「杉原千畝顕彰施設(仮称)整備検討調査業務」仕様書 1 目的 愛知県で青少年期を過ごした杉原千畝氏は、リトアニア国在カウナス日本領事館の領 事代理であった1940年7月から9月にかけて、主としてユダヤ人避難民のために日 本通過ビザを大量発給することで、約6,000人の命を救ったとされている。 本県として、杉原千畝氏の人道的な立場を貫いた足跡を広く県民に伝え、後世に引き 継いでいくためにふさわしい顕彰施設の在り方等について調査検討する。 2 業務期間 契約締結日から平成28年9月30日(金)まで 3 業務内容 (1)ふさわしい施設のあり方についての調査・検討 ・施設の役割、機能、運営、方向性等の検討 ・施設規模、整備条件(設計与件)の検討 ・施設の配置場所の検討 ・施設のイメージパースの作成 (2)展示内容、展示方法等についての調査・検討 ・展示テーマ、構成、手法等の検討 ・展示内容、配置等の検討 ・展示イメージスケッチの作成 (3)事業推進計画の作成 ・開館までに必要な取組や整備スケジュールの検討 ・概算事業費の算出 (4)関連施設と連携するための情報収集等 ・杉原千畝記念館(岐阜県八百津町)はじめ関連施設の情報収集等 ・名古屋市が整備する「杉原千畝・人道の道(仮称)」や愛知県立瑞陵高等学校、周 辺環境等の情報収集及び整理 (5)類似施設の情報収集 ・参考となる類似施設事例の情報収集等 4 成果物 委託業務終了後、速やかに提出すること (1)委託業務実績報告書(A4・横書き) ・・2部(カラー) (2)上記電子データ(USBメモリ又はCD-ROM) ・・1式 なお、委託業務実績報告書は、県と内容を検討の上、作成すること 5 その他 (1)本調査を進めるにあたっては、県と十分に協議を行いながら実施し、進捗状況を県 に逐次報告すること。 (2)本仕様書に定める事項等に疑義が生じた場合や本仕様書に定められていない事項 については、県と協議すること。 (3)本仕様書に定める提出物等の提出後の利用に関する一切の権利は、県に帰属する ものとする。
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