—セキスイハイムグループ独自のノウハウが満載— サービス付き高齢者向け住宅『ハイムガーデン熱田』が竣工 ■介護予防のための独自の「オアシスライフプランニングサービス」を展開 ■VtoHシステムの導入で経済性と災害時の安心・安全を確保 ■アグリマス㈱との提携による『ファームケア』※1 と『健幸TV』※2 で介護予防を促進 2016 年 4 月 5 日 積水化学工業株式会社 セキスイオアシス株式会社 セキスイハイム中部株式会社 積水化学工業株式会社 住宅カンパニー(プレジデント:関口俊一)のグループ会社であるセキスイオアシス株式会社 (代表取締役:村上修二、本社:名古屋市瑞穂区豆田町 3-11-2)が運営するサービス付き高齢者向け住宅(以下、サ付き) 『ハイムガーデン熱田』 (所在地:名古屋市熱田区二番 1-3-33)が竣工、4 月 23 日(土)より開所します。 セキスイオアシスは 2004 年に設立。同年より名古屋市瑞穂区にある高齢者の在宅介護サービス事業 所「オアシスセンター」を運営しています。事業内容はデイサービス(一般型・認知症対応型・介護予防型)、 居宅介護支援、訪問看護、福祉用具貸与・販売事業に及び、2012 年からは小規模多機能型居宅介護 事業として宿泊サービスも提供するなど、地域に密着しながら人材育成も含め高齢者介護のノウハウ を蓄積してきました。 一方、セキスイハイムグループでは、2014 年にサ付きおよび高齢者向け住宅・施設用途として太陽光発電 システム(以下、PV)と蓄電池を搭載した「減災型 進・ハーベストメント」 、2015 年には電気自動車(以下、EV) などとの連携を可能にするVtoHシステムを搭載した「進・ハーベストメント V to Heim(ヴィ・トゥ・ハイム)」 を発売。これら商品力の強化により、ハーベストメントシリーズの受注が堅調に推移しています。また、昨年 からは新ブランド『ハイムガーデン』を展開することで、 「設計・建設」から「運営」まで一貫して当社グル ープで担う事業体制を構築しています。この度、開所する『ハイムガーデン熱田』は、セキスイオアシスが 蓄積した独自の運営ノウハウを活用するサ付きです。 サービス付き高齢者向け住宅『ハイムガーデン熱田』の概要 最寄り駅の地下鉄名港線「六番町駅」まで徒歩 8 分という立地。熱田神宮や白鳥庭園などにも 近く、緑が豊かな環境にありながら、公共施設や医療施設、商業施設も充実した貴重な住環境です。 所 在 地:名古屋市熱田区二番 1-3-33 敷 地 面 積:1,057 ㎡ 建 物 面 積:831.83 ㎡(鉄骨ユニット造 2 階建て) 居 住 住 戸:25 戸 1R(21.73 ㎡~29.96 ㎡) 企画・運営:セキスイオアシス株式会社 施 工:セキスイハイム中部株式会社 家 賃:59,500 円~73,000 円 共益費:28,500 円(居室の水道・電気代を含む) 生活支援サービス費用:37,800 円 食事、選択サービス費用別途 付 帯 施 設:食堂、ラウンジ、浴室、居宅介護支援事業所 ※1 ※2 野菜づくり・収穫の体験を通じて生きがいづくりをすること アグリマス㈱が運営する、食、運動、健康に関する情報を配信するサービスプログラム ■サービス付き高齢者向け住宅『ハイムガーデン熱田』の特徴 1.介護予防のための独自の「オアシスライフプランニングサービス」を展開 セキスイオアシスでは、高齢期のライフステージについて「健康維持期」 「介護予防期」 「介護対応期」 の 3 つのステージで考えています。 『ハイムガーデン熱田』では、オアシスセンターでケアマネージャ ーのキャリアを積んだ「オアシスマネージャー」がご入居者一人ひとりに健康維持期から関わり、生活環 境を調整することでご入居者の生活力を高める「オアシスライフプランニングサービス」を実施します。 その一つとして、 『きょうよう、きょういく』(今日、用事がある、今日、行くところがある)の推進があります。 近隣の公共施設や商業施設を安全に巡るウォーキングマップを作成。効果的な歩行スタイルをオアシスマ ネージャーがご入居者に指導し、外出の習慣づくりをします。また、アグリマス㈱様が運営する『健幸 TV』により、認知症予防体操や食、運動、健康に関する情報を提供します。こうした取組みの継続に より、ご入居者により長く健康的に生活していただけるようにし、介護の予防を目指します。そして、 介護が必要になった際には、オアシスセンターと連携し、安心な療養環境を整えます。オアシスマネ ージャーと共にご入居者を支えるのが暮らしコーディネーターです。セキスイオアシス独自の研修プロ グラムで育成した、高い専門性やホスピタリティを兼ね備えた人材が交代で 24 時間勤務します。 2.セキスイハイムグループのノウハウを活かした快適な住戸 『ハイムガーデン熱田』の各住戸には、トイレ、洗面、台所、収納を完備。居室には、家事などがおっく うにならずに生活力を高め維持する設備や間取りの工夫が取り入れられています。また、戸建て住宅と同等 の性能で、一年を通して快適な住環境を提供します。なお、建物は耐震性が高い、鉄骨ユニット工法により 建てられており、大地震などの災害時にご入居者やスタッフの安心・安全を確保できます。 3.VtoHシステムの導入で経済性と災害時の安心・安全を確保 『ハイムガーデン熱田』には 11.23 ㎾の大容量PVと、建物とEVの間で電力をやりとりすることがで きるVtoHシステム※3 をサ付きとしては当社初の採用をしています。これらはPVによる電力を自家消費 し、余剰電力をEVに貯めて建物に供給することも出来るため、通常時には建物の電気代を節約するほか、 災害時にはEVに蓄電されている電力の使用が可能で、停電となった場合でもご入居者に安心・安全を提 供できます。また、EVは日産自動車㈱様の「e-NV200」7 人乗ワゴンを導入しました。PVから充電が できるため、 非常時の移動手段を確保すると共に、 車内のパワープラグはAC100V電源として活用できます。 ※3 Vehicle to Home の略称 4.アグリマス㈱との提携による『ファームケア』と『健幸TV』で介護予防を促進 『ハイムガーデン熱田』には、ご入居者同士の交流はもちろんのこと、そのご家族や地域の方々との交 流を促す共有スペースとして、約 30 ㎡の菜園を敷地内に用意。アグリマス㈱との提携による四季を通じた 野菜づくり・収穫の体験を通じて、ご入居者の生きがいづくり(ファームケア)に役立てるとともに、機能 性野菜のマルシェや『健幸TV』のプログラムである料理教室など、食と運動の両面から介護予防を推進 してまいります。このほか、建物内の共用スペースでは定期的な勉強会やイベントを実施し、ご家族や地 域の方々との積極的な交流を図ります。 <セキスイオアシス(株)会社概要> 設 立:2004 年 4 月 1 日 資 本 金:2000 万円(積水化学工業株式会社 100%出資) 代 表 者:代表取締役 村上修二 売 上 高:約 2 億円(2016 年 3 月期) 従 業 員 数:48 名(2016 年 4 月) 事 業 内 容:介護保険法に定める在宅介護サービス業及びサ付き運営事業 本社所在地:〒467-0864 名古屋市瑞穂区豆田町 3-11-2 サービス付き高齢者向け住宅『ハイムガーデン熱田』外観 居室プラン(例) ■セキスイハイムグループの高齢者向け住宅事業について 積水化学工業 住宅カンパニーでは 2014 年度を初年度とする中期経営計画において、 次の 10 年を見据え、 これまでの住宅、住環境、海外の 3 事業を、住宅、リフォーム、不動産、住生活サービス、海外の 5 事業 で展開することとし、住生活サービス事業では高齢者向け事業を柱として、その育成を図っています。 高齢者向け事業では、名古屋においてセキスイオアシスが 10 年以上在宅介護サービスを展開してきました。 また、2014 年 12 月に千葉県を中心に介護サービスを展開する㈱ヘルシーサービスを、2015 年 1 月にはア イネット㈱をグループ傘下に収め、首都圏における高齢者向け事業の本格展開を開始しました。 商品展開については、2014 年 5 月、当社独自のユニット工法と、 「オアシスセンター」の介護現場で培った ノウハウを活かし、PVと蓄電池を搭載した減災型・サービス付き高齢者向け住宅「進・ハーベストメント」 を発売。2015 年にも「進・ハーベストメント V to Heim」を発売。これまで約 40 棟(2016 年 3 月現在)の受注 実績があります。 また、昨年 9 月には高齢者向け住宅および施設の自社運営物件については、『ハイムガーデン』の ブランドで展開をスタートさせました。従来の建築請負にとどまらず、①サービス付き高齢者向け住宅、 ②グループホーム、③訪問介護、④デイサービス、⑤小規模多機能型居宅介護、⑥居宅介護支援事業所 など、地域のニーズに合わせた様々な高齢者向け住宅・施設やサービスを当社グループで運営することで、 ハードとソフトが一体となった事業を推進していきます。2025 年には、高齢者向け事業での売上 500 億円(介護サービス・高齢者向けサービス事業 200 億円、建築請負事業 300 億円)を目指しています。 ■セキスイハイム中部の取組みについて これまでに中部圏で約 6 万戸の住宅を提供してきたセキスイハイム中部グループでは、超高齢社会 を背景に、幅広い高齢期の住まいの提案が重要と捉えています。そこで、2014 年 2 月に中部圏で販売を 開始した在宅介護対応住宅「くらしケアハイム」は、温熱・湿度・空気質をコントロールできる全館空調 システム(快適エアリー)を標準搭載することで健康寿命の延伸を後押しし、介護が必要になっても住み続 けられる提案を盛り込んだ商品です。2014 年度は 24 棟、2015 年度は 33 棟受注し、2016 年度 50 棟を 計画しています。今後は、高齢期の住まいの選択肢を拡げ、サ付きを建築していくことで、地域の皆 様とセキスイハイムご入居者へ高齢期の安心な住まいと暮らしの提案を推進していきます。
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