び完了にあたって発注者の契約約款に定めるもののほか、下記
の書類を提出しなければならない。
(1)業務着手届(管理技術者届を兼ねる)
(2)担当技術者届及び照査技術者届、管理技術者・担当技術者及び照査技術者の経歴書
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(資格証の写しを含む)
(3)業務実施計画書
(4)業務工程表
(5)業務完了届
(6)成果納品書
(7)請求書
(8)その他発注者が指示する書類
第14条
(その他注意事項)
(1)本業務の遂行にあたっては、必要に応じて関係機関と十分協議の上で進めること。
(2)本業務に係る印刷物の版権は、発注者に帰属すること。
(3)受注者は、成果品の納入後であってもその不備が発見された時は、速やかに受注者
の費用を持って訂正すること。
(4)受注者は、関係する官公庁との協議を必要とする場合には、発注者担当員に承諾を
得た上で迅速に対応すること。
(5)業務実施に必要な情報の収集に費用を要する場合は、受注者の負担により調達する
こと。
(6)この仕様書に定めのない事項又は疑義が生じたときは、受注者と発注者で協議して
定めるものとする。
第15条
(検査及び引渡し)
受注者は業務完了後速やかに業務完了届を提出し、発注者の検査を受けなければならな
い。業務の検査に合格後、本仕様書に指示された提出図書一式を納品し、発注者の検査員
の検査合格をもって業務の完了とする。
第16条
(支払い)
本業務完了後、発注者の完了検査を合格した後、受注者は発注者に請求書を提出するも
のとする。
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第2章
業務内容
第1条 (計画準備)
業務実施計画及び業務工程の策定等、計画準備にあたっては、本業務の成果が第1章第
2条に定める目的のために使用されることを理解し、第2章第4条に示すスマートシティ
岐阜実証事業予備調査業務委託、スマートシティ岐阜実証事業設計業務委託、スマートシ
ティ岐阜実証事業効果検証業務委託等の関係する他業務との整合性を十分に図り、遂行す
るものとする。
第2条 (準拠資料等)
本業務の遂行にあたっては、本仕様書、業務委託契約書、その他業務遂行上必要となる
技術基準、関係諸法令及び参考図書に基づき実施しなければならない。
また、業務期間中に関連する新たな要領、マニュアル等の資料が公表された場合は、そ
れらの最新の知見に基づき、業務を遂行するものとする。
第3条 (業務概要)
(1)実証成果を踏まえたモデルシステムの再構築等
2 か年の実証成果等を踏まえ、市内に展開するモデルシステムを再構築し、その運
転計画を策定する。モデルシステムは、汎用性や費用対効果の高い「普及モデル」
(主
に LED、太陽光発電、蓄電池、地中熱ヒートポンプ、窓断熱、その他の組合せを想定)
を構築し、導入可能施設を検討するための導入条件を整理する。
運転計画については、夏季、冬季、中間期の各設備の標準的な運転フローを示す。
また、岐阜市全域におけるスマートシティ推進に関連して、先進自治体における地
域新電力会社(自治体 PPS)の設立・運営に関する情報を収集・整理し、課題の抽出
及び本市における実行可能性について明らかにすべき事項の検討を行う。
(2)市内公共施設の基本情報の整理
市内公共施設について、下記に示す情報を既存資料や図面等から整理を行う。
対象施設は、
「公道等による分断がない、同一敷地内に複数の市有施設が存在する施
設」を優先に上記(1)で構築した「普及モデル」の導入に有望な施設に関する情報
を収集・整理する。
・エネルギー種別の消費量(電気、ガス、燃料)
・照明および空調設備の形式、規模、数量、導入年等(比較的まとまった温水需要
がある施設については、給湯設備も対象)
・再生可能エネルギー(主に太陽光発電)の導入状況または導入予定
・建物の建築年および今後の改修予定
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・避難所としての役割
(3)モデルシステムの導入検討
導入条件に合致する施設を抽出し、現地確認(太陽光発電の設置可否、照明・空調
等の現況確認、施工性等)および管理者協議を実施し、実現性が高いと判断された施
設について、導入システムの概略検討(システムの規模、配置等)を行う(3か所程
度を想定)。
(4)モデルシステムの導入効果の算出
導入システムの概略検討結果に基づき、各施設における導入効果(光熱費の削減効
果、環境負荷低減効果、緊急時の自立性など)を定量的に算出・評価する。
(5)モデルシステム導入のための事業計画の作成
対象施設の概要、各施設におけるシステムの内容、概算事業費(初期費用、維持管
理費用)
、導入効果、事業工程、活用を想定する補助事業(再生可能エネルギー電気・
熱自立的普及促進事業(環境省・経済産業省連携)等)
、ESCO 事業活用の検討等を整
理した事業計画を策定する。事業工程においては、導入施設の優先順位とその理由を
明確にする。
(6)本業務に係る会議等の運営補助
本業務の実施にあたり、発注者は専門的知見を有する外部委員で構成するスマート
シティ岐阜推進会議等を開催するため(全 4 回程度予定)、受注者は会議で必要とな
る資料及び議事録の作成、専門的な助言等、会議開催における運営補助業務を行うこ
ととする。なお、議事録は「自然共生部の議事録の取り扱いについて」に基づき委員
等の発言要旨とする。
【スケジュール案】
8月
1回目会議(モデルシステムの再構築等)
10月
2回目会議(地域新電力会社に関する情報収集・課題抽出結果等)
11月
3回目会議(モデルシステム導入事業計画素案、スマートシティ岐阜
推進プラン素案等)
2月
4回目会議(モデルシステム導入事業計画及びスマートシティ岐阜推
進プランの承認等)
(7)報告書の作成
上記(1)から(6)の内容をとりまとめた報告書を作成する。モデルシステム
導入のための事業計画については、庁内外への説明に活用することを想定した概要資
料を作成する。
また、スマートシティ岐阜実証事業で得られた成果等に基づき、スマートシティ岐
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阜推進プランを策定する。推進プランには下記の事項を具備するとともに、市施設及
び民間施設の新築時、改築時及び設備改修時にエネルギー利用の効率化を検討する際
に活用可能な内容を受注者が提案する。
作成に当たっては、イラストや写真、各種解説を含むわかりやすい簡潔な内容とす
ることに配慮する。
①モデルシステム導入のための事業計画概要
②普及モデルの内容(システム概要、導入時の留意点、費用、効果等)
③上記②以外の市施設及び民間施設へ導入を図るべき効果的な省エネ及び再エネ技
術等の内容(技術概要、導入時の留意点、費用、効果等)
④上記②及び③の技術の市施設導入への中長期的ロードマップ案(導入工程並びに
その費用対効果の概略等)
⑤その他、市施設及び民間施設における省エネ化及び再エネ導入の更なる推進を中
長期的に図って行くために必要な考え方や重要な事項など
第4条 (関係する計画及び他業務等との整合性)
業務の実施及び報告書並びに各種成果品の作成にあたっては、以下等の既存の計画、業
務完成図書などの内容を把握し、関連する他業務との整合を十分に図り業務を遂行するの
ものとする。
特に、今年度実施を予定している「岐阜市地球温暖化対策実行計画改定業務委託」と内
容及び業務の進捗について整合性を図り、両業務の目的が遂行されるよう留意すること。
(1)岐阜市環境基本計画(平成 25 年 7 月)
(2)岐阜市地球温暖化対策実行計画(平成 23 年 3 月)
(3)スマートシティ岐阜実証事業予備調査業務委託(平成 23 年度)
(4)スマートシティ岐阜実証事業設計業務委託(平成 24 年度)
(5)スマートシティ岐阜実証事業工事監理業務委託(平成 25~26 年度)
(6)スマートシティ岐阜実証事業機械設備工事(平成 25~26 年度)
(7)スマートシティ岐阜実証事業電気設備工事(平成 25~26 年度)
(8)スマートシティ岐阜実証事業効果検証業務委託(平成 26~27 年度)
(9)岐阜市新庁舎環境負荷低減策提案書(平成 27 年度)
(10)岐阜市省エネルギー導入マニュアル(平成 18 年度)
(11)岐阜駅周辺施設における太陽光発電導入可能性調査業務委託(平成 22 年度)
(12)地中熱利用可能性調査業務委託(平成 22 年度)
(13)岐阜市公共施設白書(平成 25 年 9 月)
(14)「(仮称)岐阜市公共施設等総合管理計画」策定業務委託(平成 27~28 年度)
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(15)岐阜市地球温暖化対策実行計画改定業務委託(平成 28 年度)
等
第5条 (成果品)
(1)モデルシステム導入のための事業計画書(A4 用紙 カラー
(2)モデルシステム導入のための事業計画概要書(A3 用紙
(3)スマートシティ岐阜推進プラン(A4 用紙
(4)業務報告書(キングファイル形式)
2部
カラー
100 頁程度)
2部
カラー 4 頁程度) 10 部
20~30 頁程度)
200 部
※議事録含む
(5)上記(1)~(4)の電子データ(CD-ROM)
2部
以
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上