企画提案仕様書(PDF:143KB)

◎観光産業経営強化事業
沖縄県内ホテル等へのアドバイザーによる助言等委託業務 企画提案仕様書
1
委託業務名
「沖縄県内ホテル等へのアドバイザーによる助言等委託業務」に係る業務委託
2
事業概要
沖縄県内のホテル・旅館業(以下「ホテル等」という。
)業界を取り巻く厳しい状況を
考慮し、課題を抱えるホテル等に対して、アドバイザーの派遣を通じて助言を行うこと
で、経営改善及び経営強化を促す。
当該助言による経営改善及び経営強化に係る事例をモデルケースとして、県内ホテル
等業界に情報共有、発信することにより、共通する課題を抱える他の県内ホテル等への
波及を図る。
3
履行期間
契約締結の日から平成29年3月24日(金)まで(予定)
4
予算額
⑴
委託上限額
提案にあたっては、総額13,928,000円(消費税及び地方消費税を含む。)
の範囲で見積もること。
なお、この金額は、企画提案募集のために設定した額であり、実際の契約にあたっ
ては、必ずしもこの金額で契約するとは限らない。
⑵
見積書計上費目
見積書に計上する費目は、企画提案内容を実施する上で必要な経費を適切に見積も
ること。なお、合計額については「消費税及び地方消費税抜き」及び「消費税及び地
方消費税込み」のそれぞれ記載すること。
5
委託業務項目及び内容
※提出する企画書に、以下の各項目について、実施方法を記載すること。
※【企画提案】と記載した項目は、実施方法だけでなく、実施する企画内容についても
具体的に提案して下さい。
⑴
ホテル等の募集・選定
アドバイザー派遣を行う県内ホテル等を募集し、選定する。
【企画提案】募集方法、選定方法について提案して下さい。
⑵
課題解決のための助言
選定したホテル等に対して、アドバイザーを派遣し、課題解決に向けて助言する。
【企画提案】アドバイザーの選定方法、派遣回数、助言方法について提案して下さい。
⑶
効果検証
助言内容、ホテル等が実施した対応策、課題解決が図られた点、課題解決が困難な
場合の要因等を分析し、アドバイザー派遣等業務の効果検証を行う。
⑷
報告会開催
本業務で実施した助言内容等を県内ホテル等が抱える課題解決のためのモデルケー
スとしてまとめ、報告会において報告する。
なお、助言を受けたホテル等にとって不利益になるような情報についてまで共有を
強要するものではない。
【企画提案】報告会の告知及び開催方法等について示して下さい。
6
その他委託業務に関する要件等
⑴
アドバイザーの助言内容については、県内ホテル等が抱える共通の課題の解決にあ
たること。
なお、受託事業者は、以下の項目等に関する助言が行える体制を整えること。
①
経営再生計画策定に関する助言
②
耐震化診断及び耐震改修等に向けた方向性検討に関する助言
③
コスト削減やIT化による業務効率に関する助言
④
宿泊部門、料飲部門など部門別経営管理手法に関する助言
⑤
宿泊客属性別又は予約形態別収益率等分析など経営管理手法に関する助言
⑥
販売チャネル見直し又は新規開拓による収益増加に関する助言
⑦
外国人宿泊客拡大など、ホテル等の経営戦略実現のための取組みに関する助言
⑧
従業員研修及びモチベーション向上に向けた人材育成手法に関する助言
⑵
助言内容は、一般的な経営理論やマーケティング理論にとどまることなく、個々の
県内ホテル等の課題に応じた実務的な助言を行えること。
⑶
本業務履行期間内に、少なくとも県内ホテル等:4社に対してアドバイザー派遣を
行い、課題解決に向けた助言を行うこと。なお、1社あたりの派遣回数、頻度につい
ては、とくに要件は設けない。
⑷
平成 26 年度、平成 27 年度に当該事業によるアドバイザーによる助言を受けたホテ
ルに対するフォローアップ調査を行うこと。
7
業務の実施状況に関する事項
⑴
本業務の進捗状況を毎翌月10日までに沖縄県に報告すること。
円滑かつ効率的に事業を実施するため、沖縄県担当者と受託事業者は相互連携の下、
作業を進めるものとする。
なお、作業の方針、内容等に疑義が生じた場合は、その都度沖縄県担当者と受託事業
者の間で十分に協議を得た上、対処するものとする。
また、沖縄県担当者は受託事業者に対し、随時作業の状況報告を求めることができる。
⑵
本業務は、精算条項を設けた概算契約により委託契約を締結することとしており、
業務完了時に、実際に要しなかった経費があるときは、相当の委託料を減額する。
8
事業の成果品及び著作権
⑴
業務完了報告書として、業務活動報告等を記載した報告書(PDF版)を納品する
こと。あわせて、報告書概要版についても power point 等の電子データにて納品する
こと。
⑵
当該成果品の著作権及び所有権は沖縄県に帰属する。ただし、本委託業務の実施に
あたり、第三者の著作権その他の権利に抵触するものについては、受託事業者の責任
をもって処理すること。
9
業務の再委託についての留意事項
⑴
一括再委託の禁止
契約の全部の履行を一括又は分割して第三者に委任し、又は請負わせることができ
ない。また、以下の業務( 以下「契約の主たる部分」という。
) については、その履
行を第三者に委任し、又は請負わせることができない。ただし、これにより難い特別
な事情があるものとしてあらかじめ県が書面で認める場合は、これと異なる取扱いを
することがある。
⑵
再委託の相手方の制限
① 上記⑴で定める「契約の主たる部分」とは以下のとおりとする。
ア契約金額の 50% を超える業務
イ企画判断、管理運営、指導監督、確定検査などの統括的かつ根幹的な業務
② 本契約の公募参加者であった者に契約の履行を委任し、又は請負わせることはでき
ない。また、指名停止措置を受けている者、暴力団員又は暴力団と密接な関係を有す
る者に契約の履行を委任し、又は請負わせることができない。
⑶ 再委託の承認
契約の一部を第三者に委任し、又は請負わせようとするときは、あらかじめ書面に
よる県の承認を得なければならない。ただし、以下に定める「その他、簡易な業務」
業務を第三者に委任し、又は請負わせるときは、この限りではない。
①
その他、簡易な業務
ア
資料の収集・整理
イ
複写・印刷・製本
ウ
原稿・データの入力及び集計
エ
その他、上記以外に容易かつ簡易な業務がある場合は、県と別途協議を行った
業務
10
その他の留意事項
⑴
本事業は国の補助などを活用して実施するものであり、受託事業者は経理管理にあ
たっては、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律(昭和 30 年法第 179 号)
に基づき、適正に執行する必要がある。
⑵
本仕様書に定める事項について生じた疑義又は本仕様書に定めのない事項について
は、沖縄県と受託事業者双方で協議して解決するものとし、必要な事項は別に定める。