Page 1 Page 2 Page 3 Page 4 Page 5 Page 6 Page 7 世の主の墓

Title
Author(s)
鹿児島市立美術館・鹿児島大学附属図書館合同企画展「
木脇啓四郎描く―幕末・明治の薩摩藩文化官僚の画業」
学芸講座
丹羽, 謙治; 山西, 健夫
Citation
Issue Date
URL
2013-03-10
http://hdl.handle.net/10232/16938
http://ir.kagoshima-u.ac.jp
鹿児島市立美術館・鹿児島大学附属図書館合同企画展
きのわきけいしろう
祐 千・才
子持炭 「・
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ノ兵ヲ砕キ大坂二追込タル連戦ヲ記シタル書面'其外
萬づ留へ或ハ八十年来知音其他の人物を記したるも
有り。英二淀川雑舟なり。
①︽生い立ち-茶坊主になるまで︾
初祐尚、後営業を始し折、祐業と改継騎離韓端綱ル。
父上様難*'沖永良部島見聞役ニテ御詰ノ節、妾ヲ
置レ'其腹二生レタリ諜棚繕鰯絹縞子也。母ハ圏
二
氏
へ本籍郷的作)
祇旬
ハ八飢希約円一,
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丹羽謙治
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人と業績」
営 女 女
卜云ヒシナリ。父上様御先見、将来ハ金ノ世界二可レ成ハ案
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「木脇啓四郎描く-幕末・明治の薩摩藩文化官僚の画業l 学芸講座 於鹿児島市立美術館
.上∴
○獅習1日伸輔ト、中原尚助氏、竹田街道二於テ徳川将軍
︽
表
紙
︾
朔馴関連
平成二十五年三月十日(冒) 鹿児島大学
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「十来臨丁祐咋
遮緯結締寧
「木脇啓四郎
一 木脇家について
秋 一朝
中なりとて、拙者ヲ金時卜名付玉ヒシ由。生年ハ文
法 J 刎に づ」S s「y-B罎ツツ ャ囘ツ篦ツ 底( Κ袵
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=筋目・り鮎川・
ボ信浴民.
裾 女
二 木脇啓四郎﹃萬留﹄(明治三十一年成)
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化十四年即文政元年牛也。月ハ四月十三日へ該島ノ仮
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祐祐子信祐
木脇啓四郎削錬(左)
屋ニテ生レシ由。然ルニ明ノ二月五日'父上様御死去被遊タ
リ。御病症ハカクト云病ノ由二付、死ヲ御究メ被遊候ゆへ、
細密ノ御遺言、御自筆ニテ御叔父等縛、異父ノ御舎弟中
山次兵衛様輿粥空其弟川上郷右衛門標へ木脇八郎右衛門様、
東郷助作様充也。母上様、御姉様ニハ、父上様御作置レ候家
に是迄之通被召置、姉様ニハ空似寄の縁輿いたし、跡」
ハ、拙者上る迄之間ハ、此節島方の潤益も可有之二付、養料
ハ御扶持かしいたし、是二両取締候様御認相成候次第。右二付、
東郷助作殿を跡取集方二付罷下候様御申越候処、八郎右衛門殿、
拙者行とて、下りこ相成、何もかも責排、父上様御残し被置
候畑地武反位、刀大小、井二鈴、是ハ島二両御打調、搾方も同断二面、
外ニハ掛物一幅'正成の固、立烏帽子鎧着用、後の大松の
木の枝より菊水の旗さし出たる圃也。仮屋本より一里位西ノ方、玉城
と云所え引移させ、御庭の前ハ三尺斗高く筑立、角屋敷
こて、木戸の入口ニ大きな桃木有。是ハ実かなりて喰たる事
不覚oO囲こかろわれ、氏鵜といふ所の神様参詣
いたし、返りこ曽木東太郎殿といふ流人の処二寄る。此人
ハ父上様御旧知二両、父上様御車をよく/\存居候御方にて、
薗ノ方
母君と御噺有之たる哉も覚ゆ。景気のよき所にて'
丸窓有之。庭の前ニハ小溝有之。左右ハ蘭生茂候処を、
シヨケにてすくひ候へハ、小海老沢山取たり。又、成長シテ登ル
まて、成長方の事ヲ仮屋本の登輿村といふ仁を親分二御頼置相成、此人
道々被参たり。是ハ随分富家ならん、庭なと筑立、入
●
口ニハ四本柱の蔵も有り。真下之和泊の海邁ハ前廣き石畳
0 0 0
ニ両、所々二穴有之。其穴の内へシヨクといふ小魚沢山居
たり。是を取て帰りて喰たるも覚。 (中略)
年 比 四 十 四 立 な り
▼上りニハ仲仁と云者を頼ミ拙者二付られ
たり。拙者、四ツ五ツの比より大和へ行とて相待居たるよし。
是より上りの目ハ、皆々親類中見送として'船二乗り
たるが、其内いねて不覚、船の出る時日か覚、伸仁と二り
こなり淋しかりし事を覚ゆ。出船ハ六月の末也。其内運天
と云琉球の湊え汐か1りし、前の小島へ貝取二行たる事、井ニ」
同所え赤瓦二両ふきたる大きな役所有、愛二行て遊ふ内ニ、
宮人、大キナ重二火菓子持来り、両手こあまるほとくれラレたり。
それより出船、又へ永良部え船かゝりす。此時園も来り、
いたかれ候時、園の涙か拙者の顔こかゝりたり。今更恩へハ、
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親子の深情思ひやられ、涙こむせひ候。且又、運天の左脇へ
数々穴有。何かと尋ぬれハ、死人を置所なりといふ。おそろし
かりし事を覚ゆ。是より大島の焼打といふ湊え汐かゝり'
七島灘を無難二通ると、沖中より開聞山はるかにミゆれハ、始て
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登る人ハ馴子舞といふをするか例二両、仲仁正中を出し、
舞を仕たり。英日の夕くれ前、秋目の湊え汐か1り、それより
山川へ廻船す。愛二両又、向風二相成、滞舟となる。仲仁か云ニハ、
是より歩行二両行方かよしとて、にきりめしなと持、喜入郷の」
中時分二両日かくれ候故、宿をかり候処、いろ/\云て不受合、やう/\して
かり出し内へ上り候処'足のいたミ、八才二面七里余有之、殊二舟上りの
道故、打伏居候処、夕飯出る。粟の飯ニ、′菜二里いも、皿ハ塩付の
ザ コ
小魚、その味のよひ事今もわすれす。一泊して明の朝、足のいたミ
にてアルカれす候故、丸木船を頼ミ、谷山の七ツか島の間を通り、
郡元の潰え着舟して、船頭えかろはれて唐渚の入口ニ両、木
脇殿を尋候処、幸父上様幼少之時より丁寧二御そた
て被下候吉之丞といふ者か、此者船頭より拙者をせおひ取、木脇氏え着候処、
0 0 0 〇
九月の末二両寒き故、おもよさまのわた入、片から裾の、
其比の流行'赤ピントウじの衣裳をかりて、山川より荷物の
来る迄かりて誉たり。叔父様、おはさまなと、且又、御民さま
十 才
御丁寧なり。段々する内、三年二相成候故、上霜田の郷中へ」
出る。然ルニ、伊東吉兵衛との邦語の、其ばゞさま、か1さま、至極かはり
かり、おそく成りたる時ハ泊り候様被申、それにすかり大かた
愛二泊る。然るニ、十四才こなり、四月末、東郷助作様御世話
二両、表坊主被仰付、其年の未ニハ、正道二相勤候処、大目付
座詰、十六の時ハ御家老座詰、十七の時ハ御数寄屋御茶
道、十八の時ハ小頭寄被仰付、米も八石いたゝき、廿四の時
兼とのと縁輿いたしたり。それより段々執行いたし候処、
松山隆阿弥老より花道の皆樽いたし、鹿児島中の花
頭被仰付たり。格別の物二両、御討両所の敷舞萱こて、
御用人取次二両被仰付、それより花立花の指南いた
し、毛利為春殿、薗田安哲殿、萩原林悦とのなとへ偲受
い た し た り 。 ・ ・ ・ ・
②︽初めての京都行〃江戸詰︾ (天保十四年-弘化三年)
・・・一ケ月二弐朱ツ1御賦りをいた1き、相詰居候所・・・
(頭注) シカシ此弐朱ツ、カヨホト拙者力為二財源ニナレリ。故二外出ニハ一六屋二行テ、
楽シミハ金ナシニテ出来す、故二唐いもの少サク切テ付アゲニシタルト、スルメヲカミテ
神社偶閣ハ大方、江戸四方十里内外ハ参詣せり。十三里鎌倉'十里小金より先十里ハカリ、
モクサノ松遵守、西洗ゐ大子、船橋の大神宮、国分墓、中山寺等8ス。是ハ大方四本休次
郎殿、折田善庵殿なとなり。
栗原債充 (一七九四-一八七〇)
幕臣。故実家。 幼名、陽太郎。字、伯任。通称、孫之丞。号、柳庵・柳聞・又楽
栗原倍毘 信充の長男。太平へ 左兵衛。
栗原借允 億充の次男。寅次郎。※元治元年来鹿。
栗原(武田)信和-駒主査 ※元治元年来鹿
③︽甲高製作︾ (天保-弘化)
江戸譜の節、御長屋二両作方いたし居候処、遡密
殿といふ御勝手方御用人、村田源右衛門劇錯入来、同道して参り
呉候様承り候両、折を得て差越候処、段々噺の序に
「つら/\常時の景勢を伺ふこ不遠乱世こなる勢ひ承候
故異国舟等の為、米蔵十二ヶ所二作り米を込、大砲
小銃製作所、井ゑんしよふ製造所迄相立候得共、いまた
鎧の手皆無之二付、営地二於て、諸細工大井二故実家も
伊勢貞丈の流も有之候故差越二両僧受いたすへく、
其入費ハ拙者方より差出す」との事故、鎧作の明弥始、税所
氏なとへおり/\差越下地より成就迄の手数賦方迄
入
傍受いたし候段海老原氏へ申遺し候処、直二帰国被仰付たり。
(中略)
・・・・すへて賦方の手数出来候故、海老原氏え
申達処上、
四十枚敷の製造所、且又、塗物、縫物の所ハ門の脇え十四帖
キタイ
敷'外二茶呑所四帖半、茶のみ所八帖、又ハ錬場所ハ九枚
敷出来す。拙者居宅ハ八帖四間、六帖二間t流レニ、物置六帖
下人部屋弐帖を被相渡・・・・
dEミニ二_■
圏
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④︽武器調査︾ (安政三年-五年)
○御領国中巡回の節ハ、神社偶閣雷蔵の神器鯛
甲掴納札蕪也 其節ハ画師柏木藤七氏なり.諸郷二両取持二逢、
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繋輩欝
1 -∴÷ 二 子∴ 'i r I,ヽ、、 ( I i ヽr I i I
加世田等二面ハ鯨かとれ、是を肴こして終夜呑なと相始候処、終に藤七との
央より帰りて病死いたされたり。絵もよく書け、人物もおも
しろき仁故へ先楽ミ相考候処、遺憾之至也。其跡二馬龍眠
といふ、馬場伊斎殿、平の青木氏より養子こなる。すへて罵終
ると水戸の集古拾種の如、上木二相成る筈なるを、御誓
パI牢航言リノ圏
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rjj'l時代(I)臨鮮ftl
tr僻見輔.7・檀史。(叫生新揖Iq硝)lヾ1-i
去相成、遺憾千万也。上木相成候上ハ、天下の名物と可成に、
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点3.・士: 持i
大
被仰付候故栗原先生え入門いたし色々国論を相うこかし
.-dt8.---_一〇易○○,"〇〇一1,,,,°_一一.・JL㍍ここ、.A竿ニ
掬
′へ一・,*'高
千裁の遺憾也。予か名も残るへきに。
⑤︽藩版製作︾(元治-慶應)
○村田源右衛門殿ハ予か親友也関田居
雄
住其後新屋敷え移宅せしか此予二勤王の志を進られ保健
大記井打開を見せられ勤王の事を色々被相噺其後江戸詰
(、∴膏.:- '}・ ;工'・・ I
計寸凰訓Jl其入費金五百円あれハ出来する事故
はたさす。それより思ひかへへ 中山次左衛門氏ハ予か従窮にて、
幸、久光公の御側役故'折々柏噺し上申いたし候処、
終二御聞済相成、先生を呼下御直二御頼之管二相成、
直二迎二差越、共時元治元年霜月廿七日出立、江戸へ
同月廿日二着。明る廿一日差越候而御状相談候処、公義の方
よほと六ケ敷、常時江戸ハ御家老刹町制関村綱田劇ゆへ、及
相談候処御留守居新観劇蘭掬え談し相成、周旋有
之候処、雰島神社参詣と名付許可相成、二月廿一日」
江戸立、家内衆世話故、二男寅次郎殿、孫巨摩之助殿'
家来壱人四人同道二両下着候処二両、上町桐野孫太郎
所旅宿相成居候。然る二両日すると、二ノ丸の御馬厩所二両
御逢相成御直二令嗣鶉と副神網利翻神と御依頼、
八月一日宮地打立雰島上り先生足よからす候故、
寅次郎殿、巨摩之丞殿、三玉三平殿甥中島自室殿、是ハ絵師也、是もロロ
同伴二両江戸登也、井足軽壱人被仰付出立す。雰島の
絶 頭 え 上 り 遡 鍋 蟄 申 矧
TT面上覇可畳職制剖月。是ニハ逆鉾の訳
をしるされたり。○職鳳鋭利詞拾二冊も上木破戒拙者
こも一部拝領仰付候それハ高崎五六殿え賎別に
遺す。是ハ是非一部探出し度もの也子孫さかし出し
子孫二倍ふへし。
木脇啓四郎「啓四郎生涯の順序覚書」、
I
弟子丸呉橋へ 江口宗助、中島自室等取調所二ノ丸御書院後ノ方へ御設ケ相成、右人数出勤い
たしたり
)∵六..雨や 白リ榑
「剛
候 処 、 覇 寿 H H J 申
開め
⑥︽薩隅煙草録,轟海魚譜︾ (明治十四・明治十六)
○例地矧前約軸殿ハ小山軸山神割の嫡子二両是もおとらむ
父君の生涯集め罷れたる古文書を編年躯こなし其冊数
I一雄
II ・.\//ノ
帰りて新納駿河殿え網緒一向願候得ともはたさす、又美
玉三平氏え鵜縞人也談し、加治木城主の島津内匠殿え今の」
新納仲左衛門殿井舎弟邦永仲之丞又ハ宇都宮勘左衛門殿え
計り、五百円の金を願出候処ニ、御決心相成居候処、時の御用聞
江田平蔵え御沙汰二相成候処、是ハ将軍家え勤し不相済
拙者立て臍の上迄有何故に是を知るかといへハ農商課
当 ● 千 樵 * 1 - *' I
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事柄ハ相留被成候方可然とこばまれ、終こそれゆへ
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⑦沖縄農事試験場勤務(明治十九年∼明治二十四年)
圭 圏
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肘琉辞碕2:ii/;) ,9
(戯聴瑚擁鞠)
勧業課長石海兵吾の依頼によりへ﹃琉球漆器考﹄の挿絵、および﹃花車類真写図﹄を描く。
i馨饗
成候由二両、拙者へも骨折せしとて一冊給りたり。今猶現
bか▲-治す患電
塗.
田代安定の先島諸島の調査に同行。
課長青江秀といふ有此人煙車輪を書れたるが拙者へ
真圏を書呉候様無拠被相頼候二付、国分出水指宿え差越取調の上、
上梓被成、一冊五位ツ、ニ両、日本中ハ勿論西洋各国迄も配分相
捻
存す。
_一一一一一.-●一一一一●-●-.-
○同課長副詞団園といふ人魚類の兵馬を依頼候付、
書方いたし候処、すへて是を額こして自今興業館内こ
か1けられり。予かかたみなり。
ヽ
一箪.
ga汁(.ま:「,.
弟子丸弘喬書簡(中島信徴宛) 明治十三年三月二十一日付
(上略)
イン
○木脇兄ハ元気候載。彼ノ淫婦人ハ去候由、是計ハ陰二両も天地ヲ仰傭嬉敷存申候。早速、祝義状へ彼人
9
を施
&'
へ差出度存候へ共、於今遅々仕居候。拙義も堅山菜杯か木脇ヲ盲目同然卜申タル事ハ奥山藤一郎卜云人ヨ
リ正 承り、残念共何共申計無之、私迄もかの婦人か舌頭こ高、木脇士ハ疎遠致シロ候交り子御ロヨリ推
量仕居候。博児ロニ両、一往(日向辺ヨリ)(︻見せ消ち︼帰省)立帰候両、下町へ曾所建御用仕居候節も、
祢濠某、本田九郎、江夏なとヨリ私へ異見致候様、度々承候へ共、至極最愛之婦人ヲ存知ツ\ 朋友トハ
申物ノ、情誼格別ノ事故へ、黙止居候事も数度有之候虞、却而疎情二逢ひ、英二不本意二存候魔、浩々タル
天日ハ好悪汚行人ノ難覆、終二離別ト承候節ハ、飛立様二有之候。若載、御序も有之事候ハ\此概容、
木脇へ御洩知被下度、奉仰願候。同人、今ハ如何候半。華道宜、且人望有之人物故、学校教師二両も候哉。
此中ハ、鹿児島懸職員録ヲ見候慮、郡長井書記官ノ中ニハ不相見得候両、不審二存候。又、今ハ老ヲ養ひ、
唐渚へ引篭候裁。努ゆかしく存申候。薗田輿藤次殿ニハ書記官ノ中二而見常、安心仕候。
(中略)
百拝
弟子丸弘喬
十三年三月廿一日 於魔内宿直ニテ認/
中島信徴様
参入人御中
\二二二/晩年
;叶線人望薗
(虐摘短靴高儀)
ヾ薦鮭缶
・P i,,
・l
♪/
木脇称田中路-肇
(一八五四)
安政三年(一八五六)
年
四〇歳
-ー--
歳歳歳歳歳歳歳巌歳歳
五〇蔵
四ハ歳
文久三年(一八六三) i四七歳
文久四年二刀治元年
(一八六四)
慶應二年(一八六六)
慶應四年・明治元年
(一八六八)
明治四年(一八七一)
彬公史料 二﹄四七i)。
武器調査のため領国内を巡回する(更改五年まで)。
七月二日、薩英戦争の兵火のため家を焼かれ、多くの家財を失う。ロ十月十二円、
玉三平が沢宣惑、平野国臣らと生野で挙兵(生野の変)。
十一月二十七日、鹿姫島を発す。
正月、京都にて島津久光より粟原信充を江戸から呼び下すよう命じられる(中島
一三 「御暇願」)
正月二十日、江戸潜(﹃断片﹄)二万二土日、江戸を発足∵二月九日伏見発
同九日大阪蕎(粟原信充青木外史正誤﹄)五月五日'粟原信充・同賞次郎・
同駒之丞らと鹿児島薄(﹃覚醤亨「御暇願」)
士月十五日、令講義御取調掛として、隔旦一の丸詰めを仰せ渡される(「勤方藷
留」)。
この年、霞防令講義﹄(薩摩府学蔵板、八巻八冊)・冨位令講染醤(同上、瓦巻
五冊)刊か。
﹃職原紗私記﹄(薩摩府学蔵版、十t巻十一冊)刊。
十一月十三日、樋脇・山崎・大村・鶴田・佐志・黒木・宮之城・入来・閻牟田
の受持掛となる(「勤方薄留」)。
六月十五日、博覧会御用のため虎姫島出立へ七月一日東京薄。七月一日から八
明治十九年(一八八六)
明治十八年(一八八五)
明治十七年(t八八四)
明治十六年(一八八三)
\ー_ノ)、ヽ_./)
明治二十五年(一八九二)
明治二十四年(一八九二
明治二十二年(一八八九)
●●〇一-
明治二十六年(一八九三)
凩
七三歳
七五歳
六七歳
六六六五五五 僖
七六歳
これを受けて県令渡辺千秋は日野夏雲に命じ、近海魚類に関して産額表・捕獲
方・規程・松魚経由路・図絵の調査を行わせた。これ以後、啓四郎は市場に足
を運び魚類の写生。
□三月十六日﹃艇海魚醒﹄(日野夏雲絹・鹿児島県勧業課).刊。
﹃璃海魚譜﹄(肉籍彩色本)は第一回水産博覧会(於東京上野)において他の勧
四月十五日、菱刈・姶良・桑原・蛍於郡御用掛(月給八円)。(﹃御受馨﹄)
業課の出品と合わせ褒章を受ける。
加治木郡役場御用掛(﹃明治十八年四月廿日ヨリ/木脇啓四郎殿御病症二付明細
簿﹄)。
このころ、沖縄県泉崎村農事験揚勤務。
一の依頼により、十九空ハ月から明治二十二年六月にかけて﹃前島雑話﹄
の写本を作成する(鹿児島大学附属図蕾館蔵﹃前島雑話﹄)。
﹃琉球漆器考﹄刊。
十i月頃、花岡島津家の「朝鮮御社陣中大小戦之図廃風」(一双)を写すことを
思い立ち、磯邸に伺ったところ、墾写を命じられる。一通り完成するも、右の
この頃、鉱泉発見。
日を締めたため、後を中島自室に任せる。
月初め、磯山に紅葉・桜を移植することを思い立つ(啓四郎歌稿)。
O「(明治廿六年也)
文月のほしめ磯山二紅葉桜を移植せんと思ひ立しハ/北白河の親王磯御邸へ入
ラセラレシ時ナリケリ/
思ひ立つ心ハまたきうすもみち八しほになして人にミせはや
いとふへき恥もふかくも忘られて花に心をつくすころ哉
年毎二組葉桜を植継て富野瀧田の山にまかゑん 」
政をー
:誓墨鵜=iiii盤:,棚:,管:--華==萱芸,=Fiii:i:ii詰=麿:i
「入来 樋脇 永利 隈之城/平佐 商江 伊集院 郡山 市来 串木野 餌
名
-で
に』
鳥原三(東ね許は"元に、日
月二十三日まで産物取翻。同二十四日から専務局出仕。
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八八七七七七
八八七五四三
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警告坐,iL,i,:彊'iL彊八
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明治五年(一八七二)
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三三三三:≡ ヽ ○ 守 邁 繍
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十十十
島は四江初木花馨四船永六四
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俘
八月十五日、十三笥出仕博覧会取調掛(「明治五年壬申九月戸籍人員取網膜」)
誓言訪島古宣 _し《
明明明明明明 刎
明明明
六五一一九八七
一●一一-
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囲んでいる。邁垂は塵を掴り込み、中火に世
の宝と薬子の常態があり、四方に四天王とさ
れる骨譲が安船されている。琉球式の壮大な
掘り込み謎で、疏球式霧の変遷を知る上で費
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劫柵ま世之主神杜が建立されている。周辺の
追跡からは当時の椀物を偲ばせる遺物がttt_-.と
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