Guide To Emerging Markets 新興国市場マンスリー 2016年4月 0 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 目次 新興国マンスリー 2016年4月 │ データ基準日:2016年3月末 P1 ………….. 目次 P2~3 ……… 新興国株式市場 P4 ………….. BRICS株式の見通し P5 ………….. 現地通貨建ておよび米ドル建て新興国債券市場 本資料に記載の指数について ■ 以下に記載のインデックスは、J.P.モルガン・セキュリティーズ・エルエルシーが発表し ており、著作権はJ.P.モルガン・セキュリティーズ・エルエルシーに帰属しております。 JPモルガンGBI-エマージング・マーケッツ・グローバル(および構成各国指数) JPモルガンEMBIグローバル・ディバーシファイド(および構成各国指数) P6 ………….. アジア高利回り社債および新興国高利回り社債市場 JPモルガンEMBIグローバル・ディバーシファイド指数ストリップ・スプレッド P7 ………….. 現地通貨建ておよび米ドル建て新興国債券市場(国別) JPモルガン・アジア・クレジット指数(Corporate, Non Investment Grade) P8 ………….. 現地通貨建て新興国債券および新興国通貨の見通し JPモルガン・アジア・クレジット指数(Corporate, Non Investment Grade)ブレンディッ ド・スプレッド P9~10.…….. 為替市場 JPモルガンCEMBIブロード指数(ハイ・イールド) P11 ………… 経済成長率 P12 ………… VIX指数と商品市況 P13 ………… 世界の市場規模 P14 ………… 本資料をご覧いただく上での留意事項 JPモルガンCEMBIブロード指数(ハイ・イールド)ブレンディッド・スプレッド ■ 以下に記載のMSCIインデックスは、MSCI Inc.が発表しております。以下のインデック スに関する情報の確実性および完結性をMSCI Inc.は何ら保証するものではありませ ん。著作権はMSCI Inc.に帰属しております。 MSCIワールド・インデックス MSCI米国インデックス MSCI日本インデックス MSCIエマージング・マーケッツ・インデックス(および構成各国指数) ■ 以下に記載のインデックスは、知的所有権その他の一切の権利は発行者に帰属してお ります。 発行者は原則として指数の正確性、完全性、信頼性、有用性を保証するもの ではなく、ファンドの運用成果等に関して一切責任を負いません。 マーケット・レポートのご案内 最新のマーケット・レポートは、弊社HPからもダウンロードできますので、 併せてご活用ください。 (指数名) (発行者) VIX指数:Chicago Board Options Exchange, Incorporated (CBOE) CRB指数:Thomson Reuters/Jefferies Financial Products, LLC WTI :CME Group Inc. http://www.jpmorganasset.co.jp/market/index.html 1 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 S&P GSCIアグリカルチャー指数: Standard & Poor's Financial Services LLC 新興国株式市場 新興国マンスリー 2016年4月 │ データ基準日:2016年3月末 BRICS株式市場の推移 先進国および新興国の株式市場の推移 200 300 新興国株式市場(現地通貨ベース) 先進国株式市場(現地通貨ベース) 250 150 新興国株式市場(円ベース) 200 ブラジル ロシア インド 中国 南アフリカ 先進国株式市場(円ベース) 100 150 100 50 50 0 2011/3 2012/3 2013/3 2014/3 2015/3 0 2011/3 2016/3 2012/3 2013/3 2014/3 2015/3 2016/3 各市場の騰落率 年初来 新 先 3ヵ 月 6ヵ 月 1年 3年 5年 ・先進国株式市場:MSCIワールド・インデックス ・新興国株式市場:MSCIエマージング・マーケッツ・インデックス (現地通貨ベースはPrice Index(価格指数)、円ベースは税引後配当込) 2.4% 2.4% 3.5% -9.9% -1.7% -5.7% ブラジル 14.1% 14.1% 8.5% -5.5% -13.8% -25.0% ロシア 7.8% 7.8% 11.8% 8.9% 10.9% -13.5% インド -2.8% -2.8% -3.2% -9.6% 30.0% 25.0% 中国 -4.7% -4.7% -1.0% -20.8% -5.8% -17.3% 南アフリカ 7.3% 7.3% 6.9% -2.6% 36.5% 63.4% ・上記チャートはいずれも過去5年間、計算基点を100として指数化 -2.5% -2.5% 3.2% -6.4% 21.6% 34.7% 出所:ブルームバーグのデータをもとにJPモルガン・アセット・マネジメント(株)作成 米国 0.4% 0.4% 6.6% -1.2% 30.5% 54.5% 日本 -13.4% -13.4% -5.0% -14.5% 27.1% 50.3% 興 進 国 国 2 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 ・ブラジル:MSCIブラジル・インデックス、ロシア:MSCIロシア・インデックス、 インド:MSCIインディア・インデックス、中国:MSCI中国インデックス、 南アフリカ:MSCI南アフリカ・インデックス、 米国:MSCI米国インデックス、日本:MSCI日本インデックス (上記はいずれも、Price Index(価格指数)、現地通貨ベース) 上記は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。 新興国株式市場 新興国マンスリー 2016年4月 │ データ基準日:2016年3月末 国別の月間騰落率 市場概況 新興国株式 当月、新興国株式市場*は前月末比で上昇しました。上旬は原油 8.1% 価格の上昇やECB(欧州中央銀行)による追加の金融緩和策が ブラジル 16.1% 中国 好感され、その後も、FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果を受 11.6% 南アフリカ 9.2% インド 9.1% けて米国の利上げのペースが緩やかになるとの見方が広がり、新 興国通貨安への懸念が後退したことも新興国株式市場の押し上 げ材料となり、月間で株価は上昇しました。 4.4% ロシア エジプト 20.6% ギリシャ * MSCIエマージング・マーケッツ・インデックス(価格指数、現地通貨ベース) 18.1% 15.2% ペルー ハンガリー 14.8% チェコ 当月の主な変動要因 12.0% トルコ 9.8% ポーランド △ブラジルは、資源価格の回復や、ルセフ大統領の弾劾が進展し、 9.3% フィリピン 政策環境が改善するとの市場の期待感の拡大等に支えられ、株 8.9% コロンビア 価は大幅に上昇しました。 7.8% タイ 5.7% チリ 5.6% カタール 5.5% 韓国 5.4% メキシコ 5.3% ション調整の売却等が出たことで株価は相対的に軟調な推移とな 台湾 5.0% りました。 マレーシア △インドネシアは、利下げや政府による景気刺激策等を背景に現 地通貨ベースでプラスのパフォーマンスとなりましたが、年初来で 相対的に堅調なパフォーマンスとなった同国は、割高感からポジ 4.2% アラブ首長国連邦 3.1% インドネシア 2.0% -5% 0% 5% 10% 15% 20% 上記は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。 3 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 25% ・国別の月間騰落率は、MSCIエマージング・マーケッツ・インデックスの各国指数 (Price Index(価格指数)、現地通貨ベース)をもとに算出。 出所:ブルームバーグのデータをもとにJPモルガン・アセット・マネジメント(株)作成 BRICS株式の見通し ブ ロ イ ラ ジ シ ン 各国の見通し 予想PER (倍) PBR (倍) 予想EPS 成長率 (%) ル ◆ルセフ大統領の弾劾審議が進展したことを受け、政策環境の改善に伴い、ブラジル 経済が回復に向かう可能性は高まったと考えています。 ◆一方で、官房長官に任命された前大統領ルラ氏についても、汚職追及の圧力が高 まり、最高裁によって就任が保留されたことや、最大政党のブラジル民主運動党 (PMDB)が連立与党からの離脱を表明しており、与党連合の基盤は不安定化していま す。 13.8 1.5 22.4 ア ◆原油価格は1バレルあたり約25-45米ドルの範囲内、実質GDP成長率は昨年と横ば い或いはマイナス1-2%程度で推移する中で、魅力的なバリュエーションが下支え材料 となり、ロシア株式は年間を通して5-10%程度のリターンとなると考えています。 ◆低迷する原油価格を回復させるため、主要産油国で増産凍結の合意をしたものの、 ロシア国内の需要が低迷していることを背景に輸出の増大が決定され、増産凍結によ る価格への影響力が弱まると予想されます。 6.8 0.8 -0.1 ド ◆構造改革及び規制緩和などの成長戦略や、政府予算案における財政赤字の削減な どの経済政策による景気や企業業績の回復に予想より時間がかかっています。 ◆また、今後もインフレなどのマクロ経済の動向に依存しているものの、モディ首相の 成長戦略はインド準備銀行(中央銀行)による緩和的な金融政策の継続によってサ ポートされていると考えられます。 19.6 2.9 10.9 国 ◆原油価格、中国の景況感、為替の動向などに一喜一憂する変動性の高い相場環境 が続いています。 ◆昨年来の金融緩和措置や財政刺激策等によって、足元の不動産や自動車等の消 費に回復基調が見られることや、全人代で政府が経済目標の達成に強い自信を示し たことは中国市場に対する安心感につながると考えます。 10.4 1.3 5.4 ◆需要の低迷や、執拗な高インフレに悩まされており、経済を活性化させる政策の選 択肢が限定的となっています。 ◆また、通貨ランドは非常に割安な水準にあるものの、引き続き株式市場の重石に なっており、ズマ政権に対する投資家の信頼も徐々に薄れています。 16.4 2.3 18.5 良好 中立 中 新興国マンスリー 2016年4月 │ データ基準日:2016年3月末 慎重 南 ア フ リ カ ・上記内容はJ.P.モルガン・インベストメント・マネージメント・インク グローバル・エマージング株式運用グループの見通しを反映しており、予告なく変更されることがあります。 ・予想PERおよび過去のPBRは基準日時点、予想EPS成長率はデータ作成時点で取得可能なブルームバーグのデータを使用しています。 出所:ブルームバーグ 4 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 上記は将来の成果を保証するものではありません。 現地通貨建ておよび米ドル建て新興国債券市場 現地通貨建て新興国債券市場の推移 米ドル建て新興国債券市場とスプレッド(利回り格差)の推移 180 16% 220 220 200 新興国マンスリー 2016年4月 │ データ基準日:2016年3月末 現地通貨建て債券(現地通貨ベース) スプレッド[右軸] 200 現地通貨建て債券(円ベース) 14% 米ドル建て債券(米ドルベース)[左軸] 180 12% 米ドル建て債券(円ベース)[左軸] 160 160 10% 140 140 8% 120 120 6% 100 100 4% 80 80 2% 60 2011/03 2012/03 2013/03 2014/03 2015/03 2016/03 ・現地通貨建て債券:JPモルガンGBI-エマージング・マーケッツ・グローバル指数、米ドル建て 債券:JPモルガンEMBIグローバル・ディバーシファイド指数(円ベースはJPモルガン・アセット・ マネジメント(株)にて円換算)、スプレッド:JPモルガンEMBIグローバル・ディバーシファイド指 数ストリップ・スプレッド ・上記チャートはいずれも過去5年間、指数値については計算基点を100として指数化 60 2011/03 2012/03 2013/03 2014/03 2015/03 0% 2016/03 スプレッド(利回り格差) 新興国国債が米国国債に比べて何%上乗せした利回りで取引されているかを表します。 スプレッドの縮小は新興国の債券が米国国債より選好されたこと、拡大はその逆を意味します。 出所:J.P.モルガン・セキュリティーズ・エルエルシー、ブルームバーグをもとにJPモルガン・アセット・マネジメント(株)作成 市場概況 上記は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。 現地通貨建て新興国債券市場 米ドル建て新興国債券市場 当月の現地通貨建て新興国債券市場*1は月間で2.6%上昇しました。 当月の米ドル建て新興国債券市場*2は月間で3.3%上昇しました。 当月は、欧米の株式市場や商品市況が総じて堅調に推移するなどリスク選好 的な市場環境となる中、幅広く上昇しました。 新興国国債利回りが低下し、米国国債利回りはほぼ横ばいで推移したことか ら、スプレッドは縮小しました。 国別では、ルセフ大統領の訴追が進展するとの観測が高まり、政権交代への 期待が高まったことを背景にブラジルが上昇しました。 国別では、リスク選好的な市場環境下、原油価格などが上昇したことを受けて、 メキシコなどが上昇しました。 *1 JPモルガンGBI-エマージング・マーケッツ・グローバル指数(現地通貨ベース) 5 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 *2 JPモルガンEMBIグローバル・ディバーシファイド指数(米ドルベース) アジア高利回り社債および新興国高利回り社債市場 米ドル建て新興国高利回り社債市場とスプレッドの推移 米ドル建てアジア高利回り社債市場とスプレッドの推移 240 220 スプレッド[右軸] 米ドル建てアジア高利回り社債(米ドルベース)[左軸] 米ドル建てアジア高利回り社債(円ベース)[左軸] 新興国マンスリー 2016年4月 │ データ基準日:2016年3月末 50% 240 45% 220 50% スプレッド[右軸] 45% 米ドル建て新興国高利回り社債(米ドルベース)[左軸] 40% 200 180 35% 180 35% 160 30% 160 30% 140 25% 140 25% 120 20% 120 20% 100 15% 100 15% 80 10% 80 10% 60 5% 60 5% 200 40 2011/03 2012/03 2013/03 2014/03 2015/03 0% 2016/03 ・米ドル建てアジア高利回り社債: JPモルガン・アジア・クレジット指数(Corporate, Non Investment Grade) (米ドルベース) (円ベースはJPモルガン・アセット・マネジメント(株)にて円 換算)、スプレッド: JPモルガン・アジア・クレジット指数(Corporate, Non Investment Grade)ブレ ンディッド・スプレッド 40 2011/03 40% 米ドル建て新興国高利回り社債(円ベース)[左軸] 2012/03 2013/03 2014/03 2015/03 0% 2016/03 ・米ドル建て新興国高利回り社債:JPモルガンCEMBIブロード指数(ハイ・イールド)(米ドル ベース)(円ベースはJPモルガン・アセット・マネジメント(株)にて円換算)、スプレッド: JPモル ガンCEMBIブロード指数(ハイ・イールド) ブレンディッド・スプレッド 上記チャートはいずれも過去5年間、指数値については計算基点を100として指数化 出所:ブルームバーグをもとにJPモルガン・アセット・マネジメント(株)作成 上記は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。 6 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 現地通貨建ておよび米ドル建て新興国債券市場(国別) 現地通貨建て債券 米ドル建て債券 月間騰落率 月間騰落率 利回り 5.1% ブラジル ポーランド 0.5% ポーランド マレーシア 0.7% マレーシア インドネシア 4.1% インドネシア トルコ 3.7% トルコ 0% 13.4% ブラジル 6.0% メキシコ 1.3% メキシコ -10% 新興国マンスリー 2016年4月 │ データ基準日:2016年3月末 10% 2.2% メキシコ 4.4% メキシコ 5.1% インドネシア 4.2% インドネシア 5.0% トルコ 4.9% 4.5% 3.2% トルコ 3.8% 8.0% 9.7% 0% 利回り 10% ロシア 1.4% ロシア アルゼンチン 1.4% アルゼンチン 6.4% ブラジル 6.1% 7.3% ブラジル 20% -10% 0% 10% 0% 10% 20% ・グラフデータは、JPモルガンGBI-エマージング・マーケッツ・グローバル指数(現地通貨ベース)およびJPモルガンEMBIグローバル・ディバーシファイド指数(米ドルベース)の各国指数をもとに算出。 出所:J.P.モルガン・セキュリティーズ・エルエルシー 上記は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。 7 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 現地通貨建て新興国債券および新興国通貨の見通し 新興国マンスリー 2016年4月 │ データ基準日:2016年3月末 各国の見通し 債券 ブ ラ ジ ル 通貨 債券 メ キ シ コ 通貨 債券 ポ ー ラ ン ド 通貨 良好 債券 マ レ ー シ ア 通貨 中立 債券 インドネシア 通貨 慎重 債券 ト ル コ 通貨 ◆厳しい経済環境を背景に、企業や家計の債務返済能力は低下すると見ており、銀行の保有資産 の質の悪化に留意が必要であると考えます。 ◆ルセフ大統領が汚職問題に関与していたとの疑いが強まり、一段と政権運営能力の低下が予想 されることから、財政問題などへの対応は先送りされると見ています。 ◆債券については、米国の金融政策のハト派色が強まるなど世界的に緩和的な金融環境が続く 中、メキシコ債の投資妙味は高いと見ています。 ◆通貨については、構造改革を進めていることや、景気拡大が続く米国経済からの恩恵を受けると 見ていることから強気姿勢を維持します。 ◆交易関係が深いユーロ圏諸国のデフレの影響を受けて、ポーランドの製造業PPI(生産者物価指 数)も伸び率が抑制されると見られることから、当面はデフレからの脱却は見込めないと考えます。 ◆金融政策については、中央銀行の独立性に対する市場の疑念を払拭する必要があることから、 ポーランド中央銀行は利下げに対して慎重な姿勢を維持すると見ています。 インフレ率 ( 前年比、%) 下段:前月変化 政策金利 (%) <2016/2> 10.36 (前月変化) 14.25 ▲ 0.35 <2016/2> 2.87 (前月変化) 3.75 0.26 <2016/2> ▲ 0.80 (前月変化) 1.50 ▲ 0.10 <2016/2> ◆原油価格下落の影響から歳入見通しは下方修正されたものの、歳出の削減努力などによりGDP 対比での債務残高は法定基準である55%以下に収まると予想します。 ◆金融政策については、景気を下支えするため緩和的な姿勢が維持されると見込みます。 ◆債券については、インドネシア中央銀行による追加利下げを見込むことから良好な投資環境が続 くと見ています。 ◆財政状態が総じて健全であることや、利回り水準が相対的に高いことも債券投資にとってサポー ト要因であると考えます。 ◆国内需要の鈍化や商品価格が低水準で推移していることを主因に、経常赤字については改善傾 向を辿ると見ています。 ◆インフレ率については、為替市場の影響を受けるとともに、食料品価格の動向に留意が必要であ ると考えます。 4.20 (前月変化) 3.25 0.70 <2016/2> 4.42 (前月変化) 6.75 0.28 <2016/2> 8.78 (前月変化) ▲ 0.80 7.50 信用格付け S&P (前月変化) Moody's ( 前月変化) BB Ba2 → → A A3 → → A- A2 → → A A3 → → BB+ Baa3 → → BBB- Baa3 → → ・上記内容はJ.P.モルガン・インベストメント・マネージメント・インク グローバル債券運用グループ エマージング債券運用チームの見通しを反映しており、予告なく変更されることがあります。 ・インフレ率は消費者物価指数、政策金利は各国が政策金利としている金利、信用格付けは自国通貨建て長期債格付けで、いずれもデータ基準日時点で取得可能なブルームバーグのデータを使 用しています。 出所:ブルームバーグ 8 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 上記は将来の成果を保証するものではありません。 為替市場(対円)(過去5年間) 新興国マンスリー 2016年4月 │ データ基準日:2016年3月末 各通貨の騰落率(対円) 新興国通貨の推移 60 50 インドネシア・ルピア 現地通貨高 円安 現地通貨高 円安 ブラジル・レアル 70 1.4 1.2 1.0 30 20 11/03 12/03 13/03 14/03 15/03 40 0.6 12/03 13/03 14/03 15/03 16/03 メキシコ・ペソ 現地通貨高 円安 現地通貨高 円安 ポーランド・ズロチ 50 0.8 0.4 11/03 16/03 現地通貨安 円高 現地通貨安 円高 40 12 10 8 20 10 11/03 12/03 13/03 14/03 15/03 35 4 12/03 13/03 14/03 15/03 16/03 トルコ・リラ 現地通貨高 円安 現地通貨高 円安 マレーシア・リンギット 40 6 2 11/03 16/03 現地通貨安 円高 現地通貨安 円高 30 100 80 60 25 20 11/03 12/03 13/03 14/03 15/03 16/03 現地通貨安 円高 現地通貨安 円高 30 40 20 0 11/03 12/03 13/03 上記は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。 9 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 14/03 15/03 16/03 1ヵ月 3ヵ月 6ヵ月 1年 3年 5年 ブラジル レアル 10.5% 2.0% 5.4% -15.8% -32.8% -38.6% インドネシア ルピア 0.6% -2.2% 3.2% -7.4% ポーランド ズロチ 6.0% -2.7% -5.9% -4.9% メキシコ ペソ 5.4% -5.8% -8.1% -16.6% -14.5% -6.4% マレーシア リンギット 8.0% 3.2% 5.8% -10.5% 5.7% トルコリラ 4.3% -3.4% 0.2% -13.3% -23.5% -26.0% アメリカ ドル -0.5% -6.7% -6.6% -6.3% -12.0% -10.7% 3.7% -4.8% 19.4% 2.2% 35.6% ・為替レートはブルームバーグのスポットレート(コンポジット:東京)を使用 ・インドネシア・ルピアは100通貨単位のレート 出所:ブルームバーグのデータをもとにJPモルガン・アセット・マネジメント(株)作成 為替市場(対円)(過去1年間) 新興国マンスリー 2016年4月 │ データ基準日:2016年3月末 新興国通貨の推移 40 20 15/03 15/06 15/09 15/12 0.9 0.8 15/06 15/09 15/12 メキシコ・ペソ 9 8 35 25 15/03 15/06 15/09 15/12 35 25 15/03 15/06 15/09 15/12 16/03 15/09 15/12 トルコ・リラ 55 50 45 40 35 15/03 15/06 上記は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。 10 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 15/09 新興国通貨は概ね対円で上昇しました。 展するとの観測を材料に、ブラジル経済の足かせと なっている政治機能の停滞が打破されるとの期待が 高まったことを受けて、対円で大きく上昇しました。 インドネシア・ルピアは、上旬は対円で上昇した局面 があったものの、中旬にインドネシア中央銀行が利下 げを実施したことを受けて下落し、月間では対円でほ ぼ横ばいとなりました。 16/03 現地通貨安 円高 現地通貨安 円高 30 15/06 当月の為替市場では、リスク選好的な市場環境下、 現地通貨高 円安 現地通貨高 円安 マレーシア・リンギット 40 6 5 15/03 16/03 現地通貨安 円高 現地通貨安 円高 30 7 市場概況 ブラジル・レアルは、ルセフ大統領の訴追手続きが進 16/03 現地通貨高 円安 現地通貨高 円安 ポーランド・ズロチ 40 1.0 0.7 15/03 16/03 インドネシア・ルピア 現地通貨安 円高 現地通貨安 円高 30 1.1 現地通貨高 円安 現地通貨高 円安 ブラジル・レアル 50 15/12 ・為替レートはブルームバーグのスポットレート(コンポジット:東京)を使用 ・インドネシア・ルピアは100通貨単位のレート 16/03 出所:ブルームバーグのデータをもとにJPモルガン・アセット・マネジメント(株)作成 経済成長率 新興国マンスリー 2016年4月 │ データ基準日:2016年3月末 経済成長率 (四半期 : 前年同期比) の推移 経済成長率 <IMF (国際通貨基金)> 2014年 2015年 2016年 (予測値) (%) 4.6% 4.0% 4.3% 9 ブ ラ ジ ル 0.1% -3.8% -3.5% ロ ア 0.6% -3.7% -1.0% *2 7.3% 7.3% 7.5% 国 7.3% 6.9% 6.3% 南 ア フ リカ 1.5% 1.3% 0.7% *1 2.9% 3.0% 2.9% 新 興 国 シ イ ン ド 中 ト ル コ メ キ シ コ 2.3% 2.5% 2.6% ポー ラ ンド *1 3.4% 3.5% 3.5% インドネシア *1 5.0% 4.7% 5.1% 1.8% 1.9% 2.1% 国 2.4% 2.5% 2.6% ユ ー ロ 圏 0.9% 1.5% 1.7% 日 0.0% 0.6% 1.0% 先 米 進 国 本 7 5 ブラジル ロシア インド 3 中国 南アフリカ 1 -1 トルコ メキシコ ポーランド -3 インドネシア -5 -7 2014/12 2015/3 2015/6 2015/9 2015/12 ・経済成長率はGDP(国内総生産、前年比)を使用。 ・上左図の数値は、2016年1月現在のIMFデータを使用。 *1の国については2015年10月現在のIMFデータを使用し、2015年のデータは予測値。 *2の国については会計年度ベース(4月1日~翌年3 月31日)の数値。 ・上右図は、データ基準日時点で取得可能なデータをもとに作成。 出所: IMF World Economic Outlook Update, January 2016 、IMF World Economic Outlook Database, October 2015 、ブルームバーグのデータをもとにJPモルガン・アセット・マネジメント(株)作成 上記は過去の実績およびIMFの予想値であり、将来の成果を保証するものではありません。 11 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 VIX指数と商品市況 新興国マンスリー 2016年4月 │ データ基準日:2016年3月末 VIX指数の推移 (過去10年間) 国際商品指数および原油価格の推移 (過去1年間) 100 (米ドル/バレル) 300 国際商品指数(左軸) 原油価格(右軸) 80 250 60 65 55 45 40 200 20 35 0 2006/3 2007/3 2008/3 2009/3 2010/3 2011/3 2012/3 2013/3 2014/3 2015/3 2016/3 150 2015/3 25 2015/6 2015/9 2015/12 2016/3 農産物価格指数の推移 (過去1年間) VIX指数 350 VIX指数とは、米国株式S&P500のオプション市場に織り込まれた予想株価変動率のことで、 数値が高いほど将来の株式市場に対する投資家の不安感が強いことを示しているとされます。 ・VIX指数:シカゴ・ボード・オプション・エクスチェンジ・ボラティリティ指数 ・国際商品指数:ロイター・ジェフリーズCRB指数(CRB指数) ・原油価格:ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI) ・農産物価格指数:S&P GSCIアグリカルチャー指数 300 出所:ブルームバーグのデータをもとにJPモルガン・アセット・マネジメント(株)作成 上記は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。 12 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 250 2015/3 2015/6 2015/9 2015/12 2016/3 世界の市場規模 新興国マンスリー 2016年4月 │ データ基準日:2016年3月末 ロシア ポーランド トルコ 中国 メキシコ インド インドネシア ブラジル 株式市場 債券市場 南アフリカ ・単位:億米ドル ・債券は、現地通貨建て債券市場 ・株式市場はMSCIの各国インデックスの時価総額、債券市場はGBI-エマージング・マーケッツ・ブロードの各国インデックスの時価総額をそれぞれ使用 ・データ基準日時点で取得可能なデータを使用 出所:J.P.モルガン・セキュリティーズ・エルエルシー、MSCI、ブルームバーグのデータをもとにJPモルガン・アセット・マネジメント(株)作成 上記は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。 13 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 本資料をご覧いただく上での留意事項 新興国マンスリー 2016年4月 │ データ基準日:2016年3月末 投資信託に係るリスクについて 投資信託は一般的に、株式、債券等様々な有価証券へ投資します。有価証券は市場環境、有価証券の発行会社の業績、金利の変動等により価格が変動するため、投資信託 の基準価額も変動し、損失を被ることがあります。また、外貨建の資産に投資する場合には、為替の変動により損失を被ることがあります。そのため、投資信託は元本が保証さ れているものではありません。投資信託は預貯金と異なります。 又、投資信託は、個別の投資信託毎に投資対象資産の種類や投資制限、取引市場、投資対象国等が異なることから、リスクの内容や性質が異なりますので、ご投資に当たって は各投資信託の投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。 投資信託に係る重要な事項について ・投資信託によっては、海外の証券取引所の休業日等に、購入、換金の申し込みの受付を行わない場合があります。 ・投資信託によっては、クローズド期間として、原則として換金が行えない期間が設けられていることや、1回の換金(解約)金額に制限が設けられている場合があります。 ・分配金の額は、投資信託の運用状況等により委託会社が決定するものであり、将来分配金の額が減額されることや、分配金が支払われないことがあります。 投資信託に係る費用について 投資信託では、一般的に以下のような手数料がかかります。手数料率はファンドによって異なり、下記以外の手数料がかかること、または、一部の手数料がかからない場合もあ るため、詳細は各ファンドの販売会社へお問い合わせいただくか、各ファンドの投資信託説明書(交付目論見書)等をご覧ください。 投資信託の購入時:購入時手数料(上限3.78%(税抜3.5%))、信託財産留保額 投資信託の換金時:換金(解約)手数料、信託財産留保額(上限0.5%) 投資信託の保有時:運用管理費用(信託報酬)(上限年率2.052%(税抜1.9%))、監査費用(上限年間324万円(税抜300万円)) *費用の料率につきましては、JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社が設定・運用するすべての公募投資信託のうち、徴収するそれぞれの費用における最高の料率を記載 しております。 運用管理費用(信託報酬)、監査費用は、信託財産の中から日々控除され、間接的に受益者の負担となります。その他に有価証券売買時の売買委託手数料、外貨建資産の保 管費用、信託財産における租税費用等が実費としてかかります。また、他の投資信託へ投資する投資信託の場合には、当該投資信託において上記の費用がかかることがあり ます。また、一定の条件のもと目論見書の印刷に要する実費相当額が、信託財産中から支払われる場合があります。 <投資信託委託会社> JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第330号 加入協会:一般社団法人投資信託協会/一般社団法人日本投資顧問業協会/日本証券業協会/一般社団法人第二種金融商品取引業協会 本資料はJPモルガン・アセット・マネジメント株式会社(以下、「当社」という。)が作成したものです。本資料は投資に係る参考情報を提供することを目的とし、特定の有価証券の 勧誘を目的として作成したものではありません。また、当社が販売会社として直接説明するために作成したものではありません。当社は信頼性が高いとみなす情報等に基づい て本資料を作成しておりますが、当該情報が正確であることを保証するものではなく、当社は、本資料に記載された情報を使用することによりお客様が投資運用を行った結果 被った損害を補償いたしません。本資料に記載された意見・見通しは表記時点での当社および当社グループの判断を反映したものであり、将来の市場環境の変動や、当該意 見・見通しの実現を保証するものではございません。また、当該意見・見通しは将来予告なしに変更されることがあります。 14 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。
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