平成 28 年度 実習指導者講習会(40 日間コース

平成 28 年度
実習指導者講習会(40 日間コース)実施要領
1
目
的
看護学生の臨地実習指導を担当する者、又は将来これらの施設の実習指導者となる予
定の者が、看護学生の指導に必要な知識と技術を修得し、適切な実習指導を行うこと
ができる。
2
目
標
1)看護の本質を追究し、自己の看護観・教育観を深める。
2)人間の発達と青年期の心理的な特徴を学び、看護学生の特徴を理解する。
3)教育の本質を理解し教育方法及び教育評価の基本的理論を学ぶ。
4)看護基礎教育における実習の意義、及び実習指導者としての教育的役割を理解し、
実践できる能力を養う。
3
4
5
主
催
実施期間
実施場所
6
受講資格
1)実務経験4年以上の保健師・助産師・看護師
2)保健師・助産師・看護師または准看護師養成所の実習施設で実習指導に携わる者
3)将来、2)となる予定にある者
7
定
8
講習内容
科目のねらい及び内容参照
9
受講決定
受講申込書類の審査により決定し、結果を申込施設長あてに通知する。
10
修 了 証
講習会修了者には千葉県から修了証を交付する。
11
経
費
1) 受講料 30,000 円を徴収する。その際、領収書の発行となり、請求書については
発行しない。
2) 講習会受講のために要する食費、図書費、教材費等は受講者負担とする。
員
千葉県
名程度
平成 28 年度実習指導者講習会(40 日間コース)科目のねらい及び内容
科 目 名
教育原理
ね ら い 及
び 内 容
教育の意義や基礎的概念について学ぶ。
時間数
9
(1) 教育の意義、目的
(2) 教育活動の特性
(3) その他
教 育 及
教育心理
人間の発達と教育過程における心理的特徴について青年期
21
を中心に理解する。
(1) 発達心理
び 看 護 に 関 す る 科 目
(2) 青年心理
(3) 教育心理Ⅰ・Ⅱ
教育方法
教育の基本的な方法や技術についての理解を深める。
教育方法
(1) 授業の形態
問題解決技法
(2) 授業の方法
27
(3) 教育方法と教材の活用
教育評価
教育評価の意義と方法について理解する。
6
(1) 教育評価の目的と特質
(2) 教育評価の方法と基準
(3) その他
論理的思考
論理的に思考する能力及び表現力を高める。
12
看護論
看護の考え方を多角的に学び、看護についての視野を広げ
15
る。
(1) 看護の概念
(2) 看護の機能と役割
(3) その他
看護教育課程
看護師等の教育課程について、その概要、看護過程の展開
看護教育課程総論
を学び実習指導の位置づけを理解する。
看護教育課程各論
(1) 看護教育課程の考え方(法的位置づけ、社会の動向、
保看統合カリキュラム
社会の求める看護師像、指定規則、看護のあり方・
保健師課程
看護の基礎教育における技術教育のあり方に関す
助産師課程
る検討会等の報告)
看護師 3 年課程
(2) 看護教育課程の実際(教育計画とその内容)
看護師 2 年課程
(3) 教育課程における実習指導の位置づけと実習指導
看護師 2 年課程通信制
准看護師課程
看護過程の展開
計画
(4) 実習指導における看護過程の展開(事例を含む)
30
実習指導の原理
実習指導の基本と実習指導者のあり方等について理解す
15
実習指導に関する科目
る。
(1) 実習の意義
(2) 実習指導者の役割
(3) 実習指導計画、実習指導方法
実習指導の評価
実習指導における評価の意義や方法を理解する。
15
(1) 実習評価の意義
(2) 実習評価の方法
(3) その他
実習指導の実際
実習指導の展開について理解を深め、講義、演習等を通し
69
(統合・領域対象別実習指 て
そ
導)
各領域対象別にその実際を学ぶ。
基礎看護学 成人看護学
(1) 実習指導の方法
老年看護学 小児看護学
(2) 実習指導案の作成
母性看護学 精神看護学
(3) 実習指導の展開と評価
在宅看護論
(4) その他
人間関係論
日常の指導場面を振り返り、交流分析等の方法を用いた体
の
他
験学習により自己を客観視する導入とする。
千葉県の看護行政について
の
科
12
看護のおかれている状況を知り、臨床指導者としてのあり
3
方を考える。また、保健・医療・看護の現状を知り連携の
その他
意義・効果を理解し、今後の方向性を考える。
6
目
240