公告契約第280037号仕様書(PDF:1661KB)

防火水槽撤去工事(東中野地内)仕様書
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工事名称
防火水槽撤去工事
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工事場所
春日部市東中野地内
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工事内容
①
防火水槽(RC造)及び、砕石等の解体・撤去・処分。
②
工事範囲にあるコンクリート類、鉄類等、その他すべて撤去・処分。
③
解体跡地については、発生土・不足分は搬入土(畑に適した土)で
埋め戻し、整地する。
④
工事範囲以外の隣接する施設等に影響を及ぼさないように細心の注
意をすること。
⑤
防火水槽補給弁取外しは、春日部市水道部の指示により行うことと
し、費用は受注者負担とする。
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共通事項
(1)本工事は、工事契約書及び設計図書に基づき施工する。各記載事項に相違がある場
合は、次の順序とする。
①現場説明事項
②仕様書
③特記仕様書
④設計図書
(2)設計図書に明示されていない部分、及び図面と仕様書とが符合しない部分があると
き、又は現場の納まり上生ずる材料寸法・数量・仕様等の変更で、軽微なものについ
ては監督員等の指示に従い、これについての、契約金額の増減は行わない。
(3)受注者は、工事の施工にあたり、図面又は仕様書に適合し難いと認められる状態を
発見した時は直ちに監督員等に通知し、発注者がこれらの場合においての工事の内
容・工期及び契約金額等を変更する必要があると認めるときは、発注者と協議の上、
書面によりこれを定める。
(4)本工事の着手、施工、完成にあたり、関係官公署その他関係機関への必要な諸手続
き等は、受注者がすべて書類を作成し、遅滞なく手続きを行う。これらに要する一切
の費用は受注者の負担とする。
(5)監督員が指示した事項、又は監督員と協議した事項について記録し、監督員に提出
する。ただし、軽微な事項については、監督員の承諾を受けて省略することができる。
(6)発生材はすべて構外に搬出し、再生資源の利用の促進に関する法律、廃棄物の処理
及び清掃に関する法律、その他関係法令等に従い適切に処理する。なお、産業廃棄物
の処分は、事前に産業廃棄物処分業許可証の写しを監督員に提出し、承諾を受けるも
のとする。処分完了後、建設廃棄物マニフェスト等を提出する。
(7)工事現場の安全衛生に関する管理は、現場代理人が責任者となり、関係法令等に従
ってこれを行う。近隣や周辺及び建物への損害には十分配慮し、万が一損傷を与えた
場合には、速やかに受注者の負担にて補修するものとする。
(8)工事現場においては、常に整理整頓を行い、特に危険箇所等の点検を行うなど、事
故の防止に努める。
(9)工事期間中に第三者に対して損害を与えた場合、受注者が負担する。
(10)既存施設部分、施工済部分等について、汚染又は損傷の恐れのあるものは、適切な
方法で養生を行う。既存施設部分を汚染又は損傷した場合は、監督員に報告し、原状
に準じて補修する。
(11)工事完成に際しては、工事範囲内外の跡片付け及び清掃を行う。
(12)施工に先立ち、現場の状況を十分に調査し、材料、工法等を具体的に定め、監督員
に承諾を受ける。
(13)工事材料についての品質又は品等級を明示していない場合には、すべて新品で中等
級以上の材料を使用する。
(14)材料の搬入ごとに、その材料が設計図書に定められた条件に適合することを確認し、
必要に応じて証明となる資料を添えて、監督員に速やかに報告する。
(15)使用した材料が設計図書と相違していると認められた場合には、いつでもこれを交
換、又は改造すること。
(16)各施工を完了したときは、その施行が設計図書に定められた条件に適合することを
確認し、確認事項を監督員に速やかに報告すること。
(17)監督員に施工状態が適切なことを証明する必要があると認めて指示する場合は、工
事写真、工事材料の各試験成績報告書、施工品質保証書等の必要な資料を整理して提
出する。
(18)写真は、工事の進捗状況により撮影するほか、施行の適切なことを証明する必要が
ある場合等に撮影し、これを提出する。
(19)工事関係書類は、発注者指定の「工事関係提出書類」により提出する。
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工事
(1)仮設
①
工事の施工に先立ち、工事看板を設置する。設置場所については監督員との協議
による。
② 足場、仮囲い等は、関係法令に従い適切な材料及び構造とする。
③ 工事用水、電力の支給はないものとする。
(2)工事
①
防火水槽(RC造)及び、砕石等の解体・撤去・処分。
②
工事範囲にあるコンクリート類、鉄類等、その他すべて撤去・処分。
③
解体跡地については、発生土・不足分は搬入土(畑に適した土)で埋め戻し、
周囲の高さに合わせ整地を行う。
④
工事範囲以外の隣接する施設等に影響を及ぼさないように細心の注意をするこ
と。
⑤
防火水槽補給弁取外しは、春日部市水道部の指示により行うこととし、費用は
受注者負担とする。
(3)その他
①
施工にあたっては、使用している敷地の一部で作業を実施するため、施工順序、
作業日、作業時間等に制限があることを考慮し、監督員と協議のうえ、適正な工法
及び手順を決定する。
②
解体にあたって、作業に支障のあるものについては一時撤去し、作業終了後は直
ちに復旧をする。
防火水槽撤去工事特記仕様書
(趣旨)
第1条
この特記仕様書は、埼玉県土木工事共通仕様書に定めるもののほか、工事に関し
必要な事項を定めるものとする。
(適用)
第2条
⑴
この特記仕様書は、次の工事に適用する。
工 事 名
⑵ 工事箇所
防火水槽撤去工事
埼玉県春日部市東中野地内
(共通事項)
第3条
受注者は、「資源の有効な利用の促進に関する法律(資源有効利用促進法)」等
に基づき、次の対象工事について、本工事に係る再生資源利用【促進】計画書を作成し、
施工計画書に含め各1部提出する。また、工事完成後速やかに計画の実施状況(実績)
について、再生資源利用【促進】実施書を作成し、各1部提出するとともに、これらの
記録を保存する。
⑴ 再生資源利用計画書(実施書)の作成対象工事(下記のいずれかに該当する工事)
ア 1,000m3以上の土砂を搬入する工事
イ 500 t以上の砕石を搬入する工事
ウ
200 t以上の加熱アスファルト混合物を搬入する工事
エ
最終契約金額100万円以上の工事
⑵ 再生資源利用促進計画書(実施書)の作成対象工事(下記のいずれかに該当する工事)
ア
1,000m3以上の建設発生土を搬出する工事
イ
アスコン塊、コンクリート塊及び建設発生木材の合計で200t以上搬出する工事
ウ
2
最終契約金額100万円以上の工事
受注者は、施工計画書に建設廃棄物の処理計画を添付する。なお、建設廃棄物の処分に
あたり、排出事業者は処分業者と建設廃棄物処理委託計画を締結し、同契約書の写しを処
理計画に添付する。また、収集運搬業務を収集運搬業者に委託する場合は、別に収集運搬
業者と建設廃棄物処理委託契約を締結する。
3
建設廃棄物については、「産業廃棄物処理におけるマニフェストシステム」に基づく、
建設廃棄物マニフェストA票、B2票、D票、E票を監督員に提示し、確認を受けるとと
もに、D票、E票の写しを提出する。
(建設廃棄物の再資源化等)
第4条
受注者は、「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」(平成12年5月
31日法律第104号。以下「建設リサイクル法」という。)に基づいて、特定建設資材
廃棄物を再資源化のための施設に搬入する場合は、適切な施設に搬入しなければならない。
なお、特定建設資材廃棄物とは、特定建設資材(コンクリート、コンクリート及び鉄から
成る建設資材、木材、アスファルト・コンクリート)が廃棄物となったものである。
2
受注者は、契約前に作成した「分別解体等の計画等」について、文書で発注者に説明す
るものとする。
3
受注者は、特定建設資材廃棄物の再資源化等が完了したときは、建設リサイクル法第
18条第1項に基づき、以下の事項等を別紙「再資源化等報告書」に記載し、発注者に
報告しなければならない。
⑴
特定建設資材廃棄物の再資源化等が完了した年月日
⑵
特定建設資材廃棄物の再資源化等をした施設の名称及び所在地
⑶
特定建設資材廃棄物の再資源化等に要した費用
また、同条第1項に基づき、特定建設資材廃棄物の再資源化等の実施状況に関する記録
を作成し、保存しなければならない。なお、資源有効利用促進法等に基づき再生資源利用
【促進】実施書を作成している場合は、その写しを参考資料として報告書に添付するもの
とする。
4
受注者は、工事の施工に当たっては、「彩の国建設リサイクル実施指針」を遵守し、建
設資材廃棄物の再資源化等に努め、廃棄物の減量を図らなければならない。
(再生資材の利用)
第5条
下記の再生資材を、備考欄の部分に利用すること。
資材名
規
格
再生アスコン
(13)-50,(20)-50
備
考
表層及び基層等
再生切込砕石
40mm以下
車道及び歩道路盤等
再
生
砂
細粒分
管
基
礎
等
改
良
土
20mm以下
埋
戻
し
等
含有率50%未満
なお、現場から40kmの範囲の再資源化のための施設から供給が困難な場合は、新材への
設計変更の対象とする。