指導者研修会資料 - 神奈川県ミニバスケットボール連盟

平成28年度神奈川県ミニバスケットボール連盟
指導者講習会
平成28年4月9日(土)14:00~16:00
(受付開始13:30~)
横浜市保土ケ谷公会堂
次 第
◆ 中学校現場から見たバスケットボールにおける小中連携
講師
五十嵐 真
横浜市立岩崎中学校バスケットボール部監督
第28回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会2015女子優勝監督
平成27年度 神奈川県バスケットボール協会COACH OF THE YEAR受賞
◆ 平成27年度U-12ブロックエンデバー全国中央講習会
兼関東ブロックエンデバー講習会報告
講師
資料
神奈川県ミニバスケットボール連盟技術委員
平成27年度U-12ブロックエンデバー全国中央講習会参加者
U-12ブロックエンデバー全国中央講習会報告
◆ マンツーマン推進について
講師
牧野 広良
(公財)日本バスケットボール協会マンツーマン推進委員会指導グループ
資料
1_.20160403_マンツーマン推進委員会設置要綱(案)
2_マンツーマンディフェンスの基準規則_20160325改定版
3_マンツーマンコミッショナーの設置および競技会(試合)における運用について
_20160325改定版
◆ JBA公認コーチライセンス取得について
講師
鵜飼 数夫
神奈川県ミニバスケットボール連盟理事長
資料
コーチライセンス制度(JBA公認コーチ取得)について
◆ 平成28年度 神奈川県ミニバスケットボール連盟功労者表彰式
2016U12BE,Coordination 伝達内容
JBA Endeavor Project
Coordination Training
Coordination TrainingのSpecialistであるJBA U-16.U-18男子HC・Torsten Loibl氏監修の下、以下を展開する。
練習概論
Coordinative能力
■Coordination Training
Scammonの曲線
神経系の発達と適時性として、新生児は神経過増殖現象により、神経が過剰に
作られ、次第に必要な神経回路を形成し、余分な神経回路や神経線維が退化
100
神経型
発達
して消失する。言い換えれば、それらが完全に退化・消失する以前に必要な
一般型
神経回路として使用することで、その回路を強化できる。
このことがGolden Ageを含む若い選手に求められる。
脳から体までの回路をつくること、これが旧東ドイツで考案された
生殖型
Coordination Trainingである。
0
Inputした情報を認知・計算・判断・命令という過程を経て、
1
2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
ゴールデン
エイジ
身体にOutputする。
中学生
高校生
大学
一般
1 Coordinative能力の重要性
競技において高いPerformanceを発揮するためにはCoordinative能力は不可欠な事柄である。
Coordinative能力を上げることは、運動効率の理論をより良く理解できる。
【より良いCoordinationは、動作を早く理解できるとともに複雑な動作の組み合わせに対応できる。】
Coordinative能力のLevel upは、AthleteのPerformanceを向上させ、安定させることができる。
※ 日本ではCoordination(Coordinative能力)について理解している人が少ない。
2 Coordination Trainingの目標
① Skillの理解力(速く、安定的に)の向上 ・・・ Motor Learning (運動学習能力)
日本の選手は身に付くまで時間がかかり過ぎる。Professionalや国際Levelまで引き上げるまでかなりの時間を要する。
Europeでは16-17歳でProfessional契約する選手が何人もいる。これはCoordination Trainingによる効果である。
※ Dirk Nowitzki
NBA Dallas Mavericks 213cm 37歳
13歳からBasket Ballをはじめ、16歳でGermany Professional LeagueDJKヴュルツブルク入団、
17歳でGermany National Team(Germany League得点王)、18歳でNBAへ・・・世界選手権MVP,NBA Final2010-2011MVP
・ 8-12歳でHand BallとTennisをしていたが、Golden AgeにおけるCoordination Trainingによる
Coordinative能力開発がその後のBasket Ballに生かされたと考えられる。
② High Performance年齢(大人)になった時の技術への対応能力基礎作り・・・High Skill Quality
基礎技術を高いLevelで安定させれためにCoordination Drillが必要である。
③ 正しい状況判断のSupport(競技中、正しい事を正しい時に実行できるようにする)
Game中にTurn overなどのMissや簡単なShoot Missが起こる原因が技術の問題ではなく、
Coordinative能力の無さの問題であることが多い。Pressureのかかった状態で力を安定して発揮させる。
④ 若い才能の発掘(若いAthleteの才能移動)
Talent発掘において長身であることはひとつの大きな要素である。しかし、多くの長身者はCoordinative能力弱く、
彼らのPerformanceに大きな影響を与えており、特にPressureのかかる状況では顕著に影響する。
⑤ 傷害の危険性を軽減させる・・・Low Injury Risk
BalanceやOrientationなどの欠如が怪我に繋がることも多い。
■Coordination Trainingの原則
1 常時の挑戦を選手に対して求める
① 動作とDrillは簡単にできるものであってはならない。
「脳から体までの回路をつくること」すなわち、脳に挑戦の要素としての刺激を与え続けることにより神経系を介して
筋肉・血管などの動きの回路を強化する。
選手が動作をSmoothにでき、動きをMasterしたならば、Coordinative能力は停止し、向上することは難しい。
② 目的はCoordinative能力の向上であり、目的を達成するには一貫性のある挑戦の提供による。
Coordinationの動作を完全にMasterすること、高難度のTaskを課してしっかりMasterすることを目的としていない。
③ 運動学習能力の挑戦のためには多くのVariationが必要である。
技術(Skill)は何千回何万回と反復が必要であるが、Coordination Trainingは回数より種類である。
1
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2016U12BE,Coordination 伝達内容
JBA Endeavor Project
2 変化への対応が練習の主目的
Drillの種類、練習、Game方法を毎回変化させることにより選手の興味を引き付ける。
しかしながら、それ以上に大切なことは、競技Levelが上がった時にCoordinative能力による変化への対応が重要である。
A 要求の程度を上げる要素
① 動きの変化
② 状況の変化
③ 情報収集方法の変化
④ Drillの組み合わせ
⑤ 選手に時間的体力的Pressureをかける
⑥ 選手に負荷又は過負荷を種々なTaskで要求する
B 変化の方法 (運動学習の原理原則)
① Easy→Difficult
簡単なものから難しいものへ
始めはできるという自信を持たせ、やる気を維持して難しい課題へ
② Simple→Complex
単純なものから複雑なものへ
複雑なDrillは負荷がかかり過ぎる。単純なDrillから徐々に
③ Known→Unknown
知っているものから知らないものへ
前向きな姿勢と自信を得るためには知っていることから始める
3 潜在能力以上を要求する事(Over Potential)の創設
Over Potential法
練習中要求されるCoordinationがGame状況を超えること。
例:選手に時間的Pressureをかけ、360度体を回転しながらOver Hand Lay upを要求したケース
Game中のLay upはもっと簡単かも知れないが、Coordination練習ではOver Potential法を採用し、
Gameで安定的な実行ができるように過負荷を与える。
※ Coordination TrainingにおいてOver Potential法を採用する事は非常に重要である。
4 Coordination Trainingと技術練習(Skill Training)の相関関係
Coordination Training
Skill
General Coordination Practice
一般的にコーディネーション練習
Specific Coordination Practice
専門的なコーディネーション練習
Specific Technique Practice
専門的に技術練習
General Technique Practice
一般的な技術練習
Coordination TrainingのGoalは、その競技が要求するCoordination Levelにより違う。
Basket Ball競技は、高いCoordination Levelが要求される。
つまりBasket BallのCoordinationは技術練習(Skill Training)から分離することが出来ない。
すなわち、上図のGeneral Coordination Practice(一般的にCoordination Training)ではなく、
Specific Coordination Practice(専門的なCoordination Training=Basket Ball用特定Coordination Training)を取り入れるべきであり、
これを技術(Skill)に生かすことが必要である。
また、Specific Coordination PracticeであってもSkillと100%同様でないことも理解する必要がある。
■U12におけるCoordination Trainingの重要性
Coordinative能力は前述のとおり、神経回路が退化・消失する以前に必要な神経回路として強化することが
必要であり、その年齢は8-12歳のGolden Ageである。
選手のCareerという点で選手の短期的経過だけでなく、中期的長期的経過で明確な成果が現れる。
言い換えれば、この年齢でCoordinative能力を身に付けさせてあげれば、一生の消失しない財産となる。
この点でU12(Mini Basket Ball)は、選手の将来に最も影響を与える重要なCoachにほかならない。
日本のBasket Ballを考えてもU12(Mini Basket Ball)は重要であり、Coordinative能力・Coordination Trainingの理解が求められる。
2
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■Coordinative能力開発のためのTraining方法
1 Balance (Balance能力)
3次元に身体Balanceを正しく保ち、崩れた体勢を立て直す能力であり、全ての動作の基礎となる。
AthleteはBalanceが無ければ効率的に動くことができない。
特にBasket Ballは多くの複雑なTaskをMasterする事を要求されるため、Balanceが非常に重要な要素である。
※ Penetration後のJump Stop~悪いBalance → Traveling
※ Box Out/Reboundの悪いBalance → DefenderはOffense PlayerをControlできず、Reboundが取れない。
2 Orientation (定位能力・空間認知能力)
動いているOffense・Defense・Ballに対して、自分の位置関係を時間的空間的に正しく把握する能力である。
Basket Ballは速い動きの割には小さなCourtでPlayされている。この要素だけでも選手のOrientationの重要性が解る。
選手は常にCourt上の位置を感じ、Teammateの場所、Defense、RingとLineの位置を把握しておくことが求められる。
この能力が無ければ、DefenseのPressureに対処できず、Court上で正しい動きが出来ないばかりかTeammateとPlayすることすら困難である。
※ Orientationが無い → Turn overに繋がる。Line cross,3Seconds over,Back Pass etc.
3 Differencing (識別能力)
Ball(道具)を上手に操作する能力であり、選手がShoot・PassでTargetに当てる時、特に必要とされる能力である。
Targetに当てるためには、選手はその距離を計算し、どれぐらいの力をBallにかけるかを判断しなくてはならない。
この力加減がBallが手から離れる全ての場面で必要とされる。
Lay up ShootのMissは技術的問題だけとは限らず、識別能力不足によるMissの場合もあり、
Pass MissによるTurn overも力加減が分からず、緩いPassをしたことが原因の場合もあると考えられる。
4 Coupling (連結能力)
二つ以上の違う動作を一つの技術に取り入れる能力であり、この能力はBasket Ball Gameで使う全ての技術に共通する。
全ての技術は違う動作と使用する体の部分の組み合わせであり、単純Motionは無い。
言い換えれば、身体全体を無駄なく、Smoothに動かす能力ということもできる。
※ On the Ball DefenseはFoot Workと手の動作の組み合わせであり、DribbleはFoot WorkとBall Handlingの組み合わせと考えられる。
5 Adaptability (変換能力)
順応性・適応性の別表現は組み換え・変換であり、選手は状況変化を認識し、動作(Plan)を適時に変更して即時対応する能力が必要である。
Basket Ballは状況変化の連続であり、Turn over、悪いShot、Foulなどを避けるためにはこの適応性が求められる。
※ OffenseのDribblerがGoalへPenetrationし、Defenderが素早くCoverしてHedgeした時、適応性があれば、
空いている人にPass(Drive & Kick)できるが、適応性が無いとOffense FoulやTravelingになる。
6 Rhythm (Rhythm能力)
一定のRhythmを刻んで体を動かし、技術を発揮する能力であり、Rhythm感を養い、Timingをつかむことが大切である。
また、Rhythmをあえて崩し変えることも必要である。
手足をRhythmicalに動かすことはPlayの安定に繋がる。また、一定のRhythmだけしか持たないと相手を振り切れない。
DribbleをRhythmを付けてつくことなど自身の動きをControlする場面で必要とされるほか、
Teammateとの連携においてTimingを計ることなどBasket Ballの多くの局面で必要とされる。
7 Reaction (反応能力)
様々な合図・情報に反応して適切に動く能力であり、この点でBasket Ballは動作と反応(ActionとReaction)の
Gameでということもできる。選手は全ての状況においてOn Timeな反応が要求される。
※ Deny DefenseからPass Interceptへの反応、予想しないBall Catchに対する反応、
On the Ball & Off the Ball DefenseにおけるMarkmanの方向変換への反応など
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Specific Coordination Practice ( Coordination Training Drill )
Drill目次
NO
大項目
1 Pivot Dance
(Basketball Dance)
NO 項目
NO 項目
優先Drill
① Ball Swing
② Cross over Dribble
2 2Balls Ball Handling Drill
① Straight Dribbleと前後Dribbleを行い、合図と共に
Rtythmを変える。(2Balls Dribble Rtythm)
② Dribble Boundの条件とDribbleの高低変化
③ 同時Cross over Change
④ Leg Dribble
⑤ Skip Dribble
⑥ One Hand 2Balls Dribble
⑦ 長座姿勢からBall Pick up (Bouncing Rtythm Pick up)
⑧ 長座開脚してInside Out Dribble
3 Pivot Dance (Basketball Dance)・ ① 2Balls Pivot Dance
Lay up 動作、2Balls Drill
② 2Balls Lay up Move
4 空中のOrientation (定位能力)
A 4回手叩きする。
① 手叩きCatch
B 4回手叩きと360度回転
C 4回手叩きとFront Turn・Reverse Turn Pivot
② 2Balls Dribble & 投げ上げCatch
③ Onside(Open) Step ・ A Onside(Open) Step
Cross over Step
B Cross over Step
& Catch
④ Ball潜り
⑤ Vision Ball Flip
(肩越し投げ上げ
Catch)
◎
〇
〇
◎
〇
×
A Power Positionを取り、右手で肩越しから前方にBallをFlipする。
そして右手でCatchする。
B Power Positionを取り、左手でDribbleし、右手で肩越しから
〇
前方にBallをFlipする。そして右手で3回Catchする。
⑥ One Hand Snap Pass
⑦ Ball Flip
(頭越し投げ上げ
Catch)
& Snap Pass
5 Differencing
(識別能力)と
Orientation (定位能力)
6 Rebound Orientation
【Rebound & Pass Coordination
(Reaction+ Orientation)】
A
B
C
D
A
B
5回Passを行う。
左手はDribbleをして右手で5回Passを行う。
Bの動作で移動して行う。
横向きに移動する。
頭越しに図の①のようにBallを投げ、One HandでCatchする。
頭越しに図の①のようにBallを投げた瞬間に図の②のように
One Hand Passを送り、即座にReturn Passを戻す。これを繰り返す。
C Bの動作を6回行った後、移動する。
① Ballを投げ上げる間に1Pass Returnを行う。
② Ballを投げ上げる間に1Pass Returnを行う。
Touch Pass(Ballを持つ時間を極めて短くするPass)を3回連続行う。
③
④
⑤
⑥
⑦
①
Touch Passを3回行った後、移動しながら行う。
Ballを投げ上げる間にPush PassでReturnする。
④を移動して行う。
片手はDribbleし、一方でBallを投げ上げる間にPush PassでReturnする。
⑥を移動して行う。
片手のSnap PassをBack Board上部に投げ、
後ろにいるCoachにToutchし、戻ってきたBallをCatchする。
② 片手のSnap PassをBack Board上部に投げ、後ろにいる
CoachのBallにToutchし、戻ってきたBallをCatchする。
◎
③ 片手のSnap PassをBack Board上部に投げ、後ろにいる
CoachからのPassをReturnして、戻ってきたBallをCatchする。
④ 片手のSnap PassをBack Board上部に投げ、横にいるCoach1の
BallにToutchし、更に後ろにいるCoach2からのPassをReturnして、戻ってきたBallをCatchする。
⑤ 片手で頭上にBallを投げ、横にいるCoach1のBallにToutchし
更に後ろにいるCoach2からのPassをReturnして、投げ上げたBallをCatchする。
7 Circle Running
(Differencing +Orientation )
① Behind Catch
② 前者のBall Catch
③ 前者のBallをBehind Catch
④ 前者のBallを360度回転Catch
⑤ 後者のBall Catch
⑥ 後者のBalをBehind Catch
8 On Court Orientation (Differencing +Balance+Orientation )
9 Balance
① Squat
② 片足Squat
10 Reaction
① Partner Hand Hitting Game (向かい合う相手の手を叩く)
A Catch
② Ballの動きに反応する
B Catch & Drive
11 2Balls Set Shot
4
〇
〇
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1 Pivot Dance (Basket Ball Dance)
3Step Rhythmの動作であり、Basket Ballに不可欠なPivotとStepの組み合わせを有する。
A
B
C
D
E
上図AはPower Positionである。つま先・膝(膝頭)・肩が水平面垂直であり、頭は前額面・肩のレベル、且つ膝と膝を結ぶLine上に位置する。
BがRhythm1である。蹴り出す足はTwist Stepによって拇指球でPivotしながら進行方向に対して膝とつま先の方向を同一にする。
一方の足を進行方向であるSideに大きくStepする。Rhythm2がCである。Balanceを建て直してSlide Stepする。
Rtythm3で方向変換の動作に入る。Rtythm3で逆方向へPivot&Steを行うとRtythm1の逆方向動作となる。図Eはこれを重ねた動きである。
① Ball Swing
Ballを持ち、Pivot Danceに合わせてBallをSwingさせる。
② Cross over Dribble
その場でCross over Dribbleを6回行う。この時、Dribble Changeに合わせてTwist StepによってPivotを実践する。
その後、Pivot Danceに合わせてCross over Dribbleを行う。
Cross over Dribbleのつく位置は体の真下、両足の真ん中であり、Dribbleの高さは膝より下である。
※ Step+Pivot+Cross over Dribbleというように様々な動きの組み合わせにより、Coupling (連結能力)を上げること。
実際のGameでは、肩入れによるFake+Full Speed Dribble+Pressure Defenseというように更にCouplingされる。
2 2Balls Ball Handling Drill
既に行われているHandling Drill (Ballの胴回し・首回し、2Ball Dribbleの同時・交互など)は単純でCouplingされていない。
複雑な要求によってCoupling (連結能力)を上げ、Ball Handling能力の向上を目指す。
① Straight Dribbleと前後Dribbleを行い、合図と共にRtythmを変える。(2Balls Dribble Rtythm)
左手でStraight Dribble、右手で前後Dribbleを行う。Coachの笛の合図でRtythmを速くし、次の合図でRtythmを遅くする。
② Dribble Boundの条件とDribbleの高低変化
左DribbleのBound1回に対して右DribbleのBoundを2回とする。
Coachの笛の合図でDribbleを低く(高く)変化させる。この時、左右のDribbleの高さは同一の高さとする。
③ 同時Cross over Change
2Ballsを同時につき、Coachの笛の合図で同時にCross over Changeする。
④ Leg Dribble
右手で右足の周りをDribbleする。その後、左手でStraight Dribbleを同時に行う。
始めはDribbleを交互につき、Coachの笛の合図でDribbleを同時にする。
⑤ Skip Dribble
・2Ballsを同時につくSkiip Dribbleを行う。
Skip Dribbleにおける動作は後述の「2Balls Lay up」を参照する。
B
・2Ballsを同時につく後ろ向きSkiip Dribbleを行う。
・2Ballsを交互につくSkiip Dribbleを行う。
・2Ballsを交互につく後ろ向きSkiip Dribbleを行う。
A
・2Ballsを同時につくSkiip DribbleからCoachの笛の合図で
一方はBack Behind Dribble,一方はCross over Dribbleを行う。
⑥ One Hand 2Balls Dribble
片手だけで2つのBallを順につく。
⑦ 長座姿勢からBall Pick up (Bouncing Rtythm Pick up)
左手はDribbleする。右手でBoundしていないBallを柔らかくSnapしてPick upしてDribbleする。
右手のDribbleを止めてBallを止める。そして、再度SnapしてBall Pick upする。
※ 手首を柔らかくSnapすること。
⑧ 長座開脚してInside Out Dribble
左手はDribbleする。右足外側にBallを置き、Ball Pick upする。右手で右足外側・足の間・左足外側に連続してDribbleする。
5
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JBA Endeavor Project
3 Pivot Dance (Basket Ball Dance)・Lay up 動作、2Balls Drill
重要な動きに対して2BallsによるCoupling (連結能力)を行い、Smoothな動きの定着を図る。
① 2Balls Pivot Dance
その場でInside Out Dribbleを6回行う。この時、Inside Outに合わせてTwist StepによってPivotを実践する。
その後、2BallsでPivot Danceを行う。
② 2Balls Lay up Move
Court Lineに対して耳のLevelでBallを持ち、横向きに構える。ここから前方に踏み込んでUnder Lay upの姿勢を作る。
この際、Ballを耳の横を通過してBall Releaseされる位置まで最短距離で移動する。
Lay upの姿勢を数秒間維持する。下図Aにおいて、つま先を上げ、下肢・大腿・脊柱・頭部を一直線上に伸ばす。
下図Bにおいては、Ball・膝・つま先が水平面垂直になることが肝要である。
Drill.A
1Ballで右手10回、左手10回行う。
Drill.B
逆手はDribbleしながら同様に行う。
B
B
A
A
4 空中のOrientation (定位能力)
Sizeの不利な日本にとって、日本のBigmanがReboundを確保するということだけではなく、全ての選手がMarkmanにContactして
Rebound Ballを早く探してCatchすることが必要である。Jump力、Box Out技術があっても空中のBallを探せないならば
取れない。したがって、空中のOrientation (定位能力)は非常に重要である。
① 手叩きCatch
A Ballを頭上に投げ上げる。この間に前後の順に4回手を叩き、BallをCatchする。※ Power Positionのまま足を動かさないこと。
B Ballを頭上に投げ上げる。この間に前後の順に4回手を叩き、360度回転してBallをCatchする。
C Ballを頭上に投げ上げる。この間に前後の順に4回手を叩き、Front Turn、Reverse Turnの180度Pivotを行ってBallをCatchする。
② 2Balls Dribble & 投げ上げCatch
2Ballsで一方はDribble,一方を投げ上げて360度回転移動しながらCatchする。
③ Onside(Open) Step ・Cross over Step & Catch
A Power PositionからBallを頭上に投げ上げる。この間にOnside(Open) Stepを踏み、再びPower Positionに戻り、BallをCatchする。
B Power PositionからBallを頭上に投げ上げる。この間にCross over Stepを踏み、再びPower Positionに戻り、BallをCatchする。
※ このDrillは空中のOrientation (定位能力)とBasket Ball Skill
のCollaborationである。Onside Step(Open Step)では軸足を
Twist StepでPivotしながらOnside(Open)にStepする。
これによりOff Armの肘が逆膝内側に付く姿勢となる。
且つ、意図的に正面を向いてBallから目を離す。
このことで瞬間的にBallを探す能力も養う。
④ Ball潜り
Ballを高く投げ上げ、Boundする間にBallの下を潜る。
5回を目標として行う。
⑤ Vision Ball Flip (肩越し投げ上げCatch)
A Power Positionを取り、右手で肩越しから前方にBallをFlipする。そして右手でCatchする。この間、Ballを見ないこと。
B Power Positionを取り、左手でBallを持ち、右手で肩越しから前方にBallをFlipする。そして右手で3回Catchする。
その後、左手でDribbleしながら右手で肩越しから前方にBallをFlipし、右手で5回Catchする。この間、Ballを見ないこと。
※ VisionのTrainingである。視野を広げて更にOrientation (定位能力)を高める。
⑥ One Hand Snap Pass
2人組対面で片手だけを使ってSnap Passを行う。顎より少し高めにPassを送る。
Catchに際して、手首を立てて手を前に出し、しっかり吸収する。その後、強いSnap Passを送る。
A 5回Passを行う。
B 左手はDribbleをして右手で5回Passを行う。
C Bの動作で移動して行う。
D 横向きに移動する。
One Hand Snap Pass
One Hand Snap Pass
1Ball
Player
2Balls
Player
Support
6
Support
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⑦ Ball Flip (頭越し投げ上げCatch) & Snap Pass
A 頭越しに①のようにBallを投げ、One HandでCatchする。
B 頭越しに①のようにBallを投げた瞬間に②のように
One Hand Passを送り、即座にReturn Passを戻す。これを繰り返す。
C Bの動作を6回行った後、移動する。
Support
①
②
Player
5 Differencing (識別能力)とOrientation (定位能力)
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
① Ball投げ上げ
Player
② Pass Return
Ballを投げ上げる間に1Pass Returnを行う。
①でTouch Pass(Ballを持つ時間を極めて短くするPass)を3回連続行う。
Touch Passを3回行った後、移動しながら行う。
Ballを投げ上げる間にPush PassでReturnする。
④を移動して行う。
片手はDribbleし、一方でBallを投げ上げる間にPush PassでReturnする。
⑥を移動して行う。
6 Rebound Orientation 【Rebound & Pass Coordination (Reaction+ Orientation)】
① 片手のSnap PassをBack Board上部に投げ、後ろにいるCoachにTouchし、戻ってきたBallをCatchする。
② 片手のSnap PassをBack Board上部に投げ、後ろにいるCoachのBallにTouchし、戻ってきたBallをCatchする。
③ 片手のSnap PassをBack Board上部に投げ、後ろにいるCoachからのPassをReturnして、戻ってきたBallをCatchする。
Drill ②
Drill ③
① 片手のSnap Passを
Back Board上部に
投げる。
② CoachのBallに
Touch
Player
Coach
① 片手のSnap Passを
Back Board上部に
投げる。
Player
Coach
② Pass Return
④ 片手のSnap PassをBack Board上部に投げ、
⑤ 片手で頭上にBallを投げ、横にいるCoach1のBallにTouchし、
横にいるCoach1のBallにTouchし、更に後ろにいるCoach2
更に後ろにいるCoach2からのPassをReturnして、
からのPassをReturnして、戻ってきたBallをCatchする。
投げ上げたBallをCatchする。
Drill ⑤
Drill ④
① 頭上にBallを投げる。
① 片手のSnap Passを
Back Board 上部に
投げる。
Player
Player
Coach 1
Coach 1
② CoachのBallに
Touch
Coach 2
Coach 2
③ Pass Return
③ Pass Return
② CoachのBallに
Touch
※ Drill①からDrill④(⑤)になるにつれて負荷がかかり、正しいPassができなくなる。
これはDefense Pressure,Contact,Full Speedといった負荷がかかった
Gameでも起こることが多い。
技術的に問題が無くとも負荷・PressureによってTurn overになるとすると、
Orientationが不足していることが多い。
7
※Drill⑤の前段階は以下となる。
a 右手で投げ上げ、右手でCatch
b右手で投げ上げ、後方のCoachのBallに
Toutchして、右手でCatch
c右手で投げ上げ、後方のCoachのPassを
Returnして、右手でCatch
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7 Circle Running (Differencing +Orientation )
Ballを持ち、同じ間隔を保って円を描いて同一SpeedでJoggingする。
投げ上げてからCatchするBallを確認する。Catchの場所とTimingを予想して投げる。
① Behind Catch
Joggingしながら自分自身でBallを投げ、背面Catchする。
② 前者のBall Catch
笛の合図で同時にBallを投げ上げ、前者のBallをCatchする。
③ 前者のBallをBehind Catch
笛の合図で同時にBallを投げ上げ、前者のBallを背面Catchする。
④ 前者のBallを360度回転Catch
笛の合図で同時にBallを投げ上げ、360度回転して、前者のBallをCatchする。
⑤ 後者のBall Catch
笛の合図で同時にBallを投げ上げ、180度向き反って後者のBallをCatchする。
その後、反対周りにJoggingして、これを繰り返す。
⑥ 後者のBalをBehind Catch
笛の合図で同時にBallを投げ上げ、180度向き反って後者のBallを背面Catchする。
その後、反対周りにJoggingして、これを繰り返す。
※ ReboundはBox Outして方向変換し、空中にある
⑥⑦はこうした要素を入れたOrientationであることが分かる。
8 On Court Orientation (Differencing +Balance+Orientation )
① Court EndでBallを持ち、転がす。このBallを追い越して走り、腕立て伏せの姿勢で頭でBallを止める。
これをFull Courtにおいて数回繰り返す。
② ①にDribbleを付けて行う。Ballを止める時はDribbleを止める。
※ これまでは空中のOrientationであったが、Court上のOrientationも大切である。
9 Balance
「1 Pivot Dance」でも示した通りBalanceはPower Positionが最適である。
つま先・膝(膝頭)・肩が水平面垂直であり、頭は前額面・肩のレベル、且つ膝と膝を結ぶLine上に位置する。
横の動きに対しては、頭が肩の上まではBalanceが保てる。しかし、それ以上頭が外に出るとBalanceは崩れる。(矢上面)
したがって、なるべく上体を固定した方がBalanceは良い。(前額面に対しては膝と膝を結ぶLine上に位置を堅持する。)
Squat with the Ball
SquatにおけるBalanceを考えると、
頭は肩の上に位置し、且つ膝と膝を結ぶLine上に位置して
垂直に下がることが必要である。
① Squat
・ Court EndでPower Positionになり、足の間にBallを置く。
これをお尻で腰かけるように3回Squatする。
・ Ballを転がし、そのBallを追い越して走る。
・ Ballの転がりを予測して進行方向を向いたまま
(Ballに対して後ろ向きのまま)止まり、Power Positionとなって、
Ballの転がりに合わせてSquatしてBallに腰掛けるように止める。
【Taskの追加】
Dribbleしながら行う。
② 足で止めてSquat
・ Court Endから右手でBallを転がし、
Ballの転がりを予測して進行方向を向いたまま
(Ballに対して後ろ向きのまま)止まり、右足の拇指球の位置で
Ballを止める。
・ すぐにSquatする。
・ 止まったBallを左手で転がし、そのBallを追い越して走る。
次は左足でBallを止めて、同様にSquaする。
※ 足幅は肩幅分で両足のつま先が正面を向き、両手はHands upする。
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©2016 Japan Basketball Association.
2016U12BE,Coordination 伝達内容
JBA Endeavor Project
10 Reaction (反応能力)
反応時間を短縮することが課題である。
Baketballの反応は目から入る視覚情報が90%である。音による聴覚情報は少ない。
よって、Coachの笛の合図でReactionを教えることは効果が少ない。
Defense Sceneにおいては、対峙するMarkmanを守る時やOff the Ball DefederとしてTeam Defenseに加わる時
Foot Workや身体能力があってもReactionが無いと全く機能しない。
① Partner Hand Hitting Game (向かい合う相手の手を叩く)
Defense Stanceを取り、2人組で向かい合う。
一方は手のひらを上にして対峙する関係は下の位置、一方は手のひらを下に向け、対峙する関係は上の位置を取る。
手のひらを上に向けた者が手を上方に手を上げて、相手の手の甲を叩く。
この動きに対して手のひらを下に向けていた者は素早く手を引き抜いて避ける。
② Ballの動きに反応する
A Defense Stanceを取り、2人組で向かい合う。一方はBallを持ち、
一方はそのBallの上に手を置く。
Ballが落とされる。
これを床に触れる前にCatchする。
これを5回行い、交代する。
B 3Point Lineの外側でDefense Stanceを取り、2人組で向かい合う。
Goal側の者はBallを持ち、一方はそのBallの上に手を置く。
Ballが落とされる。
これを床に触れる前にCatchし、即座にGoalにAttackする。
※ Ball Catchの段階で
正しいSquat姿勢が出来ないと
即座のAttack(Drive)は出来ない。
11 2Balls Set Shot
Ballを2つ持ち、Goal下でShotを繰り返す。常に1つのBallは空中にあり、もう1つのBallは手の中にある状態を保つ。
※ 常に同じ力加減でBack Boardの同一位置に当てる。
※ Netから落ちるBallを素早くCatchして、次のShotにSmoothに移る。
【Taskの追加】
1 BallをVolleyballに変える。(重量識別能力・Differencingの追加)
2 逆手でのShot (Goal付近の左右One Hand Shotの習得)
3 連続回数を設定する。EX.8回以上
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©2016 Japan Basketball Association.
2016 年 3 月 12 日
「2016年
U-12ブロックブロックエンデバー中央講習会について」
JBA ユース育成事業マネジメントグループ
日本ミニバスケットボール連盟 普及技術委員会
1.中央講習会
(1)時程
2016 年 3 月 12 日(土)於 NTC
【1 日目】
12:30
開講式
12:45
座学①(医科学)
13:30
座学②(マンツーマンディフェンスの推進)
14:15
コーディネーション トレーニング
14:50
審判講習
15:05
技術講習
17:30
終了目安(赤羽へタクシーで移動=翌朝も)
19:00
情報交換会&懇親会
2016 年 3 月 13 日(日)於 NTC
【2日目】
8:45
コーディネーション トレーニング
9:45
受講生からプレーヤーへの伝達講習
11:45
閉講式
12:00
終了目安
*宿泊施設は、NTC及び赤羽駅周辺のホテル。
(2)コーディネーション
内容を進化させながら継続指導。指導者のスキルが上がるようにする。
(3)審判からの講習
昨年度(シリンダー等)に加え、オフェンス・ディフェンスの責任(ファウル成立の 3 要素も含む)
に対しても触れてもらう。
(4)参加選手(2 日目)の取り扱いについて
開催地における意向も取り入れながら(従来通り)次年度からの方向性(高い能力・スキルを保持
した選手男女 15 名程度)を加味した選考をできる限り実施していく。
2.中央講習会→ブロック講習会の流れの継続
(1)2016年度
U-12ブロックエンデバー開催時期
2016 年 4/29~4/30:近畿ブロック和歌山県
2016 年 5/3~5/4:東北ブロック秋田県
2016 年 5/28~5/29:北信越ブロック富山県
2016 年 6/4~6/5:東海ブロック静岡県
2016 年 6/18~6/19:九州ブロック佐賀県
2016 年 6/25~6/26:四国ブロック香川県
2016 年 7/2~7/3:北海道ブロック札幌市
2016 年 8/20~8/21:中国ブロック岡山県
*次年度に向けての中央講習会の日程等は、次年度以降変更の可能性有り。
3.中央講習会指導内容
(1)コーディネーション トレーニング
(2)オフェンスファンダメンタル(状況判断)
【シュートスキル】・・ワンハンドシュートを意識した状況判断。女子もすべてワンハンドシュート
①ワンハンドシュートの作り方(届かないから打たせないのではなく、届かせる指導を)
②ペイントエリアシュート(ゴール下周辺のワンハンドシュート)
ア)スタンディングレイアップシュート
イ)セミフックシュート(片足・両足)
ウ)レイバックシュート(片足・両足)
エ)リーチバックシュート(片足・両足)
オ)フィンガーロールシュート
カ)ジャンプシュート
③オーバーハンドレイアップシュート
【パススキル】・・・オフボールの動きの習慣付け・リングに向かう姿勢・パワースタンス
①バックドア
②フラッシュからのもらい方(シール・ミート等)
③ギブアンドゴー(3 人でカット→スペースを埋める→45 度からのドライブ)
④1 対 1 からの合わせ
【ドリブルスキル】・・・左右・強さ・ボールの位置を意識して
①フロントターン
【リバウンド》
②バックターン
③サークルドリブル
①オフェンスリバウンド
(3)ディフェンスファンダメンタル (マンツーマンディフェンスの強化)
【オンボールディフェンス】
・・・手の使い方・つま先の方向性(*ゴールに直接いかれないように)
足運び等の意識・間合いの重要性基本姿勢・ステップステップ・ボックスアウト
①バックコートディフェンスからフロントコートディフェンスの 1 対1
②クローズアウト(ドライブ対応まで)
③スティールに結びつくハンドワークディフェンス等・・・決してギャンブルにしない
・シュートブロック
・クロスオーバードリブル
・コースディフェンス
・コントロールドリブル
・ダウンボール
・突っつきリバウンド
【オフボールディフェンス】・・・ポジション/コミュニケーション/ビジョン/スタンスの意識
(ポジションチェンジ時のスイッチをさせない)
=ワン パス アウェイ=
①2 対 2 における約束練習・・・ディナイ・オープン・ジャンプ ツー ザ ボール・カバー
ヘルプ&リカバリーからのチェック
=ツー パス アウェイ=(重要ポイント)
①基本姿勢・・・ピストルディフェンス(体の向きに注意)
②チェック⇒バンプ⇒ディナイ
③3 対 3 における約束練習・・・ヘルプ&ローテーション
【スクリーンに対する対応】・・・コミュニケーションの重要性(マンツーマンの基準規則)
①ファイトオーバー
②スライドスルー
③スイッチ(ショウ ハード)
(4)マイナー
スキル
ゲーム
(2 分間のチーム戦)
①シュートスキルゲーム
ア)2分間バックシュートシュート
ウ)スリーポイント&リバウンド
②ドリブル&ディフェンススキルゲーム
イ)サークルドリブルからのジャンプシュート
神奈川県ミニバスケットボール連盟
指導者講習会
資料
2016。4.9
「マンツーマン推進委員会設置要綱」
(目的)
第1条 マンツーマンの推進及び指導者相互におけるマンツーマンへの共通理解を深めるため、
神奈川県ミニバスケットボール連盟規約第25条第8項の規定によりマンツーマン推進委員
会(以下、
「推進委員会」という。
)を構成し、子供たちをより高いレベルへ導くため、発育・
発達段階に応じた適切な指導の実施につなげるものとする。
(所掌事務)
第2条 推進委員会では次の事項を所掌する。
(1)マンツーマンの推進に向けた指導者の育成に関する事項
(2)マンツーマンディレクター・コミッショナーの育成に関する事項
(3)罰則規定に関する事項
(4)その他、マンツーマンの推進に関する事項
(組織)
第3条 推進委員会は神奈川県ミニバスケットボール連盟(以下「県ミニ連」という。)副理事長、
技術委員会委員長及び副委員長並びに審判委員会委員長及び副委員長を委員として組織し、
委員は県ミニ連理事長が委嘱する。
2 委員の任期は、県ミニ連の役員の任期による。
3 推進員会に委員長及び副委員長を各1名置き、委員の互選により定める。
4 委員長は、推進委員会に関する事務を総理する。
5 副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故があるときはその職務を代理する。
(会議)
第4条 委員長は、必要に応じて委員会を招集し、その議長となる。
2 委員長は、必要に応じて、委員以外の関係者に会議への出席を求めることができる。
(報告)
第6条 委員長は、検討状況を県ミニ連理事会等に報告するとともに、成果のとりまとめを行う。
(庶務)
第7条 推進委員会の事務を処理するため、事務局を技術委員会に置く。
(雑則)
第8条 この要綱に定めるもののほか、委員会の運営に関し必要な事項は、委員長が推進委員会
に諮り別に定めるものとする。
附 則
この要綱は、平成27年9月
平成28年4月9日一部改正
日から施行する。
マンツーマンディフェンスの基準規則
試合におけるマンツーマンディフェンス/ゾーンディフェンスの判定は、大会主催者が任命したマンツ
ーマンコミッショナー(以下「コミッショナー」)が行う。
1.マッチアップ
全てのディフェンス側プレイヤーは、マンツーマンで、オフェンス側プレイヤーの誰とマッチアップしてい
るか明確でなければならない。このマッチアップの基準はマッチアップエリア(3 ポイントラインを目安とす
る)内では常に適用される。ディフェンス側プレイヤーのアイコンタクト、言葉のサインまたは手のサイン
(指さしすること)により、明確に誰とマッチアップしているかが、コミッショナーにわかること。
2.プレスディフェンス
チームがプレスディフェンスを採用した時(フルコート、3/4 コート及びハーフコート)でもマッチアップの
基準に合致すること。
注意点:様々なゾーンディフェンスまたはコンビネーションディフェンスは、マッチアップエリア以外でも不
正である。
プレスディフェンス採用時の基準は以下の通りである(フルコート、3/4 コート及びハーフコート):
・ボールを持っている選手をトラップすることは許されるが、ローテーション後のピックアップを確実に行い、
コミッショナーにマッチアップが明確にわかるように行うこと。
3.オンボールディフェンス
ディフェンス側プレイヤーのポジションは、ボールとリングの間に位置し、距離は最大 1.5 メートル、つま
りシュートチェックと1対1のドライブを止められる距離であること。
オフェンス側プレイヤーがボールをレシーブした時、ディフェンス側プレイヤーがボールマンにつく意図
が明確にわかる、上記した位置と距離にポジションチェンジをすること。
4.オフボールディフェンス
ディフェンス側プレイヤーは常にマッチアップするオフェンス側プレイヤーが見えるか、感じられるように
移動しなくてはならない。ボールの逆サイド側(ヘルプサイド)のディフェンス側プレイヤーは、自分のマー
クマン(オフェンス側プレイヤー)及びボールも見えるポジションを取ること(ボールとマークマンを見る)。
ボールがドリブルまたはパスで動いた場合、全てのディフェンス側プレイヤーはボールと共に動かなく
てはならない(ボールが動けば、ボールとオフェンス側プレイヤーが見えるポジションに一緒に動く)。た
だし、フェースガードで守る場合はその限りではない。
ボールを保持していないオフェンス側プレイヤーがポジションを変えた場合、ディフェンス側プレイヤー
もオフェンス側プレイヤーと共にポジションを変える。オフボールで、スクリーンが無い状況でのスイッチ
は禁止する。
全てのヘルプサイドにいるディフェンス側プレイヤーは、最低限片足はヘルプサイドに置かなくてはなら
ない。ボールサイドとヘルプサイドの境界線は、ミドルライン(リングとリングを結ぶ線)である。ただし、ヘ
ルプまたはトラップにいく場合を除く。
全てのポジションで、ボールを持っていないオフェンス側プレイヤーをトラップすることは違反である。
5.ヘルプローテーション
ボールを持っていない選手にマッチアップするディフェンス側プレイヤーは、リングを守るために、オン
ボールディフェンス側プレイヤーをヘルプできる。
オンボールディフェンス側プレイヤーがペネトレーションを止められず、抜かれた場合、リングへ向かう
ドリブルペネトレーションに対しては、ヘルプディフェンスが許される。オフボールのオフェンス側プレイヤ
ーが、リングへカットすることをヘルプすることも許される。
オフボールディフェンス側プレイヤーは、ヘルプディフェンスのために一時的にディフェンスポジションを
変えること(ヘルプローテーション)が許される。ただし、ヘルプディフェンス後、全てのディフェンス側プレ
イヤーは、直ちにオフェンス側プレイヤーとマッチアップ(前記した方法で明確に)しなければならない。
6.スイッチ
スイッチはスクリーン、トラップ後、ヘルプ後と“ラン&ジャンプ”の状況で許されるが、オフボールオフェ
ンス側プレイヤーのポジションチェンジに対するスイッチは違反である。
ディフェンス側プレイヤーがスイッチした場合、プレー中に、ディフェンス側プレイヤーが直ちに新しいオ
フェンス側プレイヤーとマッチアップ(前記した方法で)したことが、コミッショナーに認識できるように明確
にすること。
7.トラップ
ボールを保持している選手をトラップすることは許される。ただし、トラップ後は直ちにマッチアップを明
確にしなければならない。また、マッチアップが明確であればローテーションが許される。
※基準規則違反の罰則
ゲーム中はコミッショナーがマンツーマンディフェンスを監督・管理する。
コミッショナーがマンツーマンディフェンスの基準規則違反を察知した時は、審判に合図し(旗を振る
等)、その直後のゲームクロックが止まった際に、審判は両チームのコーチを TO 席前に招き、コミッショ
ナーから内容説明をした後に、審判が警告を与える。
(タイムアウトではないので、選手はコート上にて待機させる。コーチから選手に説明する時間が必要な
場合、TO 席前にコート上の 5 人の選手を集め、速やかに説明を行う。)
その後の基準規則違反は、ベンチ(コーチ)のテクニカル・ファウルが適用される。
(注 1)各ピリオド(延長時限を含む)の終了間際に違反行為が生じ、コミッショナーの旗(赤色)が上が
り、そのままゲームクロックが止まらずに各ピリオドが終了した場合、その警告および罰則はす
べて有効とする。
(注 2)ゲーム終了間際(第 4 ピリオド・延長時限)残り 2 分を切ってからの違反行為(赤色の旗・警告)
については、1 回目の警告でもテクニカル・ファウルの対象とする。ただし、ミニバスケットボー
ルにおいては適用しない。
また、各運営団体の定める取り決めに従い、研修を重ねること。
※判定に際しての留意点
技術不足により故意ではない違反行為が発生する可能性もあるため、すぐにゾーンディフェンスと判断
せずに焦らずに見極める必要がある。
コミッショナーの役割はマンツーマンディフェンスを普及、推進し、円滑に試合運営を行うことが最大の
目的であり、違反行為を取り締まることが目的ではない。違反が目立つ場合は、ピリオド間、ハーフタイ
ムを活用し、コーチにしっかりと説明を行うこと。
公益財団法人日本バスケットボール協会
2015 年 12 月 15 日発行
2016 年 3 月 25 日一部改定
2016 年 3 月 25 日改定版
マンツーマンコミッショナーの設置および競技会(試合)における運用について
〔マンツーマンコミッショナー設置の目的〕
マンツーマンコミッショナー(以下、「コミッショナー」)の設置の主な目的は試合における違反行為を取り締
まることではなく、マンツーマンディフェンスに対する理解を推進し、円滑に試合運営を行い、より子供達が
バスケットボールを楽しめる環境を構築すること。
〔マンツーマンコミッショナーの任務〕
ゲーム中はコミッショナーがマンツーマンディフェンスを監督・管理する。マンツーマンディフェンス基準規
則(以下、「基準規則」)違反の判断はコミッショナーが行い、コミッショナーのいない大会でも、審判員の判
断だけで処置をくだすことはない。
(1)コミッショナーは違反行為が生じた際に「黄色(注意)」の旗を振り、そのチームのベンチを指し、コー
チ・選手の対応を確認する。
(2)改善しない場合は、「赤色(警告)」の旗を上げ、ゲームクロックが止まった際に審判に伝達し、TO 席
の前で両チームのコーチに対して内容を簡潔に説明する。(審判により、コーチに警告が与えられ
る)
(3)同じチームの 2 回目以降の違反行為に対しては、1 回目と同様にゲームクロックが止まった際に審判
に伝達し、TO 席の前で両チームのコーチに対して内容を簡潔に説明する。(審判により、コーチにテ
クニカル・ファウルが与えられる)
※違反行為の数はコミッショナーが管理する。
※審判が「赤色(警告)」の旗に気付かない場合は、ゲームクロックが止まった際にブザーを鳴らすことも
可とする。
※悪質な違反行為については、「黄色(注意)」の旗を振らずに、「赤色(警告)」の旗を上げることも可とす
る。(試合終了間際など)
※体力、技術不足により故意ではない違反行為が発生する可能性もあるため、違反行為の判定にあたっ
ては留意する。
※ピリオド間、ハーフタイム等も必要に応じてコーチ・審判員とコミュニケーションを図り、円滑に試合を進
めるよう努める。
※試合終了後、速やかに競技会主催者(競技本部等)に報告する。
1
〔審判員の任務〕
日本全国において一貫した基準でのマンツーマンディフェンスの推進を行うことが目的であり、違反行為
を取り締まることが目的ではないことを理解する。審判員はコミッショナーと密に連携を図り、円滑な試合
運営を行う。
(1)1 回目の赤い旗が上げられた場合
赤い旗が上がり、最初にゲームクロックが止まった際、主審は TO 席の前に両チームのコーチを集め、
コッショナーからの説明後に、当該コーチに対し警告(1 回目)であることを明確に伝える。
この間、副審はコート内の選手を把握し、すぐにゲームが再開できるようにその場に待機させる。
コーチから選手に説明が必要な場合、TO 席前にコート上の 5 人の選手を集め説明を行わせた後、
速やかにゲームを再開させる。
※他の罰則によりフリースローがある場合は、コミッショナーによる説明を行い、当該コーチに警告を
与えた後フリースローを行い、ゲームを再開する。
※不必要に時間をかけずに、ゲームの再開を速やかに行う。
(2)2 回目の赤い旗が上げられた場合
赤い旗が上がり、それが同じチームの 2 回目以降の違反行為の場合は、最初にゲームクロックが止
まった際、主審は TO 席の前に両チームのコーチを集め、コミッショナーからの説明後に、当該コーチ
に対しテクニカル・ファウルを宣する。
※相手チームに 1 個(ミニバスケットボールにおいては 2 個)のフリースローとスローインを与える。
※他の罰則によるフリースローがある場合は、(5)のとおり処置を行う。
(3)各ピリオドの終了間際の処置について
各ピリオド(延長時限を含む)の終了間際に違反行為が生じ、コミッショナーの旗(赤色)が上がり、そ
のままゲームクロックが止まらずに各ピリオドが終了した場合、その警告および罰則はすべて有効と
する。
①1 回目の違反行為(赤色の旗・警告)の場合、各ピリオドが終了したのち、主審は TO 席の前に両チ
ームのコーチを集め、コッショナーからの説明後に、当該コーチに対し警告(1 回目)であることを明
確に伝える。
※インタヴァルの時間は、コーチに警告が与えられた後からはかり始める。
②同じチームの 2 回目以降の違反行為(赤色の旗・警告)の場合は、各ピリオドの終了後ただちに相
手チームに 1 個(ミニバスケットボールにおいては 2 個)のフリースローを与える。
※インタヴァルの時間は、フリースローが終わってからはかり始める。
※次のピリオドは、センターラインのアウト・オブ・バウンズからのスローインで開始される。(ファウ
ルの罰則によるスローインなので、スローインが終わっても、ポゼション・アローの向きは変えな
い)
2
(4)ゲーム終了間際(第 4 ピリオド・延長時限)残り 2 分を切ってからの違反行為(赤色の旗・警告)につい
ては、1 回目の警告でもテクニカル・ファウルの対象とする。
※試合の勝利を意識しての意図的なイリーガルディフェンスは、1 回目の警告でテクニカル・ファウ
ルとなる。
※※本項は、ミニバスケットボールにおいては適用しない。
(5)他の行為による罰則と基準規則違反による罰則(テクニカル・ファウル)が重なった場合
①他の罰則によりフリースローが与えられるときは、コミッショナーによる説明を行った後、他の罰則
の処置を行い、最後に、基準規則違反によるテクニカル・ファウルの罰則を適用する。
≪注意≫
基準規則違反によるテクニカル・ファウルの罰則が適用される前に、新たに別のテクニカル・ファウ
ルが宣せられた場合など、罰則の重さが等しい場合は競技規則第 42 条『特別な処置をする場合』
に従い、処置をする。
但し、ミニバスケットボールでの適用については、「友情・ほほえみ・フェアプレイの精神」により、全
て罰則を平等に適用することが望ましいとの考えから、競技規則第 42 条を適用せずに、起きた順
序 に従ってすべてのフリースローを行う。
②それぞれの罰則に含まれているスローインは取り消され、最後の処置(基準規則違反のテクニカ
ル・ファウル)の罰則に含まれるスローインでゲームを再開する。
(6)その他
・コミッショナーの対応(赤色の旗・警告)とタイム・アウトの請求が重なった場合は、コミッショナーの説
明を済ませた後、審判がタイム・アウトを宣する。
罰則(テクニカル・ファウル)が適用される場合は、タイム・アウトの後、フリースローを行い、罰則によ
るスローインでゲームを再開する。
・基準規則違反によるテクニカル・ファウルは、コーチ自身のファウルとして記録し、チーム・ファウルに数え
ない。(スコアシートにはコーチの欄に「C」と記録する。但し、ミニバスケットボールでは「T」と記録する)
※コーチ自身にテクニカル・ファウルが 2 回記録された場合、コーチは失格・退場になる。
(競技規則第 36 条)
〔大会主催者の任務〕
・競技会主催者は、大会要項に「マンツーマンディフェンスの基準規則」に則ることを記載する。
・試合が見渡せる場所(TO 席側が望ましい)にコミッショナー席を置く。事前に両チームのコーチには着席
場所を伝えておくこと。
・コミッショナーの人数については 1 名または 2 名とする。
・競技会主催者は、競技会終了後に所属都道府県協会のマンツーマンディレクターに報告書を提出する。
以上
3
平成 28 年 4 月 9 日
各チーム指導者様
神奈川県ミニバスケットボール連盟
理事長 鵜飼 数夫
コ ー チ ラ イ セ ン ス 制 度(JBA 公認コーチ取得)について
満開の桜便りとともに、新しい年度が始まりました。本年度もどうぞよろしくお 願いいたします。
さて、コーチライセンス (JBA 公認コーチ)制度について、昨年度からの完全実施 にあたり、取得
に向けた取り組みに積極的にご協力いただき、 心よりお礼申し上げます。
昨年度から行われている県ミニとしての対応を再掲いたしますの で、各地区でもご確認ください。
1.コーチライセンス 取得の基本的なスタンス
◎ 必ず持っていること。 (平成27年度4月より義務化)
…ミニバスケットボールは普及・育成・発展を主な趣旨とするカテゴリーです。指導にあたるコー
チには、その趣旨に相応しい最低規準以上の資質が求められます。従って、コーチライセンス取
得はミニバスの指導者として必須のものであり、資質向上のために、さらに積極的に受講し、ラ
ンクアップを目指すことが必要と考えます。
⇒ライセンスがない指導者は、適用大会において ベンチに入ることはできるが、試合中に指揮を
執ることができません。
※「指揮を執る」の定義:ヘッドコーチとして、試合中立って指示を出す。
タイムアウトの請求ができる。 (スコアシートのコーチ欄に記名 )
2.コーチライセンスの適用大会のレベル と範囲について
E-2 級 : JBA 傘下の連盟主催・主管の県内大会すべて
E-2級を持っていないと、県内各地区大会及び神奈川県大会・県選抜交歓大会 においてベンチ
で指揮を執ることができません 。
⇒各チーム最低 1 名、 E-2 級以上の資格を持つ 指導者がミニバスのチームには必要となります 。
※JBA 傘下に無い、スポ少大会や他連盟の大会は、 適用範囲外です。
※県大会に直接つながらない地区大会等は、趣旨をご理解の上、大会主催者が適切に判断してく
ださい。
E-1 級 :関東大会
E-1 級を持っていないと、関東大会においてベンチで指揮を執ることができません。
D 級 :全国大会
D 級を持っていないと、全国大会においてベンチで指揮を執ることができません 。
1
◎ 特別措置について
◆チーム就任1年目の指導者
上記適用は免除されますが、 次年度以降に備えて、新就任年度中に受講してください。
◆資格を未取得の指導者
県協会のHPを参照の上、早急に講習会を受ける必要があります。
講習会の受講申し込みをした時点で「受講中」扱いとし、 登録証が発行されるまでの間、
ベンチに入って指揮を執ることが可能 とします。ただし、登録証に代わる受講申し込みを 証明
する書類が必要です。(TEAM-JBA の 受付画面の印字、受講料の領収証など)
この適用を受けた場合、その後、必ず受講・登録申請まで完了させてください。「 受講中」
扱いを適用したにもかかわらず、受講 ・登録申請を しなかった場合は、次年度 においては、こ
の扱いを適用しません。
◆関東大会・全国大会に向けたE-1級・D級へのランクアップも同様とし、講習会 の受講申し
込みをした時点で「受講中」扱いとします。大会エントリー時点で、最低でも「受講中」でなけ
れば、予選に勝ち上がっても、本大会へは推薦できません。
※TEAM-JBA で マイページを作成したばかりで「養成講習会 受講資格承認待ち」の時点では、受
講中扱いとはなりません 。具体的な講習会日程を指定して受講申し込みが完了した時点で適用と
します。
3.ライセンス取得のための講習会の日程について
全て(社)神奈川県バスケットボール協会の主催で行われます 。
日程は決まり次第、県協会 HP にてお知らせ致し ます。
→ http://www.kanagawabk.or.jp/
※講習会は、年間を通じて開催されるわけではありません。 特に、E-1 級以上の実技を伴う講習
は、開催日程に 限りがあります。必ずしも関東・全国大会エントリー直前に追加講習が設定さ
れるという保証はありません ので、計画的に 受講するように お願いいたします。
4.ランクアップのプロセスについて
(例)E-2 をとった場合
E-1 にランクを上げたい場合: E-2 で6 時間講習を受けているためその分を引いて
(14 時間-6 時間)8時間の講習で取得可能 です。
その後、E-1 からD 級、C 級へと順次追加講習でランクアップされます。
すべての指導者は、 E-2 級のみにとどまらず、さらに上級のライセンス取得目指して、資質向上
に努めてください。
5.その他
◎試合においては、登録証を身に着けた 上で指揮を執る ものとします 。
◎試合開始時にライセンス取得者が不在 、及び登録証を所持していない場合は、大会主催者にご相
談ください。必ず登録証を携帯しましょう。
◎D級以上の方は、4月・8月の県ミニ連主催の指導者講習会を受講すれば、更新に必要なリフレ
ッシュポイントとなり ます。必ず受付の際に、ライセンスの有無も記載してください。
2